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iPhoneX、砕けてた

ふと背面を見て気づいた。iPhoneXの裏面にヒビが入っている…。

こういう時、どうする?

いつもケースに入れて使っているiPhoneXだが、過去に手元から落下させて、ガラスが割れたのでは? と気にする曲面が何度かあった。
しかし、実際にはガラスフィルムが砕けただけで、iPhoneXのガラスは無事、という感じだったので、都度、ガラスフィルムの貼り直しで元に戻るという事ばかりだった。
つまり、実際にはiPhoneXのガラスはかなり強いという事であり、私的にはかなり安心していたのだが、今日ふとiPhoneXの裏側を見ていると、妙な筋が複数にわたって走っている事に気づいた。
右上の角から、左上のカメラの方向に向かって3本の筋が走り、そのままカメラに届く前に下へと流れ、そのままカメラを迂回するようにして左側へと3本の筋が走っていた。
ケースにヒビが入ったのかな? とも思ったが、ケースは割れる素材ではないし、キズでも付いたかな? と思ったのだが、ケースを外してみて愕然とした。
なんですとーっ!(>_<)iPhoneXに…ヒビが入っている!
しかも、液晶画面側ではなく、裏面の本体側である、というところがポイントである。
実は、iPhoneは液晶画面が割れた時と背面が割れた時では、その対応が異なる。
なんと、背面のガラスが割れた時は、本体の破損と数えられ、液晶画面(表面)が割れた時は、液晶パネルの破損と数えられる。
数えられるだけなら問題はないのだが、この二つ、実は修理費用に雲泥の差があるのである。
壊れやすい表面側は、比較的安易に交換できるので、価格が安めに設定されており、背面側が割れた時は、本体そのものの破損として数えられ、修理費用が跳ね上がるのである。
裏面のヒビなので、使い勝手には何ら影響はなく、しかも保護ケースに入れる前に保護フィルムで防護している事から、ヒビが入っていても砕けるわけでもなく、元の状態のままの姿をキープしている。
それだけに、コレは直した方がよいのか、それとも買い替えまでそのままで良いのかの判断にとても迷っている。

ケータイ補償サービス

私はiPhoneXをドコモで契約してから、ずっと「ケータイ補償サービス」に入っている。
年2回までなら、その補償サービスで修理代金などが補償されるのだが、今回の私のケースでもこのサービスを利用する事はできるだろうと思われる。
問題は、このタイミングで修理するか? という事である。
次買い替える時、下取りするとか考えるようなら、確かに修理した方がいいだろうし、これから先、まだまだ使っていこうと考えるなら、修理した方が精神衛生的にも良いだろう。
だが、もし次買い替える時、下取りしないという前提で考えるようなら、今、普通に使えている状況で修理するのか? というのは、悩みどころである。
全く使えないというのなら確かに修理は必須だが、今、私が見つけなければ気づく事もなかったようなヒビである。それを修理すべきか? という判断は実に難しい。
今年の秋に発売されるというiPhone13(仮)もしくはiPhone12S(仮)が、ただのマイナーチェンジで終わるようなら、今iPhone12に変更してしまっても良いかもしれない、という判断もできる。
ちょうど、先日、iPhone12とiPhone12 miniに新色が加わったばかりである。
タイミング的にも良いかもしれないような話だ。

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ProやPro Maxにはない

先日のAppleの新製品発表の時に発表された紫のiPhoneは下位モデルだけだった。

なぜ上位モデルにはないのか?

