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Tagged: AMD

理想のショップブランドPC

自分で自作しようと思っていた構成にもっとも近いショップブランドPCが登場した。

価格が凄まじい

私が現時点で理想と掲げている自作PCスペックに、もっとも近い構成をもったショップブランドPCが登場した。
ドスパラのGALLERIAシリーズの製品で、製品名は「GALLERIA UA9R-69XT」、価格は税別で419,980円からとなる。
価格が確定しないのは、これをさらにカスタマイズできるからであり、419,980円というのは最低構成の価格という事になる。
40万円超だが、理想と言えるスペック基本スペックとしては、CPUにRyzen9 5950X、メモリ32GB、ストレージは1TB NVMe SSDと2TB HDDを搭載し、CPUクーラーは簡易水冷、搭載電源は1000w 80Plus Gold、OSはWindows10 Homeといった構成である。
ケースはコンセプトカーや工業プロダクトデザインを得意とするデザインハウスが設計した新型ケースを採用しており、従来のGALLERIAシリーズと異なる感じがするものになる。
インターフェースはUSB 3.1×2、USB 3.0×10、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備え、こちらも拡張カード等でカスタマイズ可能だが、ほぼ必要なものは揃っていると言える。

GALLERIA UA9R-69XT 製品ページ
https://j.mp/2K5vcyR (現在リンク切れ)

価格が40万円超えという事で、流石にこれだけのハイスペックパーツを組み合わせればこれぐらいにはなるか、という内容だが、現時点で私がAMDパーツ中心で考えればこれぐらいの価格になる、という事の表れでもあり、価格的に納得できないものではない、とも言える。

ゲーミングPC

一応、GALLERIAシリーズという事で、このPCの分類はゲーミングPCという分類になる。但し、この性能ならクリエイティブ方向にも全く問題無く使用する事ができるだろうし、ある意味用途は問わないPCと言える。
もしクリエイティブ目的で使用する上で弱さを感じるなら、OSをHomeからProへ変更し、メモリを32GBから64GB、128GBへとカスタマイズしたり、ストレージを強化すれば良いのではないかと思う。
処理能力では何ら困る事のない製品と言えるので、あとは予算の許す限りの増設で行けてしまう。
もし、GPUに不安を覚えるなら、そもそもこの製品は該当しなくなるので、ゲームもやりつつクリエイティブに何かしたい、という人であれば、ベストマッチになるだろう。

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999ドルのハイエンド

Radeon RX 6900XTが12月8日より発売される。1,499ドルのライバルをどこまで追い詰める事ができるのか?

RDNA2の最上位

AMDからRadeon RX 6900XTがいよいよ発売される。おそらく、弾数が少なすぎて、なかなか入手は難しいかもしれないが、とりあえずは正式発売である。
日本円ではAsRockから税別で129,800円との事なので、以前から言われていた大凡の予想価格どおりの提供になりそうである。
ライバルは6800XTじゃないかと思う80基のコンピュートユニット、5,120基のストリーミングプロセッサ、320基のテクスチャユニット、80基のレイアクセラレータ、128MBのInfinity Cacheを備えた製品で、VRAMは16Gbps動作のGDDR6メモリを16GB搭載している。
メモリ帯域幅は256bitとハイエンドとしては決して広い帯域を持っているわけではないのだが、それを補うのがInfinity Cacheである。
このスペックでTBP(Total Board Powe)は300wとライバルであるGeForce RTX 3090よりは500ドルほど安い価格で提供されるのだから、お買い得感は高い。
但し、本当にそう感じるかどうかは、GeForce RTX 3090との性能が拮抗していれば、の話である。

ハイエンドだがコンパクト

実際の性能は、下記の動画等が参考になる。

他にも下記のサイトにもベンチマークされているので、参考にしてもらいたい。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1293393.html

