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Tagged: 介護

介護とインフルエンザ

母の介護の届かない部分は何とかなったが…。

高熱が収まらない

インフルエンザに感染し、発熱が始まると、まず最初は高熱との戦いが始まる。
抗インフルエンザ薬を服薬し、熱が高すぎれば解熱剤を追加で服薬し、まずは高熱が治まるのを待つ。
これがインフルエンザに感染した時のまず最初の対処法になる。
先週8日にインフルエンザ陽性反応が出た母親は、前日7日を起算日として本日12日が5日目に当たる。なのでそろそろ熱が下がってきてもよいはずなのだが、依然として38℃近い発熱が続いている。
やはり要介護者は体力的にも厳しいという事か? と最初は思っていたのだが、どうもそれだけではないような感じが今になって思えてきた。
母は排尿に関してカテーテルを入れているのだが、尿の排出量が少ないと尿が濃くなり、尿の中に不純物が増えてくる。これが原因でカテーテルの中が詰まったりすると、排尿できなくなり問題になる。
インフルエンザのような感冒症状になると、体内の水分を失うことが多いわけで、それによって尿濃度が高くなり、結果排尿に問題が出る、ということが起きる…いや、起きやすくなる。
これが原因なのか、母の尿に浮遊物が増え始めていることに昨日気がついた。これはもう尿濃度が高くなるっている証みたいなものである。
こうなると、排尿問題が発熱に繋がることも多々ある。この行きすぎた状態が、尿路感染症であり、入院案件になるわけである。
今現在、母は熱が下がらない状態になっているが、原因の一端にこの尿の問題があるのかもしれない。

水分を採ることを

こうなると、母に水分を採れと言い続けるしかないわけで、母も気にはしているのだろうが、だからといってどんどん水分を採れるかというと、そうでもない。
食べ物から摂取する水分、実際に飲料として摂取する水分、これらを合わせて排出される水分を上回り、かつ十二分な水分を採る必要がある。
言葉で書けばそんなに難しい話には見えないが、これが実践となるとそうでもない。
飲みたくても飲めない…恐らくそれが本音
母も気にはしているが、実際に水分を採るとなると、思っているほど採れていることは稀である。
しかも最近は気温も下がることから、母のベッドには電気毛布を使っているのだが、これによって体を温めることで、全身からも水分が出る。余計に脱水症状に近づく環境がすぐそこにあるというわけである。
これでは摂取する水分は増える一方である。

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感染後の今後を考える

感染症のリスクを考えた今後の生き方。

救われた家庭

母と私がインフルエンザに感染した。
これにより、自宅介護において外部サービスを利用していた我が家は危機に瀕している。
というのは、感染症であるインフルエンザが感染する可能性がある以上、そうした外部サービスの人達はその規定からサービスの履行が出来なくなるからだ。
今まで外部サービスに頼ってきた私からすると、それらがアテにならないとなると、本当にピンチであり、僅か5日ほどとは言え、生活が困難に陥る。
食事に関しては私で何とかなる。
それは用意出来るものが限られるとはいえ、平日でも近しいことをしているからだ。
だが、母の排便などの世話となると、そこに経験や技術などはなく、やり方を一度見せて貰ったからと言ってすんなりと出来るとは言えない。
とりあえず、本日は私が確認だけを行ったところ、排便の処理の必要性はなかった。
ある意味、助かったと言える。
だが、明日はどうか?
もし明日がなかったとして明後日は?
どう考えても、インフルエンザ隔離期間を全て何もなかったと言えるはずがない。
この心配をずっと続けていた矢先、訪問介護サービス、つまりヘルパーさんの事務所から電話がかかってきた。
どうも、訪問介護サービス先の担当者は、私がそうしたことが出来ない、ということを理解していたようで、明日からどうするのか? という話を切り出してくれたのだ。
当然だが、私は助けてほしいと伝えた。食事は私ができるとして、せめて排便処理だけでも、と。
すると、感染症対策をした上で、排便処理のみなら人材を派遣する、と言ってくれた。
正直、これほどありがたい話はなかった。
時間にして30分足らず。だが、それが一日に一度あるだけで全然違うからだ。
とりあえず、処理になれている人が着てくれるとのことで、この話が纏まった後に、ケアマネージャからも電話がかかってきた。
そこでとりあえず隔離期間中のサービスの予定を組み直し、何とか乗り切る算段が付いた。
いや、マジで助かった…。

