N BoxのマップランプをLED化

 N Boxのあらゆる部分を省電力化したい。
 実はこれはN Boxを購入した時から考えていたこと。
 ただ、どうしても敷居が高くなる所もある。電球と違いLEDは極性があったり、あとは完全自作する場合はLEDを自分で基板実装させたりする必要があったり…たとえキットを使う場合であっても、ボルトオンできるとは限らない。
 また省電力化とはちょっと違うが、HID化となればまた変わってくる。HID化の場合は省電力化というよりは、同じ消費電力でもより光量をアップさせるという方向性だが、そちらはバラストやバーナーなどが必要だったりと、LED以上に敷居が高い。
 ちゃんとした知識があれば良いのだが、よく分からない事もあり、なかなか希望通りにはいかないのだが、とりあえず部品交換で出来るものであれば何とか自分でもできるだろう…という事で、とりあえずマップランプ(ルームランプ)をLED化する事を考えた。
 実はウチのN Boxはラゲッジランプはメーカー純正のLEDルーフ照明に交換している。

(画像はHONDAのサイトより引用転載)
 この発光色に近い形で、前席のマップランプをLED化できればな…と考えると、一番いいのはやはりHONDA純正のLED球(LEDルームランプ)だが、この純正品は1個3675円もする。2個買えば7,000円も超えてしまうのである。
 そこでもっと格安でLED化できないか? と思い、ネットで探してみたところ、この製品にたどり着いた。

 カーメイト製のルームランプで、これだと1個1,320円とかなり安くなる。明るさや色味は…多分似たようなものだろうと思うのだが、価格が実に魅力的。という事で早速購入し、交換してみた。


 まず、標準装備の電球だとこんな色味。

 昔のものからみれば白色発光に近くはなっているが、さすがにLEDルーフ照明よりは赤い感じである。
 取り付けは実に簡単で、このクリアカバーの側面をマイナスドライバーでこじ開けてカバーを外し、そのまま電球交換である。
 マイナスドライバーでこじ開ける時、クリアカバー等に傷をつける可能性があるため、用意出来るなら布等をかましてこじ開ける。ちなみに私はハンドタオルを持って行ったら、厚みがありすぎてマイナスドライバーがクリアカバーの隙間に入らなかったため、そのままマイナスドライバーを直接入れてこじ開けた。
 で、中に入っている電球を取り外して、交換する。LEDは極性があるため、カバーを閉じる前にテストして、ちゃんとLEDが発光する事を確認してからクリアカバーをした方がいいだろう。
 交換後はこんな感じ。

 随分と白色発光になったものである。私の交換したLED球は7000K(ケルビン)で、比較的白色に光る。世間ではクリアブルーなるちょっと青みがかった色(15000K)などが人気のようだが、実は明るさだけで言えば白色の方がハッキリ見える。
 LEDルーフ照明と光量で比べると若干暗いか? とも思わなくもないが、それでも随分と白くなったものである。
 何より、LEDルーフ照明と色味もかなり似てきている。完全に同じ…という事はなく、こちらの方が若干黄色っぽい光だが、これで室内の照明はすべてが白色発光となった。

 価格は半額以下でLED化できる。私のようにLEDルーフ照明でなく、標準のラゲッジランプなら、ラゲッジランプは電球1個であるため、3個のLED球でLED化ができる。ホントに電球との交換のみで出来る為、省電力化したい人は交換してみてはどうだろうか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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