Monthly Archive: 12月 2020

加湿器を再購入

やはり今年は加湿器がないと不安なので、買替える事にした。

今度は上部ユニットで

先日、2シーズン使用した加湿器が壊れたという話をBlogで取り上げたが、その後、加湿器の購入を躊躇っていた。
2シーズン使用して壊れるぐらいなら、無くてもいいかなぁ…という安直な考えだったのだが、今年は新型コロナウィルスの影響で、やはり加湿器なしというリスクは無視できないと判断、その後、購入すべき機種選定を行っていた。
前回は、水は上から注水するものの、噴霧ユニットそのものは水タンクよりも下にある製品だった。これによって、注水時に誤って噴霧ユニット側に水を注ぎ込んでしまう危険性があった。
また、加湿器の洗浄においても、噴霧ユニット側に水が入る危険性もあった。今回加湿器が壊れていたのは、おそらく昨シーズンの洗浄の際に何かやらかした可能性も十分考えられる。やはり、加湿器はこの水タンクの配置場所をよくよく考えないと、メンテナンスや運用の時に問題となる可能性が高い。
そこで、今回購入する加湿器は、噴霧ユニットが水タンクの上にくるものにしようと考えた。
つまり、従来は水は重力によって下に落ち、そこから噴霧させる方式だったものを、今回は噴霧ユニットが水を下から吸い上げ、そのまま噴霧するというスタイルの製品を選ぶ事にした。
というか、この方式の加湿器を以前は見た事がなかったのである。このタイプは初めて見た

取扱いが楽

今回購入した加湿器だが、ユニットがそのまま加湿器の水タンクのフタになっているので、注水する時はユニットをガバッと取り外して、そこに注水すれば良い。フタをする感じで噴霧ユニットをガコッと嵌めてそれで完了である。
あとは噴霧ユニットから突き出たセンサーとユニットが水を吸い上げて噴霧する。
ある意味、実にわかりやすく水の取扱いが極端に単純かつわかりやすい。これで壊れた…という可能性は以前よりはずっと小さいと考えられる。
ただ、欠点もある。それは噴霧ユニットは普段から水の中に入っているものなので、注水時に濡れているという事である。ま、そんなに大きな問題ではないのだが。
また、今回購入した加湿器はアロマは利用できない。純粋な水道水もしくは次亜塩素酸水を利用する事ができる。私はアロマなど使用したことがないので、あまり意識した事はないが、もしアロマを利用したいというのなら、別の機種を購入すべきだ。
それと、本機はスマートライトでの抗菌機能が付いている。水の中の99.99%の細菌を取り除く事ができるらしい。除菌機能も付いていて注水時のトラブルにも強い…ある意味、理想的なスタイルである。
ただ…どんなに理想的なスタイルであっても、実際に使っていく内に問題点は見えてくる。
今後の運用でそうした問題点は明らかにしていく事になるだろう。

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現在における理想のWQHD

今現在、おそらくこれが理想のWQHDモニタではないかと思う。

TUF Gaming VG27AQL1A

ASUSから12月18日に「TUF Gaming VG27AQL1A」という27インチのモニタが発売される。
2,560×1,440ドット(WQHD)という解像度でありながら、170Hzのリフレッシュレート性能を持ち、DisplayHDR 400までをもサポートするパネル性能を持つ。
ようやく希望の製品が出てきた感じがするさらに応答速度は1ms、最大輝度は400cd/平方m、色域はsRGB色域を130%カバー、HDR10をもサポートする為、実用域ではほぼこれで十分という性能を達成している。
27型パネルでのWQHD表示なので画素密度は109dpiと、表示倍率100%でも文字の認識には一切問題がないので、OSそのままの解像度での運用が可能である。
価格は5万円前後と最近の液晶の割には高めではあるものの、この性能ならば致し方ない、と言える価格。逆にこれぐらいの性能を持っていてこの価格に収まっている事の方が、私としては奇跡に等しい製品である。
16:9の表示比率のモニタとしては、今現在理想の製品だろうと思う。

ASUS TUF Gaming VG27AQL1A
https://www.asus.com/jp/Monitors/TUF-GAMING-VG27AQL1A/

コレでウルトラワイドがあれば…

ただ、私が非常に残念だと思っているのは、このパネル性能を持ちながら34インチのウルトラワイド液晶だったなら…と思う点である。
画素密度109dpiという事なら、34インチの3,440×1,440ドット表示なら、ちょうど27インチの本製品の左右幅を単純に広げて34インチとすれば、ウルトラワイドな21:9比率の横長モニタになる。
これで170HzのリフレッシュレートとHDR10対応等の同等性能を持っていれば、ウルトラワイド液晶製品ではほぼ無敵な製品の誕生となる。
実際には、4Kで43インチモニタであれば、16:9のさらに高解像度なモニタにもなるのだが、ウルトラワイド液晶には単純に16:9の製品にはない魅力があり、個人的には4Kモニタよりもウルトラワイドモニタの方が利用価値が高いとすら思っている。
一度この比率のモニタを経験すると、その使い勝手の良さに他のモニタは使いづらくなるだろうと思う。
ASUSにはぜひともTUF Gaming VG27AQL1Aの34インチ仕様を開発して欲しいところである。

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加湿器、壊れる

…昨年、片付ける時にミスったか?

