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Category: アニメ

未完の長編ファンタジー

 ハリーポッターとか指輪物語の世界観が当たり前になった今の世の中、ファンタジー物語を語っても別に変な人という印象がついて回らないが、一昔前はそうでもなかった。
 ホビット? ナニソレ?
 こんな反応が当たり前だった。
 その当たり前な反応の時代から、和製ファンタジーとしてものすごい知名度を持った作品が存在していた。
 それがグイン・サーガである。

 当時からSF(サイエンスフィクション)モノなどが好きだった私も、当然の如くグイン・サーガは知っていて、その長編ぶりもよく知っていた。
 その長さたるや既にギネス級。
 今年4月に126巻を発売したばかりで、シリーズ累計約3000万部という超大作なのだが、残念な事にこのグイン・サーガシリーズは未完となってしまった。作者の栗本薫氏が膵臓がんで亡くなったとの事である。
 今年、グイン・サーガもアニメ化され、これから何かが始まるような展開を見せていただけに、残念で仕方がない。
 いや、逆に作者が亡くなったことで作品は更なるブレイクを見せるのかもしれない。
 何はともあれ、栗本薫氏のご冥福をお祈りする。

Blu-rayでヱヴァンゲリヲン

 正式には明日発売になるのではないかと思うが、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のBlu-ray版を観た。
 ver1.01のDVD版も随分と前に観たが、今回ver1.11のBlu-ray版が出るという話が出たのは今から3~4ヶ月前ぐらいだっただろうか?
 おそらく来月に封切りとなる第二部の“破”も、最初DVDで発売し、後にバージョンを上げて再編集、Blu-ray版の登場となるのかもしれない。
 …相変わらず上手い商売である。
 一部からは非難も受けるだろうが、商売の仕方としては実に上手いやり方と言える。
 で、そのBlu-ray版の中身だが…確かに再編集されている。
 一部、内容が濃くなっていたり、新カットが追加になっていたりするようだ。見た感じ、あまり変わったという印象はない(当たり前だが)。

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アニメ産業は不景気対策となり得るか?

 先日、ラクジョブなんてものを紹介したばかりだが、経済産業省がアニメ業界の健全な育成を目的としたガイドラインの策定に平成21年度から乗り出すことを発表した。
 実のところ、既に政府はアニメ制作を日本の重要産業として保護・育成する方針を打ち出しており、ようやくここに来て実行力を伴う策定が始まる事になる。
 日本のアニメは世界的にもジャパニメーション(Japanimation)という言葉が生まれるほど高い評価を得ているが、実際はそんなアニメは数えるほどしかない。
 それには理由があり、世界的にも“アニメ=子供が観るモノ”という常識が根付いており、日本とそのあたりは変わりがないからだ。
 ただ、恐ろしいのは日本はまだマンガ文化が根付いたおかけでアニメ=子供という図式が崩れ始めているのだが、世界的には未だにその垣根が崩れるどころか、より強固な反対となって根付いてしまっているケースがある。
 例えば日本から海外に輸出された有名なアニメ数本は、とかく善人が悪人を力によって倒すという図式が成立した作品になっている。
 こうした内容は確かに子供向けには違いないが、行きすぎた力の行使が暴力的と取られる事も多々あり、海外の大人達から批判される事も多い。
 つまり、Japanimationと呼ばれる作品は一部の作品であり、基本的に否定的に取られる作品も未だに多いという事実がここにある。

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まりあ†ほりっくで君に胸キュン

 直接観たことはないが、アニメ「まりあ†ほりっく」のEDにYMOの「君に、胸キュン」がカバーされて使用されているそうである。
 YMOといえば、私の世代ではないのだが、それでもシンセ音楽好きなら絶対に知っているという存在。
 そのYMOの名曲が発表されたのは1983年。
 26年の歳月を経て蘇った曲がどんな感じのものなのか気になったので、ニコ動で探してみた。

 …なんぢゃこりゃぁぁぁ!(爆)
 と、一瞬思ったが、聞いているウチに吉幾三のIKZOの時と同じく、こういうのもアリかもしれないと思った。
 まぁ、世界の坂本(教授)が初めて聞いたとき、この曲をどんな風に思ったか、かなり気になる所だが、コレはコレで今に合っているのかもしれない。
 多分、教授もそう思ったに違いない。というか、そうでなければこのカバー曲がこうして公開される事もないだろう。
 これから先、おそらくこうした展開の曲がイロイロ出てくるんじゃないかと思う。
 世代が変われば知らない曲が出てくるのは当たり前の事なのだが、制作側が掘り起こせば名曲が再び世に出てくる可能性は高いのではないだろうか。
 まぁ、アニソンはその傾向が強いわけだがw

