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Tagged: Microsoft

Microsoft 365 Copilot

AIがついに人間の仕事を奪い始めた?

The Futre of Work with AI

Microsoftがプライベートイベント「The Futre of Work with AI」にて、AI機能を統合したオフィススイート「Microsoft 365 Copilot」を発表した。
Microsoftのプライベートイベント統合されるAIは自然言語処理を使用しているChatGPTのようなAI技術で、Office製品にコパイロット、つまり副操縦士のようにAIが寄り添うOffice製品という位置付けになるようである。
実際に、Copilotに自然言語で要望や指示を出すと、AI処理を施してビジネス文書の作成を代行、サンプル文書というよりもずっと高度な文書を自動生成し、ユーザーを補佐するという。
もともと、Office製品はとても機能が豊富だが、おそらくOfficeを使用している人はOfficeの機能を半分も…いや、もっと厳密に言えばおそらく10%程度の機能しか利用していない。
Microsoft製品を巧みに利用するための資格が存在する…というぐらい高機能なアプリケーションがOffice製品だから、一般的に使用する程度であればたしかに全ての機能の10%程度でも十分な事ができるのかもしれない。
しかし、その機能を実装しているMicrosoftからしてみれば、もっと搭載した機能を利用してもらいたいというのが本音だろう。
そしてその機能を使用したからこそ、よりリッチな文書を草製する事ができるという事を知ってもらいたいと思っているに違いない。
この発表された「Microsoft 365 Copilot」はユーザーがアクセスできるデータを利用し、フル活用して文書を作成するという。
OSの開発元であるMicrosoftだからこそ…という事ではないかもしれないが、ユーザーがアクセスできるデータをフル活用するという事は、ユーザーが保管している写真画像データなども活用して文書を作るという事であり、完全にOfficeの枠を超えた文書を作成するツール、という感じである。

あらゆる文書を自動生成

Office製品なので、その中にはWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams等が主となるツールと言えるが、これらの文書の全てをAIを駆使して自動生成する。
Outlookなら、メール文書を自動生成する事になるが、支持としては大まかな内容をCopilotに伝えると、適宜メールを自動生成する。文面の長さも指定すればその長さで生成する。細かい言い回しなどは予め指定していたもので生成するようなので、メール作成の時間が大幅に短縮される。
PowerPointの場合、プレゼン資料などを作成すると思うが、これもページ数を指定し、内容の大まかな指示すると、ユーザーが持つ関連データや画像データを参照して、プレゼン資料を自動生成する。また、アニメーションの追加も当然指示するだけで自動で挿入される。なお、この自動生成される文書におけるスピーカーノートも、自動生成ができるようで、資料だけでなく、実際のシナリオもAIが作成するという具合になる。
PowerPointでここまでできるので、Wordに関してはほぼ何でもできると考えていい。自動的に文面の長さも調節できるし、まさに至れり尽くせりである。
Wordらしい機能としては、長文の文書の要約を自動作成してくれる機能がある。
Excelに関しては、予め作成したデータ群を情報をとして与えると、四半期毎のサマリーを作成したり、そこから得られたデータの分析結果から、成長シナリオの生成もできるとの事。複雑なグラフを作ったりする時、Excelのグラフ作成の技術が必要になったりするが、そういうのも自動でできるので、人間のやる事はそのデータを与える事だけ、という事になる。
Teamsの場合は、会議の議事録の自動生成に始まり、その生成された議事録の要約の作成、カレンダーの予定からのタスクの作成、ファイルにアクセスしチャットに関連データを貼り付けたりと、Copilotへの指示でまとめ資料の作成がほぼ完璧に近い形でできる。
さらに今後の予定されている会議に関連する資料を自動検索してExcelデータなどから抽出させたり、そのデータでPowerPoint資料を準備する、なんて事もできるようだ。

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Microsoftアカウントがダメすぎる…

Microsoftアカウントで何故リモートデスクトップ接続にログインできないのか?

