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Angel Halo

減り続ける日本の経常黒字

昨日、財務省が国際収支速報を発表した。
東日本大震災から減り続けた経常黒字が比較可能な1985年以降最悪の3兆3千億円になったらしい。

日本、ダイジョウブか?

日本は資源を持たない加工貿易国…というのは、高度経済成長期の頃から言われ続けてきた事である。
資源を持たないから、資源を輸入し、加工して輸出して稼ぐ。この図式で成り立ってきたワケである。
だが、今までも輸入増で収支が減る事は幾度もあっただろうが、東日本大震災以降はその輸入額がハンパなく増加し続けている。理由は単純で、原子力発電に頼れなくなった反動で、火力発電用の燃料を大量購入したりしている事がその最大の原因である。
この経常黒字減少から脱却するには、単純に貿易黒字を拡大させれば良いというだけの事なのだが、世界的な競争を繰り広げる中、いくら円高が一時期から比べて改善したとは言え、持ち直すのは相当難しい話である事は、ある程度時事問題を周知している人であれば解る話だと思う。

そんな中、あの震災を受けた後の日本人であれば、大多数が「脱原発」を掲げたい話だろうとは思う。私だって本当はそう言いたい。
だが、生活レベルを下げずにかつての電力を確保する事は非常に難しい。安易な話でいくならば、原発を再稼働させたいというのは、利権にまみれた人たちだけでなく、一部のエネルギー問題に直面している人達も、多分同じ事を言うのではないかと思う。
そして今回東京都都知事選を制した舛添都知事は、原発再稼働派に名を連ねるワケだが、結果的に原発は再稼働し、一時のエネルギー問題は一時的に解決の方向に向かうだろうとは思う。

だが、これが本当に良かった事なのか? と聞かれると、半分くらいの日本人は「マズイ事だ」と言うだろう。日本は地震大国であり、いつ何時震災に襲われるか解らない。安全を担保した…とはいうものの、原発に地震が直撃すれば、またしても問題が発生してしまう。
この問題が解決できる唯一の方法は、やはり「脱原発」でしかない。
しかし、都知事選の流れを見てもそうだが、日本は全般的に「原発再稼働」を受け入れた事になる。
コレで本当にダイジョウブか?
いや、安全性という意味だけでなく、未来に向けてのエネルギー問題として、である。

淘汰された所から強くなる

私は思う。
日本は今こそ「脱原発」の動きに足並みを揃えるべきではなかったのか? と。
日本はレアアース問題の時も苦難の道を歩む事になった。
中国が輸出禁止したレアアースで、日本の製造業はかなりの痛手を被った。だが、代替レアアース等を見つけ、利用し、それを乗り切っている。
逆に中国は温存していたレアアースが売れなくなり、レアアースを売買する企業が潰れるといった事が起きた。
日本は危機に陥ればそこから立ち上がる為の努力を惜しまず、また新たな道を模索してきた歴史がある。
今回の「原発」問題も、今こそ危機と考え、新たな自然エネルギー開発の足がかりにすべきではなかったのか? と思うのである。

現在日本では、太陽光、地熱、風力、波力と様々な自然エネルギー開発が行われている。一定の成果を上げている研究もあれば、暗礁に乗り上げている研究もあるが、私はまだまだ進歩の途上にあると思う。
特に地熱は自然からどんどんと流出する地熱を利用した発電方法だけに、日本ではもっとも効率を稼げる発電方法ではないかと思う。観光協会と戦う必要があるのかも知れないが、この莫大な自然エネルギーを使わない手はないと思う。
そうした、自然エネルギーへの開発が急務である事は全体が解っている事だが、原発再稼働によって安易にエネルギーを得られる状況になれば、自然エネルギーへの切り替えに対して甘えが出るのは自明の理である。
一筋縄ではいかないだろうが、ここは自ら危機を招き入れ、より研究開発を促進する方が、未来の日本を創り上げる事ができたのではないかと思う。

ま、こんな所でこういう話をしてもどうにもならないのだが、日本人はもっと日本人の能力を評価しないといけないと思うし、期待して良いと思う。
安易な道を辿るより、苦難の道を歩み、進化する。
私はその方がよかったのではないかと、常々思っている。

デジカメ熱、再発

もともとカメラと呼ばれるものが好きではあった。
だからデジカメ最盛期になる前に入門用のα-Sweetを購入、フィルム時代から一眼レフカメラを使っていたのだが、今やそれも過去の話。