性能的にはGeForce RTX 3090に若干及ばない感じではあるが、それで500ドル安いという事を考えればコストパフォーマンス的には十二分な性能かもしれない。
しかも、比較対象によってはGeForce RTX 3090を超えるスコアを出しているケースもあるので、もっとソフトウェア的に最適化が進めば、さらに性能は向上する可能性もある。
但し、以前から言われていたようにレイトレーシング性能に関しては専用ユニットを限定している関係からGeForce RTX 3090の半分くらいの性能しかないかもしれないが、そもそも対応ソフトもそんなに多くないので、価格的に考えれば現時点では十二分な性能ではないかとも言える。
さらに特筆すべきはその消費電力でGeForce RTX 3090よりは50~100wほど低い電力で動作させられる事である。それに伴い、製品自体もGeForce RTX 3090よりは小さく、ハイエンドと言いつつも標準品のような扱いができるのもメリットかもしれない。
ただ…どう考えてもRadeon RX 6800XTの方がよりコストパフォーマンスが良く、この性能差で6900XTと6800XTがあったなら、ほとんどの人は6800XTを選びそうな、そんな感じもする。
6900XTと6800XTの性能差が10%なら、その価格差も10%だと納得できるという人も多いのではないかと思うが…。

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ミドルレンジの決定版?

NVIDIAからGeForce RTX 3060Tiが発表されたが、399ドルで従来のハイエンドより速い、という話。

Ampere世代のミドルレンジ

8nmプロセスで製造されたAmpereアーキテクチャの「GA104」コアを採用する、GeForce RTX 3060TiがNVIDIAから発表された。
お買い得とまでは言わないが一番コストパフォーマンスはいいかもしれない38基のStreaming Multiprocessor(SM)、4,864基のCUDAコア、152基のテクスチャユニット、38基のRTコア、152基のTensorコアが利用できるGPUで、NVIDIAとしてはミドルレンジに区分されるものである。
VRAMとして14GbpsのGDDR6目盛りを8GB搭載しており、そのメモリインターフェースは256bit、GPUとVRAM間のメモリ帯域幅は448GB/sになる。PCとのI/FはPCI Express4.0×16で、電力指標のTGP(Total Graphics Power)は200wになる。
これらのスペックを持ちながら、その価格は399ドルと魅力的な価格なのは消費者にとっては喜ばしいところ。とはいいつつも、気になるのはやはり性能で、この性能を見る限りは、RTX 3080等を考えればまさしくミドルレンジという製品になるが、前アーキテクチャ製品と比較した時の性能差が一つのポイントになるのではないかと思う。

性能は確かに上だが…

性能に関して詳しいレビューは、専門サイトを見てもらった方がいいだろう。

impress PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1292078.html

この記事を見る限り、確実に性能は前世代のRTX 2080を超えている。
一方で、その消費電力もおおよそ30wほど上回っていて、スペックで言われているパワーリミットの差5wを確実に上回ってくるほど、電力を消費する事も判明した。
RTX 3060Tiは、Gaming ModeとSilent Modeという2つのモードを切り替えて運用できるが、そのどちらの場合であっても消費電力はRTX 2080を上回ってくる。もちろん性能も上回っているので、そのあたりはトレードオフなのかもしれないが、製造プロセスが10nmから8nmとより小さくシュリンクされていての話なので、消費電力に関しては結構微妙なところではないかと思う。
この辺りは、Ampere世代のGPU全般に言えることだが、消費電力が全体的に上がっているからこその性能、といった感じがしないでもない。

