(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

E-M1X、正式発表

オリンパス完全フラッグシップの登場。

2機目のプロユース

オリンパス100周年記念モデルとして、以前からその存在が噂されていたE-M1Xだが、遂に正式発表された。
現行技術ではおそらく最高峰の性能を持つと思われるE-M1Xは、E-M1 MarkIIの後継機ではなく、新たなプロユース機としてオリンパスは2機のプロユース製品を推し進めていくとしている。
また、今回の発表によって、ハイアマチュア向けのE-M5、エントリー向けのE-M10という従来のラインも継続していくと発表した。ラインとしてはプロユース、ハイアマチュアユース、エントリーユースの3つのラインという事になるが、どこに性能差をつけるのかまではハッキリしない。また混乱するような状況にならなければよいのだが。32万円台のフラッグシップE-M1Xにおいて、プロユースをもっとも意識していると思われるのは、その圧倒的なAFシステム、防塵防滴性能、手ブレ補正機能の3つではないかと考えられる。
AFシステムとしては、E-M1 MarkIIに搭載されたTruePic VIIIをダブルで搭載し、確実に被写体を捉える仕様に仕上げてきている。AIを使ったインテリジェント被写体認識AFを搭載し、自動で常にフォーカスしていく機能を持つが、今後もファームウェアアップデートで補足可能な被写体を今後も拡大していくとしている。
また、像面位相差AFの測距点は121点のオールクロスに対応し、E-M1 MarkIIと同様にAF/AE追従で約18コマ/秒の連写が可能になっており、プロキャプチャーモードも引き継がれている。
また防塵防滴性能に関しては、IPX1の保護等級に準拠し、リモートケーブルやマイク、ヘッドフォン端子にケーブルを接続した状態でも防塵棒適正を確保しているという。基本、レインカバー不要の仕様だという。
他にも秒間3万回以上の超音波振動で撮像素子前面のゴミをふるい落とすスーパーソニックウェーブフィルター(SSWF)を従来通り搭載し、埃が舞う中でもレンズ交換が可能なように最前面のフィルターガラスに施すコーティングも一新している。
それと手プレ補正だが、E-M1Xではまた新たなステージへと昇華した。
本体のみで7段分という脅威の手ブレ補正を実現し、レンズ内の手ブレ補正機構と協調させるシンクロISでは、最高で7.5段分の補正効果を実現した。これによって手持ちでもハイレゾショットが可能になり、手持ちの場合は50MP、三脚の場合は80MPのハイレゾショットが実現した。
これだけでも、プロが利用する上で大きなメリットを得られる性能を持っているといえるのではないかと思う。

E-M1 MarkII Silver

また、今回のE-M1Xの発表と共にE-M1 MarkIIのシルバーモデルが発売されると発表された。
オリンパス創立100周年を記念した、世界限定2,000台のモデルで、中身は従来のE-M1 MarkIIと同じである。
個人的にはちょっと残念なモデルだな、と思う反面、シルバーモデルがようやく発売されたと歓迎する人もいるだろう。
私としては、中身もマイナーチェンジして欲しかったというのが本音で、オリンパスが製品寿命を延ばす方針そのものを否定はしないものの、他社製品との性能差を埋める性能を追求してほしかったな、と思った。
ファームウェアアップで実現できる性能アップはもちろん従来通り行われていると思うが、どうしてもファームウェアだけでは実現できない性能もある。そうした部分的な強化を行ったマイナーアップデート版を間にはさんでやれば、プロダクトデザインとしての製品寿命は延ばすとしても、製品そのものは強化される…こんな形で進められればいいのではないだろうか?
…ま、そんな手間がかかる事はしないだろうけど(-_-;)

何はともあれ、今回のフラッグシップの追加はマイクロフォーサーズとしては大きな一歩になると思う。小さい事にも意味と意義はあるのである。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version