どうせ買うなら…と

デジカメ最盛期になった後、今までデジタル一眼レフカメラを購入する機会はいくらかあった。だが、その都度購入を躊躇っていたのには理由がある。
それは、価格と性能において、その時代では仕方が無いのかも知れないが、そのバランスがどうもオカシイという気がしていたからだ。
入門用のエントリー機の価格は確かに安いが、問題はカメラというのは本体で決まらないという事であり、レンズをそれなりのものにすると、どうしても価格は跳ね上がるし、今度はレンズの性能を本体が持て余す事になったりする。
また、迷っていたもう一つの理由が、レンズのフォーマットである。
有名どころで言えば、NikonやCanonを選べば良いという感じもするのだが、良いモノを目指そうと思うと上限にキリがなく、エントリー機にすれば前述の通り本体がレンズを持て余す。
また、自分の予算で買えるのはどう頑張ってもAPS-Cサイズで、このサイズでのデジタル一眼レフしか選択肢がなかった事も迷っていた一因だ。
いや、そもそも、一眼“レフ”である必要に疑問を持っていたというのもある。デジタルカメラは、そもそもセンサーで撮影するものであり、光学ファインダーを使用するなら必要かも知れないが、光学ファインダーでなければペンタプリズムの必要性はないだろう、と思っていた。
だから、ミラーレスデジタル一眼が発売されたとき、コレだ、と思った。その時に買おうと一度は決心したのだが、そこでまた迷いが出た。
それが、センサーサイズのフォーマットである。
APS-Cサイズよりも小さなセンサーサイズが基本で、マイクロフォーサーズ、1 NIKKOR等、いろいろな規格が登場した事で、さらに迷うという事態が起きた。
これが今までデジタル一眼カメラを購入できなかった理由である。要するに…迷っていたのである。
どうせ買うなら、最適な一台が欲しい。
その想いが迷いを生み、一歩踏み出せない状況を作っていた。

センサーの改良でより魅力的に

そうして迷っている間に、技術はどんどん進歩し、気がつけばAPS-Cサイズであっても、それ以下であっても、かなり画質が良い結果が得られるようになった。
この時点で、私のスキルではどのセンサーを選んでも変わらない結果の写真が撮れる時代が来たな、と感じたため、今度はセンサーではなく、外観や本体サイズなど取り回しやすさなどで選ぶ事にした。やはり欲しいという思いは変わらないのである。
そうした結果、自分に最適と思われるミラーレス一眼デジカメを約2機種に絞り込んだ。
それが、Nikon 1 V1(もしくはV2)か、Olympus OM-D E-M5だった。
この2機種となった最大の理由は、光学ではないものの、電子ビューファインダーが搭載されているという事。
私は、光学でなくても良いが、やはりファインダーというものは絶対的に必要だと思っている。
カメラは、覗いてなんぼ、なのである。ファインダー越しに見る被写体は、普通に見るのと違って見えるのである。
で、当初はこの2機種のウチ、どちらかが買えればいいな、と考えていて、予算確保含めて虎視眈々と狙い続けていた。
そうしたところ、昨年10月にオリンパスからOM-D E-M1が発売された。マイクロフォーサーズ規格とフォーサーズ規格を統合したフラッグシップ機という事で、価格は高いが相当に優れた画質と軽快な使い勝手が得られる一台という事で、自分の中では本命が来たか、と感じた。まぁ…価格はかなり高いが。

ところが…

その後、オリンパスから無視できないカメラが発売された。
正確に言えばデジタル一眼カメラに分類されない、コンパクトデジカメの仲間になるのかもしれないが、オリンパス stylus 1という、35mm換算で28-300mmという、10倍を超えるズームレンズでありながら、明るさは全域でF2.8というとても明るいレンズを持ったカメラである。
広角から望遠までF2.8と明るいレンズ
センサーサイズは1/1.7とちょっと小さい感じではあるが、それでも必要十分。F2.8という明るさでボケを出すことも容易で、かつ300mm相当の望遠から28mm相当の広角までをカバー出来るというその懐の広さは、デジタル一眼カメラを長年買わずにくすぶっていた私には相当魅力的だった。パッと見、OM-D E-M5っぽくも見えるし、レンズ交換をしないのならstylus 1は十分購入候補に入ると言えた。問題は、レンズの交換ができるかできないか、という事に尽きるのだが…。実は、デジタル一眼カメラ(ミラーレス含む)購入者で、レンズを何本持っていますか?というアンケートを採ると、ほとんどが2~3本になるようで、しかもその内訳は広角から望遠までのズームレンズが中心で、単焦点や特殊レンズは含まれていないそうだ。どこのデータだよ? と言われると困るが、ネットでいろいろ調べていたらそういう事が書かれていた。もしこれが事実だとすると、大部分のデジタル一眼カメラは、stylus 1でカバーできる領域しか活用されていないという事になる。つまり、この条件に当てはまるような使い方であれば、stylus 1があれば交換レンズの必要性がない、という事になる。ま、使い方次第の話であるが。

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車が出せないくらいの大雪

私は石川県金沢市生まれだが、小学生の頃は積雪40cmとか珍しい事ではなかった。
その後、中学に入る頃には雪はあまり積もらないような状態で、積もっても10cm程度しか積もらない感じになり、高校の3年間の間では、雪は積もっても5cm程度と激減したという思い出がある。

