久々の電気街

 知人が上京しているというので、久々に私も上京した。
 先日購入したビデオカードの受け取りもあったし、HDD増設の為の買い出しもあった為、それらをまとめて済ませてしまうには丁度良いイベントと言える。
 先日ビデオカードを購入した店は秋葉原にあるフリージア。ネットで注文して受け取りと支払いを店舗で行うという指定で注文した。ネット通販では結構珍しい買い方かもしれない。
 受け取り指定時間を13:00~15:00にしておいたため、現地に13:30に着く予定で行動開始。
 久々に電車にも乗ったが、やはり移動時間に最低でも1時間30分はかかるというのは長すぎるように思える。住んでいるところがド田舎なので仕方がないと言えば仕方がないのだが。
 今の秋葉原は集中的に人が多い。時期が時期なのである。
 有明から流れてくる人員が半端なく多いために起こる季節的現象なのだが、相も変わらずとんでもない人口密度だ。
 電気街口の建物である旧アキハバラデバートビルは、現在改装中で見た目は無骨な感じ。
 しかし、高い人口密度がその無骨さを覆い隠してしまう。工事中でもそんなの関係ないと言わんばかりである。
 これだけの人混みの中、前々職の知人に出くわす確率は多分天文学的数値…と言えば大げさだが、かなり低確率ではないかと思うが、今日はその奇跡が起きた。
 何でもPCをBTOで新しくしたはいいが、付いてきたキーボードとマウスがどうも使いづらいという事らしく、出会った瞬間に拉致された(爆)
 まぁ、私もインターフェース周りは結構拘っているため、その知人よりは詳しいだろうとは思うが…こういうのは自分で使ってみて最適と思ったものを買うのが一番なのだが。


 とりあえず知人と一緒に出向いたのがクレバリーである。
 クレバリーにはキーボードやマウスをかき集めた店舗がある。まぁ、クレバリーに限ったワケではない話なのだが、クレバリーのその店舗はとにかくサンプル数が多く、実際に触ることもできるため、インターフェース周りを見て回るにはイイ感じ。
 そこでとりあえず薦めたのが、マウスはMicrosoft製、キーボードは東プレ製FILCO製という事。
 マウスに関しては、最近はロジクール製が結構物量も多く、また種類も多い為、良いマウスが見つかりやすいのだが、私は基本的にロジクールのセットポイントというマウスドライバがどうも好きになれないため、マウスはMicrosoft製と決めている。
 ただ、ここ最近Microsoft製のマウスはコレという製品が出てきていない。
 私は有線のIntelliMouse Opticalというマウスを使っているが、これはハードウェア的には随分と古い仕様のもので、残念ながら最近のチルトホイールもついていない。ただ、操作感はバツグンで、これのチルトホイール付き無線マウスが出たら絶対に買うという人は多分かなり多いのではないかと思う。が、出ないので最近のマウスを見てみるのだが、これがどうもパッとしない。
 知人にはその旨を伝えたが、知人は手に馴染んだらしいのでMicrosoft製の最近出たBlueTrack(青色LED)マウスを買った。
 で、問題のキーボードだが…東プレ製がいいのは当たり前の話。このキーボードは静電容量方式のキーで、タッチタイプをするには最適なキーボード。まぁ、価格も1万円台半ばから後半という非常に高い製品であり、スイッチ式のFILCO製であっても、Cherryの茶軸、黒軸は1万円超えのキーボードである。
 私はCherryの青軸を採用したFILCO製キーボードを使っているが、青軸は黒軸以上に貴重なスイッチで、なかなかお目にかかることができない。
 知人にこんな高いキーボード…と言われたが、長文を打つ必要があるのならこの2社製品にしておけと言ったところ、FILCOの茶軸を購入した。私からすると妥当な判断である。
 そんなこんなで、とりあえず知人から解放された私は、頼んであったビデオカードを引き取り、増設用に2TBのHDDを2基購入した。
 …合わせて4TBって、今搭載してるHDDの総容量より多い(爆)
 これはOS入れ替え用のHDDでもあり、近々のウチにOS入れ替えを実行しようと思っている。
 その後本来合うべき知人と合流し、各々が必要なものを購入した後、私が気になっている電子メモ帳のポメラDM-20の実機をヨドバシカメラで見てきた。
 …まぁ良く出来たデバイスではあるが、カナ打ちの私からすると数字キーの列が小さいキーになっているのがかなり気になった。これ、何とかしてくれればいいのだが…
 ただ、電子メモ帳としてテキストを打つ事に特化したポメラは、やはり名機だと思った。良く出来ている。
 まぁ…今は買わないけど(爆)
 その後、他の知人とも合流し、お互いが生きているという確認を行った(ぉ
 …年に1~2回しか合わないのだから、合うという行為そのものが生存確認と現状確認みたいなものである。
 これと同じ事が言えるのが年賀状だ。年賀状というのは、普段会う人に出すものではないのだ。あれは会わない人に「私は元気でやってますよ」ぐらいの生存確認の為に出すモノであって、普段から会っている人は直接会って挨拶するのが当たり前の事である。
 それがいつしかねじ曲がって正月恒例のイベントみたくなったのだが…これは多分郵政の仕業だな、うん。
 ま、購入してきたビデオカードの性能が気になる所。
 明日はとりあえずどれだけ性能が上がったのかを確認しようと思っている。
 とりあえず…今日あった知人の面々には「おつかれさん」と言っておこう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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