廃車手続き

いよいよKSRのナンバーを外し、廃車手続きをした。

ナンバーを取り外す

以前、当BlogでKSRを処分する事を書いた。
母の介護生活が基本になり、私の時間の使い方が限定されてしまった為、もうバイクを維持していく事が無理と判断した結果である。
所持している原付バイクを処理するとなると、まずは登録しているナンバーを外すところから始まるのだが、原付二種は市役所登録なので、その登録を解除するところから始めるしかない。
というわけで、KSRからナンバーを取り外し、市役所で手続きする事になる。

まず、本体からナンバーを取り外すのだが…ここにきて私がKSRにどのようにしてナンバーを取り付けていたかを忘れてしまっているところからトラブルは始まる。
普通、ナンバーを取り付けるとしたら、プラスドライバーで回せるネジとかを想像すると思うが、私、いろいろと手を入れていたようで、いきなり六角レンチで回すネジで固定していた事が判明。
…六角レンチ、どこやったっけ?
まず六角レンチを探すところから始まってしまった。
何とか六角レンチを見つけてきて、ナンバーを取り外すも、バイクにナンバーを固定するにあたって、ナンバーを安定して取り付ける為のバックプレートなども一緒に固定していたようで、ナンバーを取り外すという、ただそれだけの事で、ちょっとした作業が必要になってしまった。
うーん…活発にKSRに注力してた時は、いろいろとやってたんだな、と改めて知る事になるとは。
とりあえず、ナンバーを無事取り外し、バックプレートなども元に戻したが…ま、私が再びここにナンバーを取り付ける事はもうないだろう。

手続き

市役所にナンバーを返却という事になると、その登録している原付を廃車にする、という手続きを取ることになる。
廃車手続きは、登録している車体とそれを保管している場所、登録者をもって廃車証明書を発行する事になる。
登録した時の証明書を持っていれば、その証明書で廃車証明書を作成する事になるが、証明書を紛失してしまっていると、この証明書の紛失届から手続きが必要になるとの事で、少々面倒である。
私は証明書を持っていたので、その証明書と私の身分証明書、今回は運転面居所を利用したが、それらとナンバーの現物があれば廃車手続きはできる。
サクッと書類完成必要なものが揃っていれば、10分程度で手続きが完了してしまうほど、簡単な話である。

やってる事が終活のようで

こうして、一つの資産というか、自分の趣味の一つを終わらせる事となったワケだが、ふと立ち返って考えて見ると、これって終活じゃないかという気がしてきた。
多趣味ゆえに、いろんなものを自分の荷物としてきたわけだが、それらが邪魔になるくらい処分が大変な今を振り返ると、終活というものがどれだけ大変かという事が見えてくる。
まさか今の私が終活する事になろうとは…と愕然とするも、自分自身を身軽にしておかねば大変だというのは、ひょっとしたら今の時流なのかもしれないとも思えた。
今後、今回のようにいろいろなものを終わらせて行くという活動は、今後も起きてくるだろう。
引越しでもすることになれば、一気にそのあたりが片付くのだが…今の私にはその引越しすらできる状態にできないというのが何とも悲しい事実である。

という事で、KSRに関して言えば後は車体の処分だけである。
どういった形で幕を閉じるか…考える事はまだ多い。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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