思いもよらず大雪

で、今山梨。
昨日から降り続く雪で、昨日の20:00の段階で既に積雪40~50cmくらいはあったんじゃないかと思う。
そして今朝、朝外を見てみたらさらに積もっていて50~60cmくらいはあったんじゃないかと思う。
なんだこの大雪は。
こんなに積もった雪を自宅間際で見るのは何年ぶりだろう?
我が愛車N Boxが、雪の中に完全に埋もれていて、その屋根には50cmくらいの雪がどっさりと乗っかっていた。もうココまで来ると、発掘作業をしないと姿を現さない、というぐらいに積もっている。
ホントは写真を撮って掲載するつもりだったのだが、今日は突き抜けるような晴天で、写真がホワイトアウトしてしまうぐらいのものしか撮れなかったため、掲載を見送った。
…私の撮影技術もまだまだだな(-_-;)

まぁ、そんな話はどうでもいいとして、余りにも大量の積雪であるため、雪かきをしなければ、と雪かきを始めたのだが、問題はその雪をどこに置くか? という事であり、結局あまり大がかりな雪かきにはならなかった。
というのも、ウチの近辺は太陽光が当たる時間が少なく(住宅密集地のため影ができる)て、しかも空気は冷たいから雪がなかなか溶けないのである。
溶けないから山盛りにしてしまうとそれがずっと残る。これもまた問題。
結局、私はN Boxを発掘(爆)して、車が走れるレベルの雪の高さにまでして、その雪を自宅周辺に積み上げる事でその場を凌いだ。もうそれしか方法がないのだ。
ただ、車が走れるレベルの高さ…といっても、問題は近隣の車道で、そっちの雪かきができないと車が大通りまで出られないため、結局車を走らせる事ができない…というのが今の状態。
狭い住宅地前の道には、狭すぎて公的な除雪車は来ないので、結局はある程度住民が何とかするしかない。それは解っているのだが、結局その雪をどこに置くか? が問題になって除雪そのものが中途半端になるのである。

明日の会社は休みに…

結局、今日は12:00~15:00くらいまで雪かきをしたが、その後続行する事をやめた。
雪の置き場所がなくなった、というのと、完全に日陰に入ってしまったため、雪が溶けないと判断したためである。
コレ…明日もこの状態なら車は出せないなぁ…と思っていたら、会社の連絡網から電話がかかり、明日は仕事中止という連絡がきた。
というのは、会社はウチよりもずっと山の中にあるため、おそらく私の周辺以上に雪が大変な事になっているからだ。これはもう簡単に予測できる事である。
まぁ…そういう所は得てして除雪車が入りやすいのだが、おそらく除雪車が入ってどうこうというレベルすら超えているという事だろうと思う。
この地域でこんなに雪が降ったのも、多分歴史的大雪に数えられるぐらいなのではないかと思う。
ちなみに、公的な発表によると、国道20号の大月~甲州市の約21kmの区間で通行止めになったそうである。高速道路が通行止めになるのは良く聞く話だが、国道が通行止めという状態なのだから相当な雪の量と考えて間違いない。
そりゃ、会社も休みになるわ…(-_-;)

と言うわけで、明日も日中は雪かきである。
…東北より以北の人達の苦労ってすげぇなと改めて思った一日である。

6TBのHDD登場

国内で初めて単体で6TBの大容量を持つHDDが発売になった。
HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)製の『Ultrastar He6』である。

ヘリウムガス封入型

6TBという大容量を確保できた背景には、回転する磁気ディスクへの空気抵抗を減らす為にヘリウムガスを利用したという事が大きい。空気抵抗を減らし、より安定的にディスクを回転させる事が出来る様になったことで、7枚ものプラッタを封入する事に成功、結果6TBという容量に繋がったようだ。
通常、空気抵抗を減らした、と聞くと、回転速度を上げたという感じに思えるのだが、そういう事ではない。
ヘリウムは空気に対して密度が1/7と薄く、抵抗が激減したようだ。
だが、このヘリウムガスが漏れては意味がないため、ディスクを格納しているユニットは完全密閉されているという。
単体で6TB…これを民生で使う時代は多分そう遠くない…
この完全密封によって、非導電性の液体に浸した状態でも動作するようだ。
つまり、HDDの液冷化である。
昔、高橋敏也という人が『改造バカ一台』という自作PC系の記事で、無水エタノールを使った「水没PC」なんてものを企画して作っていたが、まさに無水エタノールなどで冷却できるHDDという事になる。
現時点ではあまり現実味のない液冷HDDだが、その昔はCPUの冷却ですら水冷(液冷)は現実味のない話だった。それが今ではメンテナンスフリーの水冷CPUクーラーが売られている時代てなワケで、今後HDDの液冷化キットなんてものが出てくるかも知れない。
ちなみに、この6TB HDD『Ultrastar He6』の店頭価格は、60,000~64,000円程度のようだ。
今回秋葉原の店頭に並んだのは並行輸入品という事で、国内製品が販売されたわけではない。

久々の単体容量更新

3.5インチHDDで今回6TBという容量のHDDが出たワケだが、久々に単体容量の最大数が更新された。
前回の最大容量更新は4TBで、2011年12月8日の事だった。
約2年ぶりの更新という事になる。

