財布を気にするようになった

4月末くらいに新しい財布が届く予定だが、今更こんなのも見つけてしまった。

il mode ZIP

現在使用している財布は2020年11月に購入した長財布で、その前までは二つ折りの財布を使用していた。

二つ折りの財布よりも長財布の方が金運的には良い、という事から長財布に切替えたのだが、その大きさは結構大きく、身に付けるものとしてはかさばるものだった。
この財布そのものは別にイヤという感じではなかったのだが、昨今のキャッシュレス時代を考えると、そうそう大金を持ち歩くことはないし、カードを効率良く収める事ができる長財布があるといいな、と考え、クラウドファンディングのCAMPFIREを見ていたら、ちょうどコンパクトで収まりが良い長財布「Uno」を見つけた。

で、最終的にはこのクラウドファンディングの製品を注文したのだが、さらにCAMPFIREを見ていたら、大きさは「Uno」よりほんの少し大きいかもしれないが、それよりも収まりが良さそうな長財布を見つけてしまった。

「il mode ZIP」と呼ばれるその財布は、前身に二つ折りの「il mode」という財布から、小銭とカードの使いやすさを踏襲した長財布との事で、見た目にも実にスッキリした、財布である。
「Uno」は、そのサイズと収納に関してははとても良い財布なのだが、欠点は片面が中身の仕切りを縫い付けてある糸目が見える事で、その反対面はとても綺麗だが、片面が糸目丸見えの姿なので、見た目にちょっと残念感が残る財布である。
もっとも、実用一択で考えれば「Uno」は素晴らしい財布と思えるが、見た目と小銭に使いやすさを考えれば、大きく開く「il mode ZIP」の方が勝る部分もあり、人によっては「il mode ZIP」の方が財布としての完成度は高い、と考えるかもしれない。

右利き用と左利き用

この「il mode ZIP」の面白い所は、右利き用と左利き用があるという事である。
中身を取り出しやすいように設計した結果、向きによって収納物の取り出しやすさに差がある事から、このような利き手に分けた作りがあるようだ。
利き手に配慮した作り作り手が右利きである場合、大凡こうした製品は右利きの人が使う事前提で作られる事が多いし、そもそも利き手に左右されるような設計をしないという事がほとんどだと思うが、「il mode ZIP」ではその縫製の方法や革の折り込みなどの関係から、左右非対象になっている事もあって、利き手に左右される部分がある。
そのため、左利きの人が使いやすいようにするためには、その設計を左右逆にしてやらないといけない。おそらくそういった事から、利き手を分けた製品開発となったのだろう。
財布でそうした利き手によって違うというのは、個人的には初めて見たので、少々驚いたが、これも作り手の拘りという事だろう。

財布を気にするという事

以前の私はこんなにも財布に拘るような事はなかった。
それが今では以前とは全く異なるレベルで財布に興味を持つようになった。
現金を甘利使わなくなった今の状況で財布に拘るというのも実にオカシな話で、本来なら逆だろうとは思う。
だが、キャッシュレス化が進んだことで、従来の常識と異なるスタイルとなった今、財布というものを改めて見てみたら、使い勝手に大きな差があることを知った。
私が財布に興味を持つようになったのは、まさしくこのスタイルの変化が理由ではないかと思う。
もし他に理由があるとしたら、やはり財布について回る金運というものを今まで以上に気にしているという事が理由かもしれない。
世知辛い世の中だからこそ、金運というつかみ所のないものにまですがるようになった、という事だろう。
稼ぐ力があればそういう事に固執する事も亡かったかもしれないが、今の私は残念ながら稼ぐ力があるわけではない。
稼ぐ力を得る為には、残念ながら一定の努力と素質、そして資産のウチどれかが必要で、今の私はこれらが著しく欠落してしまっている。
せめて財布で金運が上がれば…なんて他力本願な事を言わなければならない状況にあるので、気にしているのだろう。

というわけで、私のように財布で金運を…とか考えている人、もしくは財布そのものを見直したい人は「il mode ZIP」を検討してみてはいかがだろうか。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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