ワクチンの必要性

毎年、インフルエンザに罹ることがなかった我が家では、ワクチンを打つという習慣がない。
私もあまり積極的に外に出るタイプでもないし、母も介護になる前から外によく出るタイプでもなかったし、まして介護状態となった今ではなおのことである。
だから今年もワクチンは打たなかった。
だが、今年は今までなかった状況に陥った。今回、インフルエンザを我が家に持ち込んだのは母ではないかと予想している。
こんなことを憶測で言うのはダメなのだが、私の会社は対コロナの一貫として未だにマスクをすることが義務付けられていて、私自身もそれに倣って外に出る時や外の店に行くときも含めてマスクを着用している。
母も基本的にはマスクをしているのだが、デイサーバスに行った時でどうしているのかが分からない。
デイサービスなどでも気をつけてはいるとは思うが、不特定多数が集まる先でどのようなことが起きているかが想像できない。
もし私が持ち込んだとしたなら、まず私が感染し、その後母に遷ったことになるが、発症は母がでサービスに出かけた翌日であり、私はさらにその翌日に発症した。
その経緯から考えて母が持ち込んだのではないかと考えた次第だ。
だとして、今後は今までの慣習のように遷らないと高を括るのではなく、ワクチンの必要性は考えねばならないだろう。
来年からは予防に努めねば…
誰が悪いとかではなく、また自分が持ち込むことだけでなく、母が持ち込む可能性も考慮し、警戒すべてきである。
今回の一件は教訓としか言いようが無い。

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家庭内の危機

インフルエンザに罹った母とその介護をする私。どう考えてもインフルエンザが遷るだろ。

私も発熱外来へ

昨日、母が発熱外来に罹り、結果インフルエンザA型の陽性反応が出た。
となると、当然だが私も非常に怪しいわけだが、その兆候はその日の夕方に出始めた。
私も熱が38.6℃になってしまい、これは検査などしなくても間違いなく遷ったなと分かったのだが、インフルエンザの治療薬の処方箋を貰う為には発熱外来に罹らないといけない。
というわけで、土曜日ではあるものの発熱外来に罹った。
検査する際、いつも罹っている病院ということもあり、検査する看護師がよく知った人だった。
私が蜂窩織炎(実際にはその手前)で足が腫れ、熱をよく出すことを知っていたのか、検査の際に「今日も足が腫れた?」と聞いてきたので、母がインフルエンザに罹ったと伝えた。
その看護師は私の母が介護状態にあることも知っているので「それじゃ遷ったかな…」といいながら私の鼻に検査キットを入れてきた。
鼻孔の奥をグリグリされるこの感覚はキツイ…
この検査、正直いつやってもキツイのだが、もっと手軽な方法はないのだろうか?
とりあえず、検査結果は45分後に医師から連絡があるというので、結果が出るまで待つ事に。
45分後、スマホに担当医から連絡が入ったが、予想通りインフルエンザA型が陽性だと告げられた。
処方する薬が3種類あると言われ、1つは吸引する薬で一回吸引すれば5日間は解熱剤で要するを見るという薬。もう一つは吸引する薬で一日1回吸引するという薬。そしてもう一つは錠剤で朝夕の食後に服用するという薬である。
正直、私はインフルエンザの薬と言えばタミフルと思っていたので、吸引する薬、しかも度吸引すればそれで終わりという薬があるという事は全くしらなかった。
ただ、吸引する薬は、上手く吸引できるかどうかが全てなので、ここは安全策を採って錠剤を貰う事にした。

インフルエンザと介護

母も、そして一日遅れで私もインフルエンザ陽性という事態となり、我が家の介護事情は危機を迎える事になる。
とりあえず、今日は訪問ヘルパーさんが何とか来てくれて、排便処理の仕方などを私に教えてくれるとのことだが、とりあえず見てみるしかない。
私が発熱外来から戻ったあと、お昼頃にヘルパーさんがやってきた。
ヘルパーさんは一応最低限の感染防止策をして家に入ってきたのだが、危険なことをお願いしているという感覚はもちろんある。
申し訳ないと思いつつも、いつもやっている排便処理を見せてもらいながら確認した。
今日はたまたまそんなにヒドイ状態ではなかったので、簡単に終わってしまい、正直、ヒドイ状況の時に私が対処できるのか? という疑問しか生まれない。
しかも今日のその簡単な処理にしても、実際問題、私が一人でやったとして、上手くできる自信はまったくない。それほどまでにヘルパーさんは手慣れているということであり、さすがは本職だということである。
やり方はとりあえず分かったが…正直自信がない。
インフルエンザが一段落するまで、どうにかできるだろうか?
不安しかないな。

