ずっと前の日記に書いたことがある。
無接点充電が可能になる時代がやってくると。
そしてその時にもすでにデモが行われるほど、確立した技術が存在していた事も。
そして今、その技術はさらなる進化を遂げて目の前に現れた。
エプソンと村田製作所が無接点方式の高速充電システムを開発する上で共同開発を行うと発表した。
共同開発するのはワイヤレス急速充電システムで、電力伝送効率が70%の高効率伝送コイルと、急速充電を可能とする入出力特性に優れたリチウムイオン2次電池を組み合わせたシステム。
これが現実のものとなると、モバイル機器すべてが一つの充電ポイントで、しかも無接点で充電可能となる。
impress PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0928/murata.htm
進化が半導体の処理部分ばかりな今、こういう便利技術こそ今必要なものだと思う。
Monthly Archive: 9月 2007
今夜は午前様…
ん~、家に帰れない orz
ただでさえ土曜出勤なのに、まだ家に帰れないという事実。
しかも自分の仕事じゃないときた >_<
ウチの会社はPCをまともに使える人が極端に少ない。
今、家に帰れないという問題もそこに理由がある。
9月末が年度末決算締めであるため、幹部クラスの会議に出席しなければならない人間はその資料作成に大忙しだ。
大忙しなのは別にいい。資料作ればいいんだから。だが、問題はその資料を作る技術にある。
昨今の会議はExcel(表計算ソフト)がすべてを握っている。ここから生成されたデータが資料の要だ。
だからExcel使えない旧世代の人にとってこれほど苦労する時期はないのかもしれない。
ただ…その事になぜ私を引き込むのか問いただしたい orz
ある一人が私にヘルプを申し入れてきた。
PCに疎いというのは見ていてもわかるし、その人の業務とはPCは直接関係ないのだからそれは致し方ない。
だが…なぜその話を専務を通じて私に勧告してくるのだ?
案の定、専務命令で私は手伝う事になった。
だが一つだけ言おう。
私は手伝いであって、資料作成が私の仕事ということではない。
それなのに、資料はすべて私の手によって作成された。
来年、いや半期後の資料、ホントにこの人一人で作れるんだろうな?
また私が作るハメになるのか?
PCが全年齢に定着化する時代を求む orz
ひっぱりだしてきた
なぜか私はタブレットを持っている。
ふとタブレットを思い出したように気にしてしまい、押し入れの中から引っ張り出してきた。
前職の時、CGの塗りの手伝い(もちろん下塗りだけ)なんかをしてた記憶があるが、その時にタブレットを買った記憶がある。
でも引っ張り出してきたタブレットは、そんな付け焼き刃的なタブレットではない。
intuos i-900と名付けられたそのタブレットは、なんとA4サイズ。
素人が買うシロモノじゃない事は間違いない。
しかも同時に掘り出されたアイテムの中に、追加購入のエアブラシペンまであった。
…多分、このエアブラシペンだけでも8000円近くするシロモノだったような気がする。
突然タブレットを使ってみたいという衝動に駆られ、最新版ドライバを公式サイトからダウンロード、今年組み上げたPCにインストールしてみた。
タブレットという、実に特殊なアイテムを何か描くという行為以外に使うのは実に難しい話であるが、とりあえず使える状態にしてみた。
Photoshopで使ってみると、マウスで何かを描くよりずっと楽に描けるのはわかるのだが、なぜかエアブラシのスクロールボタンが機能しない事に気がついた。
…最新のintuos3ではないので、今のPhotoshopでは機能が使えないのかもしれないが、なんとなくエアブラシペンの意味がない事に気がつき、ちょっと悲しかった。
ま、別に絵心があるわけでもなし、タブレットをどう使うかから考えないといけないわけだが、コレを機に絵でも描けるようにしてみてもいいのかなぁ…などと不届きなことを考えてみた。
…末恐ろしい絵が生まれること間違いなし。
ま、デバイスを認識させたって事で今回は終わりにしよう…。
新しくなったLet's Note
前々から欲しいなぁと思っているノートPCがLet’s Noteシリーズ。
理由は単純。
イマドキ10.4型の液晶パネルでB5ファイルサイズ(A4コピー紙より小さい)というノートPCは意外にも少なく、それでいてキーピッチなどがちゃんと押さえられているノートPCはもっと少ない。
ミニノートといわれる分野は小さすぎるし、持ち運ぶのにA4ファイルサイズのノートPCは大きすぎる。
それらの要件を満たしているノートPCを探すと、このLet’s NoteのRシリーズが最初に浮かんでくるのである。
タフであるとかそういうのは実は私はあまり重要視していない。
多分、どうあっても壊れる時は壊れるわけで、頑丈であっても壊れないワケではない。
だから私は利便性しか見ていない。
Rシリーズは1スピンドルノートだが、サイズが手頃で扱いやすい。
さっと取り出して使用して、さっと鞄に仕舞って移動する。
ただそれだけの事をスマートにこなせるノートPCなのである。
欲しいと思い続けて早5年。
多分、これから先もなかなか買う事はできないだろうが、こういうスタンスの製品をずっと作り続けて欲しいと心から願うのみである。
NVIDIAのIntel向けチップセット
ATIがAMDに吸収されてしまった以上、NVIDIAとしてはチップセットをAMD向けに出すよりはIntel向けに出した方が無難…。
