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Tagged: Windows11

Windows11、使いにくい?

MacBook Proの上で仮想で動くWindows11を使っているのだが、実に分かりづらい。

2段階のサブメニュー

Parallels Desktop上で動作するWindowsを11にアップグレードして数日、いろいろ試しに使っているのだが、感覚としてWindows10とさほど変わらないかな、という印象である。極論を言うと、本当に見た目だけ変わっていて、中身は同じなんじゃないかとすら思える程に変化がない感じ。
仮想Windows11ただ、それは実際に何か処理させたからこそ出る言葉であって、結論を見たからこそ出る言葉である。
しかし、ファーストインプレッションとしては、いざその処理をさせようとした時に出てくる言葉は「あの機能、どこいった?」という言葉である。
いつもと違うところに移動していたり、或いは行き着くまでに階層が深くなっていたりと、何かと不便に感じる。
その理由は明白で、単純に慣れていないから。
Windows10だって、Windows7やWindows8.1からの乗り換えの時に、同じ事を言われていたハズで、これは新しいOSが登場すれば、必ず通るであろう儀式みたいなものである。
なので、何かしようとして戸惑うなんてのは、今のWindows11でも最初は当たり前にある。
ただ、その当たり前の問題から、Windows11は大凡「使いづらいOS」として認知されてしまう。
しかも…それがあまりWindows10と変わらない使い勝手だと、そもそもアップデートの意味があるのか、とも言われてしまう。
Windows VistaやWindows8の時ほど不評ではないが、存在意義を問われるOSという認識はついて回るのかも知れない。

セキュリティの為?

というわけで、使っていてどうしても困るというような事はWindows11には今の所ない。
ただ、何かしようと思った時にいつもと違う手順を踏まねばならない事が不便であり、これは慣れるしかない。
特に設定まわりは見た目も結構変わっていて、ちょっとした設定変更をするのにも苦労する。
あと、これは私が仮想Windows11を使っているからなのかもしれないが、やたらとディスクアクセスしているように思える。
Windows10の時よりも明らかにディスクアクセスが多く、レスポンスがとにかく悪い。
なので、WordやExcelのファイルを開く時にも、起動までに結構な時間がかかる。
これは使い慣れてくると徐々に高速化するのだろうか?
今の所、仮想Windows11として4コアのCPUを割り当てて実行しているので、処理に必要なCPU能力は十分だと思うのだが、その処理であってもワンテンポ遅れている。
この引っかかるような遅さは、何故起きるのか?
ひょっとしたら、セキュリティが高いからではないか、と思う時がある。
Windows Vistaの時も、セキュリティの高さから、あらゆる行動に制限が設けられ、レスポンスが悪くなっていた。Windows11はVistaほどではないとはいえ、昨今の問題に対応できるよう、セキュリティが強化されている事は間違いないので、このワンテンポ遅れるような遅さは、何かとチェックを実施しているセキュリティが原因なのかもしれない。
実際はわからないけど。

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Windows11をお試し

いつごろ本格的に移行しようかと悩んでいるが、とりあえずお試しで。

MacBook Pro上のWindows11

Windows11が昨年に公開されてから、いくつかの更新を経て、今現在は当初から存在していた不具合の大部分が潰され、運用していく上でも問題のないレベルのOSになったのではないかと思う。
Windows11はPCゲームでより性能が出やすいとか出にくいとかいろいろ取り上げられていたが、実際の所、Windows10との性能差は全くといっていいほどない、という状況のようだ。
一方で、Windows11はWindows10よりもセキュリティレベルが高いと言われているが、そのセキュリティレベルの高さ故に、その扱いがWindows10よりも厳しい部分もあるようで、それが自分の使い勝手に響くのではないか、という不安もある。
ただ、こういうのは実際に使ってみないと分からない、というのがホンネで、本来なら覚悟を決めて乗り換えて、使って慣れていく、という方法を執るしかないのだが、幸いにして私はMacBook Proの中にParallels Desktopを使った仮想Windows10 Proがあるので、とりあえずこのWindows10 ProをWindows11 Proにアップグレードして使ってみる事にした。

アップグレードに6時間?