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Ryzenの本気

Ryzen 5000シリーズは、チップセットのBIOSアップデートで更なる進化を遂げる(らしい)…。

より細かな設定を

AMDがRyzen 5000シリーズに対応したAMD 500/400シリーズのマザーボード向けに自動クロック/電圧調整技術である「Precision Boost Overdrive 2」(以下PBO2と略)に対応したアップデート「AGESA 1.1.8.0」を配信開始した。各マザーボードメーカーは12月よりBIOS更新にて対応するとみられる。
適正値が設定されていないだけって事はないのか?このPBOは、今までのRyzenにも搭載してきた技術で、プロセッサの温度やVRM電流、パッケージ全体の電力に応じてVRMが供給できる電力容量限界を引き上げ、電圧とクロックを高めてプロセッサの性能を引き出す技術である。
しかし、前バージョンのPBOでは、軽負荷状態時の電圧はそのままで、1つのコアに高負荷が集中している場合、そのコアの電圧のクロックを高めても他の軽負荷状態の消費電力は変わらなかった。Ryzenは複数のコアが1つのパッケージ電力と温度キャパシティを共有している為、軽負荷状態のコアもパッケージ電力と温度キャパシティを一定値消費していて、高負荷コアと食い合っていた。
そこで、PBO2はこの軽負荷状態のコア電圧を下げる「アンダーボルテージ」をサポートし、軽負荷状態のコア消費電力を削減すると共に、高負荷が集中しているコアに余った電力と温度キャパシティを回す事を可能にした。
これらの機能は、最近のCPUでは相応の機能が搭載はされているのだが、PBO2はより細かい調整が可能になった事で、よりアグレッシブに性能を引き上げる事ができるようになった。
ある意味、Ryzenは設定の調整でより効率の良い動作が可能だという事でもあり、使用者の状況に応じてカスタマイズできる環境がある、という事でもある。

考え方の違い

ただ、こうした性能向上の幅がまだある、という事をわかっていて、標準でどうしてその設定にしていないか? という疑問は残る。
おそらく、使用する冷却パーツによって設定が変わったり、或いはPC全体の冷却性能に依存したりと、状況と環境によって変動があるためだとは思うが、それを考慮してもAMDはセッティングが甘いような気がしてならない。
RyzenやRadeonでは、ベース電圧を少し下げた方がBoostクロックが架かりやすくなって性能が伸びる、といったケースも過去から言われている。
この場合、その設定したベース電圧が本当に正しかったのか? という疑問が残るわけで、個人的には製品に対して詰めが甘いのではないかとすら思える。
おそらく、この辺りは半導体の歩留りの関係で、指定電圧ギリギリになってしまう製品を救済する関係から、ベース電圧を若干高めにしている可能性もあるのだが、私の知る範囲では電圧が足りなくてフリーズした、などという話は聞いたことがない。
やはり、安全性第一という側面が、性能をわずかに落とす原因になっているように思えてならない。考え方の違いなので、その判断は難しいものと言えるかも知れない。

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メモリ強化のRadeon RX 6000シリーズ

Radeon RX 6000シリーズについての情報が解禁となった。性能を支える基幹技術がCPU由来というのがおもしろい。

Infinity Cache

Radeon RX 6000シリーズがライバルであるGeForce RTX 3080と性能が拮抗していると言われている所以は、ほぼこの「Infinity Cache」と呼ばれる技術に支えられているからと考えられる。
もちろん、高速なパイプライン設計、高クロック設計、ジオメトリィ/テッセレーションの最適化なと、他の要素も含めてクロックあたりの性能を向上させた事が要因ではあるが、それらを含めて、そもそも扱うデータの移動を支えている「Infinity Cache」がその性能を大きく支えている事実を外す事はできない。
かなり前から、GPUはそのGPU単体の処理性能よりも演算結果をやりとりするメモリ帯域にボトルネックがあると言われてきた。
単純にメモリ帯域を増やすと、メモリとGPUとの間のピン数を増やす必要から、基板配線が煩雑になり製造上のネックが高くなるばかりか、価格も高騰する。だからメモリクロックを高速化する、という手段に出たりもするが、そうなれば今度は発熱処理の問題も出てくるし、そもそも高速なメモリの価格は高い。
結局コストを考え、考えられるリスクを小さくしようとすると、このメモリ帯域のボトルネックを解決する方法というのは、実に難しい問題になるのだが、AMDは今回、GPUに内包するキャッシュに注目した。
キャッシュはGPU内部にあるため、レイテンシは小さく、データ移動にかかる熱量も小さくて済む。唯一の問題は、キャッシュメモリはDRAMではなくSRAMが一般的で、このSRAMは容量がその密度の関係から小さいのが問題である。DRAMなら64MB実装できても、SRAMなら4MBしかない、なんて事はよくある事である。
そこでAMDはRyzenで採用したL3キャッシュの技術に着目した。Infinity Fabricと呼ばれるラインでGPUと接続し、GDDR6の4倍ものピーク帯域性能を実現し、256bitで接続したGDDR6メモリと比較して2.4倍以上の電力あたりの性能を実現するに至った。
電力効率は抜群なのだが…これがRadeon RX 6000シリーズのメモリが256bitという帯域に留まっている最大の理由で、キャッシュデータとのやり取りを頻繁に行い、データヒット率を上げてGPUそのもののレイテンシを小さくして性能を稼いでいる、という事である。

