考え方を変えたら、案外使えるデバイスかも。
スマートスピーカー
Amazonプライムデーが実施中の今、欲しいものが安く売られている人もいれば、欲しいものは対象外だなぁ、という人もいるだろう。
いつもの私は、ほぽ欲しいものは対象外になっていて、時々消耗品などで「コレは買っておいても良いかなぁ」と思えるものがあるぐらいである。
なので、いつものパターンなら「買う物はない」という一言で終わってしまう事になるのだが、今回、ちょっと気になるものがある。
それは…今更ながらスマートスピーカーである。
スマートスピーカーは、正直製品としてはハズレ製品かなぁ、と思う事がたまにある。声だけで操作できる快適空間を生み出してくれる、魔法のような機器として紹介されていた時代もあるが、実際はそうでもなく、対応する機器を連携してはじめて効果を発揮するものなので、家全体をスマート化する方向に持っていける住宅でないと、大きな効果は生まれない。
いや、ちゃんと使えばもちろん夢のような音声操作の世界が広がるのだが、実際の日常における使用で、そこまで音声操作するのか? という事が問題なのである。
しかも家電をコントロールするとなると、対応機器でない場合はスイッチボット等の無線でコントロールできる機器などと組み合わせる必要がある。
本格的にやろうと思えば、結構大変なのである。
だが、これがもし本当にスマートスピーカーとしてのみ利用する事を目的としたらどうだろうか?
純粋に音楽を聴くだけのデバイスとして利用するとなると、スマートスピーカーはどのように化けるのか?
それをちょっと考えてみたい。
ラジオ感覚
Echo Dotは5,980円で導入できるスマートスピーカーである。
現在は第4世代で、直径10cm程度の丸いスピーカーの形をしているのだが、こいつがBluetooth通信とWi-Fi通信が可能になっていて、有線でも外部スピーカーとして使用する事ができる。
Wi-Fiによってネットと繋がった場合は、Amazon MusicやApple Music、Spotifyなどのサブスクリプションサービスの曲を再生する事ができ、プレイリストとしてお気に入りのリストを作っておけば、それらを鳴らす事もできる。
ポイントは、このプレイリストの曲を再生する、というところで、ラジオ感覚でスマートスピーカーでそうした音楽サービスの曲を鳴らす時、手間はわずか1工程で済む。
「Alexa、お気に入りの曲を再生して」
これだけである。
普通なら、ネットに繫ぐ環境を起動し、アプリを起動させ、お気に入りのプレイリストを再生させるという手間がかかるが、これが一言言うだけである。
恐ろしく簡単な手順で、サブスクリプションサービスの曲を鳴らす事ができるのである。
コレはある意味、スピーカーで音楽を手軽に鳴らすという意味では最短の手段ではないかと思う。
今がお買い得
で、Amazonプライムデーである。
現在実施中のAmazonプライムデーでは、このEcho Dotが通常価格が5,980円のところ、1,980円で購入可能ある。プレミアムサウンド版のEchoですら、6,000円引きの5,980円である。
実にリーズナブルな価格設定。これがいつもの価格なら良いのだが、流石にそれはないので、今だけの限定特価である。
Echo Dotには時計付のおしゃれなモデルもあるが、こちらは価格が6,980円と通常価格である。よって、お得に買うなら通常のEcho Dotか、Echo、という事になる。
第3世代でよければ、そちらも安売りしているので、手が出しやすいと言える。
スマートスピーカーと言えば、家電コントロールという固定概念を持っていたら、案外使えない、と思えてくる機器かもしれないが、音楽を聴く製品として特化デバイスと考えると、意外にも手軽に使えるデバイスのように思えてくる。
いや、手で操作するし、という人はもちろん必要の無いデバイスではあるが、日常的に音楽をBGMとして鳴らしている人であれば、このスマートスピーカーのスマートさは、案外スピーカーとしては優秀ではないだろうか?
Amazon.co.jp プライムデー Echoシリーズ
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