早速、MacBook Pro上のWindows10 ProをWindows11 Proにアップグレードするため、念の為にPCチェックを実施した。過去にもチェックしているので問題はない事はわかっているが、念には念を入れてチェックする。
Parallels DesktopでもソフトウェアでTPM 2.0を実現しているし、その他の要件でも特に問題が出ている事はない。十分アップグレード要件は満たしている事を確認。
というわけで、Windows UpdateからWindows11へとアップグレードしてみる。
Windows11のアップグレードの為のプログラムのダウンロードが始まるが、時間的に帯域が細かったのか、妙にダウンロードに時間がかかる。
しかもタスクマネージャをみるとCPU使用率が100%に張り付いている。何かしら他のプロセスを実行しているのか、と思ったが、そうでもない。
で、ここで気がついた。
Parallels Desktopは、MacBook ProのCPU、つまり私の構成ではIntel CPUのコア数を仮想OSにどれだけ割り当てるか決める事ができるのだが、Macのパフォーマンスを落とさないよう、仮想WindowsにはCPUを2コアしか割り当てていなかったのである。
一応、CPUは4コア8スレッドなので、仮想OSでも8スレッドから割り当てる事になるので、ここでいう仮想Windowsへの2コア割り当ては、2スレッドの割り当てという事になる。
流石にイマドキのOSで、しかも仮想OSで2コアでの運用というのは少し虚弱すぎたかもしれない。だが、既にWindows11へのアップグレードをはじめてしまったので、2スレッド構成で進めるしかない。
というわけで、Windows11のインストールを完了するまでに最終的には6時間近く係ってしまった。とりあえず問題無く終了し、無事、MacBook Pro上でWindows11が起動した。
仮想Windows11

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セキュリティとパスワード

PCを使う上で絶対に必要なパスワード。正直、覚えきれないから。

Windows11のセキュリティ

昨年公開され、徐々にではあるが移行が進みつつあるWindows11だが、どうもそのWindows11でフィッシング及びマルウェア対策として、パスワードの再利用と平文の保存で警告が出る、といった新機能がMicrosoft Defender SmartScreenの機能として実装されるようである。
信頼されているサイトでも、新規アカウント作成の際に、既に使ったことのあるパスワードを使い回した際に警告が出たり、メモ帳にパスワードを平文で入力して保存しようとすると警告が出る、といった機能のようである。
最近は本物そっくりのフィッシングサイトが乱立する時代であり、簡単にパスワードを盗まれたりする。そういった事から自衛するには、そもそもパスワードを使い回さないのが一番の手法だと考えれば、こうした警告がでる事で防ぐことができるとも言える。
セキュリティが向上するのは良いのだが…また、マルウェア対策としては、AIが安全と判断したプロセスのみを実行する「Smart App Control」を追加するようで、この「Smart App Control」はユーザーがアプリを実行する際にAIがアプリの安全性を確認する事で、マルウェアやトロイの木馬、デジタル署名の確認ができないアプリや信頼性のないアプリを実行しないようブロックする機能のようだ。
Windows Vistaの時にセキュリティが向上しすぎた為に操作性が著しく低下した事があったが、Windows11では同じ轍を踏まないで欲しいと願うばかりである。

パスワード

で、私からすると、このセキュリティ機能はちょっと困る部分もある。
パスワードの使い回しが出来ない事、パスワードを保存できない事がとてつもなく問題で、もし要求される全てのパスワードをバラバラにしなければならないとなると、それこそパスワードなど覚えられるものではないとしか思えない。
これ、他の人はどうやって管理しているんだろう?
個人的には、全てを生体認証にしてくれればいいのに…とおもってしまう。
私はメインPCは指紋認証でログインするようにしているのだが、この指紋認証機能はWindowsのログインにしか使用していない。
ブラウザでのログインなどで使えれば、今よりパスワードはより強固になるのだが、残念ながら全ての機器で指紋認証できるわけではないので、未だにパスワードに頼っている状況だ。
だが、そうしたパスワードを記憶に頼って管理する事は困難であり、だからこそどこかに書き留めたいところだが、Windows11はそれすらも出来ない方向に持っていこうとしている。では今後、どうやってパスワードを管理していけば良いのだろうか?