いかにも人気の出そうな色合いのiPhone12が発表になった。
Appleの新製品発表の中で、話題の中心はもちろん新型のiPad ProやカラフルなM1搭載のiMacだったり、意外な使い方ができるかもしれないAirTagなのかもしれないが、私は個人的にこの紫の新色iPhone12は今回の発表の中ではかなりアタリな製品ではないかと思った。
実際、映像を見てもこの色合いのiPhone12はかなり綺麗だし、高級感を感じる。
実に美しい…もともと安くないiPhoneだけに、ソリッドな黒(グラファイト)やゴールド、シルバーはとても似合うが、それだけでは全てのユーザーの嗜好をカバーできない。
だからiPhone12はシリーズ的にも色は豊富に用意されてはいるが、従来の色合いの中に今回のパーブルほどの高級感を持つ色はないように思う。
そういう意味では、今まで拾ってこれなかった層にiPhone12を売り込む色としては最適な色ではないかと思う。
しかし、ふと製品を見ていて気づいた。
今回の新色パープルは、あくまでもiPhone12とiPhone12 miniにのみ設定された色であって、iPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxには設定されていない。
もともと、iPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxは、通常のiPhone12やiPhone12 miniとはカラーバリエーションが異なり、下位モデルはより一般層にウケそうなカラーリングが用意されてはいるが、今回のパープルはそのラインナップに並ぶのみの設定で、より高級感の高い上位モデルには用意されていない。
何故だ? とおそらく残念に思った人は多いのではないかと思う。
Appleとしては、上位モデルにはより高級感の高いカラーリングで区別したいのだろうが、このパープルも相当に高級に感じるのだが…そう思うのは私だけだろうか?
と、そんなiPhone12のパープルの予約が、本日から開始となった。発売は4月30日からとの事で、初日に欲しい人は予約必須である。

iOS14.5

iPhoneを使っていて、今一番煩わしいのは、何と言ってもFace IDのロック解除においてマスクをしていると認識しないという事である。
時々、マスクをしていてもロックが外れる時があるのだが、それはおそらく私のマスクの仕方に問題があって、鼻の部分の立体感を感知してロック解除されているのではないかと思うのだが、もちろんそれはあまり良い話ではないし褒められたものでもない。
だが、実際問題としてマスクでロック解除されない事で困っている人は多いハズである。
そんなマスクでのロック解除がiOS14.5では可能になるらしい。
といっても、必要になるのはApple Watchで、Apple Watchのロックが解除されていれば、iOS14.5の「FaceIDとパスコード」の設定でロック解除する事に同意すれば、スピーディにロック解除する事ができるようになるようだ。
要するに、iPhoneのロック解除が行われた時に、Apple WatchにiPhoneのロックを解除する触覚フィードバックが届き、もし問題があればそこでロックする事ができるという保険を掛ける事で、iPhoneそのもののロックは解除できるようにした、という事。
たしかに、これならば不用意にロックを解除されてもApple Watchを身に付けていれば、自分がロック解除していなければそこでロックする事ができるので、安全性は担保できる事になる。
しかし…Apple Watchが必須ってのがねぇ…。
もう少し便利な方法はなかったものかと思うが、今iPhoneに搭載されているセンサーではそれ以上の利便性と安全性を両立させる事ができないという事なのだろう。
ちなみに、この方法でもApp StoreやSafariなどのパスワード自動入力はFaceIDもしくはパスコードを要求してくるので、使えるのはあくまでもロック解除のみで使える機能である。
…なんだか、便利になった感じが全くしない(-_-;)

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もしiPhone12系を買うならば

私としては今のiPhoneXから買い替える予定はないが、もし買い替えるなら? と考えて再検証してみた。

iPhone12 miniの存在

私が今回のiPhone12系の最大の目玉と思っているのは、間違いなくLiDARスキャナの存在である。
5Gはsub6の電波しか影響しないし、しかもその提供エリアはまだまだ狭い事から、私にとっては5Gはまだ時期尚早という意識しかない。
だが、LiDARスキャナは違う。
この機能は搭載されているだけで意味がある。空間を把握する上で、このLiDARスキャナは画期的であり、また機能としては単純な使い方で実に効果的な結果を得られる。
なのでiPhone12系に乗り換えとしても、選択肢は「LiDARスキャナ搭載モデル」が対象になると思っている。
そうなると、イキナリ選択肢からハズレるのがiPhone12とiPhone12 miniという事になる。
Pro系が選択肢になるのは良いが、残念なのはiPhone12 miniのサイズ感を捨てねばならないという事である。
おそらく、私はよほど最新機能が欲しいという人以外なら、今年発表された機種の中ではiPhone12 miniがもっとも売れる機種になるだろうと予想している。
ついにiPhone12が発表された6.1インチの液晶でも悪くはないが、このサイズでも女性の場合はまだ大きいと言える。昨今のアプリの使い勝手を考えると画面は大きい方が有利ではあるが、同時に持ち運ぶガジェットのサイズがどうしても大きくなってしまう。
しかもある一定の大きさを超えたあたりで片手操作が難しくなる。私の場合、iPhoneX、つまり5.7インチでも片手操作は結構キツイ。女性ならなおのこと片手操作は難しくなると言える。
つまり、大きさとしてはiPhone12 miniが最適ではあるものの、目玉機能であるLiDARスキャナはそれには搭載されないという、実にツマラナイ結果。
もし、iPhone12 miniにLiDARスキャナが搭載され、カメラ機能が1ランク上に引き上げられたなら、今年のiPhone12 miniは稀に見る名機と呼べたのではないかと考える。

