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Angel Halo

今年は2社のドライバー

フォステクス製とパイオニア製。

8cmと6cmのユニット

音楽之友社のステレオ誌が毎年夏ごろに発売するのがスピーカーユニットを付録とした号である。
基本的に10cm以下のフルレンジユニットを付録として付け、ムックでエンクロージャーを付録化するパターンなのだが、今年はこの号そのものが2種に分けられ、8cmのフォステクス製ユニットを付録とした号と、6cmのパイオニア製を付録とした号が発売される。今年は2種類特に今回初登場なのがパイオニア製ユニットで、6cmの小口径ながら大型のマグネットを採用し、デスクトップ用の小型スピーカーから低音を稼げる長いホーンを持ったバックロードホーンのスピーカーにも対応できるものとなっている。
8cmのフォステクス製ユニットは、昨年の「Stereo 2016年8月号」付録のメタル振動板採用8cm径ユニットをグレードアップしたもので、振動板中央に円錐状「フェイズプラグ」をフォステクスで初めて採用したものとなる。マグネットも大型化されていて昨年モデルを超える音質を楽しむ事ができる。
スピーカーユニットが付録、という事で、完成品のスピーカーではないわけだが、自作スピーカーそのものはそんなに難しい工作ではない。
エンクロージャーさえ合わせられれば、あとは必要パーツとの配線だけで完結できるので、手軽に組み立てられる。
音楽之友社では、こうしたスピーカー制作の教本としてムック「スピーカー工作の基本&実例集」というのを同時に発売していて、エンクロージャーを初めとした必要パーツを付録として付けている。
但し、8cmのフォステクス製ユニットは、今年「スピーカー工作の基本&実例集」は発売されず、昨年の「スピーカー工作の基本&実例集 2016年版」を利用することになる。

意外と響く

私は2013年にスキャンスピーク製の5cmユニットを組み立てた事がある(http://j.mp/2upJ39y)。
同じようにムックで発売されたエンクロージャーを利用して、簡易的なバックロードホーンスピーカーとして作ったのだが、これはこれて味のある音が出ていた。
5cmユニットであるため、非常に横幅の狭いスピーカーとして、デスクトップ周りに置くには良い感じに収まるスピーカーだったが、同じく私が所有するビクターのウッドコーンSX-WD30(今はケンウッドと一つになったが…)と比較すると、何かが違う、という印象を受けた。
ただ、これは違いなだけであって、決して音が悪いという意味ではない。低音域を再現するという意味では確かにバックロードホーンは効果が出ていると思うし、小さなユニットから出ている音としては十二分な音質だと思う。
好みの問題でもあるので、自作スピーカーはダメという事とは違うので、注意願いたい。
それに、詳しい人ならわかると思うが、スピーカーは自作であろうと市販品であろうと、その音の善し悪しは一概には言えない。一応、市販品はプロが設定した仕様で作られているため、安定した音が出る事は間違いないが、より拘った音を出すには、自作や市販品に手を入れたスピーカーという事になる。
なので、雑誌の付録だから…と甘く見るよりは、雑誌の付録で如何に自分好みの音を出すか? という所に注目して自作スピーカーを楽しむ方が正解だと私は思う。

ここ久しく音響関係を自作する事がなくなったので、コッチ方面も何かやりたいな、と思ってはいるのだが、多趣味故に全てに手が回らない。
やはり趣味はある程度絞るべきかもしれない。

結局高い

Threadripperはそれなりの価格。

当たり前の話

AMDがエンスージアスト向けに発売するRyzen Threadripper(通称スリッパ)の1950Xという型番製品を8月初旬、正確にいうと8月10日に発売すると発表した。価格は999ドルで、この価格は人によっては総定額より高いと感じる人がいるかもしれない。
ただ、同時に想定外だったのはその動作クロックで、ベースクロック3.4GHz、Boostクロック4GHzと、ブースト時ではあるものの4GHzの大台に乗せてきた事で、価格はトレードオフと言えるかもしれない。
999ドルと言えば、日本円にして換算しても120,000~130,000円程度と、決して安い価格とは言えないし、これに対応すると言われているマザーボードもそれなりの価格に達するだろうから、所謂ハイエンド志向の人であってもさらにその一部の人でないと、手が出せない製品になるかもしれない。
私の感覚で言えば、結局は高いね、という印象。当たり前だが、ハイエンドはただハイエンドと言っているわけではない価格という事である。

