副業を考える

これだけ長期にBlogやってれば、稼げる可能性もあるハズなのだが…。

不安な未来をどう乗り切るのか?

現在の社会は未来に対してかなりの不安を感じる世の中になっていると思う。
実際、それで個人の貯蓄額が増える一方、支出が少なくなり、結果国内経済が冷え込み、各企業は輸出産業に主軸を置くこととなり、日本の円高・円安の影響をまともに受ける…という構図が出来上がっているように思う。
もちろん、こんな単純な説明で全てを説明できる世の中ではないというのは分かっているが、とにかく国内での支出が少なくなっているのも事実で、この支出を抑えているというのが個人も企業も同じという所に、国民の景況感が良くならない原因がある。
企業は利益を抱え込み、来るであろう不況に備えようとするが故に、社員へ還元されず、それが不況感を煽り、個人の支出をさらに絞り込むという悪循環である。
企業の心配ももちろん理解はするが、このあたりが世界の企業と国内企業の決定的な違いであり、世界の企業では労働者の給与が上がっていても、日本の労働者の給与が上がらない原因を作っている。
日本の政府はこのあたりをどのようにして解決するつもりなのかはわからないが、政府側としては企業が設けている事そのものは理解しているので、景況感は良い、などと発表する始末。全然国民の現状を理解していない為、政策もとんちんかんな方向に向いてしまっているように思う。
消費税10%に引き上げというのも理解しないわけではないが、それに対する経済政策でキャッシュレス化を促進する為のポイント還元なんて、世間を見ていないから言える話である。バラマキと言われても仕方が無い。
そもそも、消費税を10%にする事が国内の経済を締め付けてしまっているわけであり、余計に国民の財布の紐を堅くしてしまっている行為なのに、ポイントあげるからモノを買って消費してね、というのは実に浅はかな話である。
このような抜け出す事の出来ない不安な未来に対して、今後どのようにして乗り切っていくのか?
世の中は普通の会社員でいるだけではダメな時代がやってきそうな気がする。
そんなワケで、ちょっと気にしているのが副業である。

情報化時代の副業

羽振りの良いYouTuberなどを見ていると、世の中は情報を発信した者が圧倒的に有利なのではないかとさえ思えるのだが、誰もがYouTuberになったからといって、あのような儲け方ができるわけではない。
元々は普通の会社員だった人が、副業としてYouTuberになり、それで稼ぎ始めたら本業を超える収入になった、なんて例もあるが、おそらくそんなのも運の良い一例なだけで、実態としてはそれで収入に繋がっていないという人がほとんどだと思う。
誰もが稼げる…なんて都合の良い話などあるわけがなく、稼いでいる人の影には必ず稼げない人の存在があるハズである。
ただ、以前よりはずっと稼ぎやすい時代になっている事は間違いのない話で、以前よりは副業はしやすい環境にはあると思う。それは世の中が情報化社会だからである。
情報に価値というものが生まれ、その価値は絶対的な相場で語られるものではなく、宣伝力というベクトルを得る事で収益へと繋がっていく。それが今の情報化社会の利益のベクトルではないかと思う。
そうしたベクトルを手にするまでは、ただ情報を発信していても利益にはならない。
良い例が私のBlogである。
私のBlogは、兎にも角にもテキトーなので、内容にしても何にしてもブレまくりな構成であり、とても宣伝力を生むようなベクトルを持っていない。
Blogを始めて早11年と9ヶ月。それもこのBlogという体裁を採ってからの話であり、情報発信そのものは20年以上にわたる期間続けている。
それでも収益と呼ばれるものに直接繋がるような事はほぼない。アフィリエイトで数百円を年間に1~2回手にするぐらいである。
つまり、計算していないBlog活動では、とても副業と呼ばれるようなものにはならない。
これなら週末にコンビニ等でバイトする方が確実である。
世の中、頭の良い人が勝ち上がっていくというが、おそらくこうした情報化時代の副業という側面で見ても、そこに行き着く人であれば稼ぐ事ができるのだろう。
ではどのようにして、そうした世界に入っていけばよいのだろうか?

ニーズを掴む

実は、これだけ長い年月Blogを続けていると、一定の情報のベクトルがどのようにして力を持つかという事はちょっとだけ見えていたりする。
自分の書く記事が、どれだけ今の世の中にニーズのあるものか? という事が重要で、世間で求められている事を内包した内容の記事を書くだけで、PV数は稼ぐ事ができる。
元々、アフィリエイトはそうした世の中の流れに沿った記事の中で運用して初めて稼ぐことができる。何故ならクリックして貰わない事には宣伝費が稼げないからだ。
だから世の中のニーズを理解していれば、PVを稼ぐ事はそう難しい事ではない。今の時代、ネット検索は情報の新鮮さとそのサイトの継続性など、いろんな要素を見て検索結果を掲載する。だからBlogを毎日更新しているだけでも継続性は維持されるので、比較的上位に情報が上がっていく。少なくとも以前よりはずっと継続性は評価されているような感じである。
ところが、もちろん継続していれば良いというだけではダメで、他にもいろんな要素が絡み合って検索ランキングが決まっていくので、私のやり方ではダメだという事は随分と前からわかっていた事である。
ま、時々数日まとめて公開とか、そういう状態にしてしまっているので、これが良くないという事は重々承知しているのだが。
あとは内容として世の中のニーズを掴んでいて、そこに有益と思える内容が含まれていれば、少なくとも閲覧者の興味は引けるわけで、その絶対数を稼いでいけばPV数はどんどん上がっていく。
その仕組み、理解はしているのだが、私はあえてその仕組みを知っていてもそれを実行したくない気持ちがある。
というのは、時事ネタを基本にしていると、自分の方向性が全く出てこないからである。
自分の好きな事を前面に押し出した方が、継続できるし、何よりリピーターを増やす事ができる。リピーターは結構重要な要素で、自分の行動を理解してくれる人を増やす事ができれば、その方が安定性が生まれるのである。
もっとも、私のBlogの場合、元々が「テキトーなライフスタイル」と称して、私が好き勝手に話題を決め、そのブレまくった話題の中で言いたい放題なだけなので、そもそもがポリシーの欠片もない内容である。
これではPV数を大きく稼ぐ事などできそうもない。逆にもっと写真に注力して姉妹サイトである「Olympus.Blue」を更新する方が、よほど方向性がハッキリするというものである。
…そういえば「Olympus.Blue」はほぼ放置状態だな(爆)

今後を見直す

今すぐどうするかは別として、今後はこの流れを見直した方がいいのかもしれない。
今のようなスタイルは私としてはやりやすいのだが、11年継続しているという事を上手く利用して、副業にちょっとでも近づけようと考えれば、どうしてもスタイルは見直さないといけない事になる。
最近はちょっとした話題はSNSで発信する方が即効性もある為、横に繋がっていく仕組みとしてはソチラが主役なのだろうが、どうも私自身はSNSでの情報発信というのが苦手なようで、Twitterのツイート数はこのBlogの更新内容がほとんどである。
SNSとの連携とか、そういうのも含めて見直しをしていく事で、副業と呼ばれる流れに近づけていければ、私にも一歩踏み出していける何かが生まれるのかも知れない。

アレ、そういえばこのBlogの本来の目的は、昔の知人への私の生存確認だったような…。
ま、いいか(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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