Monthly Archive: 11月 2007

DSで西村京太郎

 DSソフトをほとんど買っていないため、NDSがただのお飾りになっている現状を変えようと、DSソフトを何か買わないとなぁと思っていた時の事。
 ホントはドラクエ4を予約するつもりだった。
 移植作品だからという理由で、Amazonでは評価が厳しい人も多いのだが、ドラクエ4はドラクエシリーズの中でもかなり上位にランクインするほどの名作だと私は思っている。
 PS版をそのまま携帯機に移植した…という感じの作りは、PS版と比較すれば確かに表現能力の限界で格下に見えるかもしれないが、NDSというプラットフォームで再現されるゲームでは最高峰と呼んでも差し支えないと思う。
 だからドラクエ4を予約するつもりでいた。
 だが。
 何故か私が購入したのは、DS西村京太郎サスペンス「殺意の罠」だった。
DS西村京太郎サスペンス「殺意の罠」公式サイト
 何故コレを購入したのか?
 やはり私が元々ミステリー好きであるという理由ももちろんだが、ドラクエ4という結論が見えている作品よりも、今は新鮮な何かが欲しかった。
 おそらくそれが本当の理由なんだと思う。

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一つの節目

 私が3年前に実家に戻ってきた理由。
 それは、父が入院し、実家の会社が傾き、一家族が背負うにはちょっと厳しい借金が残ったという状況にある。
 もちろん、私が実家に戻ってきた事で借金返済の流れが好転したのかといえば、そう大きな変化はなく好転したりしない。
 地方の就職は厳しく、賃金設定も東京とはかけ離れているからだ。
 だから返済が好転するという理由で戻ってきたのではない。
 生活する場を一つにまとめ生活諸経費を一本化した方が、再就職時の給料が以前から比較して減額となっても、まだマシな結果だったからである。
 実家に戻ってきた初年度は就職もままならない状態で、安い労働賃金を覚悟で近くの総合病院の夜間受付をした。
 昼間、アルバイトでもしようかと考えたが、そのアルバイトも近所の学生たちが主役であり、私の入り込む余地はなかった。
 このままでは返済も滞ると限界を感じたとき、別の仕事を模索しなければと今の会社に何とか入り込んだ。
 以前やっていた仕事と比べ、自分のモチベーションもポテンシャルも最低だったが、生きていくというただそれだけのために自分を犠牲にした。
 実家に戻ってきた事で、私は持っていたものの9割以上を棄ててきた。
 そして実際に戻ってきて、その未来まで棄てる事を余儀なくされた。
 その棄てる事で成立してきた私の生活が、今ひとつの節目を迎えようとしている。

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totoのBIGを買ってみた

 前々から買ってみようと思っていたtotoのBIGだが、正直どこに売ってるとか全く知らなかったため、買いたいと思いつつもいつもスルーしていた。
 近所の宝くじ売り場でも売っているのかもしれないが、そもそもその宝くじ売り場に出向くチャンスも時間的にあまりなく、売っているかも定かでないため、実行動自体をスルー&キャンセルしていたため、買いたいという気持ちとは全く逆の状態にいた。
 で、自分が頻繁に出入りするのは何か?と考えたとき、あー、ネットで買えば良いのかと気がついたのがつい数週間前。
 なんか気がつけば実に間抜けな時間を過ごしていたなと改めて実感した。
 で、ネットで買う場合の一番の近道は何だろう?と調べてみたら、私的に一番使い勝手が良さそうなのがイーバンクに口座を作る方法だった。
 もともと私がメインで使ってるネットバンクは三菱東京UFJダイレクトだったりするのだが、ココは24時間で取引ができない。
 振り込み等の手続きはできても、実際の振込作業が行われるのが翌日営業時間であるため、いわゆるネットでの即効性が意味を成さない。
 カードで購入する方法もあるかもしれないが、どうせなら24時間で取引できる銀行口座を持っているのも一つの方法だろうと、イーバンクに口座を開いてみた。
 最初から悩まずにこの方法を採っていればよかった orz

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未来の仕事

 ちょっと前…といってももう半年以上も前だったと思うが、昔の仕事仲間のW氏から“あるプロジェクトを進行中”という話を聞いた。
 もちろん守秘義務があるため、その全容は聞けなかったのだが、とにかく新しい事をやろうというコンセプトの企画だという話だった。
 その話を聞いたとき「このプロジェクトが進行したら、おそらく人手が足りなくなる事は明白で、力を貸して欲しい」と言われていた。
 私からすれば、今の仕事に未練なんかこれっぽっちもないため『その時が来たら是非よろしくお願いします』と私の方から参加を願い出ていた。
 ただ、私は家庭の事情で抱えた借金にある程度目処が付かないと動けないため、その事は洗いざらいW氏には話していた。
 そのためなのか、W氏からはその後大きく前進したような話がこなかったのだが、今日、突然skypeからURLを送ってきた。
http://www.nttdata.co.jp/release/2007/111500.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1115/ntt.htm
http://www.hd-animation.jp/
 その後、ケータイに電話がかかってきて、開口一番「ようやく解放されたー」と叫び始めた。
 どうやら、プロジェクトを進行させるため、ほぼ一ヶ月ほどカンヅメ状態だったらしい。