下位モデルも高い

またこの1950Xは16コア/32スレッドというスペックを持つが、その下位モデルとして12コア/24スレッドで動作する1920Xとい製品も存在する。
こちらはベースクロックが3.5GHzでブーストクロックが4GHzとなる製品。これが799ドルという価格だから、これにしたって10万円弱程度の価格になると考えられる。
CPUのみでそれぐらいの価格になると、システム全体を構成させると普通に20万円を超え、おそらく30万円に手の届くPCになるだろう。
伊達にハイエンド製品と言っているわけではない商品である。

だが、高いと言っても実はIntelのXシリーズと比較すると高くはない。
というのも、上位の1950Xの価格999ドルは、IntelのXシリーズだと10コア/20スレッドCore i9-7900Xと同価格であり、同じ16コア/32スレッドであるCore i9-7960Xは、1,699ドルというプライスが付いている。
それと比較すると、コストパフォーマンスの良さは言うまでもない。
ま、このクラスになると絶対価格が高いのだから、そもそも私などには手が届かない世界という事であり、相対価格で言えばスリッパは決して高い製品ではない、という事になる。
IntelはAMDの攻勢に対してかなりの焦りを見せたのかとも思ったが、結局IPCの比較などで性能的な差が驚く程付かないと判断したのかもしれない。
ハイエンド製品、それもエンスージアスト製品ともなると、価格より絶対的性能を誇示する方が重要なのかもしれない。
…私には遠い話だな。

こいつがHDR10対応なら…

DELLからHDR10対応の4Kモニタが発売。

27型4K&HDR10対応

DELLより同社初の27型4K&HDR10対応液晶ディスプレイ「U2718Q」が本日7月14日に発売された。価格は158,800円と安くはないが、4K&HDR10対応という点であまり他には見ない仕様のモニタだけに、その価値は決して低くはない。ようやくHDR10対応の選択肢が出てきたパネルはIPSで、表面は非光沢/ハードコーティング加工されている点でいわゆる液晶テレビとはそもそも方向性が違う事が見て取れる。
パネルのピーク輝度は1,000nitで、黒の暗さと白の明るさがハッキリとわかる鮮やかさを持つ。ちなみに標準輝度は400nitになっている。コントラスト比は標準時は1,000:1で、HDR時は20,000:1となる。
色域はAdobe RGB比100%、sRGB比100%、DCI-P3比97.7%、Rec.709比100%、Rec.2020比76.9%というから、その鮮やかさは明白。視野角はIPSらしく上下左右で178度、応答速度はG to Gで6msとなっている。
別売のX-rite iDisplay Proを使ったキャリブレーションに対応し、色彩パラメーターをカスタマイズできるのも特徴。
インターフェースとして、入力はHDMI 2.0a×2、DisplayPort 1.4×1、Mini DisplayPort 1.4×1を持ち、USB3.0のダウンストリーム×4(内2系統は充電用)、アップストリーム×2を持っている。
27型で、これだけのスペックを持つモニタとしては優秀な製品と思うが、個人的にはこちらより同時に発表された37.5型アスペクト比21:9の曲面モデル「U3818DW」の方が気になる製品である。

こいつがHDR10対応だったら…

同日発売された37.5型アスペクト比21:9の曲面モデル「U3818DW」は、価格が139,800円とこちらも価格としては高めの製品ではあるが、いわゆるウルトラワイド液晶で、解像度は3,840×1,600ドットとなる。これがHDR10対応だったなら…曲面ディスプレイなので、好き嫌いが出るかも知れないが、パネルはIPSで非光沢、輝度は300nitというスペックを持つ。
コントラスト比は1,000:1で、色域はsRGB比99%、Rec.709比99%、DCI-P3比78.1%と、残念ながらHDR10対応のパネルと比較すると随分と見劣りがする。視野角は上下/左右178度で応答速度は5ms(高速モード)、8ms(標準モード)とこちらもイマドキの液晶モニタらしいスペックである。
正直、こちらの製品がHDR10対応だったなら、私は普通に4Kモニタを買うよりもこちらをオススメしたい。