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インフルエンザの恐怖

自宅介護をしている者にとって、これは由々しき事態だと思い知った。

母が感染した

昨日の午後3時、仕事中に私のケータイが鳴った。
訪問介護のヘルパーさんからの連絡で、母が38.8℃の熱があるという連絡っだった。
その時は、また母の尿路感染症の前触れで熱が出たのかな、と思い、とりあえず熱がある事を承知の上で、ある程度の熱対策だけしてもらい、そのままにしてもらった。
ところが夕方5時過ぎにも電話がかかってきて、またしても38℃の熱がある、という内容だった。
一時的な発熱ではない、という事が判ったのだが、正直、この段階ではどうする事もできないので、私は即座に自宅に戻り、母の発熱対策を採った。
状況が状況なので、翌日である今日、発熱外来に罹る事にした。
母は車椅子なので、本当なら介護タクシーを使いたいのだが、介護タクシーは発熱外来の時のような車内で待機し、検査をするような状況はできないと言われているので、私は母を自分で担ぎあげ、自分の車の助手席に乗せ、発熱外来に罹った。
ある意味、家庭の危機である
そして…検査の結果、コロナは陰性だったものの、インフルエンザA型が陽性と出てしまった。
ここ数十年、私も母もインフルエンザになど罹った事はないのだがついに来てしまったのである。
感染症という事もあり、ケアマネに事実を伝えたところ、訪問看護師も訪問介護士も基本的に派遣できない、と言われてしまった。
…コレ、どうするの?
私が全部一人で介護する事になる?
自宅介護の本当の怖さを知った瞬間だった。

さらに私まで

問題はそれだけに留まらなかった。
夕方4時頃、私自身も38.6℃の熱が出始めたのである。
介護という事を自宅でやっている以上、私自身が感染するのはもう当然と言わざるを得ない事かもしれない。
私自身、体の動きが鈍くなり、寒気はする、咳は出る、鼻水は出ると、とても介護できる状態ではない状況で、重い体を無理矢理に動かして母の世話をするしかない状況となった。
とりあえず、私も発熱外来に罹り、インフルエンザが陽性かどうかを確認する必要がある。
明日の予定はこれで決まったようなものである。

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料理スキルのない私ができること

母が退院してきてから、ひとつ自分にとって問題が起きている。

喉を通りにくい

先週土曜日、母が退院してきてから、幾度か既に食事を採っているわけだが、少々困った事が起きている。
それは以前より食事が喉を通りにくくなっているという事である。
もともと、柔らかい食べ物へシフトしているのだが、粒状の食べ物に関しても、どうにも喉にひっかかる感触があるようで、飲み込みに問題が出始めている。
今回の退院が伸びたのも誤飲したのが原因だったし、その際行われたカンファレンスでも刻み食をさらに細かくする必要があると言われたり、とろみをつけた食事が必要と言われたりと、食事そのものを変えていく必要があるという話も出ていた。
カンファレンスの時は、私としては多分以前と同じでも問題はないだろうぐらいに考えていた。何故なら御飯はおかゆにしているし、肉もすべて挽肉にし、魚類にしても身を細かく繊維状にしているし、卵に関してはスクランブルエッグを相当細かく刻んでいるし、野菜類にしてもミキサーをかけて相当細かくしているからだ。
だが、実際には挽肉の中に多少大きな塊があるとそれが引っかかるといい、魚肉にしても繊維状のものが固まると繊維が結合指定仕舞うため、飲み込めない大きさになったり、スクランブルエッグにしても野菜類にしても刻みの大きさが多少大きくなると引っかかると言うのである。
私自身、とろみを付けるような料理を作ることができないし、やったことがないので、かなり片栗粉やとろみ剤を使用する事に抵抗があるのだが、もうそんな事は言っていられない状況にきたのではないかと感じている。
というのは、とろみ剤にしても片栗粉にしても、上手くコントロールしないといけないようで、入れすぎれば逆に固まるので、本末転倒になる。だから自分のスキルでいうと、結構ハードルの高いもの、というイメージがある。
さて困った。どうするか?
と考えた結果、一つ解決策を見出す。それが裏ごしである。

裏ごし器がない

母の喉がこのような状態なので、麻婆豆腐に入れている挽肉に関して、一度挽肉を入れない形で作ってみた。簡単なレトルトの麻婆豆腐なので、単に豆腐と混ぜるだけの調理になるが、挽肉がないので喉にひっかかる事はないだろう。
そしてスクランブルエッグだが、これは今まで出来上がった卵の塊を切り刻んでいたのだが、これを裏ごしする事にした。
おそらくは卵がペースト状になるのだろうという予測があるが、さて問題は裏ごし器とよばれるものが我が家にはないという事である。
その状態でどうするか? と考えたのだが、ちょうどステンレス製のざるがあるので、そのざるを使って木べらで漉すという作業をやってみた。
結構時間はかかるし、手間もかかるが、かなりなめらかな卵ペーストが出来上がったので、それを試しに食べさせてみた。
すると本人も驚くぐらいすんなりと食べられたので、卵からタンパク質を採るという方法は、この裏ごしペーストで対応する事にした。
こうなると、ステンレスのざると木べらで対応するのは、結構しんどいので、ちゃんとした裏ごし器の購入を検討した方が良いだろうと考えた。
で、ちょうどブラックフライデーの時期でもあるので、Amazonで裏ごし器とそれにつかうへらをチョイスした。
丈夫なものを選ばざるを得ない今はスクランブルエッグをペースト化する事を目的としているが、今後同じように潰せるものを裏ごしできれば、もう少しパリエーションに出来るかも知れない。