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メモリ続落

 DDR2メモリが相変わらず続落している。
 とうとう2GBメモリモジュールが7,000円割れを起こしているようで、台湾メーカーのTranscend製品の2枚セット品が13,650円で販売されているらしい(単純計算で1枚あたり6,825円)。
 となると当然1GBモジュールはもっと安くなっているわけで、動作確認済みのメーカー品が2枚組で7,000円、バルクだとDDR2-800でも1枚2,480円という値で販売されている(10日の最安値)。
 32bit版OSだと、メモリスロットが4基搭載されたマザーボードにそれぞれ1GBのメモリを挿しても3.2GBまでしか認識しないが、それでも64bitを見越して4GB搭載してしまうのも、今のこの価格ならアリかもしれない。
 DDR3へのスムーズな移行はおそらくまだこない…と私は見ている。
 DDR3は技術的に難しい部分が多く、高速化するにしても劇的な速度向上が見込みにくい、と技術系サイトでは語られている。
 実際、これから先のメモリ業界は非常に先が読みにくい。
 となれば、DDR2がこの先しばらくは主役の座に座り続ける可能性も高いという事になる。
 DDR3メモリが相当に安価にならない限り、エンドユーザーは乗り換えないからだ。
 というわけで、メモリを増設するにしても、負担は以前よりぐっと敷居が低くなってきている。
 パフォーマンスアップを考えている人はぜひw

ポピュラスDS

 NDSにポピュラスが移植される。
 ポピュラスと聞いてすぐに理解できる人は、年齢的にそれなりの人なんじゃないかと思う。
 もともと10年ちょっと前にPC版で登場したのだが、その新鮮みのあるゲームシステムなど、一世風靡したゲームであった。
 プレイヤーが神となり、自分の信者達で世界を征服するのが目的のリアルタイムシミュレーションなのだが、プレイヤーは神らしく、山を隆起させたり地面を陥没させたりして、信者達が繁栄しやすい土地を作っていく。
 当然敵対する勢力があり、その敵対信者を倒すために、信者達の中から騎士を創造し、最終的に信者がある一定の勢力を獲得したのち、ハルマゲドンを起こして一気に世界を征服する…そんなゲームである。
 すべてがリアルタイムで行われるため、ぼーっとしていたなら敵対勢力に押され、自分たちが駆逐されてしまう。
 こんなシステム、今ではあまり珍しくはないのだが、当時は新鮮に見えたのだから仕方がない。
 ちなみにその時期には、似たようなシステムを持ったゲームがいろいろと発売された。
 ファルコムが発売したロードモナークなどはその代表的な例と言えよう。
 ま、そんなリアルタイムシミュレーションの代表格なポピュラスがDSに登場する。
 おそらくタッチペンをいろいろ使用したものになるのだろうが、今の世代のゲーマーにシステムとしてアピールできる作品なのか、私的にはソッチの方に興味がある。
 どうなる事やら…。

続々・涼宮ハルヒの約束

 PSP用ソフト“涼宮ハルヒの約束”の超プレミアムボックス(限定版)についての情報が公開になった。
 7つある特典の中で私が欲しいと思ったものがわずか2点しかないのは、以前の私と今の私では嗜好が若干なりとも変化した事が理由だろうが、実際問題としてホントにユーザーが求めている特典なのか自体が疑問である事ももちろん考慮すべきかもしれない。
 で、私が欲しいと思った特典はというと、PSP縦置きスタンドとデザインヘッドフォンのみ。
 実用度の問題かもしれないが、そのほかの特典はキャラクターにすべて傾倒した人向けの特典だと言える。
 まぁ、キャラクターゲームなのだからそういった方向性が必ずしも間違いとは言わないが、スティックポスターとかホントに必要なのかな?とちょっと疑問に思わざるを得ない。
 …私が同業者だった頃なら、私もそういう特典をセレクトしていたかもしれないが(爆)
impress Game Watch PSP「涼宮ハルヒの約束」
 で、このBlogでは恒例となったMotion Portraitを活用したS.O.S.の第三弾デモが公式で公開されたので、とりあえず公開しておく。

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電脳コイルの面白さ

 電脳コイルは間違いなく今期最高のアニメだろうと思う。
 どの当たりが今期最高なのかというと、もちろんそのストーリーも然る事ながら、作り上げた世界観のすばらしさに最高という賛辞を与えたい。
 電脳空間を扱った作品は多いが、電脳空間の表現をもっともクールに再現しているのは、間違いなく攻殻機動隊だと私は思っている。
 だが、電脳空間をもっともローカルに…もっとベタな表現をするなら、一般生活っぽく表現したのは、間違いなく電脳コイルだ。

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新型Wiiは来年発売?