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Vegaのラインナップ

やはり消費電力はデカイ…。

三種の格付け

AMDの次期主力GPUである、Radeon RX Vegaのラインナップの情報が出ている。
それによると、現時点では3種類が想定できるようで、最上位が水冷仕様となるRadeon RX Vega XTX(以下XTXと略)」、空冷仕様の「Radeon RX Vega XT(以下XTと略)」、下位モデルの「Radeon RX Vega X(以下XLと略)L」となるようだ。
この内、XLのみはStreamProcessorが3,584基と、他2機種の4,096基よりも少ない仕様で、その分発熱を抑えた製品になりそうである。
というのも、水冷のXTXは375wにもなるケースがあり、平均300wの製品となり、とてもGeForce GTX 1080 Tiと比較できない消費電力である。
XTであっても、285w、平均220wという消費電力で、1080の185wと比較しても高い消費電力となっている。これぐらいの電力を使わないと1080と並ぶ性能を出す事ができなかった、という事だろう。
ただ、以前にもちょっと書いたが、ドライバの作り込みで性能が劇的変化した実績があるため、HBM2は未だ扱いの難しいメモリだという事が言える。性能がどこかのタイミングで一気に上がる可能性も秘めているという意味ではロマンのある製品かもしれない。

まだ見えない価格

こうしたスペックはある程度見えてきたVegaだが、価格についてはまだ見えない。
私としては一番そこが気になるのだが、これで1080と同価格だとしたら、ほとんどの人は1080を選ぶのではないかと思う。
ワットパフォーマンスでこれだけの差が付いてしまうと、商品的魅力でいえば、NVIDIAが未だ圧倒的と言わざるを得ない。
私の様に、ドライバが持つ機能を目当てにしないかぎりは、NVIDIAを選んでおけば間違いない、という結論に至ってしまうのは明白である。
HBM2を採用した事でメモリアーキテクチャとしてはNVIDIAより先行していても、GPU部分でいえばAMDは未だNVIDIAの後塵を拝する形になっている事実は、今の段階でも変わらない。
このあたりを加味してAMDはVegaの価格設定をどうするつもりなのか?
非常に気になるところである。

そろそろ本格的に普及して欲しい

HDR10対応モニタはいつ普及する?

低価格化しない

PlayStation4など、コンシューマ機がHDRに対応したのはもう結構前になるにも関わらず、未だにHDR10対応のデバイスは増えてこない。
液晶テレビではいくつか見られるものの、それでも多いというわけではないし、PC市場でみても、モニタで広色域対応というのは各メーカー独自の規格で対応している現状のままで、一向にHDR10対応といった動きが見られない。
やはり液晶パネルを生産できるメーカーが限られている事が問題なんだろうと思うが、CPUやGPUに限らず、今や液晶までもが競争市場とは言いにくい状態になってきているのかもしれない。
ただ、最終的には消費者が買える価格でHDR10対応パネルなどが出てこない限りは、こうしたものが普及する事はあり得ない。
いくら良いモノだと言っても、その価格が今までの液晶パネルと3倍4倍といった価格になってしまえば、消費者としては簡単に購入という段階には進めない。
つまり、液晶パネルメーカーにとっては、HDR10対応パネルを格安で提供できるようになると、市場の中では頭一つ飛び出るという事になりかねない。
個人的にはそうしたメーカーの登場を待ちわびているのだが、CPUでいうところのAMD Ryzenのような商品が登場しない事には、爆発的普及の引き金になる事はないのかもしれない。

個人的には4KよりHDR10

私的にはあまり4Kという所に興味は無い。
いや、実際にはハイレゾは好きだし、機能として持っているならそれはそれで有り難いのだが、現在ではビデオカード性能がまだそこに対応仕切れていないと思っている。
4Kで120Hz以上のリフレッシュレートを普通に出せる処理能力が当たり前にならないと、本当の意味で4Kにした恩恵は得られないように思う。
それに反して、HDR10は違ったアプローチで映像品質が一つ上になる。
ビデオカード性能が4Kの120Hzなどというところまで上がらなくても、映像品質は確実に上がった感覚を得ることができるのだ。
こうしたHDR10対応品がもっと普及すれば、停滞気味の業界も多少は潤うのではないかと思うのだが、世間的にはHDR10よりも4Kという流れなのだろうか?
正直、Blu-rayがUHD Blu-rayになったとしても、ほとんどの人はBlu-rayの解像度でも問題ないと思っているように思う。酷い場合はまだDVDでいい、なんて人もいるかもしれない。
しかし、実際には色域が広がる事での恩恵は、そうした解像度とは別の領域にある。これはHDR10対応の映像を観てみれば一発でわかる。
少なくと私は高解像度よりも広色域の方が映像品質が上がる実感を得られると思っている。
パネルメーカーなどは、一度市場調査をした方がいいと思う。多分、私と同じような感想を持っている人が結構いるのではないかと。
そんな中、希望の一台が発表された。手の出やすい価格ならいいのだが…

