久々にPS3でトラブった…

アイマスのアップデートがあったため、久々にPS3を起動した。
起動してPS Storeにログインしたところまでは良かったが…

何故か復帰しない…

それは突然やってきた。
普通にPS storeでアイマスの期間限定無料アイテムを購入手続きした後の事である。
画面が真っ暗…というか、PS Storeの背景色だから若干白っぽい黒背景のまま、何も表示されないという状態になった。
コントローラーで何を操作しても動かない。
こうなると、本体の電源を直接操作して強制終了させるしか方法がない、なんて事は残念な事に知識として知っていたため、電源ボタン長押しで強制終了させた。
そのまま再度起動させると、何とか立ち上がった。
だからそれでとりあえず問題はなかった、と感じたのだが、そこで再びPS Storeにログインしようとしたら、アップデートがあると言われ、もうOKを押すしか道がない状態になった。
仕方が無いのでOKして、アップデートされるのを待ったのだが、今度はいくら待ってもシステムが立ち上がってこない。
というか、そもそもアップデータをダウンロードしているようには見えないのである。
「これは久々にキタか?」
イヤな予感というのはホントに当たるもので、この時、既にシステムデータに異常をきたしていたのである。

セーフモード

一応、PS3のシステムにもセーフモードというものが存在する。
トラブルが起きた時、このセーフモードで起動してシステムの修復を行ったり、設定の初期化を行ったり、或いはネットワークを使わないシステムアップデートを行ったりする事ができるモードである。
今回の私はもちろんシステムの修復というのがその目的なのだが、まずセーフモードの起動の仕方をおそらくはほとんどの人は知らないのではないかと思う。
セーフモードは、まず完全に主電源を落とした後、主電源のみ入れ、スタンバイ状態にして、そこから電源ボタンを押しっぱなしにして起動させる。電源が入ってから5秒くらいしたあとに「ピッ」と音が鳴るのだが、それでも構わずに押し続ける。すると、今度はその7秒後(体感的にはもっと早い)くらいに「ピビッ」と音が鳴る。その音を確認したら電源ボタンから指を離し、セーフモードでの起動終了である。
ただ、この時はBluetoothが生きていない為、コントローラーはUSBで直差しして使用しないと操作できない。ココだけは注意である。
で、今回はそのセーフモードでシステムの修復を選んで修復プログラムを起動してみた。
すると…
やはり壊れていた…ま、大方の予想通り、ファイルシステムが破損しているという状況になっていた。
とりあえず自分の操作はここまで。あとはOKを押してPS3が自動修復されるのを待つだけである。
ウチのPS3は第2世代機なのでHDDは40GBが基本である。ただ私は40GBから320GBに入れ替えてあるため、修復にはそれなりの時間がかかるのだが、概ね15分くらいで終了したと思う。

システム修復終了後、PS3は自動的に再起動する。
今回の問題はこれで無事解決し、ちゃんと再起動した。
だが、可能性によっては、このセーフモードのシステム修復でも直らないケースもあるだろう。
そうなったときは、メーカー修理に直行という事になる。ま、ウチの場合、第2世代機という事もあって、そろそろ製品寿命と言われても仕方が無いのかもしれないが。

結局はPCと同じ

とりあえず、忘れてはならないのは、PS3もHDDからシステムを起動して動作しているPCのようなものであり、PCで起こりうる問題は軒並みPS3でも起きる可能性がある、という事だ。
そしてこれはPS4でも同じだ。というか、PS4はもっとWindows PCに近いと言っても過言ではない。
ただ、OSとしてWindowsよりはトラブルが少ないであろうOSをPS4が採用しているだろうから、それによってトラブルが多少少なくなっている、という程度である。
だからトラブルが起きても慌てる事はない。
メーカーだってそれぐらい考慮していて、サイト上にセーフモードでの立上げ方などの情報公開をしている。
それを見ながらまずはセーフモード起動から試して問題解決にあたるしかない。
あとは、ハードウェア的な問題でない事を祈るだけである。
ホント、それだけである…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. Azuma より:

    通りすがりです。
    自分も同じ流れで同じ症状になりました。
    ゲーム本編経由で追加コンテンツをダウンロードしている画面から、ゲーム本編に戻ろうとした際にブラックアウトし、強制終了と再起動を繰り返し、結局自分はシステムファイル修復では直りませんでした。
    SONYに修理依頼出してます。
    こんなことでいちいち修理案件とか本気か?と思っていましたが、本気のようで…。
    ほかにもそのような事例が、と、この記事が参考になりました。
    ありがとうございます。

    • アバター画像 武上 より:

      今回は災難でしたね。
      PS3はLinux系のOSを使用しているはずですが、LinuxとはいえHDDのトラブルからは逃れられず、結果としてPS3のようなハードウェアでもシステムの破損という事は起き得る問題です。
      OSというものでシステムをコントロールしている製品は全てこの問題からは逃れられないのですが、メーカー側がシステム修復でも直らないケースを全て修理扱いにしている背景には、サポートセンターの負荷を軽減するという目的もあるのではないかと思っています。
      つまり、難しい事を口頭で説明して時間を採るよりは、全てメーカーで内容確認して問題を見つけ、それによって有償となるようであれば金額確認して修理…この手順がもっともサポートでの時間がかからず、またメーカーとしてコントロールしやすいのだろうと思います。
      メーカー側の気持ちも分からなくはないですが、ユーザーの手間はかかりますから、こういうのは今後の課題なんだろうな、とは思います。
      ただ、メーカー側はソフトウェアトラブルの解決をユーザーに委ねるというのは、実はリスクが高いんですよね…。
      システムが肥大化して複雑化すると、ハードとソフトの問題は複雑化しますから、難しいところなんだろうと思います。

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