給水ランプ

今年も乾燥の時期がやってきた。
さらに今年は新型コロナの影響で、室内湿度の重要性が増している。その影響か、Amazon.co.jpなどでも加湿器の販売が活性化しているようで、案外品切れになる製品が多い様に思える。もちろん、それに伴って夏ごろから新製品もいろいろと出てきているようだが。
で、その新型コロナの影響で、室内湿度は60%以上が理想と言われている。
現在、私の部屋の湿度は40%前後となっているので、理想と言われる湿度には到達していない。なので、そろそろ加湿器の出番かな、と思い、2019年1月に購入した加湿器を準備した。
思ったより良かったまだ2シーズンしか使用していないもので、これからも活躍してもらうつもりだったのだが、いざセットして使おうとしたところ、何故か使用する事ができなかった。
水を入れ、通電させると何故か「給水ランプ」が付いたままで稼働しないのである。
オカシイと思い、別の場所に移動させて稼働させると、そこでは普通に動いた。なので再びいつも使っているところに戻して通電さわるが、やはり「給水ランプ」が点灯して使えない。明らかに何かが変だ。

原因はセンサー?

「給水ランプ」が点灯するのは、給水が必要な時だけではなく、何かしらのトラブルがあったときにも点灯するようなので、利用条件がオカシイのかもしれないと思い、いろいろ調べてみた。
すると、一定の平行度が保たれていないと「給水ランプ」が点灯して動作が止まるらしい。
いつも使っている所は水平ではないのか? と思い、加湿器を傾けてみると「給水ランプ」が消え使える状態になった。
これで安心と思ったら、稼働させて3分もしない内にまた「給水ランプ」が点灯した。
やはり何かがオカシイ。しかも「給水ランプ」が消える水平度も徐々に度が過ぎる確度になっていき、明らかに傾いている状況で消えるようになった。水平センサーがイカレたか?
このような状態になる原因としては、昨年片付ける時に、水に濡れてはいけないところに水が入ったか? ぐらいしか検討が付かない。
そもそも、メカニズム的にはとても単純なシロモノだ。センサーが水が足りないと判断すれば「給水ランプ」が点灯して動作が止まる、センサーが水平ではないと判断すれば「給水ランプ」が点灯して動作が止まる、その他は各ボタンが割り当てられた動作を忠実に実行する、そんな家電製品である。
もし、センサーがイカレれば、当然動作はオカシクなる。実の所、センサー以外に異常は認められないのである。

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Thunderbird、受信せず…

突然、自分のプロバイダからのメールだけが受信できなくなった。

何が起きたのか?

最近、メールソフトをThunderbirdに変更しはじめた話を当Blogで書いた事がある。

Screenshot of www.thunderbird.net
信頼性の問題で、未だにBecky2でもメールはちょいちょい受信しているのだが、Thunderbirdの動作が完全に安定したらBecky2はもうアンインストールでもいいかな? とか思い始めていた矢先、ここ数日の間、自分のプロバイダから支給されているメールアドレスのメールだけ受信できなくなるという事態が発生した。
サーバの問題か何かかな? とも思ったが、同時にMacBook ProのThunderbirdにも同一のメールを受信できるようにしているので、そちらで受信してみるとちゃんと受信できる事を確認した。
要するに、メインPCのThunderbirdだけが受信できず、他では問題無く受信できるというワケである。
となると、原因はメインPCにインストールしているThunderbirdに問題があるのではないか? と考えるのが普通。なので、Thunderbird側の問題を解決すべく、いろいろ情報をかき集め始めた。
メールが受信出来なくなったタイミングはちょっとズレるのだが、一つ明確なのはThunderbirdのバージョンが自動で68系から78系に変わった事が理由に思えた。
ネットで78系のトラブルを検索すると、やはり78系になった途端にメールを受信できなくなった、なんて情報が出ていたので、コレだ、と思い、Thunderbirdの設定を変更する事にした。