Apple Silicon M1と同じ方向性

このキャッシュメモリのヒット率を上げて広帯域のメモリアクセスを取り入れるという方法は、実はApple SiliconのM1と方向性は同じである。
ただ、Apple Silicon M1の場合は、SoCにそのままメモリを内包したので、キャッシュという概念ではない、という事で、とにかくメモリアクセスを高速化する事で性能を稼ぐという方向では同じという意味である。
プロセッサの演算能力を高めるという事はもちろん重要な事ではあるのだが、ここ最近の性能向上のカギは、そのほとんどがメモリアクセスにあると考えて良いと私は思っている。
それぐらい大きなデータを入れたり出したりしているのが今の演算であり、それらをいかに省電力で、スムーズに処理できるかで、システム全体のパフォーマンスを左右するケースが多い。
NVIDIAも、このメモリアクセスの高速化という所に何も手を入れていないわけではないのだが、AMDはCPUでその技術を確立し、それをGPUに展開したというところで、一歩先んじた結果が、今回のRadeon RX 6000シリーズという事である。
ダイサイズがライバルよりも小さい事から、比較的価格は安く抑えられているのがポイントだが、何より、電力効率を54%も引き上げたこの性能向上こそ、Radeon RX 6000シリーズの本懐ではないかと思う。

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Ryzen 5000シリーズ、発売

先日から当BlogでもネタにしてきたRyzen 5000シリーズが遂に発売された。

上位種は即完売の様子

11月6日の19時に、遂にRyzen 5000シリーズが販売開始となり、秋葉原を中心に行列などができた。各技術系サイトでもカウントダウン配信などを行ったりして、発売と同時にその性能をレビューしたりして、その性能の高さを公開している。
単にテストレビューという事よりも、生配信によって実際に動作させているところをリアルタイムに配信した事で、その性能の高さが明確にわかったわけだが、事前レビューと同様に、ほぼIntelの同格CPUと同等からそれ以上の性能をSingle、Multiともに発揮する事が明確になった。
革命的性能向上のCPU特徴的なのは、負荷が高くなればなるほどRyzen 5000シリーズが有利になるという事。Singleスレッドの性能もIntelを超えている事もあってか、特に複雑な演算でその性能差が顕著に表れるという結果となった。
もちろん、各種のテストでそれぞれ得手不得手は存在するが、今回の5000シリーズのIPCが高いという事が事実である事はどのテストを見てもわかる結果だったと言える。
これなら、ゲーム用途でもIntelからAMDに乗り換えてもいいかもしれない。
特に私が驚いたのは、Intelの処理が確実に有利に出ると言われてきたFF14のベンチマークテストにおいて、Ryzen 5000シリーズがIntelコアを確実に上回ってきたという事。これだけでも今回のRyzen 5000シリーズがゲーム用途でも強いという事をよく表していると思う。
間違いなく、今回のRyzen 5000シリーズはPCの乗り換えに関して最適なCPUと言えると思う。

各メーカーの現状

今回のRyzen 5000シリーズが発売された事で、各PCパーツメーカーもいろいろな製品を再アピールするタイミングとなった。
というのも、今回のRyzen 5000シリーズは従来のマザーボードのチップセットがBIOSのアップデートで利用可能になり、新シリーズのチップセットの公開がないからだ。
そんなワケで、各社アピールしたいポイントが異なっていて、とあるメーカーは既存製品の再アピール、あるメーカーはこのタイミングで既存チップセットの新製品を出したりと、実にいろいろ事情が異なる。
そんなワケで、impressではそうしたメーカーの声を発信しつつ、Ryzen 5000シリーズのカウントダウンの記念特番配信を行った。

impress Watch AMD HEROES WORLD 番外編

この動画、3時間40分を超えるものだが、各社の製品の特徴なども知れて意外と面白かったと思っている。限られた基本互換性の中で、如何に便利に、如何に特徴のある製品を生み出していくのかなど、見所も多かった様に思う。
あと、動画の2時間5分ごろから始まる、AMD HEROES WORLDに出演中の鈴木咲女史が自作PCに挑戦するというのも面白かった。イマドキのPCを自作するという点でも初心者には参考になるのではないかと思う。

