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青の感動

 先日注文したMajestouch 青軸モデルが到着した。
 今まで使ってきたZeroはスペースキー問題で入れ替えとなるワケだが、こうして並べてみると、Zeroはまるで歴戦の老兵のような感じだった。
 要するに汚れてるって事だが(爆)

 もうちょっと綺麗に使ってやれよと自分に突っ込みたくなるところだが、ひょっとしたら綺麗に使っていたならばスペースキー問題は起きなかったのかもしれない。
 どちらにしてもそういう環境下でも問題が起きないという事こそがベストなワケであり、今回の新旧入れ替えは起きるべくして起きた…とそう考えることにした。
 届いたMajestouchをそのまま使用すればしたになるのだが、ホントにコイツは噂の青軸なのか? という余計な疑惑が心をかすめた。
 別にダイヤテックを疑うワケではないが、この目で見ないことには納得できん! という事で、キーを一つ抜いてみた(よい子は真似をしないでください)。



 見るとホントに青軸だった。
 ダイヤテック、いい仕事してますねぇ!(疑ってた事はすでに忘れた)
 青軸をWindowsに接続すると、今までのZeroと全く同じデバイスドライバで起動した。元々ZeroもWindows標準のデバイスドライバで稼働していたのだから当たり前と言えば当たり前。
 動作的にも全く問題がなく、スペースキー問題も当然起きなかった。
 普通に接続し、普通に使える。
 この当たり前の事がなぜだか感動を呼び起こす。
 いや、感動したのはその当たり前の事ではない。
 実は青軸を体験するのは今回が初めて。
 黒軸と茶軸を店頭で試したことはあるのだが、黒軸は重くもっさりとした感じで自分には合わなかった。茶軸は軽快な打鍵感があり、自分にも向いていると思ったが、青軸はその上を行く。
 Zeroよりも圧倒的に軽いキータッチ、それでいて軽すぎることなく、茶軸より確実に伝わる打鍵感が、その感動を呼び起こしていた。
 茶軸もカチカチと音が気になるキーボードだが、青軸はそれよりもうるさいハズが、Zeroよりも音は静か。静かだが、それが温和しいわけではない。
 適度な主張と適度な反力。このキータッチはまさにそう言うにふさわしい感じがした。
 昔、私の知人のシナリオライターが、Majestouchを絶賛していた事があった。
 本当は東プレのRealforceが欲しいところだが、流石に3万円近くは出せないわけで、それならばMajestouchはRealforceに引けを取らない逸品だと言っていた。
 Realforceは静電容量無接点方式が採用されている業務用機だが、MajestouchはCherry製メカニカルスイッチを使っている。言わば同じキーボードでありながら、Realforceはワークスレーサー、Majestouchはレース用市販車ベース車両といったところだろうか。青軸はその中でもカスタマイズ性の高い部類に入るだろう。
 キーボードに何高い金使ってるんだよ、と思う人もいるかもしれない。
 だが、一度FILCOのMajestouchを触ってみてもらいたい。
 そしてちょっとでも文章を打ってみるといい。
 きっとその違いが分かるはずだ。
 黒軸が向いている人もいるだろうし、茶軸が向いている人もいるだろう。
 茶軸が合えばおそらく青軸も好みの部類に入るだろう。
 いろいろな違いはあれど、Majestouchのその打ちやすさにその違いが分かるはず。
 必要かどうかはその人の価値観による。
 ただ、必要であるかどうかでその製品の品質が変わる事はない。
 そして文字をタイプするという事に意味と価値を見出す人は、Majestouchが欲しくなるはずだ。
 私のオススメの逸品である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. ruser より:

    良いなぁ、まぢぇすたっち。
    でも、まだまだ元気なZEROを引退するわけには行かないし、今だったら他に買いたいものもあるし。
    …そもそもモノが無いかw
    青の感動かぁ…
    略すとCherryでアオカry(爆)

  2. 武上 より:

    インターフェースにお金をかけるという行為は、
    オススメできる人とそうでない人がいます。
    私ほどかける必要があるとは思いませんが、
    文字をよく打つ人は、キーボードがどれだけの意味を
    持っているかよくわかっていると思います。
    ま、弘法筆を選ばずと言いますが、
    実際使えばその違いと意味が分かるかとw
    というわけで、茶軸、買っちゃいなさい(爆)

  3. あめみや より:

    茶軸、私も使ってますよ~
    もちろんJIS109英字表記のやつ。
    ひらがなが書いてないと何となくかっこよく見えるから不思議w

  4. 武上 より:

    茶軸、使ってたのか。
    それならCherry製キースイッチの小気味よさは分かってると思うが、青軸は茶軸よりタッチ感は私好みでした。
    茶軸も黒軸よりはずっとイイ感じだけど。
    英語表記モデルはローマ字打ちの人にはあまり違和感はないかもしれませんが、私カナ打ちなんであるのとないのとでは大違いでして…
    ま、いつも手元見てないから無くても打てますけどね、その安心感というか何というか…気持ち的に違うものがありましてw

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