対策してみるも…

まず、接続設定にてプロキシを利用しないという対策。
私の場合、そもそもプロキシを使っていないのでこの対策はあまり意味はないな、と思ったが、念の為に試して見た。オプションから「接続設定」に入り「システムのプロキシー設定を使用する」から「プロキシーを使用しない」に変更したところ、やはり何も変化は見られなかった。そもそもシステムで利用していないのだから、変わりようがない、といったところである。
次にアカウント設定のサーバ設定欄にある「セキュリティ設定」に関して「STARTTLS」を「なし」に変更する、という対策があった。セキュリティ設定をなしにする事で、通過させてしまおうという対策だが、これを実施しても、Thunderbirdは受信するために通信はしているが、何の反応も示さないという、これまた何もかわらない状況だった。
次に…これは動作保証外にもなるのだが、Thunderbirdの設定エディタで「tls.version.min」の設定を変更する、という方法がある。
これは、強制的にTLS1.0/1.1を有効にする、という方法で、TLSのバージョンの問題でサーバと通信ができなくなる場合などで効果を発揮する。今回の78系のThunderbirdでは、このTLS1.0/1.1での通信を禁止したようで、これがトラブルの原因になっている可能性は否定できないらしい。但し、これもサーバ側の設定によって変わるので、必ずしもこの「tls.version.min」の設定を変更したからといって通信が可能になるとは限らない。
事実…私はこの設定を変更しても解決には至らなかった。
これら対策の手順は以下のサイトが参考になる。

SEPTEM-NOTES
https://septem-notes.com/a056/

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ahamo、爆誕

ドコモがある意味で楽天モバイルを駆逐しにかかっている…ように見える。ま、それが競争社会というものではなかろうか?

ドコモ格安プラン

NTTドコモが、20GBのデータ容量と5分の国内無料通話を含めた新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表した。価格は月額2,980円(税別)で、この金額にユニバーサルサービス料金が加わる。5分の国内無料通話を拡大する、国内通話かけ放題オプションが月額1,000円で提供される。

Screenshot of www.ahamobile.jp
20歳以上であれば誰でも契約が出来るが、20歳以下の場合でも契約者が20歳以上であれば利用者として20歳以上の人が利用する事は可能になる。
また海外82の国と地域でもデータ容量内であれば追加料金なく利用でき、契約期間や解約金の設定もない。但し、キャリアメールは提供されない。
申込みはオンライン限定で店頭では受け付けない…となっているが、もしケータイの本体を店舗で契約した際には、何となく店舗側で代行登録しそうな気がしないでもない(私の予想でしかないが)。
オンライン限定という事もあって、新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料は無料になっている。
1,000円の利用につき、dポイント10ポイントが貯まる…としているが、これは従来のdポイント付与と同じではないかという気がするのだが…何か違っているのだろうか?(実際違うのかも知れないがそのあたりがよくわからない)
ちなみに、先行エントリーキャンペーンが行われ、提供開始日前日までに先行エントリーしたユーザーには、dポイントが3,000ポイント付与されるキャンペーンが実施されるという。
2,980円という価格的インパクトは大きく、これで楽天モバイルが安い、という触れ込みはできなくなったのではないかと思う。楽天は…安いが繋がらないという問題が多々あるので、同額であればドコモに軍配が上がるというのは、言う迄も無い話である。

既存プランの見直しも

まだ正式な内容は発表はされていないが、ドコモは既存プランの見直しも12月中に実施する事を発表した。
ひとりひとりのライフスタイルにあわせて複数の料金プランを展開しようと考えているようで、既存プランとサービスはプレミアと位置付け、現在の5Gギガホ/ギガライトを使い方にフィットしたものに見直すという。
ちなみに今回発表された「ahamo」は中容量プランの位置付けになるそうで「プレミア」と位置付けられた既存プランの内容は12月中に改めて発表される。
私個人の感想だが、ギガライトなどは一番安い時の値段が1,980円になるので「ahamo」よりも安いプランになるところをどのようにプレミアにするのか気になる所である。
もし、低容量プランとしてもっと安いプランが出てくるようだと、楽天モバイルだけでなくMVNOすら青ざめるプランが爆誕するかもしれない。
今度のドコモは何となく本気度が違うように感じるのは、インパクトの強さ故の結果だろうか?

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ミドルレンジの決定版?