3.5インチHDDの容量の進化を振り返ってみると、400GBが登場したのは2004年6月にUltra ATA/100のドライブが発売になっている。
その後、1年後の2005年6月にシリアル/パラレル両方で500GBが発売され、2006年4月末に750GBが発売されている。
販売されているHDDの容量が1TBに到達したのは、2007年3月末で、2008年10月に1.5TB、2TBへは2009年2月末であった。そして4TBに達したのは前述した通り2011年12月8日。
この容量の増加の流れを見ると、たしかに6TBの容量が登場する時期はそろそろだったのかもしれないが、年々大容量化する上で技術的な問題は大きくなってきているワケで、よく順当にこの流れに乗っているなと思ってしまう。
まぁ…実は400GB以前のHDDの進化速度は今よりずっと遅かったわけで、今のように年間1TBの増加がある事自体、実は凄い事だったりするのだが。

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ATOK2014&東プレキーボード

JustsystemからATOKの最新版である2014年版が発売された。
時同じくし、Justsystemから東プレのキーボード『Realforce』のコラボモデルが発売された。
実は、コレを昨年末に予約していた。

まずはRealforce

Realforceである。
静電容量無接点方式のキーボードで、その入力荷重は45gに統一という、東プレの標準品ではない、金融機関向けの設定を用いたRealforceである。
今回、Justsystemは東プレとのコラボで専用モデルを発表した。
この専用モデルが、数量限定ATOKユーザー割引で買える、という情報がメールマガジンで入ってきたため、すぐさま購入したわけである。

Justsystem
東プレ Realforce 特別仕様
https://www.justmyshop.com/camp/realforce/?jmsb=panel_ts_bestselection_5
ほんと、上質なキーボードだ…
画像ではエンターキーなども赤い色になっているが、これは付属キーと交換するとこんな感じになる。
標準ではESCキーのみ赤色で、ESCキーも黒のパーツが付属品として付いてくる。
このコラボモデルの凄いところは、キートップに昇華印刷を使用しているという事と、漆黒キートップ&かなあり刻印という組み合わせで作られているというところ。
これはオリジナルの東プレにもない製品になる。

いつかは東プレのキーボードを使いたい…。
ずっとそう思っていた。
正直、メカニカルキーボードも良くはできているが、静電容量無接点方式を知るとメカニカルキーボードの更なる上があるのか…と愕然とする。大げさに聞えるかも知れないが、長文を扱う人は、その僅かな違いが衝撃となる。とにかく疲れないのだ。
それと…これは高級キーボードを使えばわかるが、とにかく掃除含めたメンテナンスが楽なのである。
東プレのキーボードは、裏面を外して外装をガバッと外すのが楽で、マイナスドライバーで3箇所のツメを押し込むだけで外れる。
またキートップはキートップを外す工具で全部外せてしまう。これはメカニカルキーボードと同じだ。
キートップはぬるま湯&中性洗剤でジャバジャバ洗ってしまえばよいし、外装を外したキーボード本体は、キーを外してしまえばエアーでゴミを簡単に吹き飛ばせてしまうし、外された外装も中性洗剤で難なく洗えてしまう。
これでほぼ新品状態に戻るというのだから、扱いやすさはまさに正義である(爆)

Realforceに弱点はあるか?

そんな、入力に関してほぼ完璧と言えるRealforceだが、弱点はあるのだろうか?
まぁこれは考えればよくわかるのだが、用途によって本来メリットだったものがデメリットになる可能性はある。
それがゲームである。ゲームでのキー入力はとにかく入力されたかされていないかで明暗を分ける。場合によっては、入力しようとして入力をやめようとする事もあり、そういう時、入力しやすいRealforceが反対に足を引っ張ることになる。
メカニカルキーボードはこの点は間違いがない。スイッチメカがカチッと決まれば入力されるわけで、その入力ポイントを超えなければ入力されない。
しかし、静電容量無接点方式はこのカチッと決まるポイントがない。だから…迷いがありながらキーを押した時、入力したのかしなかったのかが感覚としてわからないのだ。
実に贅沢な弱点と言えるが、目的がゲームだとそういう結論になる。
おそらくゲームでは、メカニカルキーボードが絶対的に有利なのではないかと思う。

45gの入力荷重は重いか?

これは使う人が感じる事なので、一概には言えないのだが、多分、45gは軽いという感じではないと思う。ホントに軽さを求めるのなら、入力荷重30gというモデルを選んだ方がいい。
ただ、ある程度の入力圧がないと「押した」という感覚が薄れるのも事実で、それ故、金融機関モデルは45gとしているのではないかと思う。
私自身は、ベストな荷重と言える。軽すぎず、重すぎず。
ただ、言葉で45gと言っても、具体的にどれぐらいだよ? となるだろう。
これを言葉で伝えるのは大変難しいのだが、実は案外と簡単に感じる事ができる方法がある(多分)。
というのも、セブン銀行のATMのテンキーは東プレ製らしいのだ。で、その入力荷重は恐らく45gだと思われる。金融機関向けが45g設定なので、この辺りの設定は変えていないものと推測する。
もしそうなら、簡単にその入力荷重を知ることはできるだろう。多分、重くはないが軽くもないという、実に絶妙なタッチなのではないかと思う。
どれぐらいかな、と気になる人はセブンイレブンへ直行して試してみるといいだろう。

