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Tagged: Ryzen7 7700X

資金回収とさらなる手段

ヤフオクに出品していたRyzen7 7700Xが落札され、オークションは閉幕となった。

36,500円、意外と伸びた

先日ヤフオクに出品したRyzen7 7700Xだが、入札価格34,000円に対し、最終的には36,500円という価格で落札された。
当初、34,000円と値付けした理由は、その時の落札価格において34,000円程度の価格だったからだが、参考にした取引では送料が別だった。
なので、その価格で送料込みで同価格入札だったので、ちょっと割安感のある内容で攻めてみた。
オークション最終日までは入札数1で、このまま34,000円落札だろうなと思ったら、最終日で入札が続き、500円ずつ伸びて最終的に36,500円落札となった。
中古品売買としては妥当な価格で落ち着いたかなCPUはパッケージも小さいので、送料は725円だったのだが、オークションの手数料で33,288円(8.8%引き)となったので、実入りとしては32,500円程度となった。
予想していたより結果としては良好だったと言えるだろう。

Wi-Fiルーターの準備

昨日記事にしたWi-Fiルーターの出品準備も進めつつある。
未開封のものなので、実際の製品写真を使えない事もあって、シールで封がされている事を写真に撮りつつ、外観はメーカーサイトの画像などを使用する予定にしている。
価格については昨日の通り12,500円程度にしようかと思っているが、購入から3ヶ月程度という事もあって、購入履歴さえ提示できれば未だ保証期間中。この分をどう加味するかが焦点になりそうである。
このWi-Fiルーターのオークションに関して、一つ問題としているのが発送である。
もともとAmazonから購入した時は簡易パッケージ仕様で届いているのだが、その簡易パッケージを包んでいた箱を廃棄してしまっているので、どうにかしてもう一回り大きい箱を準備しなければならない。
ま、ルーターの箱にそのまま伝票を貼って…なんて対応は、落札者に対して優しくないので、別の箱を探すくらいは必要だろう。

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Ryzen7 7700X、出品

ヤフオクに手持ちのRyzen7 7700Xを出品した。

出品開始

昨日、手持ちで余らせていたRyzen7 7700Xをヤフオクに出品した。
持っていても使わない可能性が高く、またもしPCが必要になったらMinisforumなどの小型PCメーカーの製品を購入するという手も良いのではないかと考えたので、結局出品する事にした。
出品開始
AMDのRyzenは次世代、つまりZen5世代になってもAM5ソケットを継承する事が決まっていて、チップセットにしても大幅な改良を行ったものにはならないと予測されている。
なので次のPCアップデートの時はまたCCPUだけの交換になるとは思うが、とりあえず今回はRyzen7 7800X3Dという3D V-Cache搭載のCPUに交換したので、場合によっては数年はこのままで問題がない可能性がある。
なので今更Ryzen7 7700Xに戻る事はないと判断しての出品である。
適正価格を探る意味でも、ヤフオクで過去の取引状況を確認したところ、組立PCに組み込まれたものばかりが出てきて、CPU単体での出品はそう多くない事が判る。
需要かあまりないのかも…と思ったが、価格的には33,000~35,000円くらいの値付けにっていた。ただ気になるのは、直近の取引日が2月7日という事で、約一ヶ月前という事である。
この一ヶ月で新品の価格が下落していれば、当然そこにフォーカスしないと、中古品は売れるはずもない。
ただ、幸いだったのは大きな価格変動は無かったと言う事。一部セールで値下がりはしていたかもしれないが、市況が変わっていないようなので、とりあえず今回は34,000円(送料込み)で値付けしてみた。
前回、RTX 4070Tiの時、出品したのにBlogにそのLinkを貼らないのはどうなんだ? と知人に言われたので、今回はとりあえずLinkを貼ってみる事にする。