矛盾螺旋

 空の境界~矛盾螺旋~が南半球の河川から届いた。
 注文していたのをすっかり忘れていた為、何が送られてきたのか一瞬わからなかった。
 で、早速観てみた。
 ドライブにセットした時点で軽い違和感を感じた。
 なのでドライブの構成を確認すると…7.1GBもある。
 そう、コイツは片面2層なのである。
 いつもは片面1層だったと思ったが、妙にボリュームがある。
 そういえば第五章から時間も長めだとかいう話があったから、2層にしたのかもしれない。
 観てみたが…コイツはなかなか仕掛けが込んでいる。
 時間の流れを進めたり戻ってみたりと、カットがコロコロ変わる。
 たしかかつてこんな時間演出を観たことがある…。
 そう、アメリカのドラマ「ツインピークス」だ。
 アレも視点を頻繁に変えながら、時間というものを切り替えて構成されていた。
 そこにいる者の視点と時間で表現するというのは当たり前の事ではあるが、その表現すべき人物が複数いて、それぞれの視点と時間を作品の時系列を無視して並べる。この手法は時としてザッピングのような効果があり(いやザッピングそのものか…)、観る者の思考を攪乱するが、逆を言えば並行時間に起きている事象を知識として得られるため、観る者はそこに面白さを垣間見る。
 私の好きなパターンである。
 第五章まで観てきたが、私としては空の境界という作品が徐々に好きになってきた、と言える。
 第一章を観たときは映像に目が向いてしまって、中身はどうなの?という感じだったが、第五章までくると関連する因果関係が分かってきたからか面白さが倍増しているように思う。
 一連の作品を連続で観ると、多分この面白さはさらに倍増するのではないかと思う。
 さて…次はいつ公開になるのやら…

最近観た中ではいいかな…

先日、ふと観る機会に恵まれたアニメがある。
AT-X10周年記念作品として制作されている“Mnemosyne -ムネモシュネの娘たち-”という作品である。

この作品、見たところ何の年齢指定もないのだろうが、その表現にR指定かX指定かという部分がある。
こんなのを普通に放送して良い時代になったのか…というのは多分間違いで、制作側が強引に「問題なし!」と判断しているのかもしれない。
まぁ…私は無指定でもいいが。
主人公の声に能登 麻美子、サブヒロインに釘宮 理恵をキャスティングしている時点で、コアな層は放送開始時に反応したのだろうが、私はニコ動でその存在を知り、観てみる事にした。
感覚的に私に向いた作品かなというのがその感想。
今どきのアニメにはよくありがちなギャグは殆ど無く、シリアスな展開を続けていくが、その方向性がちとエロイ。
ただ、ホラー的要素を多少なりでも詰め込むと、どうしてもエロくなるのは仕方のない話で、ただこの作品はその傾きが顕著に出ている。
名作になるか?と聞かれれば、多分迷作にはなると私は答えたい。
とりあえず興味のある人は観てみるといいかもしれない。
特に「能登かわいいよ能登」と口に出して言える人は観た方がいい(爆)

GUNSLINGER GIRL

 第二期のGUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-が放送された。
 リアルタイムで観てはいないので、今日観てみたのだが…第一期との違いに呆然とした。
 キャストからしてまるで違うという、従来の続き物とはかなり違う作り方からして、前作に何か問題があったのか?と変な勘ぐりをしてしまう。
 私的には第一期はものすごく出来が良かったんではないかと思っていただけに、この方向性の転進に驚きを隠せない。
 転進した理由は何なのだろう?
 世間的に評判が悪かったからか?
 それとも原作者が第一期を嫌ったからか?
 それとも版権元が第一期を嫌ったからか?
 それらは視聴者側からは分からない。
 ただ一つ言えること。
 それは今回の第二期は原作者がシリーズ構成と脚本を担当しているという事だ。
 つまり…原作者は前作があまり好みではなかったのかもしれない。
 別の理由があるのかもしれないが。