そう考えたかどうかは分からないが、少なくとも旧ATI系のチップセットはAMDに特化してくる事は目に見えて明かであり、現実問題としてそういう流れが見えてきた。
だから…かもしれないが、非常に強力なIntel向けグラフィック統合型チップセットがNVIDIAから発表された。
ハイスペック…というのとは違うが、低価格でありながらかなりの性能を持った統合型チップセット。
それが“GeForce 7 Series mGPUs for Intel”である。
ま、当たり前の結果でしょう
ラグナロクオンライン2の正式サービス開始時期が延期となった。
ハッキリ言って当たり前の結果だと思う。
現在オープンβテスト中ではあるが、未実装なスキルが多いだけでなく、それらにまつわる不具合が多すぎるのも問題だ。
未実装スキルが多いというのは実はバランスとして非常に大きな問題で、特定の職業スキルに集中しているところが致命的。
おそらくスキルの効果範囲がどの程度かという事をいろいろ模索しているのかもしれないが、もしそうならオープンβテスト時に効果範囲のテストもやって然るべきだ。それがないという事は、スキル効果自体にもまだ問題が残されているのかもしれない。
だが私は、大前提として今、延期の発表があったという事に実は驚いていたりする。
あれで9月末から正式サービスを開始するつもりだったのだろうか?
オープンβテスト終了時から課金が始まる…なんて冗談がオープンβテスト時のチャットで言われていたりしたが、どう考えてもあの出来で課金を始めるという事は常識的に間違っているし、テストプレイヤーに課金するようなものである。
…いや、案外テストプレイヤーに課金するつもりだったのかもしれないが…それが許されるというこの業界は腐りきっていると言えるだろう。
システム的にも問題あり、バランスにも問題あり、バグにも問題がある。
ラグナロクオンライン2は今まさにそんな状態だ。
課金システムは万全なのにね…
どうする? 通信制限
今現在、上り帯域においてISPが通信量制限をしているケースがかなり増えてきた。
これは言うまでもなく、WinnyをはじめとしたP2P等の利用で、ISP側が想定していなかった通信量増大が原因で、サービスに問題が発生してきているからだ。
通常、これらの通信量制限対象になる通信量は、想像を絶するほど大きいものだが、P2Pなどを使っていると抵触しそうな流量である事は間違いが無く、自由なインターネット活用を妨げる可能性が高い。
もっとも、Winny等で違法行為をしている場合もあるから、こうした制限をという声もあるが、私はそれは流量制限とは別次元の話ではないかと思っている。
そもそも、日本は森総理の時にIT大国となるべく活動を推進してきた国であり、その行く末のさらに先にP2Pの利用やブロードバンド利用が前提として存在していたはずである。
それなのに、結果としてそれらツールの利用によって流量が制限される事態を今引き起こしているわけだが、そもそ最初から言っている事と違った結果になってやしないだろうか?
まぁ、素人の私が勝手なことを言っているだけの話なのだが、流量が多い事による問題をユーザー単位で規制する枠というのが、ISP側だけで語られている事は、何か間違っているような気がしてならない。
そんな中、日本インターネットプロバイダー協会、電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本ケーブルテレビ連盟の4団体が「帯域制御の運用基準に関するガイドライン検討協議会」を9月25日に発足すると発表したそうである。
slashdot ISPによる帯域制御の運用基準に関するガイドラインが策定へ
http://slashdot.jp/articles/07/09/23/236247.shtml
詳しい内容は記事を見てもらうとして…
利用者にも時代にあわせた使い方というものがあるわけで、そういうのをくみ取って欲しいというのが私の希望。
ISP契約時の契約内容という意味も分からなくはないが、そもそもネット関連は時間とともに変化する内容が著しく変動し、しかもその時間がかなり早いという問題もある。
ブロードバンド大国を打ち出した政策がある以上、利用者にも権利をという言い分は間違っているだろうか?
1GBメモリが3,000円を下回る
とうとうDDR2の1GBメモリが3,000円を下回った。
もちろんノーブランドの話ではあるが、それでもマザーボードのメモリスロットを全部埋めるのに12,000円かからない時代がやってきた事になる。
ここまでチップ単価が下がってきたとなると、怖いのはDDR3への移行タイミングという事になる。
おそらくメモリベンダーはDDR2メモリを売るよりもDDR3メモリの方が金になる…と考え始めたら、今度はDDR2メモリの供給の事を気にしなければならなくなる。
まだ当分そんな動きにはならないとは思うが、DDRからDDR2へと移行した時もそんな感じだった。
DDRメモリが恐ろしいほどに急落し、みんな買い始めたまではよかったが、今度は供給量が激減、入手困難となり、結果としてDDR2へと流れていく…という図式があった。
まぁ…困るほどの移行ではないだろうが、DDR2メモリを増量したいとか考える人は今のウチに買っておいた方がよいのかもしれない。
私もあと2GB欲しいところだが…
初音ミク
初音ミクという存在を知っているだろうか?