早速の入札

驚いたのは、オークション開始した日の夜には、1件の入札があったという事。
この辺りは、やはり比較的入札しやすい価格だったという事か。
最低価格は34,000円から開始し、この後は他の入札がなければこの価格での落札となる。
ま、ウォッチリストには11名が登録しているので、ひょっとしたら今後争われる可能性もあるが…まだどうなるかはわからない。
RTX 4070Tiの時は、入札がほとんどなく、再出品を2度ほどする事になったが、3回目に出品した時、同製品が私の設定価格より安く出品されてしまい、そのまま流れる可能性があっさたほど、入札に困った経緯があった。
今回は開始日に入札があったので、ちょっと驚いている。
需要、あったんだな、と(爆)
正直、Ryzen7 7700Xはそのポジションが実に微妙なCPUだと思っている。
後発品にRyzen7 7700というTDP 65W品があるので、ほとんどの人はRyzen7 7700を選択するケースと思われるが、消費電力が大きくてもハイパワーが欲しい、という人であれば、Ryzen7 7700Xを選ぶ意味がある。ただ、UEFI/BIOSによって設定を触る事ができるので、省電力設定にして使うもよし、性能重視で設定して使うもよしという使い方が欲しいという人であればRyzen7 7700Xは魅力的に映るかもしれない。
とりあえず、今の段階で入札があったので、確実に売る事はできる事が確定した。
そういう意味では大成功である。

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Ryzen7 7700Xの売却を考える

RTX 4070Tiを売却したので、次はやはりコレか…。

思った以上に予算投入

先日もBlogにも書いたが、今回のメインPCのアップグレードに自分では予想していないレベルで予算注入していた事実に後から震えることとなった。
差し引き10万円ほどの予算を投入してしまったので、少しでも回収したいというのが今の素直な気持ちである。
幸い(?)、AM5ソケットの他PCを自作する予定が今の所ないので、取り外したRyzen7 7700Xは今後使用する予定がないのと、同じく取り外したCPUクーラーであるAK620も使用予定がない。
というわけで、これらを売却する事を考えていきたいと考えた。
これでグリスが完全に防げるとは考えにくいが、保険ぐらいにはなるだろう
正直、今回のPCアップグレードは予想していたよりずっと性能向上したという実感がないのが問題で、いつもなら取り外したパーツの売却はGPU以外はしないのだが、今回は精神的にも回収した方が安寧である(爆)ことを考えて売却しようと思う。
ま、今回もヤフオクを利用する前提で進めるので、私からするとやることは基本同じ。
特に困る事は…価格を決める事ぐらいだろうか。

価格が微妙

ヤフオクで、同じものがどれぐらいの価格で落札されているかを確認してみたところ、Ryzen7 7700Xは3万4,000円ほど、AK620で3,000~5,000円ほどだった。
ま、手持ちにしていて埋もれさせるよりも、使ってくれる人に売却する方が理にかなっているとは思うので、大凡これらの価格に送料を幾分か載せて送料無料にして売却しようと思う。
私が送料無料として出品するのには理由があって、送料はその送る荷物の大きさと重さによって変わる事から、落札者が想定していない送料になる可能性があるのを防ぐためである。
外装箱の潰れがないように、大きめの箱で梱包すると、落札者からすれば予想外の大きさの荷物になって送料が高くなるなんて事もありうるので、そうした誤差認識の誤解がないように、私自身が送料を負担して根付けする方がトラブルがない、と思っている。
もともと、商売でやっているわけではないので、自分の身を切る部分はわきまえているつもりである。
ただ…Ryzen7 7700Xにしても、AK620にしても、何か価格が微妙な感じで、正直どれぐらいが妥当なラインか判断に難しい感じである。

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余ったRyzen7 7700X

今回のPCアップグレードで余ったもう一つのパーツ。

8コア16スレッドの標準品

昨日のRTX 4070 Ti SUPERと同じく、今回のメインPCアップグレードで交換したRyzen7 7700Xが手元に余る事になった。
これでグリスが完全に防げるとは考えにくいが、保険ぐらいにはなるだろう
AM5のCPUなので、処理的に前モデルよりはずっと処理性能に長けているのだが、今回私が新たに導入したRyzen7 7800X3Dと比較すると、単純にL3キャッシュが少ないだけのモデルになる。
ただ、動作クロックに関しては7700Xの方が上のところもあるので、処理する内容によってはこちらの方が性能が上と言えるかも知れないが、特定用途では7800X3Dがバケモノじみた性能を叩き出すので、型としては下位に属する。
このCPUが余っている、という事自体、ある意味贅沢な話ともいえるが、ウチにはAM5スロットをもつマザーボードが他にないので、現状とては利用する事ができないものになる。
正直、これを売却してしまってもよいのだが、現在のオークション価格だと35,000円前後という価格になるので、売却した方がよいのか、それとも手元に置いておき、mini-ITXなどのマザーボードを入手して2nd PCの流れに持っていく事を考えればよいのか、正直迷ってしまっている。
もしこれが7700といったTDP 65W品なら迷っていなかっただろうと思う。
7700Xは1TDPが105Wと中途半端に高めに設定されているので、こういう時の扱いがちょっと難しい。
ただ、Ryzen 7000シリーズのデスクトップ版は、この7700XのようなTDP 105W品から始まっているところもあり、ある意味これが標準品。
再利用とするのか、売却するのかは、未だ結論の出ない話である。