NVIDIAからGeForce RTX 3060Tiが発表されたが、399ドルで従来のハイエンドより速い、という話。

Ampere世代のミドルレンジ

8nmプロセスで製造されたAmpereアーキテクチャの「GA104」コアを採用する、GeForce RTX 3060TiがNVIDIAから発表された。
お買い得とまでは言わないが一番コストパフォーマンスはいいかもしれない38基のStreaming Multiprocessor(SM)、4,864基のCUDAコア、152基のテクスチャユニット、38基のRTコア、152基のTensorコアが利用できるGPUで、NVIDIAとしてはミドルレンジに区分されるものである。
VRAMとして14GbpsのGDDR6目盛りを8GB搭載しており、そのメモリインターフェースは256bit、GPUとVRAM間のメモリ帯域幅は448GB/sになる。PCとのI/FはPCI Express4.0×16で、電力指標のTGP(Total Graphics Power)は200wになる。
これらのスペックを持ちながら、その価格は399ドルと魅力的な価格なのは消費者にとっては喜ばしいところ。とはいいつつも、気になるのはやはり性能で、この性能を見る限りは、RTX 3080等を考えればまさしくミドルレンジという製品になるが、前アーキテクチャ製品と比較した時の性能差が一つのポイントになるのではないかと思う。

性能は確かに上だが…

性能に関して詳しいレビューは、専門サイトを見てもらった方がいいだろう。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1292078.html

この記事を見る限り、確実に性能は前世代のRTX 2080を超えている。
一方で、その消費電力もおおよそ30wほど上回っていて、スペックで言われているパワーリミットの差5wを確実に上回ってくるほど、電力を消費する事も判明した。
RTX 3060Tiは、Gaming ModeとSilent Modeという2つのモードを切り替えて運用できるが、そのどちらの場合であっても消費電力はRTX 2080を上回ってくる。もちろん性能も上回っているので、そのあたりはトレードオフなのかもしれないが、製造プロセスが10nmから8nmとより小さくシュリンクされていての話なので、消費電力に関しては結構微妙なところではないかと思う。
この辺りは、Ampere世代のGPU全般に言えることだが、消費電力が全体的に上がっているからこその性能、といった感じがしないでもない。

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独立を考えたり…

今の仕事がイヤになった…のは間違いない事実だが、それを辞めたいからという意味ではない。

転社ではなく転職

私は、今まで数回転職を重ねてきた。
転社ではなく、転職である。
日本人は比較的「転社」つまり職種は以前のまま、会社を変わるという人が多い。自分で積み上げてきたキャリアや技能を活かす上では、確かに今までと同種の仕事の中で環境を変えたいというのも理解はできるし、そうした人が多いのも理解はできる。
だが、諸外国の人々は、転社という考え方よりも転職をする人の方が圧倒的に多いという話をよく聞く。
つまり、今までの技能などによらず、全く新しい事を仕事として選ぶというわけである。
こうする事で、マルチな技能や技術を手に入れ、幅広いキャリアを持つ人間へと成長していく…という流れである。欧米人は本当の意味で転職をするわけである。
で、私はというと…実は今まで転職してきたケースで、転社という形をとった事がない。
全て職能が異なる分野に進んでいるので、まさしく転職を繰り返してきた。
今の職場の人などに話を聞くと、事務職は別としてほとんどが転社と言えるような転職しかしてきていない人が圧倒的に多かった。
これをもったいないと捉えるか、当たり前な事と捉えるかは人それぞれと思うが、私は転職を繰り返してきた事で、得られた知識幅は随分と広がったな、と思っている。

やりたい事

そんな中、突然だが独立したくなった。
今はISOやQMSといった、グローバルスタンダードなシステムで業務を構築、管理する事務職にいるが、そういう仕事ではなく、何かしらの生産者になりたいと思った。
この年で起業ってのもどうかと思うが…農業…の部類にはいるのかは正確にはわからないが、とにかく第一次産業に携わる仕事をしたいと思ったのだ。
もともと建設業の経験もあるので違った意味での肉体労働の経験はある。だから身体的に辛いという事はある程度理解しているつもりである。ある意味、人が生きていく上で原点となる生産を主体とした仕事は、今後もっと必要になってくると自分でも思っているので、そうした道に魅力を感じているのかもしれない。
よくロボットが人間の仕事を奪っていく、という話をする事があるが、最近ではそうした話も随分と落ち着いてきた。
私自身、ロボットの登場で人の仕事がなくなるとは思っていなくて、結局AIで自己判断するようになったとしても、人の判断による仕事はなくならないと思っている。極論を言えば、人の判断だってアテにならない時もあるわけで、そうした大事な判断を必要とするような状況では、人であっても選別されるし、ましてロボットの判断では業務を置き換えることなど不可能だ。
ただ、人の仕事内容は変わってくるかも知れない。それはロボットやコンピュータが得意とする曲面では人間が勝てるはずもないからであり、そうした得意分野別に、人がやった方がいい仕事とロボットがやった方がよい仕事というものがより明確化すると思っている。
その中にあって、第一次産業の仕事でもロボット化が進んで行く部分と、進めようにも進められない部分があるわけで、私としては、そういう第一次産業で人間でなければならない仕事というものに興味があるわけである。

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