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母の退院日が決まった

11月25日の土曜日に退院が決まった。

病院から電話

今日、病院から仕事中に電話がかかってきた。
担当医からという事で母の現状の簡単な説明と退院に関しての話であった。
母の体調はすこぶるよく、血液検査の結果も非常に良好という事で、入院の本来の原因である尿路感染症はほぼ完治、また先日誤飲したという件に関しても、その後発熱もなく、食欲もあるとの事で、いよいよ退院の日程を決めたいという話だった。
退院は決まったが、環境を戻さないといけない
私の仕事の都合で、金曜日までは非常に都合が悪い事もあり、その旨を伝えたところ、退院は土曜日、その午後という事でほぼ話が固まった。
医師曰く、退院の話を母にすると涙を流して泣くらしい。早く自宅に帰りたいという事のようで、医師としても本人の希望を考えれば、これ以上の入院はゆやめた方が良いだろう、という判断のようである。
正直、入院を続ける事は可能だといえる。すくなくとも足のリハビリの事を考えると、まだまだ入院していても不思議ではないのである。ただ、リハビリを継続したからといって完治するわけでもないので、切り上げてもよいだろうという判断なのだと思う。

退院受け入れの準備

退院日が決まれば、今度は自宅に戻ってくる事を前提に、受け入れの準備をする必要がある。
退院日は前述の通り11月25日の午後で、そうなると母の食事の準備は25日の夜の分から必要に鳴るので、その前に準備しなければならない。
また先日購入した電気毛布に関してもすぐに運用できるように準備をしなければならない。
製品を取り出すだけじゃないかとおもうかもしれないが、実はそうではなく、熱量を変化させるコントローラーをどこに配置して管理するか、など考える必要とがあるのである。母本人が、自分で操作できればここまで考える必要は無いのだが、最近はそのアタリも怪しい。なので今回は室温である程度暖かさを変化させられる電気毛布にたのだから。
そういった諸々の準備をする事を計画し、退院する際に関わる人にケアマネージャに連絡してもらう事にした。
おそらく、土曜日は訪問介護を入れなくてもよいだろうが、その翌日にはデイサービスに出かける事になるだろうから、そちらの対応をお願いしないといけないハズだ。
母一人が退院するだけの事なのだが、やはり介護は関わる人が増えるという事実を今更ながら感じる。
さて、私は室内の体制をどうやって作り込んでいくか…。

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母が帰ってくる前に

先日退院延期となった母が戻ってくる前に揃えるべきものを揃える。

秋をすっ飛ばした今年の冬

当Blogでも先日記事にしたとおり、母の退院が一時延期となった。

おそらく今週には退院となるだろうが、今の段階ではまだハッキリした日程は出ていない。
入院した時までは、暖かい日が続いていたが、ここ一週間で私の地域は急激に寒くなってきた。そう考えると、母が帰ってくる前にいろいろと自宅介護で使用するものを変えていく必要があると考えた。
先日、当Blogで、私が着る電気毛布「だら活毛布」を購入したという記事を書いた。

今年は全体的には暖冬だと言われているようだが、体感的には暖冬というよりは急激に寒くなったという印象の方が強い。理由は秋に入るというタイミングを感じる事がなかったからだ。
夏の残暑を感じる期間が長く続き、その後急激に冬の到来を感じる冷え込みが来たため、体が気温について行けていないのが理由だ。
実際、朝晩の寒暖差がとても大きく、夜になると急激に寒くなる感じがする。
そうなると、母を自宅介護する時にもっとも困るのが部屋の室温管理である。
母は自分がベッドの上にしかいられない事から、ストーブなどの暖房器具を入れっぱなしにする事を極度に嫌う。特に火を扱う事なので、自分の手の届かないところで火事になる可能性がある事を避けたいという思いが強い。
この思いは私ももちろん理解できるのだが、だからといって冬に暖房も付けずにいるというのは自殺行為である。
またエアコンに関しては、母は暖房でエアコンを使う事を嫌う。電気料金が跳ね上がるからだ。夏のクーラー使用時よりも断然電気料金が高くなるので、もともと選択肢に入っていないというのが我が家の常識になっている。
ストーブもダメ、ファンヒーターもダメ、となると選択肢として残るのが電気毛布なワケである。

