新生ARMORED CORE

AC6がついに発売となったワケだが、いきなりチュートリアルで躓いてしまった。

Steam版ならではの問題

ARMORED CORE VI(以下AC6と略)がついに発売となった。
Steam版を購入した私は、事前にダウンロードが始まったので予めダウンロードだけは済ませていたのだが、そもそも時間の制約で解禁と同時にプレイ開始、と言うわけには行かなかった。
とりあえず時間が出来たので、起動だけでもしてみるか、と立ち上げてみたのだが、事前の設定も何もしていないのに、21:9比率のウルトラワイドモニターでのフルスクリーンモードで起動したのにはちょっと驚いた。
私は通常フルスクリーンモードでゲームをする事はあまりなく、ウィンドウモードでそのウィンドウを限りなく最大化してプレイする事が多いのだが、AC6はフルスクリーンモードでないとHDRへの対応がキャンセルされてしまうので、やむを得ずフルスクリーンモードでプレイする事にした。
また、ちょっと気になっていたのがキーアサインで、今のSteamは基本設定として、Nintendo Switchのコントローラーに対応するためにAボタンとBボタン、XボタンとYボタンをそれぞれ逆にして割り当てるという機能が備わっている。
これは、日本は○ボタンをOKと解釈するが、海外では×ボタンをOKと解釈したりと、それぞれが異なる解釈をする事から、ボタン配置を逆転させる必要があるとなったため、こういう入れ替え機能が備わったとされる。
私は通常、このNintendo SwitchのコントローラモードをONにして、つまりAボタンとBボタン、XボタンとYボタン逆転させて使用するモードを使用しているのだが、これがAC6では仇になった。
PS5ではこれらの基準が見直され、海外の動作モードが標準となったためか、AC6でこのNintendo SwitchモードがONになっていると、単純にAボタンとBボタン、XボタンとYボタンが逆にアサインされてしまい、ACの操作に食い違いが生まれる結果に。
結局、このモードを使わないと他タイトルに多大な問題が出てしまうので、AC6側のキーアサインとしてAボタンとBボタン、XボタンとYボタンを入れ替えて対応する事にした。
Steam版ならではの問題と言えばソレまでだが、世界認識と日本認識にズレがある限り、この問題は常に気にしておく必要があるだろう。

チュートリアルで躓く

このキーアサインの入れ替え問題で、当初チュートリアルそのものが上手くいかないという状態になったが、とりあえず初期設定からやり直し、キーアサインを正常化し、再びチュートリアルに再挑戦した。
ACVの時のようにスキャンモードと戦闘モードの切替えは存在しないものの、十字キー下でいつでもスキャンする事ができるし、武装はL1/L2、R1/R2と変化もない。先程のキーアサインの変化でジャンプボタンとブーストボタンが正常化した事で、操作は案外軽快にできるな、と確認できたところで、チュートリアルを進めていくワケだが、おそらく一区切りつくその最後のところで登場した「惑星封鎖機構大型武装ヘリ」で躓く事に。
というのも、この時点での自機の装備はそう大した装備ではないし、リペアアイテムも限りがある。
そこにきて「惑星封鎖機構大型武装ヘリ」は攻撃こそ単調だが破壊力満載のミサイルを大量にばらまいてくる。一応は地上にいると爆風で二次被害に遭うというアドバイスは受けられるが、空中戦に出れば出たで弾幕が大量に襲ってくる。
それらを限りあるブーストで避けながらダメージを入れて行かなきゃならないわけで、初見では簡単に撃破されてしまった。
何度か挑戦していくウチに、こいつは接近戦でないと倒せないという理屈は理解できたのだが、そもそも戦闘中に自機を自在にコントロールできているのか? というところにも問題があり、なかなか「惑星封鎖機構大型武装ヘリ」に接近してブレードで切りつけられない。ブレードを適格に当てられれば、クリアはできるのだろうが、自機のコントロールが今一つ思った通りにならないところで、私の限界かもと思い始めた。

ソウルシリーズなどを取り込んだという話

今回のAC6を発売するにあたって、今までフロム・ソフトウェアが発売してきたソウルシリーズ、エルデンリング、SEKIROなどのテイストを盛り込んだらしい話を聞いたが、そうか、この心を折ってくる部分がそもそもソウルシリーズを取り込んだ部分から来ているのかと感じた。
もちろん、ソウルシリーズのように絶対にクリアできないというわけではない。しかし、慣れていない序盤からプレイヤーに壁を用意してぶつかるように仕向けてくるあたりが、何となくソウルシリーズを彷彿させる部分ではないかと思った。
正直、未だにチュートリアルをクリアできずにいるのだが、これをクリアできる日が来るのだろうか? とさえ思えていて、FF14に逃げてしまいそうな自分がいる事に気づく。
…AC6、面白いんだけどね。

ただ…やはり自在にACを操作できる人であれば、案外簡単に勝ててしまうのだな、という動画も出ている。

要はACを如何に自分の思った通りに操作できるか? という事さえしっかり出来ていれば、このチュートリアルのボスである「惑星封鎖機構大型武装ヘリ」レベルはそう難しい相手ではない、という事である。
それを倒せない私は、まずはACをいかなる状況下でも自在に操れるようになる事が先決なのかもしれない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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