昨日、エルピーダメモリが次世代メモリである“ReRAM”(高速不揮発性抵抗変化型メモリ)の開発に成功した、と発表した。
NEDOとの共同研究事業、及びシャープ、そして独立行政法人産業技術総合研究所、東京大学との共同実施として開発しているもので、今回は50nmプロセスを使用して、64Mbitのメモリセルアレイ動作を確認したという発表であった。
そもそもReRAMとはどういうものなのか? というと、電圧を加える事で抵抗値が変わる材料を素子に利用し、高抵抗状態で0、低抵抗状態で1としてデジタル記録するメモリになる。
このメモリの最大のメリットは次世代メモリの中における総合バランスと言えるのではないかと思う。書き込み電流量が比較的小さく、微細化や大容量化の可能性が高く、そしてDRAM製造ラインの流用が可能、といういいとこ取りをした結果とも言える。
他にも相変化メモリ(PCM:Phase Change Memory)というメモリ技術もあるが、これは微細化に問題があり、またヒーター加熱によって相変化を起こすのだが、その加熱を維持する為に書き換え電流を下げられないという問題もある。そのため、エルピーダでは研究を断念したという経緯がある。
また、磁気メモリ(MRAM)というメモリ技術もあるのだが、こちらはMR比(磁気抵抗の違いの大きさ)を大きく取れないことが問題であり、そのために大容量化が難しい。最大容量で1Gbitまでは達成できるようだが、DRAMと同等以上の記憶容量は実現しにくいようだ。
この結果で言えばReRAMを選択する理由は一目瞭然だが、他にも理由がある。
それは抵抗変化を起こす記憶素子の材料としてエルピーダがDRAMで使用している酸化ハフニウム(HfOx)系(DRAMセルのキャパシタ絶縁膜ですでに実用化されている)が使えるという事である。これによって生産ラインがほとんど流用可能らしい。
Category: PC/Digiガジェット
磁気共鳴給電
International CES 2012が行われているが、そこで東芝が面白いデモを行っているようだ。
このInternational CES 2012では、Ultrabookや新しいAndroidなどが注目を集めているが、私が「コレは…」と思うのは2つ。
一つがSonyのCrystal LED Displayで、もう一つがこの磁気共鳴給電である。
中でも磁気共鳴給電はその応用範囲の広さを考えると、デジタルガジェットの救世主となりうる技術ではないかと私は思っている。
impress AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20120112_503938.html
この磁気共鳴給電というのは、説明員によると「音叉が特定周波数で共鳴し、別の音叉が鳴り始めるのと同じように、特定周波数で共鳴する磁気回路を構成することで、非接触でエネルギーを伝えることができる仕組みです」という事らしい。
要するに、磁気回路を共鳴させてエネルギーを伝達する、という事の様だが、それによって水槽内に入っている防水Androidタブレットに非接触で給電可能というから、そこに水があろうが何があろうがエネルギーを伝達できる仕組みらしい。
特徴として“特定周波数に対する共振でエネルギー伝搬する為、周辺で誤動作する事がない”とか“共振周波数が一致する磁気回路があったとしても、磁気回路からエネルギーを取りだそうとしないかぎりエネルギーの損失や影響がない”という事だから、昨今のワイヤレス給電である電磁誘導式のような問題点がほぼクリアされている事になる。
有機ELを辞めた理由がそこにあった
先日、私はSonyが技術で韓国勢に負けたかのような事を書いた。
韓国LG電子が55型の有機ELテレビを発表した事をキッカケに、それに設備と技術で勝てないSonyが、有機ELテレビの民生撤退を発表した、と思ったからだ。
しかし、International CES 2012でSonyが投入してきた新デバイスは、私のそんな予想をあざ笑うかのような鮮やかな色合いを持った圧倒的高画質を持ったものだった。
“Crystal LED Display”と名付けられたその新しいパネルは、その名の通り超小型のLEDを並べ高周波数で発光制御することで階調表現を行なうパネルである。LEDの高純度な色が出せ、その駆動がデジタル駆動である事を考えれば、安定した品質で高画質を維持できるのではないかと思われる。
有機ELパネルは、色の付けられた有機ELを発光させる事で高い色彩を出せる事が液晶パネルに対するメリットだったが、LEDもまた自発光する事で高い色彩を得ることができ、さらに有機ELにある「焼き付き」という問題すら存在しない。まさに夢のデバイスともいえるような気がする。
左がCrystal LED Display、右が従来の液晶パネルである。
鮮やかさ、コントラスト、共にCrystal LED Displayの方がワンランク上に見える。
