3つの呼び方が重なると、意味的に不明なところがまた何とも…。
皆既月食
本日午後8時48分、満月が月食を開始した。
同午後9時51分には皆既となり、この月食は午後11時8分まで続いた。
見事なまでの皆既月食で、天候にも恵まれた事から、観測した人も多いのではないかと思う。
今回の皆既月食はちょっと特殊なところがあり、非常に大きなサイズに見えるスーパームーンであり、また1ヶ月で2回目の満月であるブルームーンでもあり、皆既した事で赤銅色になるブラッドムーンでもあるという、ちょっとややこしい合わせ技の満月であった。それ故、NASAでは「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と呼んでいるそうだが、ブルーでありながらブラッドだという、実に矛盾した名前としか思えないのが何とも変な話である。
そもそも月食とは、月が欠けて見える現象の一種だが、月自身が太陽の光によって欠けて見えるのと違い、地球の影で欠けて見える状態を月食という。
地球の影に入ったとしても、月自身は太陽光によって照らされているため、月食は月が真っ黒になるような現象とは異なる。
地球の大気によって、太陽光の内、波長の長い赤色系統の光が屈折・散乱されるため、皆既月食であっても月は暗い赤色、つまり赤銅色に見える。地球に大気などというものがなれれば、そもそも光の屈折が起きないため、このような現象にはならない。
撮影
こうした天体観測をする場合の撮影機材としては、望遠鏡とカメラの組合せで撮影する方が本格的ではあるが、月ほどの距離までの天体であれば、望遠レンズ等で撮影する事もできる。
但し、おそらくは35mm判換算で300mmくらいは欲しいのではないかと思う。
普通の天体と違って、月の場合はほどほどの焦点距離で結構な画になると思われるが、それでも200mm以上は欲しいところではないかと思う。
あとは高感度性能にもよるが、シャッタースピードを遅くして撮影してやれば、イイ感じで撮影はできると思う。
私自身、撮影していないので、どれぐらいの設定値がベストかは記載できないが、ちょっとカメラを触っている人であれば、このあたりはさじ加減程度で調整できるはずである。
…そういえばE-M1を全く使ってないな(-_-;)とりあえず、私がE-M1で撮影する場合、少なくともちょっとした望遠レンズは欲しいところ。
やはり…35mm判換算で300mm、つまり150mmくらいのレンズが欲しい感じである。
今年はそういった方面にも投資できるかが一つの決め手。
…難しいかなぁ。
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