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Raspberry Pi Zero W

超小型コンピュータの本気。

技適取得

Raspberry Piを今や知らない人は少ないと思う。
いや、もちろんテクニカル系の人に鍵っての話だが、それぐらいRaspberry Piシリーズのシングルボードコンピュータは安くて、それでいてコスト以上の性能を持つコンピュータである。
そのシリーズの中でもとりわけ低価格で設計されたのがRaspberry Pi Zeroなのだが、Raspberry Pi Zeroの最大の弱点はi/Oまわりで、通信機能を拡張しにくいのが問題だった。
イマドキのコンピュータで、通信機能を拡張できないというのは、ある意味致命的でもあり、クローズド環境での使用しかできない事が、その使い方を狭めていたところもあるのではないかと私は思っている。まぁ、それでも価格は5ドルと非常に魅力的なのだが。
そんなRaspberry Pi Zeroが発表された後に、今度はBluetoothと無線LANが追加されたRaspberry Pi Zero Wが発表された。こんなに小さくてもコンピュータRaspberry Pi 3 Model Bと同じCypress CYW43438を実装し、IEEE 802.11nとBluetooth 4.0をサポートしているのが最大の特徴で、搭載するSoCはZeroと同様でBCM2835(1GHz)となっている。メモリも512MBを搭載し、Mini HDMI、Micro USB×2(1基電源)、microSDカードスロット、GPIO、カメラコネクタなどを備えている。これで価格は10ドルである。
この上でLinuxレベルのOSが動作するのだから、ちょっとした事をさせるためのコンピュータならまさに最適とも言えるデバイスである。
このRaspberry Pi Zero Wを国内ではスイッチサイエンスから3月下旬に1,296円で販売される予定で進んでいたのだが、国内で無線搭載機器を発売するには、技適に通らないといけないわけで、その技適通過が遅れていた。
それがめでたく11日に技適通過となり、いよいよ国内販売が見える状態になった。

10ドルという価格

正直、これだけのものが10ドルという価格で提供できる事自体が奇跡に等しいのではないかと思えるほど、Raspberry Pi Zero Wは洗練されていると言える。
よく考えてみればわかるが、無線LANとBluetoothのモジュールだけでも、1,200円レベルで購入する事は難しいように思える。
もちろん、制御する為のソフトウェアがないと言えばそれまでだが、オープンソースで動作できる環境があるわけで、ちょっとLinuxを知っていれば困る事はない。というか、LinuxなどのOSを知る勉強と思えば、日本に於いては格安の教材と言える。
これだけITとして進んでいる日本であっても、プログラムの教育が遅れていると言われている側面があり、その教育の為に使用できるハードウェアは、本来ならもっと値段の高いものであっても仕方のないところ。しかし、それがRaspberry Pi財団の普及活動で、日本国内ではかなり安い価格で教材が買える環境になっている事は、まさに恵まれた環境と言える。
私はかつてプログラマーになる事を断念した経緯があるが、私が志した頃はまだまだ黎明期みたいなもので、今とは環境が全く異なっている。
日本でも、これを機にプログラマーやシステムエンジニアが増えることを今後期待したいところである。

ハイレゾ音楽用にRaspberry Pi3 Model Bでも買ってみようかな…。

気になる価格

Radeon RX Vegaの性能も気になるが価格も気になる。

ようやく1080超え

AMDが7月末に発表すると噂される、Radeon RX Vegaだが、ここに来て再びEngineering Sampleによるベンチマークスコアがリークした。
海外のいくつかのサイトでそれらの情報が出たのだが、その結果を見るとようやくNVIDIAの1080のスコアを上回る状態になったようで、性能として納得できるレベルにようやく到達し始めた、といった感じである。
ただ、このスコアを達成するにあたり、当初言われていたGPUのクロック数から大幅に上昇し、1630MHzで動作させている。また8GBのHBM2メモリに至っては945MHzで動作させており、当初の動作クロックから大幅に変更されている。
逆を言えば、それぐらいのクロックで動作させないとこの1080のスコアに追いつかない、という事でもあり、HBM2自慢の広帯域メモリをもってしてもGDDR5Xの性能に追いつくには高クロックが必要という事が窺える。
問題はこの高クロックを支える為に必要となる電力値であり、これによってTDPが跳ね上がっている可能性がある。
気になるのはまさにこのTDPの部分であり、最終的にどれだけの消費電力になるのか、またそれによってどれだけの発熱量になるのかが気になる。