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Sony開発のVAIOが消えた…

スタイリッシュなカラーリングとデザインで日本のPC界に旋風を巻き起こし、欲しいPCとして常に人気の上位にあったVAIOブランド。そのVAIOがついにSonyの手を離れる事になった。

売却先の日本産業パートナーズとは…

SonyがVAIOブランドで展開してきたPC事業を売却する日本産業パートナーズという会社、おそらくあまり知られていないと思う。
元々はみずほフィナンシャルグループ傘下であり、日本型のプライベートエクイティファンド運営会社という位置付けだった。
現在はみずほファイナンシャルグループは株式の売却等で関連会社に該当しないという立ち位置になったが、基本的には日本企業の事業再編に際して事業成長の為の資本や経営支援を提供する企業である。
今回、Sonyは日本産業パートナーズにVAIOブランド含めたPC事業を売却し、その日本産業パートナーズは新会社を設立、SonyのPC事業を引き継ぐ事となる。

元々、噂はあったし、予測もできた事だったが、私は自分の中で「そうなって欲しくない」という気持ちから「まぁ、大丈夫だろう」ぐらいに思っていたのだが、そう甘い話ではなかったようで、本日15時過ぎに正式発表となってしまった。

私のVAIO歴

私が初めてVAIOを手にしたのは随分と前だったように思う。機種はVAIOノート505(PCG-Z505)で、VAIOノートの中でも名機と言われていた。
今までにない色合いだった
当時のノートPCとしては見かけ倒しでもなく、それでいて薄く速い、理想のノートPCだったように思うが、何より目を引いたのは、そのバイオレットカラーだったように思う。

その、初めてのVAIOからしばらくして購入したのが、VAIO U3である。
今までにないサイズで使い勝手はそれなりだった
特徴なのはとにかく小さいという事。厚みはあっても大きさそのものが小さいという、今まであまりないタイプの形状である。
このU3のCPUは、今はなきTransmetaのCrusoeという、コードモーフィングによってx86が動作するCPUを搭載していた。Crusoeはとにかく当時としては省電力CPUで、小型PCが選択するCPUとしてある種理想的であり、ただやはり処理能力はちょっと問題あり、というものだった。
U3の後継機にU101というのがあるのだが、コイツが名機だった。今でもこの形のPCは欲しいと思えるぐらい魅力的なPCだったが、世間ではイロモノと言われていたのかも知れない。

その次に購入したVAIOは、VAIOノートZ(VAIO Type Zではない)というノートPCでそのスタイリッシュなスタイルがオシャレなPCだった。
実にスタイリッシュで今で通用するデザインだ
Coreシリーズの前身にあたるPentium M搭載で、使いやすいキーボード、高精細なモニターを持つ、扱いやすいノートPCである。
スタイリッシュという言葉はVAIOノートZの為にある、と言ってもいいかもしれないし、今現時点でこのデザインを持ってきても、古くささを感じるどころか、今のノートPCの方が時代後れに見えてくるかもしれないぐらい美しいVAIOだった。

そして昨年10月に購入したのがVAIO Duo 13である。
サーフスライドと呼ばれる独自機構によってタブレット型からノートPC型に変形する2 in 1である。
これについては新しいPCなので詳細は省く。

これらのノートPC遍歴の中に時にはThinkPadが入った時期もあるが、ノートPCは概ねVAIOを使ってきたように思う。

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クトゥルフの呼び声フラックスの箱

先日購入した『クトゥルフの呼び声フラックス』だが、それにカードスリーブを用意し、カード保護をしたまでは良かったが、予想外にカードの山が膨れあがり、収納するボックスがない状態だった。

ちょうど良い箱はなかなか見つからない…

で、いろいろ探してみた。
そもそも87mm×56mmのカードサイズというのは、私からすると初めてであり、カードゲームもM.T.G.以来と随分とご無沙汰している。
ひょっとしたらトレーディングカードなどを扱っている店舗に行けば、そうしたグッズが沢山あるのかもしれないが、ウチの近所にはそんな店はない…というわけで、当初は100円ショップなどにある、塩ビ等でつくられた箱を物色していた。
しかし…まぁ、往々にしてこういう時はベストサイズと出会う事などあり得ないわけで、やはり100円ショップなどでは無理だと確信。
そこで楽天でカードゲームのデッキケースを物色すると、やはりM.T.G.系のデッキケースは山のようにあり、その中で『マジック・ザ・ギャザリング つや消し新革風デッキボックス』なるものを発見した。
商品の説明によると、M.T.G.公式サプライ商品のようで、カードスリーブに入ったM.T.G.カードがそのまま入る、というものらしい。
いろいろ探したが、コレよりも良いものがなかったため、思いきって購入してみた。
Fluxxが入るか?
並べるとこんな感じ。
たしかにM.T.G.公式らしい出で立ちである。

