やはりダントツだったのか

欲しい家電がある。ずっと欲しいと思っていながら買っていない。

だって高いんだもん orz

欲しい家電というのは掃除機。
そして掃除機と言えば有名なこの言葉。
『ダイソン。吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機』
“ただひとつ”と言い切る辺りがすげぇなと思いつつ、ホントにそうなのか? という疑いもちょっとはあったりする。
ただ、いろんなサイトでの比較実験などを見ると、たしかにダイソンの掃除機は他社の掃除機を圧倒するぐらいのゴミ除去率を見せつける。
…どうした、日本の家電メーカーよ。
かつて白物家電で世界を震撼させた日本メーカーがことごとくと負けている。

impress 家電Watch 家電製品ロングレビュー
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnlong/20141121_676122.html

この結果から見ても、その吸引力は圧倒的である。マットレスのシーツ下のベビーパウダーなど、これが本当にシーツ越しなのかと思うぐらいの結果である。
まぁ…日本メーカーの製品は価格もダイソンの掃除機よりも安いわけだが、中途半端に高い掃除機は誰も買わないハズであり、高くても他社を圧倒していればそこに需要はあるわけである。
今の日本の家電メーカーが少しずつ世界の他社に圧されてきている理由が、ちょっとわかったような気がしたりする。

しかし…そうは言ってもダイソンの掃除機は高すぎる。
メーカーサイトでキャニスター型の最新型であるDC63のモーターヘッドコンプリートの価格は10万円を超える。
…まぢで高けぇよ orz
我が家では、母親が東芝のトルネオを使っているが、たしか購入価格は3万円台だったような気がする。
ダイソンはDC63のモーターヘッドのメーカー価格が9万円だから、3分の1程度の価格で日本メーカーの掃除機が買えてしまう。
実売価格で比較するなら、Amazon.co.jp価格が参考になるかもしれないが、それでも日本メーカーの掃除機はダイソンの約60~70%くらいの価格で買えてしまう。
それぐらい安いなら日本メーカーの掃除機でもいいかな…と考えてしまうかもしれないが、良い仕事には良い道具が必要と、世界的に絶賛される日本の匠は昔から言っているのである。道具がよければ仕上がりは格段によく、それが掃除機と呼ばれるものであるならば、次回の掃除が楽になるのはやはりゴミをよく取る掃除機なのである。
しかし…ダイソンは高けぇよなぁ orz

欲しいのはDC74

まぁ、私が欲しいと思っている掃除機は、実はキャニスタータイプではなく、コードレスタイプ。
コードレスはバッテリーからの電力供給で掃除する為、あまり強い吸引力を持つ製品が少ないのだが、最近はモーターの省電力化などが進み、それでも以前から比べて格段に吸引する掃除機が増えてきた。
その中でもダントツに吸引するのはやはりダイソン製品。
しかも、今の最新版であるDC74 フラフィはソフトローラータイプのアタッチメントが付いていて、コイツがとんでもない性能を持つ。
大きめのゴミと微細なゴミを同時に吸引してしまうのである。
大きめのゴミは、通常掃除機のヘッドでは吸えない事が多く、先端のアタッチメントを取り外したりして吸わないと吸引してくれない。
しかしフラフィのソフトローラーだと、大きめのゴミと微細ゴミが同時に吸引されていく。
https://www.youtube.com/watch?v=RW6wWt34GWE
もちろん、これは製品紹介動画であるため、欠点が見えない動画ではある。
実際には、使い勝手という側面においていくつか日本人には不向きな部分もあったりする。
まずはその握り方。
従来の掃除機はガングリップタイプではないため、手首にかかる負荷が今までのものと全く異なる。それに慣れるまでは辛いかも知れない。
また、モーターヘッドの転がり特性も従来の掃除機とは異なっていて、結構摩擦を感じる人が多いという。
そういう意味では慣れと力が必要になるかもしれない。
しかし、動画にもあるように、大きなゴミと小さなゴミが一度に吸えるという便利さは今までにないものである。さらにその吸引力はキャニスタータイプに近いレベルまでになっていて、これならキャニスタータイプは不要だろうと思える。実際、このダイソンのコードレスクリーナーを使い始めた人の中には、キャニスタータイプが不要になったという人も多い。
またサイクロン式は紙パックと違い、取った後のゴミの始末に不満をいう人も多いのだが、紙パックがなくなる事で経済性は格段に上がるのだから、そこはトレードオフだろう。私などは紙パックを切らした事を考えるとダストカップ方式の方がいいかな…と思ったりする。

と、私的には挑戦しがいのあるダイソンのコードレスクリーナーなのだが…前述の如く、とにかく高い。
手軽に買う事のできないレベルの価格なのが最大の弱点であり、それこそがダイソンのブランド力の成せる技だったりするわけで…いつかは買いたいものの一つ、といつも思うわけである。
5万円くらいだったらなぁ…。価格.comとはしばらくお友達になりそうである(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 関西の人 より:

    トルネオを使っている…ということは、ご多分に漏れず、ジャパネット高田で買って下取りましたか?(爆)

  2. アバター画像 武上 より:

    よくわかったなwww
    っていうか、その流れが自然なんだな、きっと。

    ウチの近所には“私が使えると感じる”大型量販店がないので、自然とネットを活用する事になるんだよね。

    …まぁ、私の要望が果てしなく高すぎるというのも問題なんだろうがw

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