VideoCardz
Fudzilla

ただ、今回のスコアで分るのは、ドライバとファームウェアの作り込みで性能がここまで改善しているという事。
HBM2は扱いが難しいという事なのかもしれない。

気になる価格

さらに私が気にしたいのが価格である。
もともとHBM2を搭載する時点でコストが跳ね上がる可能性が予想できるわけだが、消費者側としてはパフォーマンスを期待出来るからこそ高くても納得ができるのであり、性能がそれに伴わないのに割高になる、なんて事になると売れるものも売れないのが実情である。
実際問題、ワットパフォーマンスは現時点で1080の方がずっと上であると言われている。となれば、価格的に1080と同額では現時点では勝負にならない。
だからこそAMDとしては何としてでも1080の性能を超えていき、価格下落を阻止したいところなんだろうが、1080 Tiはさらに性能が1ランク上がり、価格は低めに設定されている。どう考えても、コストでNVIDIAと戦うしか道がないように思えるのは、多分私だけであるまい。
最終的にどれぐらいの性能、ワットパフォーマンスになるのかが決めてになり、価格が決まる事になると思うが、個人的にはこのまま価格を下げざるを得ない状況のまま進んで行くしかないのかな、とも思う。

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忙しすぎる

忙しいのは良いのだが…

本来と違うQMS担当

私は会社で主な業務として、現在はQMSの管理を行っている。
QMSとは、Quality Management Systemの略で、品質管理システムの管理、というのが、業務になる。
特に、私の勤め先は現在医療機器へ進出した事から、医療に特化したQMSの維持管理が必要で、ISO規格でいうところの“ISO 13485”という規格に則ったシステムを運用しなければならない。
このISO 13485のシステムの運用と同時に、日本国内では薬機法(昔の薬事法)にも適応しなければならず、いろいろな法規制に対応したシステムの運用や管理をしなければならないのだが、人の命に関わる製品を扱う為、とにかく必要になる文書や記録、決め事が多く、それらを何だかんだと言いながら、ごく僅かな人数で管理しなければならないのは、それはそれで大変な業務だったりする。
本来、QMSとよばれるシステムを運用するにあたり、管理の為に記録を作ったりするという部分はあまり多くはないはずなのだが、各担当者が本来はやらねばならない事がシステムの理解が難しいという観点から置き去りにされるケースが多く、結果的にそれらはQMSの管理を行っている者が穴埋めのように文書の作成をしなければならない状態になったりする。
製造上に必要な記録は確かに製造担当が作成したりするのだが、手順を変更したりする際に作成する事になる計画書や、それの教育関係の資料など、本来は各担当者が作成すべき文書でも、それが置き去りになるケースが多く、結局それらを全てカバーするのはQMS担当の仕事になってしまう。
まして、手順が変わるなんて時、私ではそれらの文書の作成など本来はできないハズなのに、文書を作るのが私の役目になったりして、仮に私がそれらの文書を作成したとしても、その文書の確認や承認は別の責任者の仕事になるにも関わらず、その人達が確認をしないなんてケースもとても多いのである。
そうなると、私のタスクは消化される事なく山積みになっていき、システムの管理どころか、単純な文書作成のタスクだけで時間に追われる事になる。
本来のQMS担当は、こういった仕事ではないハズなのだが…。

特性

とにかく、私は元々こうした管理業務がとても苦手である。そういう話を他の人にすると「管理業務が苦手という人は多いよ」というのだが、そもそも根本として存在する特性がまず合わない。
私は、元々企画屋だったわけで、製品開発やコンテンツ制作を得意とする分野の人間である。なので、システムを作るのは得意でも、それを維持管理するのは精神的に不向きである。
ただ、システムを作るのが得意だとしても、一定の責任と権限を与えて貰わないと、このあたりの構築など出来ようはずがないので、企画屋というのは、まず最初にこの責任と権限を明確にした上で、ゼロからモノを作って行く事になる。
そうした企画を前提とした業務をしていた私が、今の立ち位置にいるとどうなるか?
もうね…反する特性しか持ち合わせていない私が管理をするのだから、その管理の実体は杜撰にはなるし、全てが後手に回ることになるし、良い事など何もない。
もう4年以上も医療機器業務に関わってきたが、それでも法規制は理解できないし、システムの継続的な管理はできないし、と、貯まるのは私のタスクとストレスばかりである。