電気毛布の新調

ところが最近の電気毛布のちょっとお高い製品はタイマーで数時間で一度切れると言う製品が当たり前にある。
そうなるとスイッチを入れ直す必要があるのだが、母にそれを言うととても困ったという顔をする。単純にスイッチの入れ直しなだけなのだが、そこはお年寄り。操作する事に抵抗があるのである。
しかも今の介護ベッドは背もたれなどを動かすコントローラーがあるが、そのコントローラーを手持ち操作するので、自分の手元のコントローラーが増える事を嫌っているのである。
となると、タイマーで切れるという安全装置がなく、それでいて適温に調節してくれるような電気毛布があると便利、という事になる。
仮に適温にする機能がなかったとしても、少なくとも勝手にスイッチが切れるという安全装置のない電気毛布が最低限必要である。
安全装置がない…イマドキ、そんな電気毛布があるのか? とも思ったが、探せばあるものである。
コイズミの「電磁波カット掛け敷き毛布 KDK75236D」である。姉妹品にタイマー付きなどいくつかの種類がある。私が購入を決めた電気毛布は、室温をセンサーで感じ取り、温度調節もしてくれるようなので、まさに狙っていた通りの電気毛布であった。
切り忘れ対策がないのでソコは運用でカバーするしかないさらに喜ぶべき事は、電磁波対策もされているという事。電気毛布は、微弱ながら通電による電磁波が毛布表面から出る。これは電気を使っているが故の特性なので避けようが無いのだが、それによってむくみが出る人が居るらしい。全ての人に影響があるというわけではないが、敏感な人はこの電磁波によって体調変化があるようだ。
母もそういった事に敏感なところがあるので、今回見つけた製品はまさにうってつけの電気毛布だと言えた。
今使っている電気毛布も、実はタイマーによる安全装置のないタイプで、ずっと使い続けられるものなのだが、大きさが敷き毛布ベースのもので、ちょっと小さめのものになる。その敷き毛布の大きさで今は掛け毛布として使用しているのだが、ちゃんと掛け毛布のサイズで希望に叶う製品を探していたというのもあって、今回見つけた製品に切替える事にした。

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母、退院できず

先日入院した母の退院が本日だったのだが、急遽その予定が変更になった。

退院直前の食事で

先日、病院から電話がかかり、入院している母の退院と今後の介護におけるカンファレンスを行いたいと連絡があった。その時間を採ってほしいと言われたため、金曜の午後に仕事を早退する予定にして退院を受け入れるカタチを採った。
会社に迷惑を掛ける事は重々承知していたので、本当は土曜日に退院とすれば良かったのだが、病院側の問題で土曜日は難しいという話だったので、金曜日に行う事にした。
ま、土曜日の場合、時間が遅くなるとクレジットカードでの入院費支払いができないので、金曜でもやむを得ないかと受け入れたのだが、結果、金曜日にした事が裏目に出てしまった。
というのも、私が今日早退して自宅に戻った直後に、病院から電話がかかってきて、今日退院できないという連絡が来たからである。
順調に問題なく過ごせていたらこんな問題にならなかったのに…
どうも、母が昼食を採っていた時に誤飲したらしく、それで本日の退院を見送ったというのである。既に吸引等の処置は行われていたのだが、万が一気管側にまだ何かが入り込んでいた場合、異物反応を起こして発熱する可能性がある、との担当医の判断で、週末過ぎまで様子を見るというのである。
正直、この医師の判断は正しいと私も思う。
折角仕事を早退してきてムダになったか…と思ったのだが、病院側としては関係者に連絡している事から、本日は退院後の介護カンファレンスは行いたい、との事だったので、結局は病院まで出向く予定に変更はなかった。

誤飲があった事で

病院での介護カンファレンスには、病院側としてソーシャルワーカー、担当看護師、担当栄養士、担当理学療法士が参加し、介護側として訪問看護師、訪問介護士(ヘルパー)、通所介護士(デイサービス)、ケアマネージャ、介護装具士、そして私と計10名の参加となった。
…母一人の介護でこれだけの人が関係していると考えると、介護に大きな資金が動いているという事が本当によくわかる。
まず病院側から入院している今の状況の説明が行われた。入院時の看護状況、食事状況の説明があり、そこで今日の誤飲の話が出た。この誤飲という部分は、病院側としても予想していなかった事のようで、謝罪があったのだが、要するに食事中に咽せたという事なので、正直私はあまり重要視していなかったのだが、すこぶる反応したのは訪問介護士だった。今後、自宅に母が戻ってきたとき、食事の介助を行うのは訪問介護士だからだ。
刻み食とおかゆを食べる母という認識は変わっていないが、その刻み食にとろみを絶対的につける必要があるかどうかというところに話の論点が集中した。結論から言えば、絶対にとろみが必要という事ではないのだが、水分量は多い方が良いという結論になった。ま、安全を考えればそういう事になるだろう。
この誤飲の話が終わると、次は理学療法士から母のリハビリ状況の説明があった。
母は右膝がほぼ曲がってしまっていて、延ばすと痛みを訴えるので、どのようにして体位を安定させるかなどの説明が行われた。私から数点確認すべき事を確認して、今後準備するクッションなどを検討する必要が出てきた。
自力でベッド上で横を向く事ができないので、体を横にした時に支えるクッションなどがあると良いと言われ、どうも私的にイメージできなかったのだが、介護装具士から体位変換用の体に角度をつける△クッションがあると言われ、カタログを見せてくれた。そういうアイテムがあるという事をはじめて知る事になったワケだが、これもレンタルできるとの事で、今後検討する事にした。

