謹賀新年

 あけましておめでとうございます。
 無事、2008年を迎えることができました。
 地球温暖化の影響で、いつまで無事に新年を迎えられるのか微妙ではありますが、今頃になってノストラダムスの大予言が現実のものになる…なんて事もあり得ますから、みなさん、できるウチにやりたい事をやっておきましょう(爆)
 冗談まじりの挨拶ではありますが、今年もよろしくお願いいたします。
 さて、毎年の事ではあるが、今年も冨士浅間神社に初詣に行ってきた。
 ここは此花咲耶媛命を祀った神社で、見た目からしてとてもありがたく見える神社である(いや、実際荘厳な雰囲気でありがたみのある神社)。
 夏に行くと分かるのだが、明かにこの神社は外界から比べて温度が数度低い事がわかる。
 その雰囲気はまさに神懸ってるといったところ。
 一度こられたし。


 で、我が家はその冨士浅間神社に毎年初詣に行くのだが、時間帯がかなり特殊。
 というのは、この冨士浅間神社、観光バスが入るぐらい三が日は人の出入りが激しいのである。なのでそうした人混みを避けるために、元日の午前4時~6時くらいの間に初詣に行くのである。
 元日になったばかりの午前2時くらいまでの間は、何だかんだと人が順番に参列するため、その列がものすごい長蛇になる。
 …有明の列ほどではないが(爆)
 であるからして、明るくなった後の混雑より前の時間、つまり午前4時~6時くらいの間に行くとすんなり行くのである。
 いつも通り…いや、今年はちょっと出遅れたが、家を午前5時過ぎに出発。
 現地には午前6時ちょっと前くらいに到着した。
 国道138号線沿いに入り口があり、歩いて入る参拝門の右隣に車で入る入り口がある。ホントは歩いて入るとありがたみ倍増なのだが、寒いのでいつも中まで車で入ってしまう。
 車を降りると、すぐ近くに石段があり、そこから歩いていく。
 テキ屋の人たちが寒い中露店をすでに開いていて、何も買わずに過ぎていく我々を冷たい目で見る中を前進すると、いよいよ正門が見えてくる。
 テキトーな感じで訪れてはいるが、788年(延暦7)に創建された古社であるからして、その歴史たるや半端ではない。
 …といっても、現在の本殿は1615年(元和元年)に再建されたもの。それでも重要文化財に指定されているのだから、それはそれでスゴイものである。
 ここで去年のお守りを処分してもらい今年の参拝を行うわけだが、私はこの冨士浅間神社にくると毎年かならずおみくじを買う事にしている。
 人が沢山くる為、おみくじは箱にドサっと入れられ、その横に100円を入れる口があるという、実に簡素な販売方法。ありがたみのあまり感じられない買い方ではあるが、ココではこれがルールである。
 おみくじの内容は…後から書くとして、参拝が終わった後に毎年恒例のお守りを購入する。
 私は交通安全と汎用型(これが重要)を一つずつ購入するのが通例で、毎年1,300円の出費である(そういえば価格変わんないねぇ)。
 ここまでが1セットで、帰宅という順手となる。
 実にあっけない参拝だが、初詣だからといって何かを豪華にやるというものでもないワケで、我が家はこれでずーっとやってきている。
 で、おみくじの話。
 毎年ココでおみくじを引くのだが、大吉以外がでる事ももちろんある。
 ただ、私は凶とか大凶とか引いたことはない。
 一番下で末吉だったか。
 ただ、これはどこのおみくじでもそうかもしれないが、大吉だから良いことばかりが書いてあるという事はなく、中吉だから大吉に劣った内容という事はない。
 現に去年は大吉だったが、そこに書かれている内容はどう見ても大吉らしさがなかった。
 たとえば、願事のところに「願いは思っているほど通じない」とか、方向のところに「南以外の方角はいけません」とか書いてあったりしたのだ。
 だから、おみくじを引いて“大吉”だったからといって安心してはいけない。
 ココのおみくじはその中身こそ重要なのである。
 で、今年のおみくじ。
 大きく分類して“大吉”であった。
 まぁ、ここまではいい。いつもの事である。
 その中身はというと…
 悪いことが何一つ書いてない!
 正直、読んでいて信じられなかった。
 大吉を引いて、まるっきり悪いことが書いてないというおみくじは見たことも聞いたこともなかった。
 いつもなら大吉であっても厄落としとして、木に結い付けてくるのだが、今年は悪いことが全くないので、そのおみくじは持ち帰ってきた。
 そして“求人”のところには「知人のつてでうまくいくでしょう」とか書かれている。これはどうみても『おまえ、時期が良いから転職しろよ』と言っているようなもんである(爆)
 “方角”にしても、悪い方角はないと書いてある。全方位オッケーですかw
 とどめは“願事”で、望みのままになるでしょうとか書いてある(ぉ
 『totoのBIGで6億円当たれ~~~』と心で念じたのは言うまでもない(核爆)
 何はともあれ、転職がかかっている今年としては、幸先の良いスタートである。
 一体どんな運命が待ち受けているのか…コワイという気持ちはあるが、このおみくじの話では上手くいく事になっているw
 おみくじを信じて、少しずつ前進していくとしようか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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