入れてみたら…意外や意外

実際に入れてみた。
意外とちょうど良い感じ
あらまぁ、ピッタリ(爆)
若干高さに余りがあるが、これはM.T.G.カードの方が長いから。
意外だったのはそのカード幅で、Fluxx系の方が4mmほど短いにもかかわらず、箱の幅いっぱいギリギリで、若干入れにくいくらいのクリアランス。これ、M.T.G.だとスリーブに入れて入るのか?
100枚分いれてもまだ余裕があるため、M.T.G.なら120~150枚くらいは入るのかも知れない。
まぁ…キッチリ入れると今度は出せなくなるため、120枚くらいがちょうど良いのかもしれないが。
ちなみに内側はやわらかい素材になっていてカードに傷が付かない仕様。ちょっと豪華仕様とも言える。

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LDゲームがWindowsアプリに

その昔、ゲームセンターにLD(レーザーディスク)を媒体として作られたビデオゲームがあった。基本的にはLDで映像を流し、その映像の合間にレバーやボタンでアクションを入れるタイミングが現れ、一定時間内にそのアクションを採らないとミス、という感じのものだった。

あのDragon’s Lairが!

そのLDゲームの中でも難易度が高いと言われていたゲームに「Dragon’s Lair」というゲームがあった。
1983年に北米で発売されたゲームで、当時としては莫大なデータ量を誇るレーザーディスクを使用していた事で、ゲーム史上初の本格的アニメーションを導入できた作品でもある。
LDゲームのほとんど(というか多分全部)は、アニメーションをそのまま再生し、そのアニメーションの要所要所にコマンド入力タイミングを差し込み、そこでプレイヤーにアクションをさせ、その成否でゲームという体裁を採っている。
当時のゲームといえば、いわゆるファミコンレベルのものが当たり前の時代だから、LDゲームの滑らかなアニメーションはものすごく映えたし、魅力的だった。
しかもアニメーションさえ用意できれば、ゲームのシステムそのものはものすごく単純だから、ネタさえあれば量産が可能。まぁ、そのネタが売れるものかどうかが問題ではあるのだが、ゲーム開発という意味では比較的難易度の低いものと言える。
技術的にはそういったものだから、容量さえあればほとんどのプラットフォームに移植できるため、結果的にほとんどのゲームコンソールに移植されたと言える。
ただ、NES(ファミコン)やSNES(スーファミ)、ゲームボーイにも移植されたのだが、これらの機種ではLDゲームの容量は当然得られなかったため、似ても似つかぬアクションゲームとして移植されている。

そのDragon’s Lairが、Windowsストアアプリとして750円で販売されているという。
タイムギャルが出て欲しいなぁ
欧米だけでなく、日本国内版でも発売されているようで、無償のお試し版も存在する。
このストアアプリは対応プロセッサを「x86/x64/ARM」としていて、Windows 8/8.1の他、Windows RTタブレットでも動作するとしている。
基本的に映像を流し、それに合わせたアクションの割り込みであるため、ARMコアでも何ら問題なく動作するという事だろう。
ゲームにはオリジナル版とアーケード版というのがあるようだが…この二つの違いがどこにあるのかはわからない。多分、オリジナル版とはゲームセンターに登場したバージョンで、アーケード版というのは、Xbox Liveアーケードで発売されたバージョンのアレンジモードではないかと予測する。

これを機に他のLDゲームもWindowsストアアプリで…

Dragon’s Lairももちろん良いのだが、個人的には日本初のLDゲームもこういう形で再現して欲しいと思う。
昔はセガのMEGA-CDなどCD-ROMメディアの登場と共にLDゲームの移植がバンバン行われたが、今となってはそれも懐かしい話で、新しいプラットフォームに移植される事はもうなくなってしまった。
昔ほどの高額商品には出来ないだろうが、Dragon’s Lairのように750円程度であれば、まだまだイケそうな気がする。
ニンテンドー3DSのダウンロード専売タイトルである、セガの旧作シリーズ(スペースハリアーとかアフターバーナー2)は結構な数が売れているようで、シリーズが継続している。
もちろんプラットフォームは重要ではあるが、Windowsという新しい市場開拓の一貫として、Dragon’s Lairに続くのも良いと思うのだが…。まぁ、調査したわけではないため、販売数がどれだけの予想になるかはわからないが、話題にはなると思う。

タイムギャルとかロードブラスター、サンダーストームなど、当時名作と呼ばれた作品も多い。
また復活してくれると面白くなるのだが…どこか出してくれないかなぁ。

流行りはじめたスモールファクタ

Intel NUCやGIGABYTE BRIXなど、小型フォームファクタが流行り始めている。
といっても、この流れは今に始まったわけではないのだが、最近特にこのスモールファクタが注目されているのは、2.5インチドライブ内蔵タイプが発売されたからだろう。