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母への面会

新型コロナが5類になった事で、病院での対応も変わった。

面会が許可されている

母が入院して4日が経過した。
火曜日に入院してからの日数なので、入院日数としては5日になる。
新型コロナのパンデミックがある前は、入院となるとアメニティ関係は自宅から持ち込む事が多かったが、パンデミック後は有償とは言えサービスが拡充し、今ではアメニティ関係は全て有償サービスで賄えてしまえる事から、あまり病院に家族が行く必要が無くなっている事実がある。
病院側も、外からいろんなウィルスを持ち込まれないように用心はしている関係から、アメニティの利用を強く勧められるという事実もある。
ウチは予算的に厳しいという事情はあるが、私が病院に行く時間の事を考えると、やはりアメニティを外注するという選択肢が最良という事で、結局新型コロナ過と同じ対応で今回の入院も対応した。
ただ、私は一つだけ今回の入院に対して心配している事がある。
それは母が入院によってより弱ってしまうという事である。
老人にありがちな話だが、入院すると病状は改善するが身体能力は著しく低下する事が多い。退院してくると体が弱ってしまうというのは、全くの事実であり、経験した事のある事実である。
それと、あまり頭を使わなくなると認知症の心配もしなければならない。私は母にしょっちゅうテレビでも何でもいいから情報を耳から入れる事を言い聞かせてきている。それはちょっとでもいいので考える癖を付けるという事を忘れさせないためでもあった。介護生活になると、正直言えば何も考えなくても生きていけるので、脳を活用しない生活が簡単にできてしまう。それで認知症になった、なんてシャレにならない。
なので、今回の入院の時に病院が入院患者への面会を許可しはじめた事を知り、早速病院に面会の予約を入れ、本日面会する事にしていた。

面会時間10分

それでも許可されている時間はたった10分である。
面会の手続きをして、病棟に上がると母がベッドに載ったまま広場に出てきていた。母は足が悪いので車椅子に乗っているかとも思ったが、それ以前にベッドごと移動してきていた。
おそらく看護師がベッドから離れる面倒を避けるため、ベッドごと移動させていたのだろう。
病院での面会。もっと気軽にできれば良いのだが…
母は私の顔を見るといきなり泣き出す始末。
ま、自宅に戻りたいんだろうな、という事はよく分かる。
それより安心したのは、まず私をちゃんと認識したという事。
話せなくなったとはいえ、自分の意思を伝えてくる事はちゃんとできるし、こちらの言っている事はちゃんと理解できるので、まずそういった自己認識がちゃんとしている事に安心した。これがボケてくるとかなり困る事になる。
今回の面会はそうした脳の認知が正しく機能しているかどうかの確認も含めての事である。母がさみしがっているという事ももちろん理由だが、それ以上に母が認知症になってしまっては手に負えなくなってしまうので、私としてはそれが一番の心配事である。
というわけで、面会に来たのだが、いきなり泣かれてとりあえず認知はしている事はわかったものの、体は随分と弱っている事は間違いない事もわかった。
ま、それは自宅にいても同じなのだが、より弱っている、といったところか。
とりあえず病院では行き届かない母のメンテナンスをして、ひたすら話しかける。
約2週間の入院である事、平日には面会にこれない事など、今わかっている事を話しかける。どこまで理解したかはわからないが、ちゃんと話は聞いている感じだった。
ま、とりあえず病院にいる間は、死の危険はないとも言えるので、そういった心配はないのだが、脳認知に関しては少々心配な事もある。
というのは病院の職員は忙しいので母に対してどこまで手が掛けられるかといえば、そう大して手は掛けられていないという事がよくわかるからだ。
ま、こればっかりは心配してもどうにもならないのだが…年寄りの入院というのは、こういう心配をしなければならないので、入院すればとりあえず問題ないと言い切れないのが何とももどかしいところがある。
面会時間は10分と決められているので、母への脳刺激も10分が限界である。
10分とはいえ、とりあえずある程度脳への刺激は与えられたので目的は達成した。
面会を終え、帰る際に母が悲しそうな顔をしたのは心が締め付けられる思いがしたが、これは入院している以上仕方が無い事である。

