OVA「機動戦士ガンダムUC」第6巻のPV(ショートバージョン)が公開となった。
3月2日(土)より全国16館でイベント上映が開始され、その後22日にはBlu-rayが発売になるが、内容は物語も大詰め。
物語的見所はネタバレにもなるので控えるが、登場MSにいよいよローゼンズールが登場したり、より凶悪となったバンシーが登場したりと、物語以外にも見所は多い。
ローゼンズールは本作品MSのギラズールをベースに、ZZ時代のハンマハンマの流れを組むシステムを取り込んだようなMSで、ZZを知っている者からするとニヤリとさせられる所がある。
ただ残念なのは恐らくもうデルタプラスは登場しないという事。これはちと残念。
百式直系の可変機なんてものが画面上で動くなんて事はそうそうないワケで、できれば再登場してほしかったところである。
今回の第6巻の私としての焦点は、MS以外には一つしかない。
それは物語をどの部分で切ってくるのか? という事である。
第4巻以降、OVAのガンダムUCは急ピッチに物語が進んでいて、多少物足りない部分が多い。個人的には急すぎる展開の中にあってその速度で進んできた関係から最終局面も近い。そして原作を読んでいる私としてはラストを知っているだけに、この第6巻の落し所というか、区切りの付け方が見えにくい。
その区切り方によって第7巻がどういうボリュームになってくるのかが見えてくるだけに、気になるポイントである。
今展開しているガンダム作品の中でダントツの面白さであるガンダムUCは、自分的には小説と同じだけの巻数で進んで欲しかった作品であり、細かいディティールを損なわない作品になって欲しかった。それがこう急ピッチに展開し、今終わりが見えてきている段階である為、気にするなと言われても気になってしまうのは、ガンダム好きの宿命のように思えてならない。
何はともあれ、今は3月の発売を心待ちにしたい。
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