キャブの準備はできたが…

 KSRの夏に向けてのカスタムとして、キャブ交換&オイルクーラー設置を考えているが、ようやくキャブの目処が立った。
 ネットで知り合ったひろさんからVM26とそれに関するニードル一式を譲ってもらったはいいが、エンジンとつなげるマニホールドがなかったため、それをずっと探していたのだが、ようやく手に入ったのである。

 画像はSP武川のVM26のマニホールドキットだが、このマニホールドがないとエンジンとキャブを接続できないので、どうにもならない。
 で、実際手にしてみて意外な事実を発見。画像左上の曲がったパーツ、単に曲がっているだけだと思っていたら、若干ひねりが入ってた…。ということは正面から見てエンジンに対して多少右側に曲がって接続するという事なのかもしれない(逆かもしれんが)。
 とりあえずこれでキャブ交換は何とかできる…と思うのだが(実はまだ一つだけやる事残ってるが…)、これだけでは交換という話にならない…というかしたくない。
 というのも、今の段階でキャブ交換してしまうと、今度はエアクリーナーを取り外した後のシュラウド固定問題が残るため。なのでどうせならオイルクーラーの増設も同時にやってしまいたい所である。


 で、そのオイルクーラーだが…

 こんなのを予定している。
 これはSP武川のコンパクトクールAWオイルクーラーキット。これはオイルクーラーをノーマルのエアクリーナーボックスの所に搭載するタイプのもので、画像真ん中左のステーで固定、そのすぐ下の小さいステーがオイルクーラーに取り付いてシュラウドを固定する事になる。ちなみにこのキットはSP武川製のアルミクラッチカバー接続タイプ。これをセレクトした理由は…後にアルミクラッチカバーを付けられればいいな…という希望的観測の為。
 オイル取り出し口のパーツはひろさんから譲ってもらっているため、アルミクラッチカバーを付ける前はそのオイル取り出し口パーツ(多分キタコ製)を使用してアルミクラッチカバーがない分をカバーしようと思っている。
 というか、このオイルクーラーを取り付けないと夏対策にはならないため、ホントの意味としてはキャブ交換よりこっちのオイルクーラーを取り付ける方がカスタムの主となる話ではあるのだが…実はこのオイルクーラーを手に入れる方が難航していたりする。
 ま、予算があればそんなに苦労する話ではないのだが、限られた予算の中で手に入れようというのだから入手も難しい話。
 金がないという事は非力だな、まったく。

 とりあえずこのオイルクーラーとキャブを取り付ける事が出来れば、待望のプッシュキャンセルウィンカーの左スイッチへの移行もできる(チョーク問題解決の為)。
 しかし、今ここで説明した接続で冬を乗り切る事は難しいと考えている。というのはオイルのオーバークール問題を解決していないため。SP武川のアルミクラッチカバーを取り付けたいと考えているのはそのためである。
 SP武川のアルミクラッチカバーにはサーモスタットを取り付けることでオイルクーラーへのオイル流入を制御してオーバークール対策できる機能がある。なので今回説明しただけのカスタムだと冬場にオイルがオーバークールとなる可能性が高いのである(というかほぼ確実)。
 なので、せめてオイル温度を観測できるようにしてやる等の対策も考えなければならない。このオイル温度を調べるということに関しても、以前ひろさんに来て戴いた際にウチのメーターに搭載されている機能で挑戦してもらったが…ウチのメーターは正しい温度を示してくれなかったため、別の方法を考えねばならない。
 ま、一番手っ取り早いのは、どこかのメーカーの油温計とセンサーをオイルラインのどこかに持ってくる方法だが…。
 これについてはまた考える事にしよう。
 まずはオイルクーラー入手が次の目標になる。何とか夏までには手に入れたい所だが、果たしてどうなる事やら…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. うめー より:

    値の張るパーツばかりですな
    こりゃ大変だー。
    気長に行くしか無いなー。

  2. 武上 より:

    ん~、実はある程度予算の目処は付いてるんですよ。
    問題は安く仕入れる方法に難航しているというだけで。
    なので、入手という部分はある程度クリアできてるかなと思ってます。
    問題は取付ですよ…。
    私にとってはそっちの方が大問題だ…。

  3. ひろ より:

    かなり、大がかりなカスタムになってきてしまってますね。。。
    オーバークール対策はとりあえず冬場はダンボールで囲ってしまうとかでも何とかなるような気も。。。
    そんなにシビアになる必要はないかなと。
    あと、サーモスタットがほしいだけであれば
    http://www.webike.net/sd/9699792/
    てのもありますので、こっちの方が安上がりかも。

  4. 武上 より:

    サーモスタットの外部装着版、それも一応念頭に置いて検討したんです。
    ただ、後々の事を考えたらやっぱりクラッチカバーを変えておきたいかな、という気持ちもあるのも事実でして…。
    なので、今年の冬までにクラッチカバー装着が出来なければ、冬場は何かしらでオイルクーラーを覆ってしまおうと考えてます。緊急措置ですな。
    もう手を入れてしまったら納得するまでやってしまおうかなとか考えてます。
    もちろん、時間はかなりかかるでしょうけどね。
    とりあえずは左集合スイッチですな。今のうちから接続方法を迷わない事を祈ってます(爆)

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