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母、久々に入院

要介護者である母が、久々に入院となった。

不調の兆候

昨日から、母の様子が少しおかしい事に気づいた。
ヘルパーさんが、珍しく昼食を半分残した、と介護記録に記載しており、また微熱傾向にあった。
私も自宅に戻ってきてから、夕食を介助したのだが、食べたくないと食事を拒否し、結果的にいつもの量の1割程度の食事しかしなかった。
さすがにそれだけだと体の維持ができないので、栄養補助剤「エネーボ」を1缶飲むに至った。
その後、私は翌日の食事の準備など家事をしていたのだが、どうも母の様子がおかしい。
熱を測ってみたら、腋あたりの熱で38℃ちょっとある事がわかり、昼間から徐々に体温が上昇しているらしい事が窺えた。
またしても入院に…
しかも、いつもなら大人しくベッドの上に横になっているにも拘わらず、妙に体を横にしたいと訴えてくる。こういう時は、体がいつもの調子ではなく、何か落ち着かない状況にある時に多い兆候である。
私の家事がほぼ終わるまでに、何度も体位変換を行う事を要求する母。正直、私自身体位変換を一人でやっていると、相当に体力を奪われるので、母との間のコミュニケーションが徐々に険悪になってくる。
家事を終え、残すは洗濯のみとなった段階で、洗濯機を稼働させて私は一度自室に戻るのだが、時間は既に23時を回った段階だった。
いつもなら、洗濯機が停止するまでは母から呼ばれる事はないのだが、この日はすぐに母からの呼び出しがあり、結局何度も体位変換をした。
落ち着かないのだろうという事は理解はしているが、このいつもと違う反応が、不調の兆候だったという事は、この時点ではあまり重く受け止められていなかったと言える。

尿路感染症

翌日、朝に体温を測ったところ、やはり38℃を超える熱が出ていたので、ケアマネージャに病院に連れて行く旨を連絡した。
流石に38℃台の熱を出し続けている状況では、放っておくワケにはいかないので、会社を休んで病院に行く算段を付けた。
病院に電話すると、体温が高い事から、発熱外来にかかれという事となり、お昼頃に病院に連れ行く事となったため、いつもの予定どおり、訪問看護師に来てもらった。
いつもは私が不在の中で母の体調を見てもらい、いろいろな処置をしてもらうのだが、今日は私がいるので、私も参加して母の容体をチェックした。
すると…母のお腹が異常に張っている事に気づいた。
どうも、尿が詰まっているらしい事がわかった。昨日より不調だった理由がここにあるのかもしれないと分かったので、発熱外来にかかる病院に現状を連絡し、発熱外来後に泌尿器科の診察ができるよう依頼した。すると、まずはカテーテルの交換から先に行い、その後泌尿器科にかかるという算段を付けてくれた。
訪問看護師と別れ、私は母を発熱外来へと連れて行き、カテーテルを交換したのだが、やはりカテーテルが詰まっていたのか、この時点で大量の尿がバルーンに溜まるという状態になった。しかも…その色かやたらと黒い。普通ではない、という事がこの時点でもわかった。
その後、血液検査を行った結果、白血球の量が異常に多い事がわかり、泌尿器科の医師より、入院治療する必要性を言われた。病名は尿路感染症である。

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よくわからない介護の事

母の介護生活が始まって既に1年半ほど経つが、未だに制度がよく分からない。

崩壊しないために

母の悔悟生活を1年半ほど続けているが、未だに介護というものがよく分からない事が多い。
介護保険の制度ももちろんそうだが、介護にまつわる生活という側面でみても、知らないことが多い事に気づかされる事が未だにあり、実はそうだったという事を知らされて驚くことが多々ある。
何と言ってもプライベートな部分でもあるので、他の家の悔悟生活の事なども情報などない事から、自分の家の状況がスタンダードだと思ったりする事もあり、思い込みと言えばそれまでだが、知らないが故に苦しむ事もある。
そもそも、いきなり介護保険を受ける事になった際、そういう介護系の職業に就いている人でない人で、介護の事が判っている人というのはどれぐらいいるだろうか?
おそらくほとんどの介護生活経験者でない人は、介護生活というものがどういうものか、イメージはできるだろうがその実態を理解できる人はいないと思う。
介護の覚悟なので、行政の担当者もしくは病院の担当者から紹介してもらう、その担当者が適していると判断したケアマネージャを紹介されると、あとはそのケアマネージャのいいなりのように従ってプランに乗っていく人ばかりではないかと思う。
自分から、介護をこのように進めていく、なんてプランを最初から持ち合わせている人はほとんどいないだろう。
また、これに併行して金額がどの程度かかるのか、保険や制度を利用した時にどう変化するかなど、一般人は知る由もない。
これらは全てケアマネージャが最適と考えるプランを提示され、それに完全に乗るか、一部修正して乗るかのどちらかだと思う。
ケアマネージャは被介護者の生活資金の事はわからないので、とにかく介護に必要な金額の提示しかしない。だから提示されたプランの支払いができるかどうかを被介護世帯が検討して受け入れるのである。
問題はまさにこの部分にあり、それによってすぐにではないものの、今後生活が崩壊していく可能性があることに気づかずに進めてしまうこともありうるのである。