共有設定がオカシイ

新PCをメインに据えるため、今までのメインPCから必要なものを移設し始めたのはいいのだが、その過程でどうしても新PCとのデータのやり取りで共有フォルダを使いたい、という事になった。
早速、共有フォルダを作成してそこでデータのやり取りをしようとしたのだが、新PC側に作成した共有フォルダを、他PCから接続しようとしてログインしようとすると、どうしてもログインできない、という事態に陥った。
新PCのアカウントはMicrosoftアカウントなので、そのMicrosoftアカウントでのログインを試しているのだが、Microsoftアカウントの登録メールアドレスとパスワードでどんなにログインしても新PCにログインできないのである。
仕方が無いので、現在のアカウントをローカルアカウントに切替えて試すと、それではログイン出来る事は確認したのだが、それだとOneDriveとの連携などが出来なくなるので、結局Microsoftアカウントに戻すのだが、戻すと再び共有フォルダにアクセスできなくなる。
実に使えないログインシステム
これを何度も繰り返し、結局ローカルアカウント時にデータをやり取りして、今はMicrosoftアカウントにして共有できない形にしたのだが、今後共有したいと思ったときに再びローカルアカウントにしなければならないのかと考えると、もうこれが億劫でしかない。
何なの、コレ?

リモートデスクトップも同じで…

で、ここでもっと大きな問題がある事に気づいた。
それがリモートデスクトップ接続である。
リモートデスクトップでログインする時も、共有フォルダと同じようにログインする必要があるので、当然だが同じ問題に直面する。
Microsoftアカウントだとログインが一切できないので、ローカルアカウントにすればログインできるのだろうが、それだとOneDrive云々…なので、Microsoftアカウントのまま何とかリモートデスクトップが使えないかといろいろ試行錯誤するが、何をやってもダメ。
コレ、Apple IDだとこんな問題は一切おきないだろ?
Appleにできて何故Microsoftにできないのか?
というか、Windows11はMicrosoftアカウント前提でセットアップさせるのに、そのMicrosoftアカウントでこれだけ問題が起きるという事そのものは、Microsoftはどう考えているのだろうか?
というか、ちゃんとデバッグしてるのかよ?
それとも「リモートデスクトップなんか飾りですよ、偉い人にはそれがわからんのです」とか言ってるんだろうか?
そもそもリモートデスクトップ接続を許可できるのは、Pro版のみだから、この辺りの機能トラブルはより慎重にならないといけないのじゃなかろうか?

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Surface Laptop Go

触る機会があったので、試してみたが、良い感じ。

思ったより良い感じ

先日、MicrosoftのSurface Laptop Goを触る機会に恵まれた。
WindowsノートPCの必要性は、現時点でMacBook Proのソフトウェアエミュレーションで乗り切っている私だが、元がMacなだけにいろいろと違いがあり、これならWindowsノートPCを購入して使う方がよかったか? と思う時もたまにある事から、価格そこそこのWindowsノートPCはそれなりに気になる存在であった。
Windows11に切り替わる事も関係していて、いろんなノートPCがある中、最適解はなかなか見つからない状況ではあるが、Microsoft製品であればそのあたりの心配はまずない、という事で、最小構成で84,480円、最大構成でも126,280円で購入できるSurface Laptop Goは、気になる製品の中でも特に気になっていたところである。
小さいが質感高い一品実際、その製品を目の前にしてみると、想像以上に小さい感じがする。
小さいが故にとても軽いという印象もあり、持ち運ぶ事前提のノートPCなら、これはアリかも、と思えてくる。
作りもしっかりしていて、シャープな印象もあり、別の意味でMacBook系と異なる美しさがある。
搭載するCPUはCore i5-1035G1で、重作業をしなければ必要十分な処理性能と言える。
搭載メモリは4GB、もしくは8GBだが、私が触ったのは8GBのもの。これも重作業でなければ十分である。
ストレージに関しては、触ったモデルは256GB搭載のものだったので、十分と言えたが、もしこれが128GBだったら気をつけた方がいい。理由はSDカードスロットがないからだ。
SDカードスロットがあれば、SDカードを入れ替え可能なストレージとして使えるが、それが出来ないのが最大のデメリットである。
キーボードの質感はそんなに良くはないが、他メーカーと比較して悪いというわけではない。MacBook ProのMagic Keyboardの出来がよいので、それと比べれば悪いというだけで、一般的なキーボードである。
また、タッチパッドは良い感じである。MacのMagic Padと比較してもそんなに悪い感じはしない。Windows機である事を考えれば良い方だと思う。