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Ryzen 5000シリーズの価格

11月6日に発売されるRyzen 5000シリーズの国内価格が発表された。

思ったより安かったが…

AMDが11月6日に発売するとしているRyzen 5000シリーズの日本国内での販売価格が発表された。
現実的な最上位はやはり5900Xか?全て税別でRyzen5 5600X(6コア)が35,800円、Ryzen7 5800X(8コア)が53,480円、Ryzen9 5900X(12コア)が64,980円、Ryzen9 5950X(16コア)が96,800円とある意味順当な価格を付けてきた。
この中でもっともコア単価が安いのがRyzen9 5900Xで、5,415円である。
意外だったのが、コア単価がもっとも高いのが8コアのRyzen7 5800Xで、6,685円だった。コストパコストフォーマンス的には16コアのRyzen9 5950Xが6,050円と、搭載キャッシュ量の多さなどいろいろ考えると一番お得なのかもしれない。
どちらにしても5,400円~6,700円くらいのコア単価で最新のZen3アーキテクチャCPUを購入する事ができる、という事である。
ちなみに、CPUクーラーは別売とされているので、この価格は純粋にCPUのみの価格である。おそらく、このコア単価はIntelの価格よりは安いはずである。
IPCの向上など、いろいろと強化点もあるので個人的にもう少し高い価格になるのかと思っていたが、結果として相対価格は安かった、と言わざるを得ない。
但し、いざ購入する時の絶対価格は、多コアになればなるほど、決して安いものではない、というのは言うまでもない話である。

次期メインPCを見据える

CPUの価格が見えてきた事で、次期メインPCの予算を考えてみる。
欲しいのはやはりRyzen9 5950Xだが、これだとCPU価格だけで106,480円(税込)となる。
これにGPUであるRadeon 6900XTを組み合わせると、これだけで予想価格で24万円ほどになってしまう。というのは、Ryzen9 5950Xは799ドルで96,800円というプライスが付いたため、999ドルのRadeon RX 6900XTを同じ比率で予想すると121,030円(税別)となる。消費税込みで考えれば133,133円、両方をあわせれば239,613円と約24万円となる。
これに見合ったマザーボードで私がコレと思しき製品はAsRockの「X570 Creator」(約65,000円)を選択すると、この時点で30万円を超える。
…どんな高級PCやねん(-_-;)
これにPCI Express4.0対応のNVMe M.2.SSDなどのストレージ、850W以上の80Plus電源等々、必要なパーツの価格を載せて行くと、おそらく40万円は下らない価格へと膨れあがる。
いや、これはもうダメでしょw

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追うIntelという姿

Intelのデスクトップ向け第11世代Core「Rocket Lake-S」が発表された。IPCを大幅向上し、GPUにXe Graphicsを採用するという大幅進化を遂げた。

IPCが2桁%向上するらしい

第11世代Core Sシリーズは、10月初旬の段階ではアーキテクチャが新しくなり、PCI Express4.0に対応する事が知らされていたが、それ以外の情報はなかった。ここに来ていろいろな情報が出てきた。
AMDに追従するIntel…もう逆転現象であるまず一番大きな違いは、アーキテクチャとしてはCypress Coveが採用され、組み込まれるGPUとしてXe Graphicsが採用されているという事である。第10世代のデスクトップCPUまでは、基本的にはSkyLake/KabyLakeアーキテクチャが採用されたCPUだったが第11世代になりようやく新しいアーキテクチャが採用された。
統合されるPCI Expressも3.0から4.0へと進化し、ポート数も16ポートから16ボート+4ポートとなった。
その他、いろいろな強化点が加えられ、最終的にIPCが2桁%向上するという触れ込みである。
Intelがこのような言い回しをするのは、明らかにAMDのZen3アーキテクチャへの対抗だという事がわかる。何故ならZen3は前モデルであるZen2と比して19%ほどのIPC向上と発表している。Zen2はIntel CPUとIPCで並ぶ実力がある事が証明されているため、Zen3は明らかに既存IntelコアよりもIPCが向上した、と発表したのだから、Intelも第11世代CoreでIPCが大幅に向上したと触れ込む事でZen3を牽制したと言える。
前述したようにIntelは第10世代CoreまでSkyLake/KabyLakeアーキテクチャを採用していた。この時期は実に5年以上にわたっており、ようやくそれが更新されたワケである。Intelが大きくIPC向上を謳うのは、今までとは明らかに違うという宣言に近いものがあるのかもしれない。