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Windows11への移行時期は?

今のメインPCでWindows11に移行できる事は確認できているが、いつ移行する?

デバイスは大丈夫か?

Windows11が公開になって1ヶ月が過ぎたが、私は未だWindows10をそのまま使用している。
11日にはWindows11のDPS版も発売になり、自作PCユーザーでも最初からWindows11をインストールする人がそろそろ出てくる感じではないかと思うが、実際問題、Windows11にしてよいものかどうか迷っている人も多いのではないかと思う。
OSが新しくなる事の弊害としては、今まで使用していたソフトウェアがちゃんと使えるのかどうかがわからない、という事、そして今接続している周辺機器が無事使えるのかどうか、という事である。
基本的にUSB接続の周辺機器しか使用していない、という人であれば、大凡問題はないだろうと思うが、専用のデバイスドライバを必要とする機器を使っている人は注意が必要である。
私の場合、PCIe×4接続のUSB3.0増設カードがあるのだが、コイツのデバイスドライバがWindows11に対応しているかどうかは結構大きな問題だと感じている。
あと、キャプチャユニットの「MonsterX U3.0R」に関しても、ちょっと古めのキャプチャユニットだけにドライバに不安が残る。
他にも、YAMAHAのUSB-MIDIドライバの確認も必要になる。今や化石とも言えるMU2000を利用可能にするには、このドライバは絶対必須になってくる。
単純にソフトウェアとしてOSをアップデートするだけで全てが解決できない事を考えると、易々とWindows11にアップグレードする、というのはなかなか難しい話になる。

Windows11にすると…

ただ、Windows11にすると今よりずっとパフォーマンスが向上する可能性もある。
インターフェースが変わる事で使い勝手が一時的に落ちる事はもちろんあり得るが、ハードウェアをより効率良く動かすことができる事で、性能向上する可能性がある以上、そこに期待したい人もいるだろう。
Windowsもセンスよくなったな…ただ、単純にWindows11にしただけでは、OSとして処理が高速化する事は難しいのも事実。対応するハードウェアがあってはじめて効果が現れてくるので、大きな期待は禁物である。
DirectX12 UltimateはWindows11のAPIだが、これはソフトウェアが対応している事が必須ではあるものの、対応すると今までよりも便利な機能やより向上した性能で動作する。
レイトレーシングやメッシュシェーダー、可変レートシェーディング、サンプラーフィードバックと、よりリアルな映像を実現する機能などが満載である。これらの機能は、GPUメーカーのドライバが個々に対応していたものもあるが、Windows11でOS側が対応する事で標準機能として利用可能になる。
他にも、DirectStorageという、M.2 SSDのアクセスをより高速化する機能などもある。ただ、これも使用する為には実行時に1TB以上のNVMe SSDの空き領域が必要という事だから、未来に活躍する機能かもしれない。SATAのHDDでも多少の効果はあるようなので、今より操作感が向上する可能性はある。
また、HDR対応モニタを使用していれば、Auto HDRによって自動的にコンテンツがHDR表示できたりもする。これはWindows10では手動でいろいろ手を入れないとできない事だったので、Windows11にするだけでよりリッチな表現にできる。
こうした違いがあるので、場合によっては今よりも高度な機能が使えるようになるメリットはある。
このメリットをより早く享受したい人はアップグレードに向かった方がいい。