Windows11

私が触ったモデルは、もともとWindows10がインストールされていたとの事だが、Windows11にアップグレードされていた。
Windows11の操作に関しては、Windows10との違いに戸惑い、使いづらいと感じる事も多々ある。だが、それはSurface Laptop Goの問題ではなく、Windows11の問題である。
操作系アイコンが画面中央に集まっている事の良し悪しや、インターフェースの違いなど、変更点全てにおいて、その良し悪しが絡んでくるので、使い勝手が良いかどうかという事については、評価する事が難しい。
そのWindows11の操作に合わせたのかどうかはわからないが、キーボードのキーで従来と異なるキーがあるのが気になる。
それはスペースキーの両隣にある「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」キーである。
「変換」「カタカナ/ひらがな」キーは1つの「あ」と書かれたキーに集約され、「無変換」キーは「A」と書かれたキーに置き換わっている。
日頃から使われないキーを集約したのだろうと思うが、今までATOKなど外部のIMEを使って利用していた人からすると、その選択肢がなくなっているので注意である。

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Windows11、公開

だが、PCゲームを楽しんでいる人はしばらく待った方がいいかもしれない。

配信、始まる

Windows11の配信が始まっている。
Windowsもセンスよくなったな…一応、Windows10からのアップグレードの場合は、Windows Updateの通知が表示されるまで待つ事が推奨されているが、クリーンインストールしたい人や、もうとにかく試したいという人は手動でダウンロードする事ができる。
Windows11インストールアシスタントも用意されていて、メディア作成ツールやISOイメージのダウンロードなど、Windows10の時と同様にいろいろなオプションでインストールできる環境が整っているようだ。
もちろん、インストール可能かどうかチェックするアプリケーションも公開されている。インストール要件を満たしていなければ、何が原因なのかも示してくれるようになった。
自分のPCが果たして問題なくWindows11に出来るのかをチェックしてみると良いだろう。

Microsoft Windows11
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

Microsoft PC 正常性チェック アプリ
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck

ちょっと待て

だが、PCゲームを楽しんでいる人はWindows11へのアップデートは少し待った方がいいかもしれない。
海外サイトの「PC Gamer」によると、Windows11のセキュリティ機能によって、そのゲームパフォーマンスが大幅に落ちるという検証結果が得られたと報告している。その影響は、大凡30%の低下だという。
この問題の原因となっているセキュリティ機能は、VBS(Virtualization-based Security)という機能で、仮想化をベースとしたセキュリティ技術で、Windowsに標準搭載されているHyper-Vを利用して、OSの重要部分であるVSM(Virtual Secure Module)を分離してプログラムを実行し、マルウェアへの感染を防いだりする仕組みである。
いわゆるサンドボックスと同じ事と言えるが、MicrosoftによるとVBSは2022年以降のほとんどのPCにプレインストールされる、つまりWindows11搭載PCのほぼ全てに搭載される事になる。
Windows10からのアップグレードだと、VBSがONにはならないようだが、インストールしたPCのBIOSの設定などにも影響されるようで、どのような条件で機能がONになるのかはまだハッキリしない。
だが、Windows11をクリーンインストールすると、ほぼVBSがONになるようで、それが前述のWindows11搭載PCがほぼVがONになっているという理由である。
ただ、このクリーンインストールでVBSがONになる、というのも絶対的な話ではなく、場合によってはレジストリの編集とBIOSの調整が必要な場合もあるようだ。