取り外したAK620も

Ryzen7 7700Xと一緒に使用していたCPUクーラーであるAK620も、その処遇を考えねばならないパーツである。
取り外す際にも丁寧に取り外したという事もあり、再利用にも困らないパーツである事は確認済みである。
能力的にはかなりの高性能CPUを冷却できる性能があるので、搭載するスペースさえ確保できるようなら比較的万能な使い方ができるクーラーである。
正直、これも売却という手段が執れないわけではないのだが、おそらく売却となれば売価は3,000円程度になってしまう。実際の利用価値から考えると、それはあまりにも安すぎると思える(新品ならAK400並だ)。
なら自分で使うか、となるが、CPUクーラーはソレ単体で使用する事はまずないので、前述のRyzen7 7700Xと一緒に利用するか、となる。
そうなると…要するに7700Xも含めて手持ちで持ってろ、という事か?
実に中途半端な話である。

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Ryzen7 7700Xを使い始めて…

6年ぶりに新PCに移行したが、その違いを体感できたのか?

確かに速い、が…

Core i7-8700Kを搭載した旧メインPCから、Ryzen7 7700Xを搭載した新メインPCに変更して約2週間が経過した。
何とか組み上がった乗り換えた直後くらいは、使用環境を取り戻すのに必死で、その活動そのものは未だ続いているが、大凡の環境は移行できたので、最近は少し新PCと旧PCとの違いを感じ始める事ができるようにはなった。
できるようにはなったのだが、実は言うほど違いを感じていないというところがある。
いや、確かに処理は速くなった。
特にそれを実感するのはPhotoshopでの画像処理の速さに始まり、Excelでの大量行移行処理だったり、ブラウザのWebプログラム処理だったり、各所で今まで待ちに入る事の多かった処理の大部分が高速化した。
だが、根本的にその速さ以外に新PCのメリットを感じていないところが問題である。
これは私自身のPCの使い方にも問題はあるのかもしれないが、PCとして出来る事に違いがあまりないので、速さ以外に違いを感じる事がないのである。
そんなの、当たり前だろう? と思うかも知れないが、PCの入れ替えというのは、基本そんなものなのである。
速さこそ命。
その速さを手に入れるため、新しいコアと新しいメモリ、新しいストレージへと刷新していく。
なので、この「処理は速くなった」という結論は、紛れもなく望んでいた結果であり、真っ当な乗り換え問題の解決でもある。

環境負荷

私は結構複数のアプリケーションを普通に展開して使っている事が多く、例えばFF14をプレイしていても、コンテンツファインダーのマッチング待ちの時にはブラウザでYouTubeを見ていたりする。この処理、案外この重かったりするのだ。
というのも、私はもともとFF14をウィンドウモードでプレイしていて、そのウィンドウモードそのものが負荷になるにも関わらず、FF14がバックグラウンドにいてもFPSを制限しているわけではない。
また、当然だがそこにブラウザ上で動画を再生するのだから、CPU、GPU共に高負荷状態になる。しかも今は画面解像度が3840×1600ドットという環境だから、4Kほどではないにしても解像度的な負荷も大きいはずである。
この使い方は、以前のCore i7-8700K&Radeon VIIの旧PCスペックでも同じ使い方だったので、今回の新PCにした事で、この処理は格段に楽になっている。
以前だとFF14のFPSが最高でも90を超す程度で、平均すれば60fpsちょっと上程度だったが、今ではこの状況でも120fpsを維持できている。
HDRに対応させなければ、旧PC環境でも90fpsぐらいにはなるのだが、HDR対応にしたとたん、負荷が大きくなって60fpsを維持するのが難しくなった。しかし、今ではHDR対応済であっても120fpsを維持できるのだから、現PCは格段に性能が向上したと言える。

