カッコいいという概念が変わる時

ホンダによると、2月25日に「人によってはカッコいいという概念が変わるかもしれない」という。
何のことはない、新ハイブリッドスポーツのCR-Zの発表が行われるという意味である。
先月行われたデトロイトモーターショーで北米仕様のCR-Z量産型が発表されたが、日本では2月25~28日に東京 青山のショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」で「CR-Z ウエルカムフェア」を開催し、そこで初お披露目される。
すでに公式サイト(公式サイトは削除されたため、製品サイトへリンク)も公開されており、そこで開発秘話含め情報を公開していく。

スタイルを見ると、先代CR-Xと似たシルエットとも言える。
だが、後ろから見ると、インサイトのようにも見え、もともとの先代であるCR-X自体が、ハイブリッドカー然としたスタイルだったのかもしれないと思わせる。

公式サイトを見ると1.5LのエンジンにIMAというインサイトと同じハイブリッドモーターを搭載し、3つのモードで走りを使い分けるような感じに見て取れた。
エンジンの出力だけで言えば、ホンダエンジンの性能は誰もが認めるところであるため、スポーツ走行は難なくできると思われるが、問題はそれにまつわる燃費である。IMAでどこまでそれを実現していくかというところに、ハイブリッドスポーツの面白みがあるわけだが、あと10年もすれば「ハイブリッドスポーツ」という言葉そのものを効かなくなるかもしれない。
というのは、ハイブリッド車を事実上製造しているのはトヨタとホンダしかなく、他の全世界含むメーカーが取り組んでいるのは電気自動車だからだ。
ハイブリッドカーは短命に終わるかもしれない。そんな結果になりかねないのが、今の自動車業界とも言える。
もっと詳しい事情は専門家なら知っているだろうが、私の知るところだとハイブリッドカーそのものが電気自動車までの中継ぎみたいな仕様らしい。
なので、ハイブリッドスポーツを楽しめるのは今だけかもしれない。
気になる人はチェックした方がいいだろう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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