未だ悩むサイズの問題

iPhone15 Pro、もしくはPro Maxの購入は決めているが、未だに決めきれない。

価格の問題は置いておき

iPhone15への乗り換えはほぼ決めているが、未だにiPhone15 Proにすべきか、iPhone15 Pro Maxにすべきかを悩んでいる。
微妙な違いが判断を迷わせるサイズはなんとかPro Maxでも許容できる事は確認済みだが、収まりが良いのはProだという事もわかっている。
それは重さに関しても同じで、Proが圧倒的に軽く感じる事から、Pro Maxでも許容はできるがProの方が馴染む事を確認している。
それでもPro Maxを選択肢から外していないのは、偏に6.7インチという画面の大きさとカメラ性能に魅力があるからである。
5倍の光学ズームは、正直使い所が難しいという事も判っているが、最近一眼デジカメをアップデートしていない事から、スマホで少しでもズームできるカメラがあるのとないのとでは使い勝手が違うというのが、候補から外せない理由の一つである。
もっとも、Proの光学3倍ズームは、焦点距離が77mmとポートレート撮影では絶対的な安定感のある焦点距離なので、これもまた捨てがたい。何より、画角48mmの次が120mmになるPro Maxと77mmになるProでは、圧倒的に77mmのProの方が自然に扱える。使い勝手から言えばProの方が馴染むのは間違いない。
そういう違いがあるからこそ、Pro Maxをイチオシできない理由になる。
ここまで考えると、無難にProにしてしまう方がよいのかもしれない。

昔はminiでもよいとすら思った

もともと、iPad Proを購入した時に、大きな画面はiPadで、持ち運びは積極的に小さなiPhoneで、という棲み分けを考えていた。
だからiPhone12が出た時、iPhone12 miniでも良いのでは? と思った事もあったのだが、それがいつの間にかmini筐体が姿を消し、挙げ句5倍ズームが搭載されたからといってPro Maxを検討するというのは、過去の言い分とは随分と異なる見解である。
その時の見解に立ち戻って考えるなら、やはりPro Maxではなく、Proを選択すべきなのかもしれない。
その時々の状況などで、考え方も変わるところは確かにあるが、そもそもPro Maxの大きさは電話として使用するには大きすぎるところがある。カメラとして使う分には大きさは許容できるが前述のように焦点距離を考えると少し厄介な感じだ。
miniはiPhone14シリーズから選択肢がなくなったが、おそらく日本人ぐらいしか好んで使わなかったのかもしれない。全体的なシェアで考えると、モデルとして存続させる意味がないと判断されたのか、ラインナップから消えてしまった。
miniが消えた時、残念に思ったものだが、機能などを考えると、今後の発展は見込めないと判断されても仕方が無いのかも知れない。あの筐体の中にはテトラプリズムは到底収まらないだろう。

最終判断できるか?

で、問題は私の購入予定のiPhone15である。
Pro MaxとProとで、どちらを選ぶべきかという事だが、その最終判断は今の時点でも答えが出ない。
4~5年使うという事を考えると、日常生活で使用する上で困らないサイズ、重量、機能・性能である事が望ましいワケだが、実際問題、どちらを選んでも結果はあまり変わらないのかもしれない。
もし変わらないのだとすると、持ち運びなどを考えてProを選択すべきかな、と思う。
大きな画面が欲しいと思ったとしても、それがPro Maxであったならその画面の大きさは6.7インチしかないわけで、本来はiPad Proの画面の方が11インチと大きい事を考えれば、あえてiPhoneで大きな画面を求めるよりはiPad Proでその希望を叶えるほうが自然である。
ただ、タブレットとスマホではそもそもが求めているものとして違うわけで、どちらも両立できるというわけではないので、この考え方は前提を覆しているとは思う。
画面が大きくて、それでいて持ち運びが容易という時点で、相反する希望を叶えようとしているのだから、画面の大きさや持ち運びの容易さのどちらかに妥協しなければならないのは、自明の理である。
…まぁ、だからこそ折りたたみのスマホなんてものが世に出てきたわけで、それにはそれで製品的欠点も存在しているからこそ、Appleがまだ採用していないのだろう。
この悩みは、消費者側としての今の所の永遠の課題と言えるのかもしれない。

というわけで、今の所はProを選択する可能性が7割程度かな、と。
こうして迷っているウチが多分一番楽しいのかもしれない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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