満員電車で精神的に耐えられなくなった…

精神病かもしれない…と今日、本気で思ってしまった。
実は今日、仕事で東京産業貿易センタービルまで電車で向かった。
朝6:25発東京行の中央線に乗ったは良いが通勤特快だったため、とにかく駅を飛ばしまくる。まぁだからこそ通勤特快なワケだが、今日はそれが災いした。

私の様子がおかしくなったのは立川を超えた辺り。
始発に乗っていたためずっと座っていたのだが、急に息苦しくなり、じっとしていられなくなった。足を伸ばしたい…背中を伸ばしたい…自由になりたい…等々、精神的に今の体勢でいるのが辛くなり、だんだん気持ち悪くなってきて、意識が遠のいてくる…が、気絶する事もできず、締め付けられるように感じてしまい、イライラしてしまい…と、その場にいるのが辛くて耐えられなくなったのである。
コレはマジでヤバイ! 絶叫しそう…と、今Blogに文字にして居られるが、その場ではもう気が触れてしまうくらいの状態だった。
これは次の駅で降りた方が良いかも…と真剣に思ったのだが、タイミングを逸してしまい、国分寺で降りる事が出来なかった。
しかし、問題は今乗っているのが通勤特快だったという事。国分寺から新宿まで一切止まらないのである!
だんだん顔が青ざめてくるのが自分でも分かるくらいになり、いっそ気絶してくれ…と真剣に願い続け…


悶絶しつつも何とか一つ目の山を越えた。
しかし、すぐ次の山が来るのが予測できた。何しろイライラするのが止まらないのだ。
周囲の人も私の異常に気づき始めたようだが、どうにもならない。
その内、また追い込まれるような感じに襲われ、神経が締め付けられるような感じが。
次は耐えられるか? と思ったのもつかの間。そんな余裕もなくなり、じっとしていられなくなり、座った体勢のまま体をよじったり、混んだ車内で足をなんとか前に出せるだけだしてみたり…。
朝早かった事もあり、寝てしまえばこんな気持ちにもならなかったかもしれないが、一度こんな状態になると眠いハズなのに寝る事もできない。
もう辛くて辛くてたまらない状態になったが、何とか二つ目の山も乗り越えた。
もちろん、この二つ目の山を越えて終わりでない事は分かっている。
外を見ると、まだ吉祥寺を過ぎた辺り。とにかく時間の進み具合が遅く感じる。
これはもう三つ目の山が来たらどうにもならないと思い、iPhone4を取り出して気を紛らわせる為に先日インストールした雀龍門Mobileを起動、ゲームで遊んで精神的に別の所に意識を持っていけば何とかなるか? と考えたが、結局三つ目の山はすぐにやってきた。
もう雀龍門Mobileをやっているどころの話ではない。絶叫できればまだ気も紛れたかもしれないが、そんなワケにもいかない。
恐らく、今の顔色は完全に血の気が失せた状態だっただろうと思われる。
で、結局耐えられず、その場で立ち上がり目の前に立っていた人に「すみません、代わりに座って貰えますか?」と場所を入れ替えて貰った。
だが、当然立ち上がったからといって直るものではない。ただ、立ち上がったことで体を伸ばした状態になったため、先程よりはマシになった感じに。
立ち上がった後、外を見ると中野駅に入る所だった。何と時間の進みが長い事か…と思わずには居られなかった。

こんな状態だったため、新宿で一度降りよう、と思ったが、立ち上がった事でかなり様子として落ち着いてきた感じに。
新宿駅に到着すると、乗員がゾロゾロと降り始め、周囲に余裕が出来たところで…気持ち的に一気に楽になった。
ここまで改善出来れば、後は何とかなるだろう…と、結局一度も降りる事なく神田まで乗り続け、山の手線にスイッチ、そのまま浜松町まで乗っていった。

この時点で私は脂汗でスゴイ事になっていた。
顔色も相当に悪かっただろう。
こんな感じ、過去に一度も味わったことなどない…と思ったところで、一度だけあった事を思い出した。
顔面神経麻痺になったとき、脳梗塞の可能性を探るためMRI検査を受けたのだが、あの時に似たような状態になった。体を締め付けて狭い所に入ったため、その状態に耐えられなくなり、結局締め付けるベルトを完全解放、技師に「絶対に動くな」と言われたが、一切の止め具なしでMRI撮影を行った。
あのときの精神的圧迫と同じ感じと言えば確かに同じかもしれない。
しかし、今回は直接締め付けるものはなかった。ただ、満員電車に乗っていた状態で、しかし自分は座っていたためぎゅうぎゅう詰めの状態だった訳でもない。
それでもこんな状態になった所を考えると、何かしらの精神疾患ではないか疑ってしまう。実際そうなのかもしれないが…

何が引き金でこんな症状が起きるのかは分からない。
ただ、今回限りの症状だと言える自信もない。
それだけに、電車恐怖症になってしまいそうな…そんな気もしてくる。
今日の自分自身ほど分からないものはない。
…これはやはり精神疾患なのか?
もしそうだったら…私はどうすれば良いのだろう?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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3 Responses

  1. Cz より:

    いつも読ませて頂いてます、Czです。
    私も同じ様な状況で症状が出てしまった経験があり、またそれによって電車に乗る事に抵抗を覚えました。
    乗りたくなくても、足となる電車に乗らずには生活出来ないので無理にでも乗っていましたが、
    結局具合を悪くして同じ症状が頻繁に起こる様になりました。
    心療内科に通って薬も処方して頂きましたが、大して効くこともなく。
    結局人の少ない「朝5時前後or9時以降」の電車に乗るしかなくなりました。
    武上さんと私では違うかもしれませんが、
    あまりストレスを感じないような乗り方にシフトした方がいいかも知れません
    お体を大事にして下さい

  2. ひろ より:

    こういうのは一度起きてしまうと、次からは本当は何ともないはずでも思い込みでもなってしまう場合もありますからね。
    自分は学校の体育館の朝礼で一度倒れてから、「また、倒れるかも」と思ってしまい、しばらく朝礼がある度に不安になり調子が悪くなっていました。
    気にしないのが一番なのでしょうが、それも難しいんですよね・・・。
    不安を感じるのなら、同じような状況は避けるようにした方が良いかもしれないですね。

  3. 武上 より:

    >Czさん
     同じような症状に出会った人がいましたか。
     居るだろうなぁ…と思ってネットで探してみましたが、検索するにしてもどういったキーワードにしていいのか分からず、結局見つける事ができませんでした。でも少なくともCzさんは同じ症状経験があるようで…やはりいるんですね。
     体を締め付け気味になるとか、行動を制限されるような時に起きる…のではないかと思っています。
     普段は電車移動ではありませんので、車なら問題ない…と思っていますが、実は似たような状況に車でも起きる事が発覚。1Boxの助手席に乗っていて、足の行動範囲が荷物等で極端に制限されてる時に発症しました。それだけでもダメなのか…とちょっとショックだったりします。
     電車移動が必須のCzさんから比べればまだ私は救われているのでしょう。Czさんこそ、お体を大事になさってくださいね。
    >ひろさん
     ひろさんのは一度の経験が引き金でストレスとなるケースのようなので、心的外傷後ストレス障害(PTSD)っぽいですね。
     私は…経験あるのか? 身に覚えがないんだけど…MRIの撮影が経験になるのかなぁ。
     どっちにしても、同じ状況を避けられるならそれに越した事はないですね。可能な限り…ではありますが。
     しかし、困ったもんです orz

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