一般人には多分あまり知られていないとは思うが、アキバに出入りしている人の半分くらいはその名前を知っているのではないだろうか?
初音ミクとは、YAMAHAが開発したVOCALOID ENGINEを搭載した、クリプトン社製ソフト“VOCALOID”シリーズから出てきたキャラクターである。
VOCALOID ENGINEとは、プロシンガーの声をサンプリングしたデータを基にメロディと歌詞を入力するだけで曲を生成する事ができる音楽生成プログラムである。
最初の頃のVOCALOIDは、外国人シンガーのサンプリングデータしか発売されていなかったのだが、2004年11月にMEIKOという日本人女性のサンプリングデータが発売され、2007年8月にその日本人ボーカル第二弾として新たにキャラクターを当て込んで発売された。それがVOCALOID 2『初音ミク』である。
また『初音ミク』から、VOCALOIDはVOCALOID 2へと内部システムもバージョンアップされ、よりリアルな声が可能になった。
この初音ミクがニコニコ動画を始め、YouTubeなどで騒がれるようになってきたので、私も取り上げてみた。
クリプトン VOCALOID特集
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp
値が張るモノには当然メリットもある
私が普段使っているヘッドフォンのイヤーパッドがくたびれてきた。
一部パッド部分が裂けてきて破け始めている。
元々の価格が2,000円とか3,000円のヘッドフォンなら「そろそろ交換の時期かなぁ」とか考えるところだが、良い音を追求すると、それこそ元々の価格は数万円というシロモノになるのがヘッドフォンである。
私が使用しているのは、オーディオテクニカの“ART MONITOR ATH-A700”というヘッドフォンで、購入したのは今から5年ほど前で金額は…たしか1万5,000円ぐらいだったかと思う。
さすがにこれぐらいの価格のヘッドフォンだと、イヤーパッドが破けてきたぐらいでは捨てられない。
ドライバユニットは全然問題ないし、イヤーパッドさえ交換できればまだまだ使えるモノである。
ここら辺がある程度の価格がする品物かそうでないかの分かれ目だ。
オーディオテクニカのHPを見たら、交換イヤーパッドがちゃんと用意されていた。
これが安いヘッドフォンだと交換イヤーパッドなどが用意されていない事が多いわけで、高い買い物にはちゃんとメリットは存在するわけである。
イヤーパッドは消耗品である。
たしか私がヘッドフォンを購入した頃に知人数人も私の言葉に踊らされてそれなりの価格のヘッドフォンを買ったハズ。
私と同じようにイヤーパッドに問題が出ている頃だろうから、交換イヤーパッドを探してみてはどうだろう?
PLAYSTATION Storeが飛躍する
PLAYSTATION Storeは今までPS3を持っている人のみのサービスだった。
PS3とPSPを接続し、PS3でPLAYSTATION Storeにアクセス、そこでPSP用のコンテンツをダウンロードし、PSPで楽しむという手順だった。
だからPLAYSTATION Storeに魅力的なコンテンツがあったとしても、それはPS3を同時に持っている人にしか恩恵がなく、PCはもっていてもPSP以外にPS3を持たない人には縁のないサービスに過ぎなかった。
そのPLAYSTATION Storeが本日よりPCからアクセス可能となった。
無料コンテンツもあり、有料コンテンツもある。
それらすべてをPCで中継可能になったわけである。
無料コンテンツも良いのだが、有料コンテンツの中には昔懐かしいゲームなども多く、ついつい遊びたくなるタイトルが多かったりする。
Wiiにも同じサービスはあるが、Wiiは家庭用でモバイル機ではない。
PSPは初代PSよりも性能が上であるため、昔のタイトルであれば何ら問題なく動作する。
PLAYSTATION Storeは、そうした利便性のよいPSPをより魅力的にするサービスだが、PCからの利用可能で、その利便性はさらに向上したと言える。
さらなる進化を求めて
PSP版ゲーム“涼宮ハルヒの約束”に、1枚絵からアニメーションパターンを自動生成するモーションポートレートが採用されるという話は随分と前に書いた。
このモーションポートレートという技術は、別段アニメ絵に特定した技術ではなく、むしろアニメ絵でも使うことが出来るという事をアピールするような形で“涼宮ハルヒの約束”に搭載されたと言える。
実際、マウスを追いかけるようにぐるぐる動く1枚絵を見ると、この技術のすごさを実感できる。
だが“涼宮ハルヒの約束”に使用されるモーションポートレート技術は、キャラクター毎に用意された表情絵と組み合わされ、さらになめらかに表情を変えるように調整されているという。
そのシステムをSOS(シームレスオペレーションシステム)と言うらしいのだが…ま、名称はこじつけでしかないのは言うまでもない。
で、実際そのSOSはどのように動くかというと…
最近のコメント