光沢があると映り込みで見えにくいと思った判断は間違っていたかも知れない。
アンチグレア
今年購入したiPad Proだが、保護したりするパーツに結構な予算を投じてきた。
当初、キーボードが必要かどうか迷った為、キーボードなしで使用出来る岡山デニムを使ったカバーと、Apple純正のMagic Keyboardを同時購入もしたし、結局Magic Keyboardを使用する事にしたため、そのMagic Keyboardの手書きに使用出来ない部分をカバーするため、PITAKAの「MagEZ Case2」も追加購入した。
また、画面保護の為にNIMASOのアンチグレアフィルムを購入して貼り付け、使えるかどうかハッキリしなかったものの、Apple Pencil 2のカバーも購入した。
単価の高いモノから安いモノまで、結構いろんな種類のものを購入したが、岡山デニムのカバーはMagic Keyboardを使用する事に決めたため現在は使用しておらず、Apple Pencil 2のカバーもMagEZ Case2を使用している状況ではApple Pencil 2を充電できない事が判明し現在は使用していない。
結構無駄な事をしてきたな、と思いつつも、こういうのは使ってみないとわからない事も多々ある為、致し方ないと考えている。
そしてもう一つ、使ってみないとわからない、という事から、今まで使用してきたが、結局他のものへと変更する事を決めたものが確定した。
NIMASOのアンチグレアフィルムである。
光沢があっても綺麗に見える方が
当初、アンチグレアフィルムにしたのには理由があった。外で使うと、グレアフィルムだと綺麗だが映り込みが激しいため、見づらいと思ったのである。アンチグレア処理されたフィルムだと、表面は白っぽくなるが、乱反射して結果として映り込みはなくなるので見やすいと思ったのである。
ところが…NIMASOのアンチグレアフィルムは、確かに映り込みはなくしたものの、その白っぽさがとても強く、液晶のバックライトを弱めにして使用すると逆に画面が見づらくなるという状況になってしまった。
iPad ProはノートPCから比べればバッテリーの保ちは良いのだが、それでも画面の輝度を高めにしておくとバッテリー消費は結構早い。なので少し画面の輝度を落として省電力化してやると、当然バッテリーの保ちは改善するのだが、今度はアンチグレアフィルムを貼っていると、その分画面が見づらくなるのである。
白っぽく霞みがかってしまうため、輝度を落としすぎると画面がどんどんと薄くなってしまう。
これではアンチグレア処理がかえって逆効果に働く。光沢で映り込みがあったとしても、そちらの方が画面が綺麗に見えるのである。
というわけで、保護フィルムを根本から見直す事として、今度は光沢ありのNIMASOの保護フィルムを購入、使用する事にした。
購入したのは、ガイド枠付き 2枚セットの「NTB19J43」という型番のものである。
映り込みはあるが…
2枚セットを購入したのは、万が一貼り付けに失敗した時に備えての事だが、貼り付けに自信があるなら1枚のみのシングル品を購入する方がよいかもしれない。
1枚のみと2枚セットでは400円ほどの価格差なので、そこをどう考えるか次第である。
アンチグレア品と同じNIMASO製品を購入したのは、貼り付けるためのガイド枠がとても優秀だからである。このガイド枠があれば、貼り付ける際の位置決めはまず失敗がない。
このガイド枠がある事を知っていたので、NIMASO製品を選択したが、他メーカーにもガイド枠付きの製品はある事はある。が、NIMASO以外のメーカーのものは試した事がないので、今回も実績あるNIMASOを選んだという事である。
貼り付けそのものは、他の画面フィルムを貼り付けるコツと何らかわらない。とにかくホコリのないところで貼り付けるのが肝要で、あとはホコリが万が一入ったとしても、すぐにそのホコリを取り切れるセロハンテープやそれに類する粘着するテープなどがあれば、それで良い。
フィルムを画面に貼り付けていき、ホコリが見えれば、その位置でセロハンテープなどでホコリを吸着、また画面に貼り付けていくというのを繰り返す。
結果、実に綺麗に貼り付けることが出来たし、画面もアンチグレアと異なり、iPad本来の画面のような映りの美しさである。
実際、使ってみると、確かに反射して映り込みはあるものの、輝度を落としても映りそのものが悪くなる事はないので、非常に綺麗である。乱反射していない事で、映り込みが邪魔になるかとも思ったが、考えていた以上に映り込みは気にならなかった。
逆に輝度はどんどん下げられるので、これでさらに省電力化を進められように思われる。
と言うわけで、今回は保護フィルムを変更する事でiPad環境を改善する事ができた。
第5世代iPad Airが発売される事で、iPad人口はさらに増えると思われるので、保護フィルムに関して、少しでも参考になればと思う。
アンチグレアフィルムが悪いとは思わないが、iPad系の場合は案外普通のグレア処理のフィルムの方が使い勝手はよいかもしれない。
あくまでも考え方の一つとして、だが。
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