SimCityの追加DLC

 SimCityを購入していくつかの都市を建設して遊んでいる。
 箱庭ゲームとしてかなり完成度が高い本作は、そうした箱庭的な遊びが好きな人であればこれほどハマるゲームはない、と思えるほどオモシロイ。
 激しいアクションなどが好きな人には向かないかもしれないが、のんびりと経過を見て楽しむ事が出来る人であれば、かなりオモシロイゲームではないかと思う。
 根っからのA列車好きの場合は…ちょっと嗜好が違うベクトルなので、ベストマッチとは言えないかも知れないが、それでも同系列のゲームであるから楽しめると思う。

 そんなSimCityだが、4月に無料のDLC、そして5月に有料のDLCが追加された。
 4月に追加されたDLCは、日産リーフを走らせる事のできるコンテンツで、充電スポットを都市に5つ設置できるコンテンツである。このコンテンツを都市に配置すると、シムたちの乗っている車が日産リーフとなり、この充電スポットを利用する事で無公害の車が走るようになる。

 日産のコラボレーションコンテンツで、無料配信されているのが嬉しいところである。
 このコンテンツのゲーム内効果は、ちょっとしたサイズの公園と同程度の効果で、この充電スポットの周囲の幸福度を上げるという効果にプラスして、無公害車が走るというものである。
 このコンテンツは、4月2日から配信されていて、半年間利用可能という事だが…正直、こんなのを期間限定にする意味があるのか? と思えてならない。せめて充電スポットのNISSANというロゴを半年間で見えなくして、配信自体を無料解放すべきだと思うのだが…。

 そして5月29日つまり本日から配信となったのが、有料追加コンテンツの遊園地セットである。その名の通り、遊園地を都市内に作る事ができる。
 コンテンツには、3種のエントランスと9種の乗り物、5種の売店などが収められている。これらを組み合わせて自由に遊園地を作る事ができるというワケだ。

 遊園地内に走る機関車などは、専用のレールを敷設してやれば走らせる事ができるようだ。凝ろうと思えばかなり凝った遊園地にできるのではないだろうか?


 今回のSimCityは、こうした追加DLCをいろいろ展開する事で、街自体のバリエーションを増やしていける為、今後どんなコンテンツが増えていくか想像ができない。
 思い切った近未来コンテンツが登場するかもしれないし、逆にクラシックなコンテンツが追加されるかもしれない。想像力が尽きない限り、いろいろなコンテンツが考えられ、登場する可能性を秘めている。
 そういう意味ではメーカー側でも従来のような大型追加パッケージを作る必要も無く、データコンテンツだけを作れば手軽に商売になってしまうためメーカー側も作りやすいように思える。

 これから先、どんな追加DLCが登場するか、期待すると共に、その登場を待ちたい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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