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意外に早かった新N BOX

秋だと思っていたら夏だった。

8月31日、デビュー

6月30日にBlogでも書いたが、新型N BOXのモデルチェンジが控えている。
この時のBlogでは秋に日程がずれた、と書いたのだが、7月7日に遂に8月31日に新型がデビューするという発表が行われた。
意外と早かったな…。

impress Car Watch
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1069071.html

情報によると9割の構成部品の見直しによって150kgの重量減を実現し、そこに新たに約70kgの新装備を追加する。
結果として80kgの軽量化によって、燃費性能を引き上げるようだが、この燃費性能に関しては大々的に謳っていないところがHONDAらしいところである。おそらく、燃費性能では他社に勝てるという見込みがないのだろうと思われる。
ただ、全体タイプに搭載される「HONDA SENSING」に、新たに後方誤発進抑制機能が追加され、さらにオートハイビームも採用される事となった。
これら装備だけ見ていると、既に軽自動車の装備は廉価なコンパクトカーを超えるものと言える。

結構なグレード数

今回の新型は、他にも目玉機能があって、より一般家庭で使い勝手の良い、助手席の前後スライド570mm仕様という機能がオプションに存在する。
N BOXは、後席の余裕が半端なく広いのが特徴だが、それによって助手席側から後席にアクセスするのが結構大変な状態となる。
そこで助手席を570mmスライドできる「助手席スーパースライドシート」というオプションを今回用意したのだが、この仕様車をN BOXとN BOX Customに各2グレード設定するという。
また、初代モデルから採用があった「ベンチシート仕様」もN BOXに3グレード、N BOX Customに2グレード用意される。
ボディカラーも豊富で、N BOXにモノトーン10色、2トーンカラー4色の14種類を設定し、N BOX Customにはモノトーン7色、2トーンカラー5色の12種類が設定される。
こうして見ると、カラーリングに関しては統一生産ラインで生産した後に塗装工程でライン分けする、という流れを想定しているようにも思えるが、「助手席スーパースライドシート」と「ベンチシート」は、製造ラインが別になっている可能性もある。
元々、N BOXとN BOX Customでは製造ラインが別だし、それらの中でも4WDはさらに別ラインで製造している事を考えると、結構なライン数になるように思える。
内装に関しては、ラインを別にするという事はないのだろうか?

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コンシューマ機が消える時代?

ネットワークだけでいい?

PS NowでPS4

SonyのPlayStation NowサービスにPlayStation4のゲームが追加される事が発表された。
当初は30タイトルになる予定だが、おそらくそれは今後増えていく事になる。
PlayStation Nowは、サーバ上で再生したゲームを映像としてストリーミングでPCなどの上で再生し、PC側に入力されたインプット情報でサーバ上のゲームの操作をして遊ぶサービスの事。
つまり、ユーザーの前にある機器は単純に配信されてきた動画データを再生し、あとは入力されたコントローラー情報をサーバに返信するだけの役割しか持たない。ゲームの処理は全てサーバ側が担当する為、極端な事を言えばPCにはそんなに高い処理能力を要求しないシステムになっている。
だからCore i3程度の能力しか持たないノートPCであっても、事実上は何ら問題なくPS4のゲームが遊べてしまう、という事になる。
何とも、自らのハードウェアを売れなくしてしまっているようなサービスでもある気がするのだが、定額サービスの一つとしてSonyが注力しているサービスの一つである。
元々、このPS NowはWindows機、PS4、PS VITAやPS VITA TV、Sony製テレビBRAVIA、PS3などでも遊べたのだが、今年8月15日でそれらでのサービスは終了し、Windows機とPS4でサポートされる。PCの上でPS4PS4でPS4のゲームをPS Nowで遊ぶというのは、何とも変な感じだが、定額サービスである為、ソフトを買わずとも遊べるという所に意味はある。