最大コア数は8コア

ただし、IPCが2桁%向上したが、最大コア数は第10世代Coreよりも少なくなる。Comet Lake-Sでは最大で10コア/20スレッドの構成だったものが今回のRocket Lake-Sでは8コア/16スレッドに留まる。
AMDのZen3では16コア/32スレッドの5950X、12コア/24コアの5900X等が用意されているが、Rocket Lake-Sではそこまでの多コア構成は準備されていない。
それはおそらく製造プロセスが今だ14nmレベルから進化していない為である。但し、今回は14nmでもそれをさらに進化させた14nm++++と呼ばれる14nmプロセスの最新版で製造されるとしており、その中身としては10nm品に性能が限りなく近づいているとされている。Intelは他ファウンダリとはちょっと違う部分があるので、10nmと言っても他ファウンドリの7nmに近い要素があるため、10nm品に限りなく近いとなると実際には10nmプロセスと互角の集積化が可能になっている可能性がある。ただ、8コア/16スレッドより上のモデルが存在しないとなると、それでも7nmと比してコア面積は大きいのかも知れない。
Intelとしては、それ以上の多コアシリーズなら上位モデルのCPUへ移行を促す、という意思表示なのかもしれない。

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Radeonが還ってきた

AMDからRadeon RX 6000シリーズが発表された。思っていた以上にアグレッシブなものだっただけに、予想外である。

対抗製品となった

AMDからRadeon RX 6000シリーズが発表された。通称BIGNAVIと呼ばれるNAVIアーキテクチャの次にくるアーキテクチャ群で製造された製品である。
昨年発売されたRadeon RX 5700XTは、NVIDIAの対抗製品では性能的に追いつかず、あくまでも価格でしか勝負のできなかった製品だったが、今度の6000シリーズはNVIDIAに対抗できる製品を目指して開発された。
発表会では、当初、Radeon RX 6800XTを頂点にして製品の発表が行われ、ライバルと同等かそれ以上の性能を持つものとして紹介されたが、発表会の終盤、CEOのリサ・スーは「One More Things」(もう1つ発表がある)と言い、サプライズ的に「Radeon RX 6900XT」を発表した。
AMDがようやく還ってきたAMDからすると、この「Radeon RX 6900XT」こそ本当に発表すべき製品であり、NVIDIAの最上位製品に対抗できる製品である。
今回、発表された製品は、概ね「3090=6900XT」「3080=6800XT」「3070=6800」という構図になる。
しかし、AMDの説明を聞くと、純粋なハードウェア性能だけでなく、組合せで真なる性能が発揮される仕組みになっている。というのも、スペックを見るとメモリ周りがNVIDIA製品より劣るのである。

Infinity Cache

Radeon RX 6000シリーズのメモリスペックを見ると、搭載している容量こそ16GBと多いが、そのバス幅などの性能はNVIDIAに劣り、256bit幅しか持ち合わせていない。NVIDIAでは384bitのGDDR6を採用しているので、明らかにRadeon RX 6000シリーズの方が見劣りがする。
しかし、これを128MBのL3キャッシュと組み合わせて利用する事で、256bit幅でも性能的に上回り、それでいてメモリコントローラーの消費電力を抑える事ができる方法でAMDは攻めてきた。実効レートでは384bitのGDDR6に比べて約2.17倍の帯域を実現し、10%の消費電力削減を可能にしたという。
おそらく、256bitのメモリを利用した最大の理由は、価格を低くするためだろうと予測できる。価格を抑えつつ、消費電力を抑えつつ、性能を超えてくるというやり方は、実に上手いと思う。