被介護者の生活を優先

今日、私の知人から、介護職に就いている人を紹介してもらい、その人と話しをする機会に恵まれた。
今まで担当のケアマネージャやそこを経由した人達としか話したことがなかったので、全く第三者という立ち位置での介護職の人と話しができるのは、今の現状を知る意味でもとても重要と考えたので、ぜひ話を聞きたいとお願いしたのである。
我が家の状況を書く説明したのだが、その人曰く「要介護5で自宅介護、しかも家族一人でというのは、かなりのレアケースですね」とのこと。
通常、要介護5ともなれば、ほとんどが施設に入所するケースだという。
というのは、家族が多ければ話は別だが、家族一人、しかもその人が会社勤めだとすると、自宅介護だとどうしても要介護者が一人になる時間が長くなり、危険だというのである。
確かにその懸念は私にもある。が、今、我が家がそれを可能にしているのは、偏に要介護者である母が言葉は話せなくとも認知症になっていないことが最大の理由である。
で、自宅介護している状況から、どのような介護サポートを受けているかを説明すると、現状での自宅介護としてはベストと言える体制にはなっているようであった。
だが、繰り返し言われたのは、こういう時は要介護者の介護よりもその家族の生活を楽にすることを最優先に考えないといけない、ということである。
というのも、特に多いのが、女親が要介護者となり、その息子が被介護者となったケースは、特に介護生活が崩壊しやすいのだという。
理由は、自宅介護で金銭的にギリギリなのに、追加事項があっても生活の見直しでギリギリ何とか出来てしまう場合があり、それをすることによって被介護者の未来を切り売りし、生活そのものに余裕を失い、気がつけばその世帯全体が労力的にも金銭的にも疲弊してしまうからだという。
被介護者が女性である場合は、そもそも金銭的に限界をすぐに迎えるケースが多く、最初からいろんな支援制度の利用が検討されるので、こうした崩壊が起きることが少ないのだという。
なるほど、被介護者の生活か…確かに私も今までちょっとした追加事項などは自分の支出に加えて処理して済ませているケースばかりで、それによって未来の私の備えに影響が出ていることは間違いがない。
もちろん、家族のことなので、このような支出増も支えて行かねば成らないのだが、支援制度があることを知らずに自らの支出で解決するだけという人が多いのもなんとなく頷ける話である。

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介護の負担の再配分

結局は時間が全て。誰かが代わりにやれば良いという事ではない。

関係者会議

先日、当Blogで介護生活に関した記事を書いた。

現在の介護において、訪問介護士がオーバータイムで対応しているという連絡があり、急遽、その為の対策打合せが行われた。
具体的には、現在の状況の確認と、どうやれば時間内に収まるかという事の検討になるのだが、実はほぼ解決策は最初から分かっているのである。
というのは、介護士が時間がかかっている事が何なのかという事を十分理解しているからだ。
その時間がかかっているという事が「母の食事」である。
介護士は食事に関して基本的に必要が無ければ要介護者に対して食べさせるという事はしない。
これは意地悪でそうするのではなく、本人ができる事は本人ができなくなる事を防ぐためにやらせる、という考えがベースにあるためだ。
つまり、ヘルパーさんが食事を用意したならは、実際に食べるという行為は母が自分で食べる、という事を意味する。
当然、上手く食べられないので、ヘルパーさんはその行為を介助するのだが、これに時間がとてつもなく掛かる為、時間内に仕事を終えることができないのである。
食事介護は時間がかかる昼間は何とか1時間枠でそれらが行えるのだが、夕方は30分しか時間がないため、間に合わないのである。
となると、それを解消する方法としては、私が夕食を担当する、というのがもっとも手っ取り早く、また簡単な対策になる。
唯一の問題は、私の帰宅時間が多少遅くなるので、母の夕食が遅くなるという事である。
この部分が解決できれば、訪問介護士の今回の問題はほぼ解決する事になる。

 

一日一時間

私は自宅に帰ると、まず自分の夕食の準備を行い、それが終わると母のおやつの準備や翌日の対応に入る。翌日デイサービスなどがあればその出かける準備をする必要があるからだ。
そしてそれが終わると母の身体的介助を少しやってその後入浴、そして洗濯となる。
それらの合間に、母から体位の変更を言われれば体位変更を行うのだが、これを全部終わらせると、夜の10時~11時になる。これを毎日のルーチンとして生活している。
自分の食事の準備といっても、結局食器の片付けやら何やらがあるので、小一時間はかかるし、手を抜ける時間があまりない。
このルーチンに、母に食事を出して食べさせるという行為が今後増える事になる。
時間にして小一時間はキッカリかかる事は間違いが無く、また私の食事と同時に進行させる事ができない事もわかっている。母は、流動食とは言わないがそれなりに飲み込める食事でないとダメなので、私とは同じ食事にはならないので、食事の準備などは別々に行わねばならないのである。
だから、私の日常から毎日一時間が今後消費される、という事が確定した。
介護生活をしていく上で、外部の力を借りても今回の変更は受け入れるしかない状況である。

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