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Surface Laptop Go

触る機会があったので、試してみたが、良い感じ。

思ったより良い感じ

先日、MicrosoftのSurface Laptop Goを触る機会に恵まれた。
WindowsノートPCの必要性は、現時点でMacBook Proのソフトウェアエミュレーションで乗り切っている私だが、元がMacなだけにいろいろと違いがあり、これならWindowsノートPCを購入して使う方がよかったか? と思う時もたまにある事から、価格そこそこのWindowsノートPCはそれなりに気になる存在であった。
Windows11に切り替わる事も関係していて、いろんなノートPCがある中、最適解はなかなか見つからない状況ではあるが、Microsoft製品であればそのあたりの心配はまずない、という事で、最小構成で84,480円、最大構成でも126,280円で購入できるSurface Laptop Goは、気になる製品の中でも特に気になっていたところである。
小さいが質感高い一品実際、その製品を目の前にしてみると、想像以上に小さい感じがする。
小さいが故にとても軽いという印象もあり、持ち運ぶ事前提のノートPCなら、これはアリかも、と思えてくる。
作りもしっかりしていて、シャープな印象もあり、別の意味でMacBook系と異なる美しさがある。
搭載するCPUはCore i5-1035G1で、重作業をしなければ必要十分な処理性能と言える。
搭載メモリは4GB、もしくは8GBだが、私が触ったのは8GBのもの。これも重作業でなければ十分である。
ストレージに関しては、触ったモデルは256GB搭載のものだったので、十分と言えたが、もしこれが128GBだったら気をつけた方がいい。理由はSDカードスロットがないからだ。
SDカードスロットがあれば、SDカードを入れ替え可能なストレージとして使えるが、それが出来ないのが最大のデメリットである。
キーボードの質感はそんなに良くはないが、他メーカーと比較して悪いというわけではない。MacBook ProのMagic Keyboardの出来がよいので、それと比べれば悪いというだけで、一般的なキーボードである。
また、タッチパッドは良い感じである。MacのMagic Padと比較してもそんなに悪い感じはしない。Windows機である事を考えれば良い方だと思う。

Windows11

私が触ったモデルは、もともとWindows10がインストールされていたとの事だが、Windows11にアップグレードされていた。
Windows11の操作に関しては、Windows10との違いに戸惑い、使いづらいと感じる事も多々ある。だが、それはSurface Laptop Goの問題ではなく、Windows11の問題である。
操作系アイコンが画面中央に集まっている事の良し悪しや、インターフェースの違いなど、変更点全てにおいて、その良し悪しが絡んでくるので、使い勝手が良いかどうかという事については、評価する事が難しい。
そのWindows11の操作に合わせたのかどうかはわからないが、キーボードのキーで従来と異なるキーがあるのが気になる。
それはスペースキーの両隣にある「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」キーである。
「変換」「カタカナ/ひらがな」キーは1つの「あ」と書かれたキーに集約され、「無変換」キーは「A」と書かれたキーに置き換わっている。
日頃から使われないキーを集約したのだろうと思うが、今までATOKなど外部のIMEを使って利用していた人からすると、その選択肢がなくなっているので注意である。

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Intel MacでWindows11?

Parallels Desktop17を入れてるけれど、アップグレードできない?

仮想TPM

私が所有しているMacBook Pro2020(Intel Mac)13インチだが、2021年9月4日の記事にも書いたように、既にParallels Desktop 17を導入し、次のmacOS、Monterey及びWindows11の対策は済ませてしまった。
なので、私からするとMacBook ProにWindows11を入れる事そのものはもう問題なく入れられるだろうと思っていたのだが、今日、MacBook ProでWindows10を起動して、実際にWindows Updateをかけたら、Windows11のアップグレード要件が満たされていない、という注意メッセージが出てきた。
Windows11に対応したParallels Desktop 17をインストールしているので、私としてはもう問題はなくなっている、と思っていたのだが、何がいけないのだろうか?
ひょっとしたら何かやるべき事がなされていないのかもしれない。
そう思い、ネットで情報を確認してみたところ、Parallels Desktop 17は仮想TPMを導入する事でWindows11の導入条件を満たしているという事がわかった。
しかも、どうやらそれは、Parallels Desktop 17の設定で導入する必要がある、という事らしい。
どうやら、今から新しく仮想Windowsを導入する人はそのまますんなりとWindows11の要件を満たせるのかも知れないが、既に作られている仮想環境では、改めて仮想TPMを組み込む必要があるようだ。
で、設定を見てみると、確かにハードウェア構成のところに「TPMチップ」という項目が増えていて、これを加える事ができるようになっていた。
仮想TPMが加わっているなるほど、これでTPMの要件をクリアできるのか、と思って、とりあえず私の仮想環境に組み込んで、Windows10を再起動、そのままWindows Updateを確認してみた。
だが…そこには「Windows11にアップグレードできません」の文字が…。
コレ、何をすれば出来る様になるんだろうか?