このCrystal LED Displayだが、現時点ではまだ「製造プロセスの改善も含めて、商品化の方法を模索している」という段階だが、その生産技術さえ確立できれば、他と比較してもさらに上の超高画質ディスプレイを実現する事ができるように思える。
先日の有機ELテレビ撤退の裏側に、こんな隠し球があったとは…。
SonyにはぜひこのCrystal LED Displayを市販化して欲しいものである。できるなら格安で(爆)
やはりX79はコストが問題に…
昨日、Sandy Bridge-Eを見直してみたのだが、そのかかるコストをいろいろ想定して見た結果…やはりコストがとんでもない事になったw
20万円超なんて当たり前だろ…と思われるかもしれないが、ちょっとした構成ですら20万円を超えるというのは、やはりハイエンドらしいと言えばそうなのかもしれない。
特に私は今回SSDでキャッシュしてみようと思っている為、どうしてもSSD分のコストが乗り、さらにメモリも4ch分必要と、全てにおいてコストが上向きになる。それだけに敷居が高いわけで…。ま、想定してた通りなワケだが。
というワケで、もう一度考え直すワケだが、またこんなニュースを知ることになる。
Z77は既に準備が整っている模様
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-5584.html
これによると、Ivy BridgeのチップセットであるZ77が既に準備完了という状態らしい。
この構成を見ると、今回はほとんどのラインナップにおいてSSDキャッシュが可能という事のようで、もちろんハイエンドはZ77という事になるのだろうが、Ivy Bridgeの頃になると今よりSSDが使われる構成が多くなり、市場もさらに活性化しているのかもしれない…と考えたりする。
そうなると…今X79に向かうよりIvy Bridgeまで待ってもいいのかとか考えたりする。
私自身がブレまくっている以上、今は決め時じゃないのかもしれない。
Sandy Bridge-Eを見直してみた
iPad3の話が出てきたな…と思ったら、次なるiPad4の話まで出てきてしまい、もしその噂話が本当なら買うタイミングが難しいなと感じている。
どんな噂話かというと「台湾DigiTimesが業界筋の話として、Appleは2048×1536の高解像度ディスプレイを持つiPad3を3月に発売、そしてキラーアプリケーションを搭載したiPad4を10月に発売すると報じた」というもの。
さらに「iPad3は高解像度ディスプレイとバッテリー寿命が特徴で、iPad4は2012年後半に登場するAndroidタブレットやWindows 8タブレットに負けないようアップグレードしたハードウェアと統合アプリと共に発表される」ようで、もしこの話が本当ならiPad3が登場してから半年ほどでハード・ソフト両面で大きくアップグレードした製品が登場する事になる。
ただ、今まで1年内に2回の同型機投入はなかったし、可能性は高くないような気もするのだが、半年でハードウェアが全く異なってくるなんて事はよくある話。となると、全く否定できるものでもないワケで…。
というわけで、私の中でiPadを次こそ買おうという意思が大きく揺らいでいたりする。
で、タイトルのSandy Bridge-Eの話はどうした? という所に行くわけだが、私が次のPCアップデートをIvy Bridgeに絞り込んでいる事が関係してくるのである。
Ivy Bridgeは2012年の4月~5月頃には登場してくる。Intelの発売スケジュールはAppleよりはずっと早い時期に結構正確な情報が出てくるので、これはほぼ間違いないと思う。
つまり、私の新PCは早ければ5月頃に投入という線が濃厚なワケだが、そこに関係してくるのが予算。
今の段階である程度の予算を確保しておかないと、的確に5月投入という訳にはいかない。なので大きな収入が予測できる7月頃に新PC…という流れになるのが予算を考慮した最も濃厚な線なのだが、その流れは、既に購入したいと考えていたiPad3が春に登場しそれを押さえた場合の話…と昨年から考えていた。
しかし、iPad4が2012年末に登場するとなると、7月の予算を回さないとタイムリーに買うことができない。つまり、新PCに予定している予算をiPad4に当てる事を想定した運用を考えねばならない。
どちらか片方に集約すれば問題はないのだが、両方なんとかしようとすると、予算回りの計画を考えないと上手く行かない。
そこで考えたのが、春の時点で新PCを投入し、7月の予算を準備用として確保し、フレキシブルに対応する、という手段である。
そうなると浮上してくるのがSandy Bridge-Eという事になる。今もっとも高性能なコアだからだ。
その中でも注目なのが、Core i7 3930kである。
Sonyの完全敗北宣言か?
