中国産半導体の勢いが恐ろしい。
MTT S80
中国のMoore Threadsが、同社の従来製品の3倍のレンダリング性能を達成したというデスクトップ向けGPU「MTT S80」を発表した。今はまだ数量限定での発売のようだが、今後どうなるかはわからない。
同社が3月30日に発表した「MUSA」アーキテクチャを踏襲した製品で、コア数を従来製品の「MTT S60」の2,048基から4,096基へと2倍に増加させた第2世代チップ“春暁”を採用し、レンダリングエンジン、マルチメディアEngine、AIアクセラレータ、物理エンジンの全てを拡張して性能を向上させたもののようだ。
この結果、グラフィックスレンダリング性能が平均で3倍、エンコード性能は4倍、デコード性能は2倍、AIアクセラレータは4倍、物理シミュレーションは2.5倍へと性能が向上、同時に帯域転送を圧縮する機能を備えた事で、帯域を30%以上節約できるとしている。
1.8GHz駆動で14.4TFLOPSの単精度浮動小数点演算を実現し、ゲーム用途以外にも学生や研究者向けにAIやGPGPU用途にも利用できるようすすめられている。
また、中国産GPUとしては初めて完全なWindows/DirectX API対応GPUとなるので、既存のPCゲームである「Diablo 3」や「League of Legends」といったタイトルで動作確認が行われている。その他、UnrealやUnityといったゲームエンジン、Tencent GamesやNetEaseといったゲーム開発者とも協業、ゲームにおける最適化を進めているという。
驚いたのは、これらに留まらずVulkan/OpenGL/OpenGL ES APIもサポートするという事。
中国産ではあるが、普通にWindowsで利用可能なGPUといって差し支えないだろう。
AV1にも対応
また、メディアデコードではAV1、H.265、H.265、VP9といった主流のエンコード/デコードに対応している。1ストリームの8Kビデオ、32ストリームの1080p/30fpsビデオの再生が可能なようだ。
ディスプレイ出力としては、DisplayPort1.4aを3基、HDMI2.1を1基搭載し、360Hz/1080pにおけるゲームや、30Hz/7,680×4,320ドット×4画面の出力が可能だという。
他にもマルチストリーム・transport(MST)にも対応し、1基のDisplayPortで4画面出力もサポートされる。
PCI Express5.0に対応しており、128GB/sの転送速度でCPUとGPUの間のデータ転送を可能としていて、メモリもGDDR6メモリを16GB搭載している。
機能面だけ見ても、普通に使えるGPUというイメージしかでてこないワケだが、残念ながら価格はまだ不明である。
もしこれで格安だったりすると、世界的にNVIDIAやAMDとしては脅威になるのではないかとさえ思えてくる。
…まぁ、中国産なので何か仕掛けが隠されているという事もあり得るかも知れないが。
どちらにしても、スペックはもう中国だから、というようなものを一つ超えた製品ではないかと考えられる。
スペックとしては片目あたり2,000×2,040ドットの有機ELを搭載したリフレッシュレート120Hz、約110度の視野角を実現するVR HDMとなっており、モーションセンサーは6軸(内訳として3軸ジャイロ、3軸加速度)で、IR近接センサーを装備している。レンズ間隔を調節できるレンズ調整ダイヤルやレンズの曇りを軽減する通気口を持ち、視線の動きを検出する視線トラッキング機能、ヘッドセット内蔵の4つのカメラでプレイヤーとコントローラーをトラッキングする「」インサイド・アウト・トラッキング」機能なども持つ。
GCDは5nmで、MCDは6nmで製造されているため、価格的にも安く出来るというメリットが生まれ、それぞれのチップを個別に用意する事で、半導体の歩留りも大きく向上させる事ができる事から、価格を安くできたのだろうと考えられる。

クリエイター向けPCとして構成してあるもので、プラットフォームはAMD製CPUで組まれている。上位から、Ryzen9 7900Xを採用した「WA9A-G224/XB」とRyzen7 7700Xを採用した「WA7A-F224/XB」、Ryzen5 7600Xを採用した「WA5A-E224/XB」で、標準構成時の価格は上位から30万9,800円、28万4,800円、25万4,800円となっている。
この価格でGPU抑え気味というから恐ろしい。もしGPUにそこそこのものを組み合わせると、プラス10万円ほどかかると考えるべきだろう。
性能的には1.35倍に伸びたと喜んでいて、FF14もWQHD表示にして115~120fps表示ができるようになったと思っていたのだが、先日FF14をプレイした際、70fpsほどしか出ていない事に気づいた。酷い時だと60fpsを下回るようになっていて、ちっょと考えられないほどの性能低下が見られる状態になった。
FF14はシステムとしては決して新しいものではないし、当然そのグラフィックスも最近のものから比べれば高度なものとは言えない。
チタン製という事で、衛生面も問題がなく、しかもどんなフロスにも対応できるというものらしい。…らしい、というのは、そもそも私がフロスなるものを使った事がないので、フロスにも色々種類があるという事を知らなかったためである。
だが、これは逆にいうとセガのゲームだからこそ起きている現象とも言えるワケで、セガらしさが全面に出るビジネスなのかも知れない。
OM-5の軍艦部には新たに「OM SYSTEM」のロゴが入っており、OLYMPUSからの脱却を図った製品と受け止められる。ようやく本道を走り始めた、というところだろうか?

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