他に必要なものがある?

いろいろ考えて見るが、そもそもがMacBook Proなので、ハードウェア要件など足りていないものがありすぎる可能性もある。
CPUはWindows10の上では全てが仮想CPUだし、メモリにしても8GBを割り当てていると言ってもGPUに割り当てるメモリ量はWindowsとは異なる。そのあたりでもWindows11の要件を満たしていない可能性も考えられる。
いろいろな問題がある事が予想されるが、一番手っ取り早いのは、Microsoftが公開しているPCヘルスチェックアプリをインストールして、システム要件の確認をする事である。

Microsoft PCヘルスチェックアプリ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck

まだチェックしていないのだが、この辺りをチェックして必要な要件を再確認して、またトライしようと思っている。

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Windows11、公開

だが、PCゲームを楽しんでいる人はしばらく待った方がいいかもしれない。

配信、始まる

Windows11の配信が始まっている。
Windowsもセンスよくなったな…一応、Windows10からのアップグレードの場合は、Windows Updateの通知が表示されるまで待つ事が推奨されているが、クリーンインストールしたい人や、もうとにかく試したいという人は手動でダウンロードする事ができる。
Windows11インストールアシスタントも用意されていて、メディア作成ツールやISOイメージのダウンロードなど、Windows10の時と同様にいろいろなオプションでインストールできる環境が整っているようだ。
もちろん、インストール可能かどうかチェックするアプリケーションも公開されている。インストール要件を満たしていなければ、何が原因なのかも示してくれるようになった。
自分のPCが果たして問題なくWindows11に出来るのかをチェックしてみると良いだろう。

Microsoft Windows11
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

Microsoft PC 正常性チェック アプリ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck

ちょっと待て

だが、PCゲームを楽しんでいる人はWindows11へのアップデートは少し待った方がいいかもしれない。
海外サイトの「PC Gamer」によると、Windows11のセキュリティ機能によって、そのゲームパフォーマンスが大幅に落ちるという検証結果が得られたと報告している。その影響は、大凡30%の低下だという。
この問題の原因となっているセキュリティ機能は、VBS(Virtualization-based Security)という機能で、仮想化をベースとしたセキュリティ技術で、Windowsに標準搭載されているHyper-Vを利用して、OSの重要部分であるVSM(Virtual Secure Module)を分離してプログラムを実行し、マルウェアへの感染を防いだりする仕組みである。
いわゆるサンドボックスと同じ事と言えるが、MicrosoftによるとVBSは2022年以降のほとんどのPCにプレインストールされる、つまりWindows11搭載PCのほぼ全てに搭載される事になる。
Windows10からのアップグレードだと、VBSがONにはならないようだが、インストールしたPCのBIOSの設定などにも影響されるようで、どのような条件で機能がONになるのかはまだハッキリしない。
だが、Windows11をクリーンインストールすると、ほぼVBSがONになるようで、それが前述のWindows11搭載PCがほぼVがONになっているという理由である。
ただ、このクリーンインストールでVBSがONになる、というのも絶対的な話ではなく、場合によってはレジストリの編集とBIOSの調整が必要な場合もあるようだ。

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M1 MacでWindowsは夢となるか?

Parallels Desktop 17では対応としていたが、話が変わるのか?