多種多様でプレイしたい

このPS Nowの機能は、もともとPS4のゲーム画面を無線で飛ばしてリモートプレイする機能の延長上にある機能でもある。
PS4にも当然このリモートプレイ機能は搭載されていて、Windows機やPS VITA、Androidの一部Sony製タブレットなどにもリモート機能を持つものがあるのだが、せめてそうしたリモートプレイ可能な機器に対してはPS Nowサービスを利用できるようにして欲しかったというのが私の本音である。
ただ、どうしてPS Nowサービスを限定してしまったのかというと、そこにハードウェア販売の足枷になると考えられたからではないかと思っている。
つまり、PS VITAしか持っていなくても、PS4ゲームが遊べるとなると、誰もPS4を買わなくなるし、月額で一定のPS4タイトルが遊べてしまうとなると、それで満足してしまう層が必ずいる事になる。
Sony側としては、そうしたユーザーの拡大を防ぐ意味と、開発サポートリソースの低減を狙ったのだろうと思うが、Windows機とPS4だけのサービスだと、そもそもPS Nowを利用するユーザーを限定してしまい、サービスそのものを拡大しない方向に持って行っているように見える。
もっとも、Windowsを対象とした時点で、ユーザーがかなり増えるとも言えるのだが…。

しかし、今後はこうしたサービスが普通になっていき、コンシューマ本体が姿を消す…なんて時代もやってくるのだろうか?
個人的にはハードウェアは自前に持ちたいと思っているのだが…。

Ryzenで市場は変わったか?

Ryzenの登場でIntelの牙城を崩したのか?

シェアは伸びている

x86系コアを製造しているメーカーと言えば、IntelとAMDぐらいしか主だったところがないほど、今はこの2社が主力と言える。
Intelが80286や80386を製造していた頃は他にもCyrixなども互換CPU製造していたが、最終的に淘汰され、互換CPUメーカーで生き残ったのはAMDだけという状態である。
このAMDにしても、実は2006年ぐらいまではIntelと肩を並べるほどの市場を持っていた。当時AMDが製造していたのは、Athlon64 X2などマルチコアの先駆けとなった64bit対応CPUで、そもそもコンシューマに64bitが下りてきた最初の理由はAMDが64bit命令を搭載してきたからに他ならない。
このAthlon64 X2を製造していた頃のAMDの市場シェアはなんと48.4%ほど。実に半数はAMDだったわけである。
ところが2006年、IntelはCoreシリーズを発表、その後、Intelの怒濤の快進撃が始まる。
当時は、ヘテロジニアスコア(異種混合コア)が登場した頃で、PlayStation2にCell Broadband Engineという、メインコアとサブユニットコアを組み合わせたマルチコアが流行りだした頃でもある。AMDもビデオカードメーカーであるATI Technologiesを買収し、CPUにGPUを内蔵するAPUを開発する方向へ舵取りを始めたころである。
だが、その後AMDはIntelのCore2シリーズに対して性能面で伸び悩む事になる。
シェアは徐々に低下していき、20%台を維持するのがやっとというような状況になる。
AMDが今回発表したRyzenが出てくる前は、その利点がAPUというコストのかからないコアでのGPU能力の高さだけ、と言っても過言ではない状況だった。確かにGPU能力はIntelとAMDではAMDの方がATI Technologiesの技術があるだけに優位だったが、肝心のCPU能力はそのアーキテクチャの関係からどうしてもIntelの後塵を拝する形になってしまい、市場はIntel一強時代へと突入した。
その状況から脱したのが今年2017年の3月。Zenアーキテクチャを搭載したRyzenをAMDが発表してからである。
このRyzenの登場でシェアは26.2%まで回復したという。個人的にはもっと伸びても良かったのかもしれないとも思うが、PCベンダーの採用がまだ進んでいない事もあって、今現在ではまだシェアとしては1/4程度である。
おそらく、Ryzen3シリーズが本格的に出荷されれば、もっと市場動向は変わる可能性があるが、現在IntelもAMDの動きに呼応し始めているため、Ryzen3の登場時期が遅くなればAMDは更なる市場拡大のチャンスを失うかもしれない。

最適化

Ryzenのパフォーマンスは、マルチコアの影響が強くでるアプリケーションでは圧倒的な強さを誇る。
逆に、シングルコアの能力を問われるようなアプリケーションでは性能が伸び悩む事が各種ベンチマークで分っている。
だが、これはその処理するアプリケーションの作り方で大きく変わってくる。
現在のアプリケーションは、そのほとんどがIntelコアに最適化されている事もあって、Ryzenでは性能を出し切る事が難しい。
逆に、その状況でRyzenがマルチコアが有効なアプリケーションでベンチマークされる性能を叩き出している事の方が凄いという言い方ができるが、シングルコアの能力を問うアプリケーションの作り方によっては、Ryzenでももっと性能を引き出せる可能性はある。
というのも、命令セットとしてはRyzenもIntelコア並に搭載しているのだが、問題はその命令セットの処理の仕方がアーキテクチャが異なるが故にIntelと同等性能を出せていないという問題がある。
特に私が気になったのがAVX2命令の処理で、RyzenでもAVX2に対応しているにも拘わらず、Intelコアとは決定的なまでに性能差が出てしまっている。これはもうアプリケーション側の最適化が問題としか言いようがない。
この最適化の為にAMDができる事がどこまであるのかは私には分らないが、できれば各ソフトメーカーがRyzenへの最適化を進めてくれれば、RyzenはIntelコアに差を付けることができると考えられる。