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買い切り版Office、更新

Windows11と一緒に発売される事は発表されていたが、その価格はまだ不明だった。

永年ライセンス版

Microsoft Officeは、おそらく今のMicrosoftの主力製品ではないかと思う。
OSであるWindowsは、Windows10以降、基本的にアップデートは無料を貫き、最初の話ではWindows10以降にOSが切り替わる事がない、という話だったが、今回Windows11へとアップグレードが提示され、そのアップグレードに関しては無償で実施可能なプランが提示されている。
OSが完全無料、という状態ではないにしても、以前のMicrosoftの主力製品という位置付けは、おそらくOfficeに取って代わっているのではないかと思う。
そのMicrosoft Officeだが、日本は比較的永年ライセンス版のメーカーPCの付属アプリケーションが多いのではないかと思う。最初からPCと共にインストールされているので、PCを購入すれば使える、というものである。
だが、世間ではソフトウェアの多くはサブスクリプション制を採用しているものが増えてきた。Microsoftも、当初はOffice365という名称で提供していたが、昨年ぐらいにその名称をMicrosoft365として一新、今の主力製品に置き換わっている。
私も、Mac導入となった去年から、Microsoft365の正規ユーザーとして課金をはじめ、今年の8月末、初のライセンス更新を行った。
なので私の場合は、今回の話題とは無縁な話だが、永年ライセンス版を使用している知人も多く、よく耳にするのが「Officeの新版、いつ新しくなるんだろう?」という事であった。
過去にも、永年ライセンス版が何度か更新されて発売されてきているが、昔、私もこの永年ライセンス版を購入していた。
Office 2013、2016ときて、Office 2019はスキップした。
おそらく、Home&BusinessというエディションでOfficeを利用している人が多いと思うのだが、この疑問に答えるように、Windows11と同時に、Office 2021が明日発売される。

価格据え置き

いよいよ永年ライセンス版2021が登場現在の製品ラインナップは「Office Home & Business 2019」「Office Personal 2019」「Office Professional 2019」「Office Professional Academic 2019」とあるが、これらが全て2021版へと置き換わり、価格も据え置きで順に3万8,280円、3万2,780円、6万5,780円、3万580円となる。
これらはすべてWindows版となるが、Mac版も更新され「Office Home & Student 2021 for Mac」が2万6,180円、「Office Academic 2021 for Mac」が1万8,480円となる。
これらはいくつかのアプリケーションが含まれたパック製品だが、各アプリケーション単体のものも発売される。
詳細はMicrosoftのニュースリリースを参照戴きたい。

Microsoft ニュースリリース
https://j.mp/3uE4ZKO

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Skypeが新しくなる?

MicrosoftはTeamsに移行するんじゃなかったのか?

実装予定の新機能

Microsoftが「Skype」に実装予定の新機能について情報公開した。ユーザーインターフェースや機能面、性能面などで数多くの強化を施しているようで、全体的にモダンなデザインを採用し、見た目も大きく変わっているようだ。
ビデオ通話画面では、自身の映像をメインビューに表示できるようになり、ビデオを有効にしていないユーザーを含めて全員をグリッド上に表示できたりする。
老舗チャットアプリの進化音声のみのアバターの後ろにも背景が追加されるようになり、画面共有時や仮想空間に並べて表示するモード「Togetterモード」でも、トップバー部分にビデオが表示されるようになった。
もちろん、チャットなどで使われる色表現やアイコンなどにも手が加えられている。
また、機能面については、Office Lens機能の統合、スマートフォンなどを連携する事で通話内にセカンドカメラとして使える機能「TwinCam機能」が追加され、通知音のカスタムも可能になった。通話中のリアクション機能にも手が入り、改善されているという。
また、これが地味に一番有りがたいかもしれないが、デスクトップ版では30%、Android版では2,000%の性能向上があるとしている。
ここまで変わると、既に別のアプリケーションなのではないかと思える程の変化である。

Skype for Business?

実は、Skypeにはビジネス版といえるSkype for Businessというアプリケーションも存在する。
だが、このSkype for Businessは、実は既に修了しており、現在はMicrosoft Teamsというアプリケーションへと移行している。
Microsoftとしては、ビジネスで利用するアプリケーションをOfficeと関連のあるサービスへと移行させる事にしたのだと思うが、現在OfficeにはTeamsは含まれておらず、別サービスとして提供されている。
何がどうしたくてSkype for Businessを止めてしまったのかはわからないが、Skype for Businessがなくなるという話を聞いたとき、私はMicrosoftはSkype自体を終息させるつもりなのではないかと思っていた。
だが、結果からするとコンシューマ分野で生き残るだろう事が今回の件でわかった。
これはこれでとてもありがたい話ではあるのだが、時代はコロナ禍でオンラインの時代に突入し、Skypeのようなアプリケーションがいろいろ登場するようになった。
ZOOMなどは国内でも有名なアプリケーションになり、使っている人も多いだろう。Googleにしても、Google Meetというサービスを展開しているし、いまやSkypeのライバルはとても多い時代である。
かつては、ボイスチャットの雄として君臨していたSkypeが、今や他サービスに追いやられている時代に、その復権をかけて新たに登場したという事は、私としてはそれなりに意味のある事だと思っている。

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M1 MacでWindowsは夢となるか?