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PS5よりも上に行かねば…

PS5が来月12日には発売されるが、その時、我がメインPCはコンシューマ機に膝を屈する事になる。

絶対性能では上だろうけれど

以前にも当Blogで記事にした事があるが、来月12日のPS5とXbox Series Xが発売されると、とうとうコンシューマ機のCPUは8コア16スレッドが標準という事になる。
ゲーム機が8コア16スレッドの処理性能を持つのである。数年前では考えられない話だ。
私のメインPCはCPUがIntel Core i7 8700Kであるため、そのスペックは6コア12スレッドになる。当時としてはもちろん最上級のスペックだったが、その1年後にはRyzenが発売され、8コア16スレッド製品が一気に普及し始めた。
IntelもそのRyzenに引っ張られるようにマルチコア化が進み、今ではミドルレンジは物理8コアが当たり前になり、ミドルハイになると8コア16スレッド、10コア20スレッドが当たり前になった。
PS5やXbox Series Xで使用されるAPUは8コア16スレッドではあるものの、GPUはCPUと同じシリコンダイに乗っているものなので、マシンの総合パワーでいえばまだウチのメインPCの方が処理能力は上かもしれないが、それらはすべてGPUの性能による優位性であって、CPUの処理能力としては既に下回る事になる。
このような事態は今まででは考えられない事だが、事実として今のコンシューマ機がここまでの性能になった事実は揺るがない。
メインPCをハイエンド、もしくはミドルハイの性能として保持してきた私からすると、ある意味、屈辱的でもあり、高いハードウェア構成でPCを作ってきた事を考えると、このまま終わっていいのか? と自問自答してしまう自分がいる。

組み直すか

と言うことで、11月に発売が開始されるRyzen 5000シリーズを視野に入れて、新PCを組む事を考える必要があるかも知れない、と思い始めた。
Ryzen 5000シリーズは、そのIPCの高さはIntel製CPUを超えるものと言われている。それ故、今までどうしてもIntelを超える事のできなかったシングルスレッドでもその性能を上回る可能性があり、さらに前モデルからキャッシュを共有するCPUの数が4コアから8コアへと改善された事で、さらなるレイテンシの除去に成功したと言われている。
であるならば、少なくとも私がRyzen7 5600X以上のCPUをチョイスした時点で今のメインPCの性能を超える事になる。
私は次のメインPCは少なくとも物理8コア以上のものを採用しようと考えていたので、現時点での最低ラインはRyzen7 5800Xになる。この時点で8コア16スレッドが基準になるのだが、それだとPS5やXbox Series Xと同等という事になる。
その上を行こうと考えるなら、Ryzen9 5900XかRyzen9 5950Xを選択する必要がある。
16コアの最高峰CPU単価で言えば、72,000円前後もしくは105,000円前後の予算を用意する必要がある。結構厳しい価格だな、というのが本音だが、16コア32スレッドの性能を105,000円前後の価格で買える時代になったと考えると、相対価格で言えば安い時代になったと言える。
また私の場合、CPUをRyzenにする事でマザーボードも交換する必要がある。つまり、一部のパーツの更新でどうにかなるという話よりはずっと深いレベルで新規組立をする必要がある。
予算というレベルで言えば、結構重量級のPC組立になる事は言うまでもない。

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DeskMini X300

小型デスクトップPCの決定版ではないかと思えるぐらい、個人的には好き。

Ryzen Pro 4000対応

AsRockから、小型PCキットの新モデル「DeskMini X300」が発売された。
期待の小型PCキット筐体サイズは155×155×80mmしかなく、その筐体内にはSocket AM4対応のMini-STXマザーボード「X300M-STX」が入っている。RenoirのAMD APUに対応しているので、最大8コア/16スレッドの4750Gを内蔵できる事になる。
また、これだけ小さいにも拘わらず、オーバークロックへの対応が謳われており、CPUGPUのクロックや電圧を調節する対応がBIOSに施されている。
具体的に対応できるのは、Ryzen PRO 4000/3000/2000シリーズ、Ryzen 3000/2000シリーズ、Athlon 3000G、Athlon PRO 200GE、Athlon 240GE/220GE/200GEで、GPUを内蔵したAPUに限られる。また、対応TDPは65Wまでである。
PCキットなので、このキットの他にAPU、メモリ、ストレージが必要だが、逆に言えばそれさえ揃えばPCとして成立する。
気をつけなければならないのは、メモリはノートPC用のSO-DIMMだという事と、ストレージはM.2 Type 2280スロット2基(PCIe Gen3)と2.5インチSATA対応だという事。小型故の構成品なので、通常の自作PCと異なる点に注意である。

