カメラストラップを考える

私にネックストラップは必要か?

頻度を考えても大げさかも…

オリンパスのE-M1を購入して既に2年近く経とうとしているが、実の所私のショット数は2,000にもまだ届かないという、実にもったいない使い方をしている。
撮りたいのだが、チャンスを作ろうとしない私もマズイ…というか、私が全て悪いのだが、私自身、撮影する事を重視したいと言いつつも実はカメラというメカが好きという側面でどこかで満足してしまっているところがあるのだろう。
つまり、持っていれば幸せ…というヤツである。
あまりにもバカ過ぎる実態だが、私が所有するものというのは往々にしてそういうものが多い。コレクターと言ってしまえばそれまでだが、本当に使いたい人からするともったいない話にしか聞こえないだろう。

ま、そういう側面があるという話を前提にして、ストラップの話である。
現在私はE-M1にUlyssesのクラシコというネックストラップを付けている。Ulyssesの製品は素材感があって実に好きなのだが、ネックストラップというものが今の私に本当に必要なのか? という疑問をふとアタマに考えてしまった。
使い方からして…その頻度の少なさからネックストラップでなくても良いのではないか?
そう思うわけである。
ネックストラップでないとすると、私がセカンドカメラとして準備したE-PM2に付けたようなハンドストラップがあるわけだが、一点で支えるハンドストラップはE-M1の重厚さからかんがえてちょっと不安である。…と重厚さと表記すると、一眼レフの人からするとE-M1はそれだけで十分小さくて軽いんだよ! 苦情が来そうだが、どうも私的には一点で支えるのは不安に思えてくるのである。
そうなると…といろいろ模索していたところ、こんな動画に出会った。https://www.youtube.com/watch?v=ngaXcS4pbq4

再びAcru製品

見つけたのが、まさかE-PM2に取り付けたハンドストラップのメーカー「Acru」の製品である“レザーカメラグリップベルト [for 一眼レフ]”とは気付かなかったが、よくよく見ると非常に持ちやすそうで良い感じである。
ただ、唯一気に入らないのは、三脚ネジ穴を利用するという事。
ネジ穴そのものを利用するのは問題ないのだが、カメラの底面にそれなりのパーツを取り付けるわけで、カメラの座りが悪くなるな…と。
それと、底面につけるプラスチックパーツの背面側に位置合わせの突起があるのだが、その突起が背面液晶の可動を邪魔するという問題もある。
加えてもう一つ言うと、このパーツを三脚ネジ穴に取付ける事で、バッテリーの取り外しができない。まぁ、取り外せばいいだけの事なのだが、そのままではできない、という事である。
ただ、こういう問題に関しては、個人的にはあまり大きな問題にはならないかな、と思っている。
というのは、私自身、E-M1でEVFを使わずに撮影した事がないのである。つまり、背面液晶でローアングル撮影とかしたことがないのである。常にファインダー越し。だからそもそも邪魔になっていても問題がない、というワケである。

価格も5,000円を下回るというリーズナブルな設定だし、このストラップはいいなぁ…と今ちょっと考えていたりする。
使用頻度の少ないカメラに、何を予算つぎ込んでるんだ? と言われてしまうかも知れないが、このハンドストラップの使い勝手と、カメラバッグの機能が組み合わさると、使用頻度が劇的に上がるという可能性もある。
カメラが持ち出されない最大の理由は、その下準備にあると言える。実際、持ち出すと使うし、持ち出した後でも使いやすければもっと使うのである。それは今までの私の使用頻度からもわかっている。
というわけで、今はストラップとカメラバッグの見直しに取りかかっている。
まぁ…カメラバッグの方がもっと問題なんだが、コッチは予算がかかりすぎて…。
さて、この年末に買い換えとなるかどうか、もう少し物色していこうと思っている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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