Parallels Desktop 17では対応としていたが、話が変わるのか?

Microsoftのコメント

先日、私もParallels Desktop 17を導入し、次世代macOSであるMontereyに対応できる環境を整えたわけだが、このParallels Desktop 17は、Intel Mac及びM1 Macの環境において、Montereyに対応するだけでなく、Windows11にも対応できるものとしている。

Parallels Desktop 17
Parallels Desktop 17
https://www.parallels.com/jp/pd/general/

表記的には「 Windows 11 に対応済み(正式リリース時)」という表記をしているので、正式リリースとなった時に対応する、という意味なのかもしれないが、Parallels社が対応する意欲があり、その事を宣伝文句として使っているのは事実である。
だが、TECH+の記事によると“The Registerは9月10日(米国時間)、「Microsoft releases new Windows 11 builds, confirms running on an Apple M1 ‘is not a supported scenario’ • The Register」において、Microsoftが同誌に語った内容として、「M1 MacのParallelsでWindows 11を動作させることは想定されていない動作であること」および「ハードウェア(M1 Mac)で直接OS(Winodws 11)を実行することもサポートしていない」という内容を伝えている”としている。

TECH+
M1 Mac、仮想環境でWindows 11のサポートは見込み薄か
https://news.mynavi.jp/article/20210913-1971399/

このMicrosoft側のコメントが事実であれば、Parallels Desktopを使用しようが何を使おうが、M1 MacでのWindows11の動作は保証されず、見通しが立っていないという事になる。

Windows11のARM対応は?

ただ、Windows11は、その動作条件の中にARMでの動作も可能とするリリース情報を出していたと私は記憶している。
これはMicrosoftが自社開発のARMコアを製造しようとしている動きにも見られ、いよいよSurfaceもAppleと同じように独自CPUによって動作させるつもりなのかと思っていた。
AppleのM1コアは、それほどまでに世間では大きなインパクトを与えたわけだが、MicrosoftがARMでWindowsを動作させようとする動きがあるのもまた事実である。
その結果として、AppleのM1でもWindowsが動作できますよ、というのは、技術的にはそんなに難しい話ではないだろう、という予想をしていたのだが、互換性はそうした技術的な問題だけでなく、保証という意味も含めているので、そこに対してMicrosoftはサポートしていない、というコメントを突きつけてきた事になる。
おそらく、Parallels社としては、ここからライセンス的な問題やサポート的な問題をどのように解決するかの動きを見せる必要があるのだろうが、かなり苦しい状況になったと言えるかも知れない。

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OSのクラウドサービス

ついにOSがクラウド化する時代がやってきた。

Windows 365

Microsoftが「Microsoft Inspire」でWindows10、将来的にはWindows11環境をクラウドサービスとして提供する「Windows 365」を発表した。
Windows 365は、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)と呼ばれる仮想デスクトップのサービスで、VDIはクラウド上でホストされ、ユーザーはインターネット経由でWebブラウザなどからVDIにアクセスする。
Windows 365はHDML5に対応したWebブラウザからアクセス可能なので、端末はAndroidでも、iOSでも、macOSでも、もちろんWindowsであっても問題なく利用できる。
仮想OSの行き着いた形つまり、Windows 365というOSを使う上では、OSに依存しないという事である。macOS上にParallels Desktopを起動させて、それで仮想的にWindowsを動作させていた人などは、そもそもParallels Desktopが必要なくなる、という事である。
VDIの実体はMicrosoftクラウド上にあり、MicrosoftクラウドのCPU、メモリ、ストレージを利用して動作する。画面はサーバ上でエンコードされ、動画としてユーザーのWebブラウザを動作させているデバイスに配信される。
つまり、手元のデバイスは、自分がWindows 365を動作させる上で必要な解像度の動画を再生させられるだけの動画再生能力さえ持っていれば、その性能で動作する、という事になる。
ゲーム関係ではPS Nowなどのサービスが行われているが、それと同じ事がWindowsというOSで行われるという事である。