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薔薇人形

 今更ながら、ローゼンメイデンを観た。
 ほんとはもっと早くから観ておくべきと思っていたのだが、つい忘れてしまっていて、なかなか観るという行動に出られなかった。
 正月休みに、じっくりまったりと観ようと思って作品を集めたのだが、観始めるとそんなまったりなんて言ってられない状態になり、結果として3日ほどで初期12話を観終えてしまった。
 …見事ハマった orz
 観た感想としては…良作ながら説明が足りない部分が多かったか?というもの。
 別に説明が足りない事が悪いという事ではなく、アニメ版は説明を入れるタイミングがなかったのかもしれない。
 そのあたりシリーズ構成の方針がどうだったかが気になるところ。
 それでも作品の流れは悪くない事から、たぶん作風と設定のバランスが著しく難しい作品だったと言えるかもしれない。
 これがエヴァンゲリオンだったなら、説明をぎゅうぎゅう詰めにしておけば問題がなかったわけで、設定の難しい作品の構成の難解さというのが、まともに表に出た結果ともとれる。
 とりあえず一期を観終えたので、次にトロイメントを観ようと思う。
 一期は私的に真紅がイイ感じだったが…そのまま突っ切っていくのか、それとも翠星石のネタキャラが前面に出てくるか?
 楽しみである。

考えさせられた…

 ちと気になるネタだったので読んでみた。
激白! 腐女子のホンネ
 ん~、実に考えさせられた。
 性別が変わる事の不可解さというか、何というか。
 でも「自分が異端であるが故に世間から自分の本心を隔離し、表層上は一般人を装う」って部分は私も同じかもしれない。
 2次元と3次元。
 この二つの領域の差というものを普通の人はどう見ているんだろう?
 時々思うのは、ディズニーキャラを溺愛しグッズを買いまくる人と、ジブリキャラを溺愛しグッズを買いまくる人、普通にアニメ好きでグッズを買いまくる人の違いは、どこなんだろう?という事。
 前二者は一般的に許容されるのに、後者は許容されないのが世間だ。
 ナニが違うのよ?
 …こんな話をしている時点で、私はオタクなんだなと思う(爆)
 いいじゃん、ガンダムが好きなだけなんだし…

電脳コイルの面白さ

 電脳コイルは間違いなく今期最高のアニメだろうと思う。
 どの当たりが今期最高なのかというと、もちろんそのストーリーも然る事ながら、作り上げた世界観のすばらしさに最高という賛辞を与えたい。
 電脳空間を扱った作品は多いが、電脳空間の表現をもっともクールに再現しているのは、間違いなく攻殻機動隊だと私は思っている。
 だが、電脳空間をもっともローカルに…もっとベタな表現をするなら、一般生活っぽく表現したのは、間違いなく電脳コイルだ。

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キリコの飲むウドのコーヒーは苦い

 装甲騎兵ボトムズがTVシリーズから24年の時を経て新作発売となった。
 ガンダムから比べるとかなりマイナーな作品ではあるが、私は個人的にボトムズのあの油っぽいというか埃っぽいというか、あの独特な世界が好きである。
 前職のとき、ちょうどボトムズ関連の商品を手がける事があり、その中に収録するために作者である髙橋良輔氏にインタービューした事がある。
 …朝の4時まで飲んでたとかで、ただの酔っぱらいのオヤジと化していたが、インタビューでいかにしてボトムズが生まれたかという事を生で聞かせてもらった。
 ATのデザインにしても、何となく建設機械からヒントを得た設定を盛り込んだとかそういう話は聞いていてなるほどと思ったものである。
 そんなわけで、一応仕事としても絡んだこともあるボトムズだけに、新作が出るとなると気になるのは仕方のない話。
 この新作で再びボトムズが盛り上がってくれれば…ま、ガンダムには慣れないとは思うけどw

驚きの構成と価格設定 (電脳コイルDVD)

 電脳コイルのDVDが9月25日に発売開始になる。
 記念すべき第一巻になるわけだが、最近のアニメDVDと同じく限定版と通常版が発売される。
 普通、限定版というと特典物は通常版のモノにプラスして限定版オリジナルのモノが付属するワケだが、この電脳コイルはちょっと違う。
 限定版は確かに絵コンテなどの資料も含めた豪華仕様だが、通常版には限定版には付属しないカードなどの特典が付く。
 …これ、コレクター泣かせだという事を売り手は分からずにやってるんだろうか?
 それともコレクターには限定版と通常版の両方買えという事を暗に言っているのだろうか?
 限定版と通常版でパッケージイラストが違うという事はよくある話だが、特典物に全く重ならないものを付けるという手法は、ある意味邪道とも言えるやり方だ。ま、儲かるやり方ではあるのだが…
 だが、こと電脳コイルに関しては価格にもその謎が潜んでいるのである。

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