5Gは全く考えない

今回のiPhone12シリーズは、全機種5G対応と謳っている。
だが、その内訳を知ると実は5Gに対して全対応という事ではなくsub6にのみ対応し、ミリ波には対応していないという事がわかる。
ちなみにsub6とミリ波の両方に対応しているiPhone12は、米国発売のもののみのようである。
ではこのsub6とミリ波の違いというのは何か?
答えは簡単で、sub6は今のLTEの延長上にある周波数帯である3.6~6GHz帯を使用するもの、ミリ波はそれよりさらに高い30~300GHz帯を使用するものである。
電波というのは、周波数帯が高くなれば高くなるほど載せられるデータ量が多くなり、届く距離が短くなるという特性がある。ミリ波のその届く距離というのも1つのアンテナから数十mとかそんなものである。だからミリ波を本格的に利用しようとなると、今のアンテナ基地局数では全然足りないという事になる。
ミリ波のメリットは多大なものだが、距離的デメリットがあまりにも深刻なので、sub6という比較的現在の4G LTE技術に近い規格と合せて利用し、ミリ波のデメリットを補完しているワケである。
だが、そのsub6にしても対応エリアは今の状況を見れば一目瞭然。まったく広がっていない。
これが整うには、おそらくあと数年はかかる。sub6が全国普及するのにもあと2~3年はかかるだろうと言われている。
この状況でiPhone12が5G対応している、と言われても、使えるかどうかわからない機能の事であり、意味はほとんどない。
なので、もし5G対応という目的でiPhone12を買うという人がいたならば、それはまず間違った認識だと言いたい。5G対応のビルなどに勤務している人であれば、sub6の恩恵は受けられるかも知れないが、そうでもないかぎりは無意味である。

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iPhone12シリーズ

Appleが遂に新型iPhoneが発表された。全部で4機種発売されるが大きさと機能は3つに分けられるという変則的な展開である。

違いの中心はカメラ

iPhone12は、噂通りA14 Bionicを搭載したものとなった。
大別すると通常のiPhone12とProの2シリーズに分けられ、iPhone12はminiと通常版の2モデル、ProはiPhone12ProとiPhone12Pro Maxの2モデルに分けられる。
ついにiPhone12が発表されたiPhone12はminiと通常版は、純粋に大きさと解像度のみが異なり、iPhone12ProとiPhone12Pro Maxは大きさと解像度以外にカメラに違いがある。
ではiPhone12とiPhone12Proの違いは何かというと、カラーモデルの違い、ストレージ512GBモデルの有無と超広角カメラの有無の違い、LiDAR測距センサーの有無である。
なので、この違いを念頭に入れた上で、Pro版を選択するか決める事になる。
個人的にはLiDAR測距センサーの有無と超広角カメラの有無は違いがあるとは言えるが、その他はほぼ差はないと感じる。
ただ、これがiPhone12とiPhone12Pro Maxとの違いだと、さらに広角カメラにセンサーシフト光学式手ぶれ補正の有無が加わるので、カメラに拘りたい人はこの差にも注意が必要である。