月額固定料金

実はMicrosoftはこのような仮想デスクトップの利用に関しては既に「Azure Virtual Desktop」としてサービスを開始している。
しかし「Azure Virtual Desktop」ではCPU、メモリ、ストレージなどのインフラを貸し出す、という形式のIaaSとして提供されている為、料金は従量制課金であり、しかも性能を追求していくと料金は青天井という事になっている。
そもそものサービス提供の枠組みが、Windowsのライセンスを多数持っている、インフラのみを実現したい大企業向けのサービスというのが「Azure Virtual Desktop」なのである。
それに対してWindows 365は、いわゆるSaaS型であり、Windowsのライセンス料も含まれている。ユーザーあたりの料金は固定になっていて、準備するハードウェアのスペックによってその固定料金の額が変わるという仕組みだ。しかもユーザーがどれだけ使っても料金は固定である。
なので、現時点での顧客のターゲット層は、個人事業主や中小企業がターゲットという事になるだろう。そして、場合によっては完全に個人向けサービスへと向かう可能性もある。PCを必要な時に必要なだけ利用できるスタンスを作れば、常にPCは必要というわけではない、という人には受け入れられるスタイルになるかもしれない。
その未来の形となる可能性の片鱗が見えるのが、Windows10/11 Proのライセンスが入ったPCを、Microsoftが「Windowsハイブリッド・ベネフィット」と呼ぶ、Windows 365のクラウドPCとして使う場合に、その利用料金をディスカウントする、としている事である。
これは即ち、インストールするソフトウェアを仮想環境下でインストールして利用する場合に、クライアントPCの安全を担保できるという事であり、こうした利用方法は個人でもいろいろと有用に使えるメリットがある。
まぁ、もっともWindows10でもサンドボックス型の使い方ができる環境を作れるので、PCに詳しい人であれば、そうした安全性を担保するという事は、今でもできるのだが、それを初心者に望むのは難しい話であり、Windows 365であれば、元々が仮想デスクトップサービスなので、簡単かつ安全というのが、本サービスのメリットという事になる。

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オリジナルを超えるM1版Mac

これが本当ならMicrosoftもイヤになってくるんじゃないだろうか?

Arm版Windowsの起動

Apple幹部がM1版MacにおいてArm版Windows10の動作が技術的には可能だという事を認め、実現できるかどうかはMicrosoft次第だ、とライセンスを提供するかしないかの問題のみである事をコメントした後、実際にソフトウェア開発者がM1版Mac上で仮想化したArm版Windows10の動作に成功した、と報告された。

開発者のアレクサンダー・グラフ氏によって、動作した事が確認されたワケだが、その動作は「きわめてキビキビしている」という事だった。
その方法は、オープンソースの仮想マシンエミュレータ「QEMU」にカスタムパッチを適用して、OS X Yosemiteで追加されたハイパーバイザ型の仮想化フレームワークで仮想化する、というアプローチだという。
QEMUはホストCPUで直接ゲストコードを実行することでネイティブに近いパフォーマンスを達成するエミュレータだが、この組合せでM1版Mac上でArm版Windows10を動作させた場合、x86アプリケーションをRosetta2ほどではないにしても、かなり近い速度で実行できるらしい。
最も、現段階ではまだ初期段階であり、安定しているかどうかは別モノの話なワケだが、こうして動作した以上、気になるのはそのベンチマーク速度という事になる。
開発者アレクサンダー・グラフ氏は、この方法で必要になるカスタムパッチをメーリングリストに公開しており、誰もが利用可能な状態にしている。となれば、やはりベンチマークに挑戦するものが現れた、というワケである。

気になるベンチ

挑戦した一人がGeekbench 5により測ったところ、M1搭載Mac上の仮想化Arm版Windowsのシングルコアスコアは1288、マルチコアスコアは5449になったそうだ。
単にこれだけでは比較対象がないのでわかりにくい話なので、ここにMicrosoft製品である、第2世代Surface Pro Xのスコアと比較すると、Surface Pro Xはシングルコアスコアが799、マルチコアスコアが3089という事が判明した。
ちなみに第2世代Surface Pro Xに搭載されているプロセッサは、MicrosoftがカスタムしたSQ2という、クラス最速を謳っていたコアである。
今度は逆にx86版のGeekBench 4を実行して調べて見ると、M1版Mac上の仮想Arm版Windowsはシングルコアスコアが2533、マルチコアスコアが8917となり、Surface Pro Xはシングルコアスコアが2019、マルチコアスコアが6646と、やはりM1版Macが圧倒的に勝ってしまうようである。
もちろん、これはまだ実験レベルの話であり、多数のユーザーが実行して同様の結果が出た話とは異なるので、このスコアが絶対的な結果というには速すぎる。
DRAMまで統合している事の強みだが、M1プロセッサのその性能の高さが非常に高いレベルで優位であろう事は読み取れる結果だと言えるかも知れない。

