リモートデスクトップ問題、解決

原因は…考えたくないがRadeonにあった?

ビデオカード交換をしたので

以前当Blogで、自分のメインPCをリモートデスクトップ機能を使ってノートPCで操作しようとした際、その画像の色がとんでもない配色になり、モアレ状態になった事を記事として挙げた事があるが、その問題は実はまだ解決していなかった。
何故リモートデスクトップだけがこうなるのか?原因が何にあるのかサッパリわからないままで、予想としてはメインPCはその解像度が3,440×1,440なので、映像データが正常にリモートPCへ届いていないのではないか? と考え、ビデお回りのリモート機能の調整で解決できるか、試行錯誤をしたりしていた。
結果的にはそれら対策は何の効果もなく、結局映像が乱れる原因はわからないままだった。
その後、解決の糸口が全く見えなかったので、ノートPCでメインPCをリモート操作する事を諦めていたのだが、先日Radeon VIIからRTX 3070 Tiにビデオカードを交換、グラフィックドライバもクリーンインストールして入れ替えたので、念の為、もう一度リモートデスクトップ機能で同じ現象が起きるか、昨日テストしてみた。

原因はRadeon?

以前と同じ手順でメインPCを対象にリモートデスクトップのアプリケーションを立上げ、接続を開始すると…何と、以前はあれだけ色がオカシかった画面が、正常に表示されているではないか!
正常動作したリモートデスクトップ特に何かリモートデスクトップの設定を変えた訳ではない。唯一変えたのはビデオカードとそのドライバだけである。
と言うことは、AMDのドライバとRadeonがあのオカシな現象を引き起こしていた原因という事になる。
ナンテコッタ…。

HDR化などは無関係?

とりあえず、GeForce RTX 3070 Tiに載せ替え、NVIDIA製のドライバに替えた事でリモートデスクトップは正常に動作するようになった。
今回のビデオカード交換の後、表示設定としてはHDRは有効にしているし、出力カラーフォーマットもRGBからYCbCr444に変更しているのだが、そういった変更は一切関係なくリモートデスクトップは機能しているようである。
今までがどうして変だったのか、未だによくわからない。
だが、とりあえずこれで自宅でもメインPCの場所にいなくてもメインPCを操作する事ができるようになり、自分の居場所を拡大する事ができるようになった。
また、メインPCでないと負荷が高すぎてプレイできないゲームなどがこのノートPC上でプレイできるようになると、さらに世界は広がる。
この場合、リモートデスクトップよりもSteamのリモートプレイ機能でなんとか出来そうな気がしないでもないが、問題はその時のコントローラー問題である。ノートPCの認識デバイスで遠隔操作が問題なく出来るのであるなら、ノートPC側でコントローラーを認識させればよいのだが、この場合、DUALSHOCK4をノートOCで認識させるという方法を採らざるを得ない。それはそれで上手くいかない可能性があるので、他のアプローチがあるかも一度調べる必要があるだろう。

とりあえず、ビデオカードを交換した結果、問題だった事が解決してしまった。
狙って解決できたわけではないが、もしRadeonとそのドライバが原因だとしたら、AMDはこの事象を確認しているのだろうか?
RadeonとていまやWindows OSの一角を担うGPUなわけで、それがリモートデスクトップで問題が出るとなると、ただならぬ問題ではないかと思うのだが…。
それとも私の環境だけの問題だったのだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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