初めての事

何か結構屈辱だったりして…

自宅PCの敗北

今まで、何度か転職もしたけれど、そのどの職場であっても、職場PCと自宅PCの性能で自宅PCが負けるという事はなかった。
自宅PCは自分が納得のいくスペックを搭載してきたし、逆にいうと職場PCは特に学術的な処理をしていたわけではないので、そこまでハイスペックを持つ必要がなかった事もあり、その性能は常に自宅PC有利という状況が常だった。
だが…今回、職場PCが大幅にパワーアップし、GPUを除いて職場PCが自宅PCのスペックを超えるという状況を許す結果となってしまった。
職場PCが大幅に性能向上したのは、サーバがダウンした際に緊急的にサーバ活動を代行できるように、という理由で性能向上させた事による。といってもXeon搭載ではないので、あくまでも処理能力的な問題での性能向上である。
新しい職場PCは、Skylake世代のCore i7 6700(3.4GHz)を搭載している。最高性能のK番ではないが、それでも6700という上位CPUである事から、少なくともコア性能だけでいえば私の持つIvy Bridgeの3770Kよりは高性能である。
コア性能はベンチマークで比較すると15%ほどの差でしかないかもしれないが、問題はコアに内蔵されているコントローラー類やコアに組み合わされるチップセット等のコントローラーの性能であり、それらを組み合わせると総合パフォーマンスは結構な差が出てくる。
しかもGPUに関しても、自宅はGeForce GTX 970を搭載しているが、今度の職場PCは960を搭載している。自宅PCが優位である事は間違いないが、それでも絶対的性能差と大きく言えるだけの性能差とも言い難く、総合能力で言って職場PCが優位に立つ事は間違いない。
スペックを実際に書き出すと、明らかな性能差が見えてくるだけに、ちょっと悲しくなる。

来年に逆転を誓う

昨日も書いたが、私は今AMDのZenに期待している。
Intelだと、高すぎるコストのハイエンドとそれなりに手頃のミドルハイは明確に分けられていて、両者ではそのハードウェアスペックに明確な差が存在する。
しかし、今の所Zenではハイエンドとミドルハイで同一のプラットフォームで提供されるとしていて、しかもコントローラー類もある程度共通化しているという情報がある。
実際には価格が正式発表されないと何とも言えないとはいえ、Intelでは行き届かなかったハイエンドとミドルハイのスキマを埋める製品が登場すると大いに期待出来る。
それ故に、来年新たに組む予定のメインPCにはZenを採用し、久々にAMD構成のメインPCにできればと思っている。これで職場PCのスペックを一蹴できれば…まさに予定通りと言った所である。
もっとも、AMDが期待通りの製品を作ってくれれば、の話だし、まだまだ未定な部分も多い情報の元で考えているに過ぎない。
場合によっては、Skylake、もしくはKabylakeを採用する事もあり得る話である。

どちらにしても、職場の方が快適になるというのは、自分の中では納得できないものを感じる。
今までそんな事はなかったとはいえ、それぐらい自分のメインPCのアップデート頻度が落ちているという事である。
世間一般的にも、CPU性能はアタマ打ちみたいな話が出てきてはいるものの、それらはあくまでもハイエンド中のハイエンドの話。それだけローエンドの底上げが迫ってきている、という事なのかもしれない。
ま、それ以上に今回導入される職場PCのスペックを私が好きに決めたという事が一番大きい理由なのだが(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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