RTX 4070Tiを組み込んだ

2スロット版は案外と小さかった。

入れ替え作業

先日、NVIDIAのGeForce RTX 4070Tiをほとんど衝動買いのような感じでポチッた件を記事にした。

AmazonのGWセールで135,000円だった事が購入のキッカケではあったが、どうしようか相当に迷って最終的に少なくなる在庫数とのにらめっこの末、気がつけば人差し指がマウスをカチッと押していた。
手持ちの予算的にはもともと購入するかどうか迷うだけあった…と言いたい所だが、母の介護生活に入っている今、そんな余裕があるはずもなく、それも相まってRTX 4000シリーズは見送る事を考えていたのに、いざ目の前にセールがやってきた事で、安易に購入してしまい、正直、今後の生活をどうするか今まさに悩んでいる所である。
だが購入してしまったのだから仕方が無い。ここでAmazon.co.jpに「返品します」と言って戻してしまってはツマラナイ。
と言うわけで、本日はいよいよ「ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」を組み込む事にした。
入れ替え作業は簡単である。
単にメインPCの側面を開けて今取り付けられているRTX 3070Tiを外して入れ替えるだけである。
そもそも取り付けていたのが「ELSA GeForce RTX 3070 Ti ERAZOR」つまり同じく2スロット版のビデオカードなのだから、そのまま入れ替えという形になる。なのでサクッと入れ替え作業である。
唯一違いがあるとしたら、側面の補助電源がPCIe 5.0対応の「12VHPWR」になっているので、変換ケーブルを使用するぐらいの話である。
で、早速組み込んでみた。
2スロットでも存在感はある
長さ30cmのビデオカードというところも以前のものと全く同じなので、入るスペースも同じ。ケーブルの取り回しが若干余ったというぐらいである。

電源投入

入れ替え作業が完了したら、早速通電である。
12VHPWRコネクタが火災のトラブルを起こした、という話を聞いた事があるので、少々不安なところもあるのだが、コネクタはしっかりと差し込んだ自信はあるので、無問題。
PCに接続していたケーブル類を元に戻して、電源ONとすると、ファンのLEDがレインボーに光りはじめ、RTX 4070Tiの側面も「INNO3D」と光り始めた。
派手に光るが、CPUクーラーで思った以上に地味である…このギミック、RTX 3070Tiの時にはなかったな。
その他にも問題はなく動作しているようなので、無事換装は終了である。
4ヶ月ぶりにPCの内部にアクセスしたが、今回のPCはケース内もスッキリとさせたおかげで見栄えも実に良い。
CPUクーラーは水冷でなく空冷を選んだので、ケース内にホースやケーブルがあまり多くなく、実にスッキリしたものである。
そこに長さ30cmのビデオカードがドンと居座ると、ビデオカードの存在感の大きい事…。
2スロット版ですらこうなのだから、4スロットとかの4090などどれほどの存在感なのかと思ってしまう。

早速FF14ベンチマーク

さて、入れ替えも終わったので、次にやる事といえば…ベンチマークである。
先程の以前の当Blog記事に、RTX 3070TiでのFF14ベンチの結果を載せているが、それとの比較になる。
画質は最高で解像度は3,840×1,600、フルスクリーンモードでのベンチマークである。
前回と同じく「SHADOWBRINGERS」と「ENDWALKER」で計測した。
まずは「SHADOWBRINGERS」から。
一気にスコアアップの漆黒のヴィランズスコアが15769から一気に19627へとジャンプアップ。
平均フレームレートも104.77から131.55、最低フレームレートも36から52へとかなり向上したと言える。
おそらくメモリが8GBから12GBへと増加しているのも効いている要因かもしれない。解像度が3,840×1,600と4Kには届かないまでもかなりの高解像度なのでメモリ容量が増えることで処理に多少なり余裕が生まれている可能性がある。
続いて「ENDWALKERである。
良い感じのアップグレードスコアが15336から19676とコチラもジャンプアップ。
平均フレームレートは102.94から132.88、最低フレームレートも65から80とかなりの余裕が生まれた。
HDRを有効にしてこれぐらいのスコアが出ているので、今後FF14が第一次グラフィックアッブデートを迎えたとしても十分余裕のある表示が可能になるだろう。

FF14ベンチは、よくTech系サイトでの使われ方だとフルHDとWQHD、4Kの数値をグラフ化して表示しているケースが多いが、ウルトラワイド液晶を使用している人からすると、これらの解像度とも違うので、正確なスコアを知る機会がない。
昨今では結構ウルトラワイド液晶を使用している人も多いので、できれば3440×1440くらいのベンチマーク結果を掲載してくれると助かる人は多いのではないかと思う。

とりあえず今年は全てのPCパーツをアップグレードした形となった。
GPUは今後も価格は上がり続ける可能性が高いので、結果的に今回の衝動買いは正解になる可能性もある、と信じて、FF14のグラフィックアップデートを待つ事にしよう。
さて…取り外した「ELSA GeForce RTX 3070 Ti ERAZOR」はどうしようか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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