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Xbox Series S、価格が下がる

どう考えてもPS5デジタルエディションへの対抗製品。価格は二の次、普及第一戦略の行き着いた先の結果だと思う。

発売前に価格改定

Microsoftが次世代ゲーム機である「Xbox Series S」の価格を32,980円から29,980円へと価格改定した。
発売前にも拘わらず、価格改定に踏み切った理由は、おそらくPlayStation5デジタルエディションを意識したものと思われるが、もともと米国では299ドルでの発売だった事を考えると、上位モデルと同じく1ドル100円レートでの販売に踏み切った、という流れである。
絶妙な価格設定これで「Xbox Series S」は、ほぼNintendo Switchと同額になったわけで、次世代ゲーム機としてはハードルがまた一つ下がったと言えるが、ここ最近のMicrosoftの日本市場への力の入れ具合は今までとは全く異なるものである。
遊び放題サービス Xbox Game Pass を国内投入し、日本も米国と同時発売したりと、日本市場を今まで顧みなかった状態とは真逆を進んでいる。
米国市場は昔から価格最優先で見ているユーザーが多く、次世代機でも安いとなると、スペックを重視しない層を多数取り込めるチャンスがある。
つまり、こういう事である。
「PS5もXboxも高いヤツと安いヤツがあって、安いヤツは両方ともディスクレスになっている。でも安いヤツで比べるとPS5は399ドルだがXboxは299ドルだ」
このような考えで解釈すると、ならXbox Series Sを購入しようか、となるわけである。
そうした流れを日本の中に求めたのかどうかは定かではないが、日本国内にもそうしたスペックというよりは価格で次世代機を見ている層がいるだろう、という観点から、PS5デジタルエディションと明確な差を付けるために価格改定した可能性がある。

本当の狙い?

あと、私がXbox Series Sを見て思ったのは、言うほど4Kという解像度を必要としている層がいるのか? という事である。
未だにフルHDで十分と、テレビそのものを4Kにアップデートしていない家も多いハズで、そういう人にしてみれば4Kの能力は不要だったりする。
ならフルHD、もしくはWQHDレベルの解像度を処理できるぐらいの性能で廉価版があれば、そちらの方がマッチングする、という人は結構な数になるのではないかと思う。
Xbox Series Sは、まさしくそうした層を狙ったモデルで、Microsoftはそもそも性能で勝負を仕掛けていないような気がしてならない。
そしてMicrosoftの本当の狙いは、PlayStation Plusのような有料会員の獲得にあるのではないかと私は思っている。
たとえば、PS5に関して言えば、PlayStation Plusに加入する条件としては通常版であろうとデジタルエディションであろうと無関係である。いや、もっといえばPS4でも良いのである。
Microsoftからすれば、遊び放題サービス Xbox Game Passに加入してくれるユーザーが増えれば、継続して売り上げられる事になるので、ハードウェアで一定の逆ざや状況になっても回収できると踏んでいるのかもしれない。
ハードの普及によりサービス加入者の増加を狙う、という路線ではないかと私は見ている。