SATAが使えるのはありがたい

GIGABYTEのBRIX Proの記事を以前書いたが、ここまでの高性能版ではない製品が先週末に秋葉原で登場し始めた。
Intel NUCはCorei3搭載型とBay-TrailのCeleron N2820を搭載する2タイプが発売され、GIGABYTEからはCorei7-4500U搭載型とCeleron 2955U搭載型が発売された。
明らかに高性能タイプと廉価タイプで棲み分けされた感じではあるが、共に2.5インチベイを搭載しており、今までのmSATAだけでなく1ポートのSATA3.0ポートが追加されたモデルである。
おそらく、ほとんどの人がこの2.5インチベイを搭載したタイプが今後の主流になると思っているだろうが、私も当然そう思っている。というか、小型フォームファクタは小さければ小さいほど良いのだが、それに伴ってストレージ容量が犠牲になるのなら、ある程度の大容量を確保した限界点のサイズが欲しいと、ほとんどの人が思うはずだ。
今回発売された2.5インチベイを搭載したタイプは、おそらくその限界点のサイズになるだろう。個人的には、もう少し高さがあっても良いとは思うが。

注目はBay-Trail搭載型

Intel NUCのBay-Trail搭載型「DN2820FYKH」は、おそらく注目の的になると思われる。
これからは2.5インチ内蔵がNUCの主流だろう
コアが新型Atomと同じ第3世代型であり、それでいて処理能力はSurface2でも分かる通り、かなりの能力を持っている。
消費電力はパッケージ全てを36wのACアダプタで賄うように作られてるため、mSATAがなく、2.5インチベイのSATA1基のみでストレージを賄わなければならないが、大容量の2.5インチHDDを載せておけばそれで能力的バランスは採れるだろう。
同梱されるドライバの問題で採用できるOSがWindows8以降でなければならないという制約はあるものの、もともと電力管理はWindows8以降の方が優れているため、方向性を決めた上での運用になるが、それで困る人はそうそういないハズである。
これにmini PCIeにWi-Fi/Bluetoothアダプタを実装していて、前述のACアダプタもついてくる。それでいて値段が16,000円弱~18,000円というから、コストパフォーマンスもかなり高いと言える。
他に用意すべきなのは2.5インチストレージとSO-DIMMメモリぐらいであり、ちょっとしたPCとして使用する上では何ら困る事のないベアボーンといえるだろう。
書いていて私も一つ欲しいぐらいである。

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またしてもガンダム外伝

初めてガンダム外伝という言葉のゲームが発売されたのは、セガサターン用の「ガンダム外伝~戦慄のブルー」ではないかと思う。
セガサターンの処理能力で精一杯と思われる処理の中でスピード感を出し、内容も面白かった…戦慄のブルーはそんな作品だったが、また新たにPS3用としてガンダム外伝が発売されるようだ。

ミッシングリンク

ミッシングリンクとは「(「失われた環」の意)生物の系統進化において、現生生物と既知の化石生物との間を繫ぐべき未発見の化石生物。」と広辞苑第六版では書かれている。
今回のガンダム外伝は、サブタイトルとしてミッシングリンクという題が提示されている。
この言葉が何を意味するものなのかはまだわからないが、一年戦争時の語られなかったストーリーが展開していくゲームらしい。
…ってか、今までの本題以外のガンダムのストーリーはみんな語られなかったストーリーではなかったか?
というツッコミは置いておくとしても、今回はサイドストーリーを紡ぎ、新たな一年戦争を知るという作りになっているようだ。

システムは3機一組のMS戦を進めていくアクションで、プレイヤーは3機のウチ1機を操縦する事になる。なお、途中で操縦する機体そのものを変更する事ができるようで、こういう作りだと聞くと、ジオニックフロントを思い出す。
ただ、今回のシステムの中でも特筆すべきなのは、宇宙戦があるという事。
今まで、ガンダムの操縦系アクションゲームでは、宇宙戦を想定したものはあまりない。というか、あるにはあるのだが、基本平面上での動きでの構成であるため、宙間戦闘という感じがしないのだ。
宙間戦闘がどこまでできるようになっているのか気になる所
果たして、今回のミッシングリンクはこの宙間戦闘をどこまで再現できているのか?
気になる所である。
とりあえず、第一弾PVも公開されているため、イメージを掴んで欲しい。

機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク 公式サイト
http://sidestory.ggame.jp/jp/

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電脳コイルを久々に観た

この作品、ホント良く出来てると思うのだが、今一つみんなの記憶に残っていないように思う。
Google Glassとか、Sony Smart Eyeglassとかを見ると、電脳コイルのような時代がやってくるのかも…と期待したくなるのだが…

ガルパンなどは未だに地域密着型だが…

ガールズ&パンツァーの舞台である大洗町は、未だに聖地巡礼の人が訪れ、地域の売上に貢献しているらしい。しかも、行く人になるとほぼ毎週とか、月に一度は間違いなくとか、そんな感じで、時々有名マンガ家や著名人に会う事も多いようで、今や大洗町の住人以外にも大洗町人が増えている…そんな感じらしい。
これは、かなり特殊なケースとは思うが、アニメとコラボレーションした最も良いケースではないかと思う。
らき☆すたの鷲宮神社もそうだったが、こうしたコラボレーションによって地域活性化が行われるというのは、アニメだけの話ではなく、いろんなコンテンツでも行われているビジネススタイルだから、もっと行われれば良いと思うのだが、成功例もあれば失敗例もあるわけで、ガルパンは特に上手くハマッた、という事なのかもしれない。