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PCを自作する準備が整う

全てのパーツを購入した。あとは待つのみ。

PCケースを注文

先日から新PC移行の為のパーツ購入を勧めていたが、いよいよ最後のパーツとしてPCケースの注文を行った。
購入したケースは以前から記事にも書いていたInWinの「A5」というATXコンパクトPCケースである。
PC前面に電源が縦に入るという変わったデザイン当初はマザーボードをmicroATX等にして、PC自体を小さくする事も考えたが、以前microATXでメインPCを構成した時、その拡張性に問題が生じて結果ATXに戻した事があるので、今回はとにかくATXでより小さくしたい、というつもりでコンパクトタイプのATXケースにした。
おそらく、これによって自作難易度はより上がったとは思うが、今回はCPUクーラーに空冷を選択しているので、配線などの問題は以前よりはないものと見ている。
あとはケース内に全てのパーツが入ることのみを祈るしかない。
…まぁ、事前にパーツの大きさなどをちゃんと調べてあるので、問題はないと思うが。
苦労しそうなポイントは2つ。
一つは空冷CPUクーラーの取り付けで、コイツがPCケース内部に完全に入らないとケースの側面カバーが閉められない。ケースのスペック的には高さ160mmのクーラーが入る事は確認していて、購入した空冷CPUクーラーの高さがキッカリ160mmなので、ここに狂いが生じると問題になる。
そしてもう一つの問題はGPUの取り付けに関するもの。
最近はGPUカードがとても大きく長いため、ケース内に収まらないという事も問題になる。
こちらも予めケース内に搭載できるGPUの制限を確認してある。取り付ける電源ユニットの長さが170mmを超えると280mmまでのGPUカードしか取り付けられないというのがA5のスペック上の制限で、電源の長さが170mm以内であればGPUは340mmまでのものが取り付くようだ。使用しているGPUカードは300mmの製品で、取り付ける予定の電源の長さは160mmなので、ケース内には何とか収まりそうである。

グリスガードブロック

そして今回、Ryzen 7000シリーズを使用するという事で、ちょっと気になっているのが、グリス流れの問題である。
Ryzen 7000シリーズのCPUは、そのヒートスプレッダが独特の形をしていて、側面が完全に密封されているわけではない。なのでグリスを多く塗りすぎてはみ出したグリスが、側面からCPU内部に入り込んでしまう可能性が懸念される。
そういった問題に対し、大手メーカーでもグリスからCPUを守るパーツを検討しているようだが、現時点ではまだ確実な製品として成立しているものがない。そのかわり、同人パーツ…といっていいのかはわからないが、そうした有志によるパーツが存在していて、PCER24製のグリスガードブロックというものを買ってみた。
実はこのパーツ購入、ちょっとした博打で、マザーボードのCPU固定金具がマザーボードによってLOTES製とFoxconn製の2種類が存在し、その内LOTES製でないと使用する事ができないというシロモノ。Foxconn製の場合、わずか0.4mmほどグリスガードの方がCPUのヒートスプレッダより高くなってしまうようで、そのまま使ってしまうとCPUクーラーがヒートスプレッダに密着しない事になってしまうのである。
私が購入を決めたMSIの「MPG X670E CARBON WIFI」に取り付いているCPU固定金具がLOTES製なのかFoxconn製なのかはわからないが、使える様だったら使ってみようという事で今回購入しておいた。
無事使えればよいが、もし使えなかったらさてどうしたものか?

