復刻アーカイブス

東京ゲームショーにて新作発表。

今年は話題がたくさん

今年の東京ゲームショーは、PS VRの話があるというだけで、話題が沢山あると言える。今までにないガジェットが加わる事で、新たなジャンルも生まれるだろうし、現時点ではメーカー側も消費者側も何が出来て何が面白くなるのかが手探り状態という、ここ数十年の中で未来が全く予想できない状況が、今目の前にある状態と言える。
もっとも、そうしたVRだけが話題ではなく、従来からある作品に関しても、話題が多いという感じがするのは、多分私だけではないのではないかと思う。

数多い話題の中で、私が私らしい視点で特に推しているのが、セガの3D復刻アーカイブスだったりする。
パッケージとしては新作は3作目になるわけだが、2作目には私が強く推していたパワードリフトが収録され、3作目には何がくるのだろう? という期待と謎が私の中で渦巻いていたのだが、人気投票によると1位は「ターボアウトラン」だったようである。
3位にも「アウトランナーズ」が入り、アウトランシリーズは相変わらず人気が根強いという感じがするのだが、2位には「ヴァーチャレーシング」が入っているという。
というわけで、ターボアウトランが今回の3作目には新規収録される話はちょっと前から出ていたのだが、東京ゲームショーで新作2作品目が発表された。

驚きのセガ以外のタイトル

セガ3D復刻アーカイブスという名がついている通り、この作品はセガの旧作を3DSに復刻させるのが主旨のハズなのだが、何と新作2作品目として発表されたのはセガ以外のタイトルで「サンダーフォースIII」だった。
メガドライブの名作として名高い同タイトルは、テクノソフトが開発したゲームだが、当時の横スクロールシューティングの金字塔とも言えるぐらいの名作である。
本来なら、権利関係でこういったことが難しい話になるはずなのだが、今回これが可能になったのは、セガゲームスがテクノソフトブランドの全タイトルの権利を取得した事で可能になったと発表された。
こうなると、今回発表された「サンダーフォースIII」以外の作品にも当然期待がかかるわけだが、とりわけ「サンダーフォースIV」や「サンダーフォースV」、「ヘルツォーク・ツヴァイ」などはユーザーから強い要望が出るのではないかと予測する。https://www.youtube.com/watch?v=fxJ51OyZ4Kk今回発売されるセガ3D復刻アーカイブス3Final StageにはターボアウトランとサンダーフォースIIIを含めた全部で9種のゲームが収録される。
今まで収録されてこなかったアフターバーナー2をはじめ、ソニックシリーズの未収録作品なども収録されているため、全てを遊びきるにはかなりの時間が必要と思われる。

現代のゲームは確かにビジュアルなどの演出も凝っていて、見ていても迫力があるのだが、旧作はゲームとはなんぞや? という今は忘れてしまった何かが詰まっていると私は思っている。
アーカイブス系のゲームは基本的にシューティングやレース系、アクション系のゲームが多くはなるのだが、今後、ファミコン時代やメガドライブ時代のアドベンチャーゲームなども復刻してくれたらいいな、と個人的にはちょっと思っていて、今後もこのタイトルが売れる事を期待していたりする。
…まぁ、私自身も買えよ、という事になるのだが…ああ、そういえばウチの3DS、今全く稼働していないな(爆)
ともあれ、旧作の良さを私としては今後も広めていきたいと思っている。
プラットフォームはできれば統一したいところだが…今は任天堂とPlayStationの両輪で復刻が続いていくといいな、と切に願っている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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