Microsoftのコメント

先日、私もParallels Desktop 17を導入し、次世代macOSであるMontereyに対応できる環境を整えたわけだが、このParallels Desktop 17は、Intel Mac及びM1 Macの環境において、Montereyに対応するだけでなく、Windows11にも対応できるものとしている。

Parallels Desktop 17
Parallels Desktop 17
https://www.parallels.com/jp/pd/general/

表記的には「 Windows 11 に対応済み(正式リリース時)」という表記をしているので、正式リリースとなった時に対応する、という意味なのかもしれないが、Parallels社が対応する意欲があり、その事を宣伝文句として使っているのは事実である。
だが、TECH+の記事によると“The Registerは9月10日(米国時間)、「Microsoft releases new Windows 11 builds, confirms running on an Apple M1 ‘is not a supported scenario’ • The Register」において、Microsoftが同誌に語った内容として、「M1 MacのParallelsでWindows 11を動作させることは想定されていない動作であること」および「ハードウェア(M1 Mac)で直接OS(Winodws 11)を実行することもサポートしていない」という内容を伝えている”としている。

TECH+
M1 Mac、仮想環境でWindows 11のサポートは見込み薄か
https://news.mynavi.jp/article/20210913-1971399/

このMicrosoft側のコメントが事実であれば、Parallels Desktopを使用しようが何を使おうが、M1 MacでのWindows11の動作は保証されず、見通しが立っていないという事になる。

Windows11のARM対応は?

ただ、Windows11は、その動作条件の中にARMでの動作も可能とするリリース情報を出していたと私は記憶している。
これはMicrosoftが自社開発のARMコアを製造しようとしている動きにも見られ、いよいよSurfaceもAppleと同じように独自CPUによって動作させるつもりなのかと思っていた。
AppleのM1コアは、それほどまでに世間では大きなインパクトを与えたわけだが、MicrosoftがARMでWindowsを動作させようとする動きがあるのもまた事実である。
その結果として、AppleのM1でもWindowsが動作できますよ、というのは、技術的にはそんなに難しい話ではないだろう、という予想をしていたのだが、互換性はそうした技術的な問題だけでなく、保証という意味も含めているので、そこに対してMicrosoftはサポートしていない、というコメントを突きつけてきた事になる。
おそらく、Parallels社としては、ここからライセンス的な問題やサポート的な問題をどのように解決するかの動きを見せる必要があるのだろうが、かなり苦しい状況になったと言えるかも知れない。

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Parallels Desktop 17、導入

何れ入れる事になるから、先に入れておく事にした。

アップグレード、5,204円

MacBook Proで使用している、Parallels Desktop 16を17へとアップグレードした。
Montereyに先行してインストールもともと、MacBook Pro 13インチ2020(Intel版)を購入した時、Parallels Desktop 15を購入したのだが、その時には16への無償アップデートが付いていて、16へは無償でアップグレードして利用していた。
Parallels Desktop 16からは、Apple SiliconであるM1への対応など、めざましい進化を遂げたParallels Desktopだが、17も当然、Intel版とM1版の双方に対応したものになっている。
今回のParallels Desktopは、新macOSのMontereyに対応させたバージョンで、MacとWindows間でのドラッグ&ドロップ機能が強化されたりと、より便利になったものへと進化した。
他にも、Office365の統合が行われていたり、Windowsの起動時間の短縮化など、強化点はいろいろあるようだが、そうした強化点よりも最新のmacOSに対応させたという事が、アップグレードの最大の目的になるのかな、と思っている。
こういうアプリケーションは、やはり最新のOSへの対応が最も重要なファクターではないかと思っている。機能強化よりも、機能安定性が最優先とされるのは言うまでもない。