 カテゴリーをゲームにしようかどうしようかさんざん悩んだあげく、結局ハードウェアの話なのでPCに区分。
 そろそろそこら辺のガイドラインを決めた方がいいのかもしれないなぁ…と、自分の日記ごときで悩んでしまった自分がちと悲しい今日この頃。
 どうせ見てる人はかなり限定されてるワケだし、そこまで深く考えなくても…と思っては見たものの、Webという全世界に公開しているという責任をちょっとだけ加味して、ちょっとだけ真剣に考えることにした。
 で、そのハードウェアの話。
 任天堂Wiiはおそらく2006年中に次世代ゲーム機と呼ばれていた機種の中では日本でもっとも販売されたハードウェアだと思うが、唯一ビデオ再生機能を搭載していない機種でもあった。
 PS3はDVDのみならずBlu-ray、SA-CD(廉価機は再生できない)なども再生できるスーパーAV家電だが、Xbox360も基本的にはDVDも再生できるしドライブの追加でHD-DVD再生も可能。
 しかしWiiだけはDVDドライブを装備しているにもかかわらず、コーデックのライセンス関係で価格が上がるという理由で、ビデオ再生機能は一切搭載していなかった。
 これらの状況から、任天堂は2007年冬に向けDVD再生機能を搭載した新型Wiiの発売を予定していたのだが、それらがどうも来年に持ち越しになる。

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国際的ガンダム無双

 Xbox360にガンダム無双が移植されるという話は結構前から知ってはいたが、最初に北米のみの販売だったのが日本でも発売される事となった事はすっかり忘れていた。
 まぁ、インターナショナル版として発売されるソフトの大部分はホントの意味でのインターナショナルであり、地域限定で発売されるケースは少ない…というのが私的見解。
 メタルギアソリッドシリーズもそうだったのだから(こちらは最初から全世界向けだったが)。
 で、その日本でも発売される事となったXbox360版ガンダム無双が12月27日に発売する事が判明した。
 年末、おそらく東京の一部に紙と人とお金が集まるこの時期に発売日を持ってきたのは何か理由があるのだろうか?と一人邪推してみたりするわけだが、単に年末年始の商戦に向けただけの事であろう事は考えなくても分かることで、私の邪推はホントにタダの邪推でしかない事は考え始めて3秒経たずに判明した。

 しかし…この組み合わせは想定外だった(爆)
 ウェーブライダーを掴むとはw

鏡音リン

 初音ミクの妹…と紹介されているが、実際には妹という立場ではないだろう鏡音リンが公開された。
 VOCALOID2シリーズとしては2作品目になるわけだが、まだキャラクターが発表されただけというのにもかかわらず、一部で大きな反響を呼んでいる。
 鏡音リンの中の人は、THE IDOLM@STERの双海亜美/真美(別名とかち)役でもある下田麻美。
 なんでアイマスキャラの別名が“とかち”なのかは…まぁ、ここを読んでる人なら知ってるだろうから割愛するw
 “鏡音リン”の歌声特性は“声の通りが良く、言葉が聞き取りやすいハッキリとしたサウンド”という事らしいが、中の人が“とかち”を生み出すぐらいの人であるため“言葉が聞き取りやすい”という部分に激しく疑問を感じる…のは多分私だけではないはずだ(爆)
 なんか違うだろw
 何はともあれ、このVOCALOIDシリーズでDTMマガジンが異常な売れ行きをしているという現象が起きている。
 もちろんDTMマガジンだけでなく、VOCALOIDにまつわるすべてのもので(一部の)人の動きが活性化している。
 擬人化キャラクターの凄さを今更ながら痛感する私である。

そういえばアレはどうなった?

 夢の移動デバイスとまで言われ、私的に広く一般に普及する事を夢見たデバイスがかつて存在していた。
 しかし、日本の道路交通法の問題で一般に広まる気配は全くなく、ちょっとしたイベントで使われるぐらいで徐々にその認知度もなくなってしまったアレは今どうしているのだろう?と、何故か突然思い出した。
“アレ=Segway Human Transporter”
 別名ジンジャーと呼ばれた、Segway HTである。
 ジャイロ制御でバランスを取る電動の移動デバイスで、微妙な体重移動で制御する。
 今の製品は名前もSegway HTから、モデル名でSegway® PT i2とかSegway® PT x2とか呼ばれているらしいが、基本的なところは何も変わっていない。
 法律上の問題から公道を走る事を禁じられているワケだが、使う場所によってはかなり有効なデバイスである事は、いくつもの事例が証明している。
 で、突然思い出したので、公式サイトを探してみたらちゃんと公式サイトが存在していて、興味深い記事が掲載されていた。
日本SGI、東京ビッグサイトの協力のもとセグウェイの実証実験を国内で初めて実施
 たしかにビックサイトくらいの広さならこのデバイスは十分活躍できるだろう。
 だが、ちと気になるのは、ビックサイトは東館と西館に分かれている事。
 もちろん、渡り廊下や外にある通路を使っていく分には問題はないだろうが、人の出入りが多くなると結局公道に出て両館を行き来したりする事がでてきてしまう。
 …公道はヤバいだろ?w
 免許制でもいいから、これで公道を走れるようにしてほしいなぁ。
 まぁ…あまり路面が荒れていたら乗れないだろうから、ホントに限定的な使い方になるだろうけど…

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