Sonyは国内で唯一有機ELテレビを開発・販売していたメーカーだが、1月7日付けの読売新聞だと、その有機ELパネル採用の家庭用テレビに関して生産を終了すると発表した。
恐らく、この発表は先日の韓国LGの55インチ有機ELパネル採用3Dテレビの登場がキッカケだろうと思われるが、Sonyはこれで家庭用テレビに関しては液晶パネルによるモデルに集中する方針を採るようだ。
Sonyは2007年に世界初となる有機ELテレビを発売し、液晶テレビやプラズマテレビより画像が鮮明、かつパネルの厚みは3mmと薄い事をアピール、世界に「技術のSony」は健在である事を見せつけた。この商品は1台約20万円という高額設定ながら、発売当初は注文が殺到した製品だったが、今回の発表によってついにその栄光も幕を閉じる事となった。
たしかに韓国LGの55インチ有機ELパネル採用3Dテレビのインパクトは大きかった。
新しい4色ピクセル(red、green、blue、white)技術と色向上技術による高色彩&高画質に加え、新しい製造プロセスによって従来の有機ELパネルよりも大幅に低価格化できるという発表は同じ有機ELパネルを開発しているメーカーからしてみれば、結構驚きの内容だったに違いない。
実際、ここ最近の業績不振で設備投資を抑えていたSonyからしてみれば、現状の劣勢を覆すのは並大抵の事ではないだろう。そうなれば勝てないステージでの勝負から去るのもビジネスとしては方法の一つに違いない。
55インチ有機ELパネルのテレビ
日本企業が液晶技術で隣国である韓国に負けている事は、既に周知の事実だが、ここにきてまたその差が開く可能性が出てきた。
韓国LG電子が世界最大の55インチ有機ELパネル搭載の3Dテレビを公開したのである。
有機ELパネルの特性は、着色されたパネル材(有機EL)そのものが発光する事による高コントラストであり従来の液晶のようにカラーフィルター越しの色合いではないという事と、パネル材が発光する事によるバックライト不要という観点から非常にパネルそのものを薄く作れるという所にある。
そのため、今回韓国LG電子より公開されたテレビは、そのパネルの薄さは4mmしかなく、重量も55インチでありながら7kgしかない。おそらくこの7kgには電源回路は含まれていないのではないかと思うが、それでも十分軽いと言える。
この公開された画像、なんだかハメコミ画像のように見えるが、これは高コントラストを謳う有機ELパネルの特性によるもの。理論上、コントラスト比は無限大で、それも有機EL材が自ら発光する事による恩恵である。
また、画像の女性が指さしている通り、厚みは4mmとかなり薄い。もちろんパネル部だけの話だが、主要ユニットを外部に持って行けば壁掛けなんてのもお手の物と言える。
価格がいくらになるか等はまだ発表されていないが、生産性もよく、不良率も少ない、おまけに製造コストも安い、と言っていることから、従来の有機ELパネルテレビと比較しても安い価格設定ではないかと思われる。
しかし…なんとも鮮やかなものである。
レバーのないゲームコントローラー
ゲームをプレイするアイテムと言えば、ゲームパッドやジョイスティックなどを思い浮かべるが、それは何故だろう?