タイトルの「電脳コイル」だが、これにも舞台となる大黒市という街があるのだが、残念な事に架空の街という扱いになっている。当然だが、おそらくモデルになった街があるはずだが、残念ながらそれが公になっていない為、ガルパンのような町おこしとは全く無縁に終わっている。
もし、私はこの電脳コイルの舞台が架空都市でなく、実在都市だったなら、きっとIT先進都市としての町おこしが行われたのではないかと思えて仕方が無い。
まぁ…モデルの一つとして福井県鯖江市があるにはある。鯖江市はチタン加工で有名なところで、メガネのフレームなどで有名な所だからだ。その為、鯖江市自体はコラボレーションをしている事もあるが、残念ながらガルパンのような力強さがない。それは、町の描写に酷似したところがないからであり、作品の中に溶け込んでいないからだ。ファンというのは、そういう所へのツッコミは激しいのだ。

話を戻すが、この電脳コイルの世界は、Google GlassやSony Smart Eyeglassが目指す先の形ではないかと思えるのだ。
近未来はこうなって欲しいと思えて仕方が無い

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Macintosh、30周年

AppleのMacintoshが誕生して30年が経過した。最初のMacintoshは1984年1月24日に誕生したワケだが、当時としては画期的すぎるMacintoshは、一部のマニア受け製品でしかなかった。

GUIをこの世にもたらした名機

Macintoshは、当時のPCにはない画期的なシステムが導入されていた。それがGUI、つまりグラフィカルユーザーインターフェースである。
マウスというものを利用し、画面に見えるファイルを操作できる仕組みは当時のコンピュータにはない画期的なシステムで、従来機のように操作コマンドを覚えなくてもファイルを扱えるという、使用者の敷居をグッと引き下げるシステムだった。
にも関わらず、世の中はコマンド操作のコンピュータが増え続けたのだが、それはAppleのCMが今のような“使いやすさ”を前面に押し出すようなものではなかったかららしい。

当時のAppleのCMは、端から見るとよく分からないものだったと私は思う。
とりあえず、スティーブ・ジョブズのスピーチとCMが収められた動画を紹介しておく。

前半はほとんどがスピーチで、4分20秒ごろからCM映像が流れる。
ハンマー投げの女性選手がハンマーを投げ、淡々と流れる映像を破壊するというCMで、アメリカではCM1984と呼ばれるぐらい特徴的なCMである。もちろん、意味がよく分からないという意味で特徴的なのである。
ただ、このスピーチを聞くとこのCMにも理解が及ぶ。要するに巨大化するIBMが作ろうとする情報化社会を破壊する、という意味が込められているのだろうと思うのだが、要するにこのCMはそうしたプロパガンダであり、商品説明ではないのではないだろうか。
これでは、消費者にはよく分からない内容としか言いようがない。

だから、GUIを搭載した世界初のパーソナルコンピュータだったとしても、今一つ普及力は弱かったとしか言いようがない。どんなに使いやすくても、それを世に知らしめることができなければ売れるものも売れないのである。
そうした事情もあったからなのか、今のAppleのCMは実に製品主体で、使いやすさを前面に押し出している。こんな事ができます的な、使い方をアピールするCMである。この方がずっと分りやすい。

イノベーションを起こしたのではない

Appleと聞くと、先進的かつ革命的なデバイスを世に送り出し、情報化社会に革命を起こしている企業というイメージがあるかもしれない。
だが、この言葉は半分当たっていて半分外れている。
Appleが開発する製品の大部分は、従来からある製品であり、別に全く新しいデバイスではない。小さな会社が作り出し(小さくない場合もあるが)、画期的だが世間が受け入れていないような製品をApple流に作り替え、そしてユーザーが使いやすいように改良、そして「これを使うとこんな事ができます!」というCMと共に売り出すのである。
iPodはそうやって生まれてた。iPod以前にもMP3プレーヤーは存在していたのだから。
iPadにしても、別段驚く程先進的なデバイスではなかった。ただ、操作感がよく、今まで無理と思えた事が実現できるというような宣伝を行った結果が、あの売れ行きだったのである。
こんな事を言ってはいるが、別に私はAppleを非難しているわけではない。
Appleは、イノベーションを起こせるデバイスを再構築し、一般の人に使いやすいようにして、さらに使い方を伝導する企業なのである。
それがいつの間にか「Apple=革新的」という言葉で説明されている。
それだけ時代がAppleを求めたのかもしれないが、この辺りを勘違いすると、皆これからのAppleに失望してしまうかも知れない。
スティーブ・ジョブズ亡き後のAppleには革新的なものがない。
世間ではそう囁かれているのだから。

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