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世相を見るに、アルバイト必須か?

  東京の事情は多分違うだろう。
 いや、もっと大雑把に言えば、大都市地区は違うかもしれない。
 しかし、人口の少ない過疎地域では、もはや普通の生活を成り立たせるのも難しい時代がやってきたのではないかと最近思い始めた。
 何しろ、とかく給料が安い。
 それでいて、生活費が安いかというと、人口が少ないばっかりに都会より物価が高く、唯一安いと思われるのは居住に関わる費用のみ。
 しかし私の住む地域は、電車を利用すると新宿まで1時間45分程度であるため、その地価すらも高い。過疎っているにも関わらず、地価が高く物価も高い。それでいて労働賃金は安いときている。これではもう、普通に就職しているだけでは生活は成り立たないとすら言える状況だ。
 つい先日、私は自分が稼いでくる金額と必要となる費用を洗い出してみた。
 親が作った借金(それも今では私のみが返済しているのだが…)を返済し、その残りで生活を支え、かつ自分が使っている金額を合算すると…自分の収入では大幅に足りていない事実にぶち当たった。もちろん、足りていない部分は親の年金にて賄われているのだが、それでようやくギリギリの生活をしている事が判明した。
 これでは何か合ったとき何もできない…というのが実情で、世間で言うところの貯蓄ゼロ家庭という事である。


  もちろん、貯蓄できればそれで何ら問題もないのかもしれないが、それ以上に今私の中で問題となっているのが、私が自分の為に使う予算が毎月5,000円を下回っているという事だ。
 これでも多少前よりは改善はしているのだが、この5,000円にしても通勤に使っている車の燃料代に一部化けているのが実情。つまり、自由に使えているワケではないという事だ。
 ある種、これは由々しき事態であり、私のストレスのはけ口が現在存在しないという事を意味している。
 それで最近からだが不調なのか…といのは言い訳のように聞こえるかもしれないが、実際不調続きなのは事実であり、ストレスが溜まると発生する腎臓結石(尿管結石含む)の疑いすら最近出てきている。
 このままでは気持ち的にふさがってしまう…と流石に自分で防衛本能が働いた。
 この防衛本能が働くという時点で、私はまだ救われているのかもしれない。
 そこでいろいろ考えた。
 まず一番最初に問題となるのは、その収入である。
 既に親をアテに出来ない私は、自分自身で収入を増やす事でしか解決できない状態。
 こんな事を言うのは親不孝者だろうと思うが、既にウチの親は私を喰いモノにしている。
 一人は鬱病から復帰したものの、就職先に難航しており期待は出来ず、またもう一人にしても、脳梗塞から復帰したものの、一度そういう病気にかかると世間に出ていくのに相当の恐怖があるのか仕事に出られないと言い切る状態。
 ハッキリ言って、私のこれから先の人生はこの二人にくれてやったようなものだ…と最近では諦めている。
 であるから、収入を増やすには私自身が何とかするしかない。
 そこで考えた。
 こうなるとやはり深夜のアルバイトを狙うしかない。
 この人口が少ない地域、しかも新宿まで120km圏内に入るこの土地は不思議な事に街中にファーストフード店が一店もないという特殊条件下にある。
 そこで深夜でのアルバイトとなるとちょっと厳しい…のだが、隣町まで出て行けばファミレス等があるため、そこなら深夜でのアルバイトも可能なのではないかと考えたりした。
 …私がファミレスでアルバイト…考えただけで笑ってしまう(爆)
 まぁ、実際どのようなアルバイトになるかは別として、もう今の世相を見るにアルバイトも併用しないと借金を背負っている人間は生きていけない時代だなと感じている。
 これが都会なら話は変わったかもしれないが、過疎に苦しむ地方において、私のような生活をしている者は、普通に就職している労働賃金だけでは生活が成り立たない。
 政権が変わり、子供手当だとか言っているが、借金抱えているが故に結婚をしない事を決めている私からすると、政府からの支援はおろか、逆に税金を高く取られるという時代に向かいつつある。
 要するに、今の生活がギリギリと言っている時点で、私の未来は既に赤字決済まっしぐらである事が約束されたようなものなのである。
 これでは普通に働いていては、生きる事そのものが無理なのではなかろうか?
 Blogでは本音を書かねば意味がないと思っているので、今の心境を嘘偽りなく書くと、私は親が死んだら自分も死んでしまえばいいと思っている。
 何しろ借金苦の状態だから結婚する事を拒否しているわけで、残された年数などを考慮すると今後残るのは残された借金と私のみである。
 親がいるから借金を返済し、何とか生き続けてはいるが、私一人になってしまえば逃げてもいいかな…と、ある種、負の解脱的心境である。まぁ、逃げるといっても夜逃げとかそういうのでは後に尾を引くので、いっその事死んでしまえと。
 随分とマイナス思考だなと言われるかもしれないが、一度自分以外の要素で堕ちた人間はこんな事しか考えない。いや、真っ当な人間ならば、である。できるだけ他人に迷惑をかけないように生きていこうと考えてはいるが、さすがに一人になって取り残された時、私はまだガンバルと言い切るだけの自信はない。
 なので、今を何とか生きていかねば、意味がない。
 そしてそのためにはまだお金が必要なワケであり…やはりアルバイトするしか道はないようである。
 貴方は10年後の自分を考えた事はあるか?
 10年後、自分はどんな環境の中で生きているかを想像した事があるか?
 そこに明るい光は見えているか?
 また、希望という言葉が心にあると言えるか?
 一人残るだろう私には、到底明るい材料はない。
 そして、多分私の人生はそんなもんなんだろうなと思ったりする。
 この、いかにもテキトーでダメっぷり全開な生き方が、私自身なんだろうなと思ったりする。
 別に今すぐ死ぬとかそんな事は毛頭考えていないが、それでも未来は明るくない。
 それが私の生き様なのだから仕方がない。
 ま、小難しい話はココまでにしておいて、まずはアルバイトでも探してみるかというところで今日は締めくくっておこう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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