実際試してみた

アップグレードは非常に簡単である。
Webサイトでそのままアップグレード版を購入してシリアルキーを手に入れて、インストール時にそのシリアルキーを入力すればアクティベーションは完了、そのままインストール終了後に使用可能になる。
一度前バージョンで仮想OSを構築しているなら、同じ手順でアップデートも完了である。
一つ問題があるとすれば、Parallels ToolsというmacOSと仮想OSのデータをシームレスに移動させたりする事のできるツール集も、同時にアップデートしてならないといけないという事。ま、これは実際にParallels Desktopをアップデートした後にその警告が出るので、問題無く移行する事はできると思うが、気をつけるポイントと言えばポイントかもしれない。
それらが済めば従来から利用していた仮想OS、私の場合はWindows10だが、それを起動させる事ができるようになる。
起動時間はParallels Desktop 16より高速化しているという事だが、正直驚くほど早くなったという感じはない。実際の起動時間を計測すれば高速化しているかもしれないが、元々そんなに遅いと思っていなかったので、あまり変化に気づけない感じではないかと思う。
また、もっとも重要な安定性だが、これに関しても私の環境ではその違いがハッキリとはわからない感じである。もともと、私はParallels Desktopで動作しているWindows10でフリーズ等したことがないので、私のレビューはあまり参考にならないかもしれない。

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Windows11、10月から

思ったよりも、移行タイミングが早かった。

10月5日から

Microsoftが次期OSである「Windows11」を10月5日より提供開始する、と発表した。また同日に既存のWindows10 PCに対するWindows11への無償アップグレードが始まり、PCベンダーからWindows11搭載PCも発売されるようになる。
Windowsもセンスよくなったな…Windows11とWindows10の互換性に関しては、概ねメジャーなアプリケーションでは問題なく動作している、というのがInsider Previewの時から言われている。デバイスドライバすら、同じものが使える事が多いので、概ねアップグレードで問題が起きることはないと言えるが、一つ注意すべきなのは、Cドライブ(起動ドライブ)の空き容量といったところではないかと思う。
Windows10へのアップグレードの時もそうだったが、元に戻す為のロールバックに必要なバックアップファイルが大量に保存される。それらを保存できるだけの容量は必須なので、空き容量が足りない状況ではアップグレードそのものができない、なんて事もあり得る。
また、アップグレード時にはメモリも大量に消費する。空きメモリ容量が足りないと、ストレージに頻繁にスワップするので、処理がかなり重くなる。それを避ける意味でもメモリ容量も多いに越したことはないだろう。

2022年半ばまで?

気になる情報が出ているとすれば、それはWindows10からWindows11への無償アップグレード期間がMicrosoftとしては2022年半ばまで実施する予定としている事である。
Windows10からなら、いつでもアップグレードできるのではないのか? と思っていたのだが、Microsoftとしては期限を切っているようだ。
ここらへんがAppleなどと異なるところなワケだが、できればWindows10からのアップグレードパスは、基本無限期間で対応して欲しいところである。
ただ…Windows10の時も、当初は一年間としていた無償アップグレード期間も、何だかんだとその後も無償でアップグレードできていたようなので、事実としては実際どうなるのかはわからない。というか、そういう流れになるなら、最初から期限など切らなければよいのに…と思うのだが。

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Parallels Desktop 17

もうそんな時期なのかと言いたくなるタイミング。

Parallels Desktopの新型

macOS向けの仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 17 for Mac」が本日発表された。
標準エディション、PROエディション、Businessエディションの3種があり、直販では本日から、その他の販路では27日より発売される。
直販の場合、標準エディションは新規が9,818円、旧verからのアップグレードが5,204円、サブスクリプションは新規/更新ともに年額8,345円となる。Proエディション及びBusinessエディションはサブスクリプションのみの提供でどちらも新規/更新ともに年額9,818円になる。
年に一度のサービス料という感じサブスクリプションでなくても、大凡年1回の更新となるので、永続ライセンスであっても新しくする場合はほぼ毎年5,200円程度のアップデート費用がかかる…そんな感覚の人もいるのではないかと思う。
今回のParallels Desktop 17では、新たにホスト/ゲストOSとしてmacOS Montereyをサポートとし、Windows11への最適化も実施予定とされる。
つまり、Parallels Desktop 17 for Macを入れていれば、macOSが新しくなっても、利用しているWindowsが新しくなっても、どちらにも対応できる、という事である。