デザイン変更

中身的にはこのような違いしかないiPhone12シリーズだが、ほとんどの人はデザインに目が行くと思う。
今回は側面が丸くなった原状機種と異なり、以前のような角張ったデザインに先祖返りしたと言える。
ただ、以前よりも薄くなっているので、重量も軽くなったりと変化は見た目以上に大きい。
個人的にはこの角張ったデザインは好きではあるが、iPhone4以降の角張ったデザインの時よりも安っぽく見える感じがしてならない。
カメラがデュアル、トリプルと以前より増えているので、デザインバランスが大きく変わっているのはわかるが、見た目に高級感が感じられないというのは、個人的にはどうかと思う。
…ま、感覚的なものだけれど。
たた、これは良かったとおもうのが、ディスプレイ部に採用された「Ceramic Shield」である。落下時の衝撃耐性が4倍に向上した事で、画面割れを抑制できるというのは喜ばしい。助かる人も多いのではないかと思う。
また、IP68準拠の防沫/耐水/防塵性能も備えているので、水深6mで最大30分間耐えることができるというのも、水没を防ぐ意味では有効な性能と言える。

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iPad AirでApple Siliconを考える

Appleが4製品を発表した。私が目をつけたのはミドルレンジ向けの「iPad Air」が刷新された事だが、残念な事にiPad Proはまだ来ない。

注目はiPad Air

Appleがミドルレンジ向けの「iPad Air」、エントリー向けの「iPad」、スマートウォッチの「Apple Watch Series6」、廉価版のApple Watchである「Apple Watch SE」を発表した。
個人的には「Apple Watch Series6」がとても気になるのだが、今回私がピックアップしたのは「iPad Air」である。
本体がiPad Proのような外観になったので、そこにはいつもあるTouch IDセンサーが存在せず、だからといってface IDが搭載されているわけではない、という、新しい本人承認を搭載したiPadである。
ではどこで本人認証するのか? というと、なんと電源ボタンにTouch IDセンサーが存在し、電源ボタンを押す度に認証をその場でやってしまうという方法に切り替わった。
Displayサイズが10.5型から10.9型へと大型化し、解像度は2,360×1,640ドットのLiquid Retinaディスプレイになるのも今回の特徴で、見た感じからして新世代だという事がハッキリわかるものとなった。
5nm世代のAシリーズ搭載するSoCは、5nmプロセスのA14 BionicのBig.LITTLEコアで、従来から40%のパフォーマンスアップ、GPUは4コアで30%高速化している。
Bionicなので、Neural Engineも組み合わされるが、コア数は16コアとなり、1秒で11兆の演算処理が可能な機械学習コアとなった。このことで、機械学習のパフォーマンスは70%の向上だという。
他にはApple Pencil(第2世代)に対応し、外側カメラも1,200万画素で4K/60pに対応し、1080/240pのスローモーション撮影にも対応する。
真新しいところでは、Wi-Fi6に対応し、接続端子はiPad Proと同じくUSB-Cとなった。
これにより、外部メディアとの接続も容易になったと言える。
これらを見るに相当に使い勝手の良いモデルになったと同時に、現時点ではiPad Proを選択する意味が相当に薄れるモデルになったという印象を受ける。

見えてくる? Apple Silicon

私は、今回のiPad Airに搭載されたA14 Bionicコアは、次期MacのApple Siliconの試金石だと考えている。
多くの人が同じ事を考えていると思うが、現時点のiPadの処理能力は既にノートPCと比較しても劣らない性能であり、逆に超えていると考えられる。
となれば、このA14 Bionicをそのまま搭載したノートPCが登場してもおかしくない話であり、もしPCとしてもう少し性能を強化したいと考えるなら、その搭載コア数を調整したりするだけで、そのまま運用可能なものと考えられる。
今回発表されたA14 Bionicは、Big.LITTLEコアとの事だが、その構成は高性能コアが2つ、省電力コアが4つの6コア構成だと言われている。
Macに搭載する時にはこれを高性能4コア+省電力4コアの構成にする可能性もあるし、また搭載するGPUも4コアから6~8コアへと調整するかもしれない。この辺りは、最近のマルチコア体制を考えれば、いくらでも調整はできると思われる。
また、機械学習性能を左右するアクセラレータであるNeural Engineは、現時点ではiPad Airと同程度で良いと考えられるので、そのまま16コアを搭載するかもしれない。仮にそうだとしても、PCの世界では機械学習用のコアを搭載しているというだけでも大きな変化である。使い方次第で、今までとは全く異なった性能を持たせる事ができるかもしれない。
これで性能を調整したApple Siliconを設計し「A14X Bionic」なんて名前で出してくるかもしれない。あくまでも想像でしかないが、性能的に考えて真実味のある話ではないかと予想する。

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