5回目の車検、終わる

昨日、急にディーラーから連絡があり、前倒しで車検が終わった。

最終的な費用

先週の金曜日の夕方、ディーラーに出向いて車を車検に出したのだが、先日の前見積では10万円を超える価格が提示されていた。
安全に関わる、オプションを依頼したからでもあるのだが、流石に5回目の車検ともなれば交換部品やメンテナンスしなければならないパーツが存在するハズなので、価格は割り増しになる…そう覚悟を決めた。また、その際の予定では、7月20日まで日数がかかると言われていたのだが、今日、突然にディーラーから電話がかかり、作業が完了した旨の連絡を受けた。
作業が完了したという事で、もう受取できるのか、と確認したところ、車検のシールを後から郵送する事で、受取りは本日可能、という話を貰った。
そうなると即座に戻した方がよいだろう、という事で、ディーラーに急遽出向き、納車してもらったのだが、その際の精算でちょっと驚く事となった。
最終的な費用としてかかったのは、85,000円程度だったという事である。
追加要素を外せばもっと安くなったと後から気づいた…前見積よりも2万円近く安くなっていて、いろいろ説明を聞くと、手を入れなければ鳴らないパーツの中で、ブレーキディスクの研磨は不要になり、他パーツも交換の必要が無く、清掃だけで済んだ、なんてものがいくつか出てきて、最終的に85,000円程度に収まったのだという。
ま、走行距離が58,000km程度なので、摩耗するはずのパーツ類が摩耗していなかった、等の原因が積み重なった結果だという事のようである。
何にせよ、安く済んだのでそれはそれで良かったのだが、逆を言えばその先にはいつかは交換しなければならない、という事。
それは今後の課題として受け入れるしかないだろう。
ただ…実は4回目の車検にかかった費用は37,880円だった事を当Blogで書いている。

そう考えると、車検も5回目以降となれば、非効率と言わざるを得ないのかも知れない。

N Boxが売れるワケ

で、代車だった日産のOTTIから、N Boxに戻ったのだが、そこで車の剛性感の圧倒的な違いを感じることになった。
なんというか…重みが違うというか、がっしりしているというか。
とにかくN BoxはOTTIと比較して振動も少なければいろいろなパーツの遊びもしなやかだったりと、体が感じる印象がまるで違うのである。
ま、これはOTTIに初めて乗った時にも感じた事だが、これだけしっかり作ってあれば、普通車並のカッチリ感ではないかと感じる。
もっとも、N Boxも軽自動車なので、普通車とガチで比較すれば安っぽさはどこかに出てくるとは思うが、今の時点での比較でN Boxが圧倒的高級感を感じるというのは、おそらく私だけの感覚ではないだろう。
これだけの作りをしているので、N Boxはハイトールワゴンの軽自動車の中では比較的価格の高い車ではあるが、それでも販売台数が1位となっている理由はまさにココにあるのではないかと感じる。
N WGNはN Boxよりも車格が一つ落ちる、という話をディーラーの人に聞いたことがあるが、おそらく同じ作りをしていると思われるので、NシリーズはどれもHONDAとしてはコストのキツイ車なのではないかと思う。

いつまで乗るか?

さて…問題は私が今のN Boxにいつまで乗るか? という事である。
いつものパターンなら、5回目の車検など受ける事もなく乗り換えだったところ、今回は5回目の車検を既に受けた。
次は6回目の車検で新車時から13年が経過することになるわけで、いよいよ税金が変わってくる。
自動車税種別割という、いわゆる自動車税も13年経過すると廃棄料別に価格が上がる。私の軽自動車は価格改定前なので今も年間7,200円だが、それが12,900円になる。
さらに自動車重量税も13年経過で重量別に価格が上がる。
最近の軽自動車、特にハイトールワゴンは1tを超えるので、重量税は16,400円から22,800円へと増額される。
増額分の金額を見ると驚く程ではないかもしれないが、いざ支払いとなると、その時には地味に効いてくる価格である事は間違いない。
この13年超の価格は17年超まで続き、18年超になった段階でさらに増額される。
なのでいつまでも乗っていけるという話ではない。クラシックカーとして楽しむ車ならいざしらず、街乗り普段使いの車の事なので、そこは考えるべきだろう。

というか…こういう所も抜本的な見直しをしないとダメだと判っているのだが、先立つものがなければどうにもならないというのもまた事実で…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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