PSP2の開発機が出回っている?

 アメリカのシアトルで開催された、Penny Arcade Expo 2010(通称PAX 2010)で、PSP2の開発機が開発会社に出回っているような話が出た。
 その話が出たのは、モータルコンバットのMortal Kombat rebootのインタビューの席上で、エグゼクテイブプロデューサーのShaun Himmerickは、彼らのNetherrealmスタジオにPSP2開発機が存在する事を口にした。
 これは公式なコメントと言うよりは、口をすべらせた…感じのコメントではないかと思うが、コメントとして「我々の出すコンソールはPSPでもニンテンドー3DSでもない。我々は既にPSP2を所有しており、そのエンジン性能に着目している」と言っているそうだ。

 この画像は以前PSP2の噂が出た時、ネット上で公開された予想PSP2で、もちろん本当にこの形になるわけではない。
 噂では、スペック的にスマートフォンと同じ、もしくは似た様なコアおよび構成で成り立っているような話だったが、エンジン性能に着目しているという今回のコメントを拡大解釈すると、スマートフォンなどよりももっとグラフィックパフォーマンスは上を行っているような感じがしないでもない。
 スマートフォンに搭載されているGPUと言えばPower VR系だが、モバイル用途で考えれば十分リッチな性能を持っていると思う。が、昨今のPSPのゲームタイトルから考えると、次世代を担うにはもう少し上を行かねば満足な性能にならないかも…と思うのは、多分私だけではないだろう。
 どちらにしても開発会社に既にPSP2があるとするならば、PSP2が2011年頃に登場するという話の信憑性は俄然高くなる。
 ニンテンドー3DSが今年11月に登場するなんて噂もリークされている今、モバイルゲーム機の動きは今後揺れ動いていく予感がする。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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