2日ほど前の話になるが、NTTが光回線の大幅値下げを発表した。
家庭向けの光回線がスマートフォン等の急速な普及に押されて伸び悩んでいるようで、来月から料金を大幅に値下げするという。
これは、auのスマートバリューやSoftBankのBB割がiPhone5の月額を下げる手法の一つとして、光回線サービスとの抱き合わせで料金を割り引くという手段に出た事が関係しているのではないかと私は見ている。私ですらあのプランには心惹かれるものがある。Yahoo! BBに乗り換えようか真剣に考えた程である。
こうした各社の施策と、iPhone5の影響でdocomoまでもが厳しい状態になり、NTTグループとしても放置しておけなくなったのだろう。
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121121/k10013654121000.html
だが、この報道で喜んではいけない。
少なくとも東日本に住んでいる人は納得いかないのではないかと思う。
今回発表された値下げは、NTT東日本管轄の場合はあくまでも様子見という状態で、2年利用を前提に新規契約者が対象であり、その金額は戸建てが月額3,600円(現在5,460円)。マンション向けは最も安い場合で2,700円というものになる。あくまでも2年縛りの新規契約者が対象であって、既存契約者は対象になっていないのである。
ちなみNTT西日本は既存契約者も対象であり、契約年数に応じて値下げする。プランとしては戸建て向けで最も安い場合は月額3,700円(現在5,670円)。マンション向けは2,500円となる。
何故西日本だけ…と思うかもしれないが、どうも西日本では相当数がauのeo光へ転出してしまっているらしい。もちろんeo光はスマートバリューの対象である。
今回の値下げは、そうした背景から他社への転出を防ぐ意味で実行されるものだから仕方のない話かもしれないが…。
NTT東日本管轄で現在フレッツ光(Bフレッツ)を契約している人は、何のメリットもない話であり、西日本と東日本で差が付いている事もちょっと納得いかない話である。
転出は防ぎたいから値下げはするが、大盤振る舞いはできない…NTTがそこまで苦しい状況なのか? と思わせる展開である。
というか、ようやくNTTの牙城を他社が崩し始めた…そういう事なのかもしれない。
これで適正な競争になれば良いのだが。


基本プランとなる音声プランは、月額1,290円の“プランS”(無料通話1,365円分。超過分は通話料21円/30秒)、月額2,290円の“プランM”(無料通話分2,835円。超過分は通話料18.9円/30秒)、月額3,710円の“プランL”(無料通話分5250円。超過分は通話料14.7円/30秒)の3種類。







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