1990年代から現在まで、AMDは最終的にファブレスになり、その体制が大きく変わった。Intelの資金力との差もある中、Ryzenを開発した事は凄いと思うが、その差を縮める為にも、更なる普及活動が必要になるのではないかと思う。
やはり市場には競争は不可欠である。

これからのGPU

並列化する流れはとまらない。

MCMのGPU

NVIDIAのリサーチサイトに掲載された論文に、MCM-GPUに関するものが公開された。
MCM-GPUとは、マルチチップモジュールのGPUの事で、つまりは1つのパッケージの中に複数のGPUを搭載し、それらを高速なインターコネクトで接続して並列してGPUを動作させるというものである。
CPUにも、複数のシリコンダイを一つのパッケージ内に搭載してマルチチップ化したものがあったが、それのGPU版というわけである。
このような方法が模索されている理由は、単純に現在のGPUが肥大化の一途を辿っているからであり、肥大化すれば当然歩留りも悪くなり、またコストも高くなってしまう。
しかし、小さなGPUを1つのパッケージ内に複数個搭載し、それらを繋いでしまえば、パッケージは大きくなるものの、シンプルに性能向上が望める。単純に言えば1チップの中でSLI処理をしようという事である。このマルチチップモジュールGPUを実現する為には、各GPUを接続するインターコネクトが重要な要素になるが、その為のバンド幅やキャッシュ構造なども最適化する必要があると言われている。
今回公開された論文には、それらの考察も行われているようだが、試算によるとストリーミングマルチプロセッサーを256基備えたMCM GPUでは、インターコネクトは768GB/s、メモリバンド幅は3TB/sという性能で、ストリーミングプロセッサ128基を備えたモノリシックGPUと比較して45.5%高速でかつSLIのようなマルチGPUと比較しても26.8%高い性能を実現できるとされている。まぁ、単純に2倍の性能向上にはならない、という事でもあるが。
それでも、ある意味GPUでムーアの法則を維持しようと思えば、今後はマルチチップモジュール化していく方向は避けられないのかもしれない。

物理的限界

NVIDIAのVolta世代のGPGPUボードである“Tesla V100”は、そのGPUサイズが815平方mmとなっていて、NVIDIA側としてもこれ以上大きなGPUを製造する事ができないと言っている。
実際、半導体を露光する際のフォトマスクサイズを考えれば、確かにこのTesla V100のサイズはほぼ限界と言っていいサイズになる。
という事は、単体でのGPUサイズではこれ以上大きなものを作れないワケで、それを製造可能にするには微細化プロセスが進まないといけない事になる。
微細化が進めば同一面積で搭載できるトランジスタ数は増える為、性能向上は望めるが、微細化が進まない場合はその時点で性能がアタマ打ちになる。
この流れはアーキテクチャの改良だけで性能が伸び悩む現在の他半導体と同じである。
CPUは、アーキテクチャの改良・更新で伸び悩む問題をマルチコア化で切り抜けた。IntelのCoreアーキテクチャがまさにそれである。
だが、もともとGPUはストリーミングプロセッサがマルチコアの集合体なので、今回のNVIDIAの方向性は、それらをさらにマルチチップ化するという方向性になる。
これで、一つのダイが小さくなっても、性能を稼ぐことができる、というワケである。
逆に言えば、Tesla V100のチップを複数個搭載して一つのパッケージに収めたとして、その複数のTesla V100を高速なインターコネクトで接続できれば、性能はさらに押し上げられるという事になる。まぁ、コストはバカ高くなると思うが。
どちらにしても、物理的限界を超えるための手法である事に違いは無い。

あとは各チップを接続するインターコネクトの速度が全てではないかと思う。
結局はココが遅いと性能は引き出せないのだから。