ゲームのコントローラーとして、これらのアイテムを使うのが当たり前だという固定概念を持っていないだろうか?
そもそもジョイパッドがコンシューマ機のスタンダードになったのは、ファミコンに搭載されていたからに他ならない。その頃、十字キーすら珍しいキーだったりするのである。
ジョイスティックがスタンダードなのも似たようなものだろうと思う。要するに初期の頃のゲーム媒体に付いていたから…。多分、そんな所だと思う。
であるなら、十字キーやジョイスティック部がないコントローラーだって良いはずだ。
そもそも、十字キーになる部分は上下左右のキースイッチと同じなのだから、それがボタンスイッチになっても操作はできるし、レバーを動かすよりは物理的に素早い動作が可能ではないだろうか?
そんなある意味バカげたコントローラー“PS3/PC Hit Box(Black)-Large”が米国で発売されている。
メーカーはその名の通り“Hit Box”で、価格は159.99ドル(日本への送料は60ドル)。
日本円が1ドル77円で計算すると…本体12,320円+送料4,620円=16,940円となる。
ちょっと高めではあるが、レバー入力が苦手という人はある意味こっちの方が向いているかもしれない。
ただ…やはり慣れは必要とは思うが。
Hit Box公式サイト
http://www.hitboxarcade.com/
極めると…多分元のコントローラーは使えなくなるだろうアイテム。
ご使用は自己責任でw
BDXL対応PC光学ドライブの新型
パイオニアからBDXLに6倍速書き込みが可能な内蔵型Blu-ray Discドライブ“BDR-207JBK”が2012年1月上旬に発売される。価格は店頭予想価格で18,000円前後。
PC用ドライブとしてBDXLに対応したドライブは初登場で、BD-R XLの4層メディア(容量としては128GB)への記録も可能な点がウリ…と言っても、今やPCユーザーからすれば128GBの光学メディアでデータを残すぐらいなら、リムーバブルHDDに向かうか、USB接続の外付け2.5インチHDDに向かえば320GBとかそれ以上の記録が出来るわけで、今更BDXL対応の光学ドライブが出てきたところで大きな動きにはならないような…
こういう光学メディアは対容量比価格が気になる所だろう。
HDDに関して言えば、1GB単位あたりの価格は平均しておおよそ3.5インチHDDなら6円程度。2.5インチHDDなら11円程度といったところか。
対してBD-R XLメディアはというと…おおよそ29円程度になる。BD-R DLで17円程度、BD-Rで15円半ばと言った所になる。
アクセス速度とか考えても、ほとんどメリットが浮かんでこないワケだが、手軽にメディアを交換できる、という所が最大のメリットか。
BD-R XLメディアが今の半額程度になれば、もっと導入しやすくなるだろうとは思うが…この規格が発表されてからかなりの月日が経つワケだが、思った程普及していない、というのが私の思ったところである。
ついにきた4TB
HDDが大容量だという事に、イマドキ異論を唱える人はいないと思うが、その大容量HDDの総容量数が更新された。
日立グローバルストレージテクノロジーズが純正パッケージで最大容量4TBのHDD“0S03361”を発売した。公式サイトにはまだデータシートすら公開していないシロモノだが、おそらく1プラッタあたり1TBではないかと予測する。
発売されたのは化粧箱に収められたリテールパッケージ品でおそらくはDeskstar 5Kシリーズに属する製品と思われる。価格は26,800円前後。
スペックとして、キャッシュ容量は32MB、SATAインターフェイスは6Gbpsに対応している。また、ノイズレベルと消費電力のバランスが取れるようにスピンドルモーターの
回転数を自動制御する“CoolSpin Technology”を持ち、4KBセクタ技術の“Advanced
Format”が採用されている。
スピンドルモーターの自動制御や4KBセクタ技術などが採用されているのはわかるが、これだけの大容量HDDとなる場合、果たしてキャッシュが32MBでいいんだろうか? と多少疑問に思えるのは私だけだろうか?