参考:自作とゲームと趣味の日々
https://jisakuhibi.jp/review/pcer24-amd-ryzen-7000-grease-guard

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Intelを選ばなかった理由

メインPCのパーツの購入に踏み切った件で知り合いから質問された。

ゲーミングPCベースなのに

昨日、メインPC刷新の為のパーツ購入を開始した記事を書いたが、その件で知り合いから質問を受けた。
リアル知人からのダイレクトな質問なので、記事へのコメントとかTwitterとかのコメントとして受け付けたわけではない。
その知人曰く、使用目的のベースがPCゲームなのに、何故選んだCPUがIntelではなくAMDなのか? という事が気になるらしい。
確かにゲーミング性能で言えば、Ryzen 7000シリーズとIntel第13世代では、Intel第13世代からRyzen 7000シリーズを超え、再びIntelが最強という状況を生み出した。
テック系サイトによるベンチマークの結果なので、間違いない事なのだが、これは消費電力の最大値をまるで考えていない結果であり、実運用であれば考え方も変わるため、私はあえてAMDのRyzen7 7700Xを選んだ。
ホントは導入したいのだよ…ちなみにRyzen9 7950Xや7900Xは当初から購入対象にすら入れていない。これにもちゃんと理由がある。
Intel第13世代は、残念ながらその製造プロセスの関係から、どうしても消費電力は大きくなりがちである。確かに省電力技術の発展でどんどん省電力化は進んではいるものの、実際にパフォーマンスを発揮しようとさせれば、その消費電力は際限なく伸び続けるのではないかと思えるほど電力を喰っていく。
Ryzen 7000シリーズも、Intelのこの動きに引っ張られて、電力をバカ喰いする仕様になってしまっているが、UEFIの制御で絞り込む事で逆にクロックアップしている時間が延び、性能が上昇するなんて事が報告されている。
そうした絞り込みにおける性能の伸び、マルチタスクでPCゲームと同時に動作させるアプリケーションなどを考えると、AMD製コアで処理させる方が結果的に省電力運用が出来るだろうと踏んだ。これがAMDを選んだ理由である。
とにかくゲームにおいて、まずGPUのボトルネックにならない事が重要で、かつ省電力を維持できるという2点で選んだ。大きな違いはないかもしれないが、IntelとAMDでは挙動に大きな違いがあるので、私的にAMDを選択したという結果である。

Ryzen9でなく7を選んだのは

そしてもう一つ。
Ryzen9 7900を選ばず、Ryzen7 7700Xを選んだ理由だが、これはもう簡単に説明できる。
それは、CPU内部のダイを2構成でなく1構成で止めて置く事で、性能低下を避けるという目的以外にない。
確かにマルチタスク性能はRyzen9 7900Xの方が優れるのだが、搭載しているCCXを2基構成にしてしまっている事で、2つのCCX間で情報のやり取りが発生、そこで処理遅延が発生するのである。
全てのゲームに影響があるとは言わないが、一部ゲームで、このCCXのデータ処理の遅延でスコアを落とす事が確認されている。
前述したように、私はPCゲームばかりではないものの主体はPCゲームなので、シングルCCX構成の方が都合が良い。
というわけで、あえてRyzen9でなく、Ryzen7の最上位モデルを選んだワケである。
Core i9やRyzen9と合わせて比較すると、結構微妙な性能と言われる事もあるが、8コア16スレッドのCPUとして見た時の性能で言えば、コストパフォーマンスを除けば従来製品を圧倒していると言える。

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Ryzen 7700Xに決めた!

メインPC、遂に方向性を固める。

決め手はARMORED CORE

メインPCの入れ替えに関して、かなり長い時間迷い続け、一次は予算の関係上頓挫した事もあったが、年末から年始にかけて、いよいよ更新を視野に入れていこうと決断した。
もっとも、総予算に関してはまだ明確な目標額も決めていないのだが、アーキテクチャだけは明確にしておこうと、この土日にずっと脳内で試行錯誤を続けていた。
だが、土曜日の段階で実は既に大凡の方向性は固まりつつあった。
決め手は次期ARMORED COREの新作はSteam対応だという事。
つまり、PCの性能を上げておかないと、大画面でのプレイに差し支える事が明白となった事で、Ryzen 5000シリーズをキャンセル、少しでも性能の底上げが期待できるRyzen 7000シリーズとする事を後押しした。
これで予算は跳ね上がる事になるが、もともと5000シリーズと7000シリーズで迷っているぐらいの予算感は持ち合わせている。なので覚悟を決めて、今後構成を考える事になる。
とりあえず、CPUは8コア16スレッドを基本に考えるので、基準はRyzen7 7700Xになる。無印のRyzen7 7700を待つという手もあるし、今後出てくるであろうRyzen7 7700X3Dという方向性もあるにはあるが、電力消費と性能とのバランスを考えると、中間点であるRyzen7 7700Xが妥当ではないかと考えている。
長い間迷い続けたが、結局は現行で性能が高いものを選ぶという決断となった。何とも私らしい結果である。

爆熱問題をどうするか?