実際に使う際に…

DeskMini X300で小型PCを組んだとして、実際に使う場合、気になるのはUSB Aの数がとても少ないという事である。
正面に1口、裏面に2口しかないので、キーボードとマウスで使用したら、もう1口しか残らない事になる。
但し、これはマザーボード上にUSB増設のヘッダピンが用意されているので、別途AsRockから発売されている増設ケーブルを購入する事であと2口増やす事ができる。増設したUSBは本体側面に用意される事になる。
また、無線LAN+BluetoothモジュールがM.2 Type 2230スロット用のものとして用意されているので、それを使用する事でネットワークも強化できる。
基本のインターフェースが、DisplayPort×1、HDMI×1、VGA×1、Gigabit LAN×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1/Type-A×3、3.5mmヘッドホン・マイク端子×1しかないので、こうした増設パーツは上手く活用したいところである。

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Zen3、発表

シングルスレッドでもIntel超えを目指すAMDの最新の一手は、IPC 19%アップという武器を手に入れた。

7nm製造ではあるが…

AMDがZen3を11月5日に発売する。
正直、私はもっと送れるかと思っていたら、予定通りに発売に漕ぎ着けてきた。最近のAMDは絶好調に見える。少なくともCPU分野では。
今回のZen3では、製造プロセスこそZen2と同じ7nmに留まるが、従来4コアで構成していたCCXが8コアで構成されるようになった。その為、8コアで32MBのL3キャッシュを共有する事となり、コア間の通信レイテンシが大幅に削減されるようになった。つまり、今間までメモリレイテンシで命令待ちとなっていて速度が落ちていた部分がより少なくなるので、全体として高速化した、という事である。
また、Zen2と比較してクロックあたりの命令実行数を19%増加させている。具体的には、浮動小数点演算エンジンと整数演算エンジンの命令実行数の向上によって、実効性能が上がり、またメモリアクセスのレイテンシが低下した事によってロード/ストア数が増加、結果実行エンジン性能が向上し、性能が引き上がる、という算段である。
また、分岐予測バンドが強化された事で遅延が削減され、プリフェッチが改善、IPCが向上している。
Intelは、この命令実行数の向上に関しては、モバイルCPUでは順当に伸ばしているものの、デスクトップCPUでは4年間も停滞させている。
AMDはそこを押さえた事で、Intel超えの性能を実現したとしている。

メインPCの入れ替え時期か?

Zen3が登場する事で、私もいよいよメインPCの更新をすべき時がきたか、と検討を始めている。
今の情報を纏めてみると、Zen2を選ぶメリットは全くなく、これならZen3へ切り替えるのが最も正しい判断だろうと結論づけている。
モデルとしては、最上位の5950Xが欲しいところだが、799ドルという価格設定なので、おそらく価格的には10万円程度にはなるだろうと予想している。
ただ、現時点の情報で判断する上で残念なのは、5700Xが告知されていない事である。
3700Xは、そのコストパフォーマンスの良さで人気のあったモデルだが、それのZen3版が現在のリストにないのである。
16コアの最高峰16コア/32スレッドの5950X、12コア/24スレッドの5900X、8コア/16スレッドの5800X、6コア/12スレッドの5600Xがラインナップとされているが、それ以外が存在しない。
後続で中間モデルが今後登場するのかもしれないが、少なくとも今の段階では選択肢としては妥当な振り分けではあるが、コストパフォーマンスに特別優れたモデルというものが見つからない。
この辺り、Zen2の頃から比べるとお得感が少なく感じてしまう。

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