Western Digital製のHDDでは2TBモデルでも64MBのキャッシュ容量を持つ製品もあるワケで、その辺り、キャッシュがどんな働きをしているかにもよるのかもしれないが、個人的には不足してるのではないか? と思ったり。
あと5Kシリーズという事は回転数もおそらくは5,400rpm程度ではないかと思うが、ここまで大容量だとその辺りのスペックが従来通りでいいのか? という所も気になる所だ。
ま、コストとのバランスを考えてこの形に収まったのだろうが、今後のバリエーションモデルに期待したいところだ。
逆転の発想から生まれたPCケース
今日、身体が絶不調だったため、会社を休んでしまった。
絶不調なのはホントの事を言うと今日だけの事ではなく、ここ1ヶ月くらい前からずっと体調不良が続いている状態で、朝起きて何もしてない状態でいきなり吐いたりするという、何か身体がダメなんだろうな…と思うような状態がずっと続いている。
時には吐き気だけでなく、頭が割れそうなぐらいに頭痛に悩まされたり、意味不明な高熱…時に40℃近い発熱が起きたりする。
男性は8の倍数の時、女性は7の倍数の時に身体に変調が起きるというが…それにも当てはまらない現状で、一体私の中に何が起きているのかが分からない。
こんな状態なら病院に行けよ、と言われるかもしれないが、当然医師にもそういった事を相談はしている。私は糖尿病予備軍(数値的には微妙な所)であり、顔面神経麻痺の時にステロイド系の薬を使う関係からどうしても糖尿病の治療が必要だった為、その後もずっと定期的に通院している。だから担当医がいるのだが、その医師にも診てもらったりするが、未だ原因不明。
なので多分心的ストレスの問題なんだろうな…と一人で思っておく事にしている。
守るべきものを持たずに今の職種のストレスを抱え、自宅に帰ってきても結局ストレスの原因を抱え込んでいる状況が、多分この体調を生み出しているのではないかと理由をつけておけば、少しは自分の心に納得が生まれるというものである。
さて、そんなワケで今日一日安静にしつつ、多少のやるべき事をやっていたのだが、面白いものを見つけた。というか、コレは私としては劇的な出会いだと思っている。こんなPCケースが登場したのである。
さて、一体何が私に劇的な出会いとまで言わしめているのだろうか?
Ivy Bridgeが先送りされる?
今から数ヶ月前、IntelからIvy Bridgeの登場時期は2012年1月から3月に延期するという話が出た。
当初は2012年の頭に登場する、といっていたものが第1四半期のラストの3月にズレ込んだだけでも私的には残念な所なのだが、この度、さらなる発売の先送りの話が出てきている。
なぜ先送りされるのか?
いくつか理由があるのだが、その一つにライバルであるAMDのBulldozerアーキテクチャの性能がイマイチだった事もあるようで、急いでSandy Bridgeから移行させなくても良い、と判断したのかもしれない。
もっとも、一番大きな理由は、おそらくSandy Bridgeの立ち上がり時にあった、チップセット“Cougar Point”(Intel 6 series)のリコールによって発生した10億ドル規模の損失を、できるかぎりSandy Bridgeで取り戻したい、という思いかもしれない。
理由がどっちであっても、Core iシリーズの新型“Ivy Bridge”はまたも発馬いが先送りされる事になるだろう。
私は、Sandy Bridgeをスルーして、そのままIvy Bridgeへと移行する予定だったのだが…これでまたしても私のPCリプレースが後ろ倒しになりそうだ。
AMDのBulldozerアーキテクチャそのものは悪いモノではないとは思うのだが、現行のOSやシステムで動かす場合には合わないアプローチだった…と思いたいところ。
実際、サーバ用途ではBulldozerアーキテクチャのOpteronはかなりの性能を叩き出しているというから、用途次第の問題だと言えそうだ。
ま、サーバとコンシューマでは注力すべきポイントが異なっているのは、今更言うまでも無い事であり、その意味でBulldozerアーキテクチャはコンシューマ向きではなかったという事かもしれない。
Ivy Bridge、そしてBulldozerアーキテクチャ、どっちにしても私にとっては残念な話である。


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