Ryzen 7000シリーズに踏み込むとなると、考えねばならないのは、熱処理の問題である。
というのも、今回、私は基本的に簡易水冷による運用を考えていないからだ。
簡易水冷にしてしまえば、運用は楽になるだろう事は理解しているが、今回更新するPCも長期に渡って使用する事はもはや大前提であり、長期運用をするならば、空冷クーラーの使用は最優先事項になると言える。
ハイエンド空冷クーラーと言われるクーラーは、どれも14cmファンを使用した巨大なCPUクーラーになるのだが、これを導入するのは簡単ではない。というのは、入れられるPCケースが限られてくるだろうからである。
今回はマザーボードをATXで組むつもりではあるが、できればPCケースはコンパクトタイプを選びたいと思っている。となれば、当然空冷クーラーの高さには一定の制限が出てくるハズで、クーラーの高さを16cm以内に抑えたいと思ったら14cmファン搭載の空冷クーラーは選択できない。
つまり、12cmファンを使用した空冷クーラーで冷却性能が高いものを選ばないとRyzen 7000シリーズには適さない、という事になる。
DeepcoolのAS500の評判はよいがこれは14cmファンなので使えない。
NoctuaのNH-U12Aか、もしくはそれに類する空冷クーラーが必要になる。NoctuaのNH-U12Aはとても良い製品なのだが、価格がバカみたいに高い。13,000円くらいするので、なんとか1万円以下に収まる同等製品がないかを探したいところ。
いろいろ探してみたら、DeepcoolのAK620が同じような2つの12cmファンを搭載する空冷クーラーで性能的にも拮抗する事がわかった。ただ価格は最安値で8,000円台半ばと、それでも結構な金額になる。まぁ、NoctuaのNH-U12A程ではないが。
最近品質が爆上がり中のDEEPCOOL製また、Ryzen 7000シリーズを爆熱と評する人も多いが、実はUEFIの設定で温度制限をしてみたり、電圧制限をしてみたりする事で、かなり扱いやすい状態にできる…という事をシミラボの清水氏がYouTubeでコメントしていた。
これらを使えば、空冷運用もそんなに難しい話ではないのではないかと予想している。

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Ryzen 7000シリーズも安くなった

ブラックフライデーだから…という感じではない。

7000シリーズの導入への壁

先日、当BlogでもRyzen 7000シリーズの値下げに関する記事を書いたが、いよいよ国内でも値下げでの販売が行われているようである。
ツクモやドスパラのRyzen7 7700Xの価格を見てみたところ、58,800円という価格になっていた。7950Xに関しても11万円台だったものが97,500円となっているので、間違いなく値下げが行われているようである。
当初、ブラックフライデーの期間のみの値下げかと思っていたのだが、ツクモの内容を見るに年末までの価格のようなので、ブラックフライデーという意味での値下げとは異なるようである。
どちらにしても、値下げが行われている事そのものは消費者としては喜ぶべき事ではあるが、PCの場合、単純にCPUだけ値下げしてもあまり意味がないというのも、残念な話である。
というのは、今回のAMDのRyzen 7000シリーズは、確実にマザーボードとメモリを購入する必要があり、これらが共に安くならないと結構な出費になるからである。
新しいソケット、新しいメモリ規格を使わねばならない現状、その価格はどうしても高騰してしまう。マザーボードは普通に5万円前後はするものが大半なので、CPUと合わせても10万円程度の出費にはなる。それに加え、DDR5メモリもDDR4から比べると格段に価格は高く、CPUとマザーボードの金額にプラス3~5万円という価格になってしまう。
今回のRyzen 7000シリーズの最大の問題は、このマザーボードとメモリの価格が高すぎるという事であり、最低でもCPUと共にマザーボードも値下げされないと、今までIntelを使用してきた人からすれば導入は遠いような気がする。

実際の運用

メインPCの入れ替えに関して、私自身、入れ替えたいが様子見をしている現状があるわけだが、実は入れられるならRyzen7 7700Xを入れたいという気持ちはある。
ホントは導入したいのだよ…当Blogで、Ryzen7 7700という無印版を待っているような事も書いたが、実際にはPPT(ソケット電力もしくはパッケージ電力)の値をUEFIで制限する事で、消費電力や発熱を抑えた運用が可能になる。
もともとRyzen7 7700XはTDPが105Wの時、TTPは142Wとなるよう設計されている。これを142Wから105W程度に制限する事で、ブーストクロック性能を僅かに落としながら低発熱動作させる事ができる。
本当はUEFIで制限するよりも元々のハード設定で制限している無印版の方が、何かしらの問題でUEFIがクリアされてしまった時でも低発熱運用できるという安心感はあるが、そもそも無印版でなくてもCPU温度が95度に達した時点でクロックが勝手に下がる仕様なので、壊れるとかはあり得ない。
なので、個人的には予算さえ許すなら、Ryzen7 7700Xを導入してしまいたいという気持ちはあるのである。
障害となるのは、やはり価格以外の何物でも無い。

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