機能的にも大幅進化

今回のバージョンではOpenGLのグラフィックス性能が最大6倍、2Dグラフィックスが最大25%、WindowsやLinuxの再開動作が最大38%高速化する、と言われている。
またM1 Macでは、Windows10 Insider Preview関連やDirectX 11などの性能が向上し、Intel Macではネットワーク性能が向上している。
他にもWindows向けディスプレイドライバの改良が行われ、macOSとWindowsのシームレスな連携を実現するCoherenceモードの操作性向上や、USBデバイスの対応強化などが行われる。またM1 Macは仮想TPMをサポートする。
この説明だけを見ていると、相当な強化が実施されるような感じに聞こえるが、実際にどのように機能するのかを体験してみないと、実際の性能はなかなか見えてこない。
まして今のMacはIntel製CPUかMi搭載か、でもその対応は変わるので、対応する幅も広く散漫になってしまっているので、Parallels側としてはやりづらい所ではないかと思う。

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Mac上のWindows11

Windowsでも更新が怪しいWindows11だが、Macではもっと厳しい。

Parallels Desktop

現在、私はIntel MacのMacBook Pro 2020を所有しているが、これは偏に仮想環境でWindowsを動作させる為に採った措置で、導入時もApple Silicon対応のMacにすべきかどうかをずっと悩んでいた。その結果として、Windowsの動作が確実なIntelコア搭載のMacBook Pro 2020を購入する事を選んだのだが、ここにきてWindowsが10から11へとアップグレードする事が発表され、Mac上で動作するWindowsもWindows11にできるのか気になっていた。
結論から言うと、Mac上で動作するWindows10はWindows11へアップグレードするには要件を満たさない事がわかっている。
おそらく、要件的に足りていないのはTPM2.0への対応といったところだと思うが、もともとMacはT2チップという専用のセキュリティチップを搭載している。だが、これはApple専用でもあるので、これではWindows11の要件を満たせない。対応できない原因はまさしくコレが原因ではないかと思うが、何に原因があるにしても、対応していない状況は変わらない。
MacでWindowsを動作させるにはいくつか方法があるが、私が採用している方法はParallels Desktopと呼ばれる仮想化アプリでWindows10を仮想OSとして動作させる方法だが、これを提供しているParallels社のサポート担当SVPのNick Dobrovolskiy氏は、このWindows11の対応に関して「エンジニアリングTeamは、Windows11 Insider Previewの公式ビルドを待って、今後のParallels Desktopのアップデートで完全な互換性を実現するために、新OSに導入された変更点を検討しています」とコメントしている。また「実現のために可能な限りの事を必ず行う」というコメントも付け加えている。
公式が言っている事なので、いずれは対応するという事は間違いないだろう。あとは技術力を信じるしかない。

macOS Monterey

Macは、次のmacOSのbeta版が公開されている。
Big Surが公開されてそろそろ一年になろうとしているが、OSが大型アップデートするタイミングという事である。
このMontereyと呼ばれる時期macOSに関しても、Parallels Desktopは対応していく必要がある。だからParallels社は、この新OSへの対応と、Windows11というOSへの対応の2つを同時に進めていかねばならない状況である。
しかも、M1 MacがARM版Windowsに対応している事を考えると、M1 Macへの対応も同時に進めていかねばならない状況になる。
一応、M1 Macの上で動作しているARM版Windows10で、Windows11プレビュー版は動作しているようだが、これの検証は一筋縄ではいかないと考えられる。
Apple Silicon on Windows11というのは、もし動作に問題があったとしても、それがParallels Desktopの問題なのは、それともWindows11プレビュー版の問題なのか、ハッキリしないからだ。
ただ、WindowsマシンでWindows11を動作させて、それと比較すればどちらの問題かはある程度予測はできる。検証作業は、そうした複数の環境で動作させた上での比較検証という形で進めるしかないので、より時間と手間はかかるだろうと予想される。

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