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Xbox Seriesが発表

Microsoftの次世代ゲームコンソールである「Xbox Series」の情報が出てきた。思わぬ2機種構成でちょっと驚いた。

Xbox Series S

情報がリークしたので急遽正式公開となった…のかどうかはわからないが、Microsoftから突然「Xbox Series S」という機種が発表となった。
何でも、情報のリークはとてつもなく大規模なもので、トレーラー自体が流出してしまうという状況から、その数時間後にMicrosoftがその情報を肯定、正式発表となった。
現行機種であるXbox One Sなどとは明らかに違う、間違いなく次世代のハードで、そのアーキテクチャラインは間違いなくXbox Series XというMicrosoftが元々情報を出していた機種の廉価版、エントリーグレードといえる機種になる。
最大の特徴はXbox Series Xと比して60%という小型化されたサイズで、史上最小のXboxとされる。この小さな筐体の中に512GBのNVMe SSDを搭載、フルHDの120fps表示、レイトレーシング、Variable Refresh Rate、Variable Rate Shading、Xbox Velocity Architecture、Quick ResumeなどのXbox Series X譲りの機能を詰め込んだものになる。
4K表示はアップスケールでの対応となるので、この辺りが上位機種であるXbox Series Xと異なる部分になる。また本機はディスクレス仕様で、コンテンツはダウンロードのみで提供される仕様になっている。
これだけの機能のものを、価格的には299ドルで提供する、というのだから、Microsoftからすると戦略的モデルというほかない。おそらく、ビジネス的には逆ざや(売れば売るほど赤字が増える)グラフを描く製品になるだろうと考えられる。

Xbox Series X

エントリーモデルの情報リークから、本命の価格までもが脅かされたので、こちらも価格は正式発表された。
絶妙な価格設定発売日は11月10日で、価格は499ドルとなる。米国では9月22日から予約を開始する予定で、日本も米国と同じTier 1の販売国となる予定だが、日本国内での発売日及び価格は依然として発表されていない。
499ドルという価格を、搭載される機能やスペックから予想すると、こちらも間違いなく逆ざやグラフを描く設定だろうと予想される。
売れば売るほど赤字になるが、その分プラットフォームを強化する事でソフトウェアで資金を回収するというモデルである。
しかも今回はエントリーモデルであるXbox Series Sも同じプラットフォームで使われる可能性があるので、Microsoftとしてはユーザーさえ獲得できれば、ビジネス的には将来は是正され、適正化していくと予想しているものと想われる。
スペックはいろいろなサイトで言われているが、12TFLOPSの処理能力を持つビデオ性能とレイトレーシング機能を持ち、4K画質で120fps表示が可能とする性能を持つと言われている。
基本的にはサブスクリプションサービスとなるGame Pass Ultimate(月額24.99ドルの24ヶ月縛り)との組合せで資金回収するつもりと予想される。というのも、このサブスクリプションにElectronic Artsと提携してEAのタイトルのサブスクリプションサービスをビルトインするとしていて、ユーザー加入を促進するものと予想される。
日本やアジアではまだどうなるのか正式発表されていないので、このサプリスクリプション含めて未定ではあるが、Microsoftとしては米国市場を掌握できれば何とかなる、という思いがあるのかもしれない。

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プロダクトキー問題

初めてMicrosoft Storeで買い物をした。そして…その買い物は上手く機能していない。

プロダクトキー

先月購入した13インチMacBook Pro 13 2020に、Parallels Desktopをインストールした話を8月11日にBlog記事に書いた
その際にも、手順ミスでWindowsのインストールに手間取ったが、何とかインストールできたので、今度はそれに対してアクティベートする必要がある。
もちろん、Parallels Desktopに関しても試用期間は14日しかないので、どこかのタイミングで正規版を購入してアクティベートする必要があるワケだが、Amazon.co.jpよりParallels Desktopの通常版パッケージを購入したので、そちらからアクティベートを開始した。
Parallels Desktopに関してはいたって簡単。MacOSでWindows10を起動させる際、Parallels Desktopのキーを購入するか入力するかを促す画面が出てくるので、そこから購入したパッケージに入っていたキーコードを入力するだけで、アクティベート完了。実にシンプルである。
次に、起動したWindows10 Homeは、同じようにアクティベートされていない旨の警告が表示され、Microsoft StoreからWindows10を購入するか、プロダクトキーを入力するかを促される。
この画面から「Windows10 Homeを購入する」あるいは「Windows10 Proを購入する」とすると英語のMicrosoft Storeに繋がってしまうので、そこでは購入せず、日本語サイトのMicrosoft Storeから、Windows10 Proを購入して、そこのプロダクトキーを入力する事にした。
今回、Windows10 Homeでも良かったのだが、リモートデスクトップを使用する可能性を考えてWindows10 Proをインストールする事にした。
で、結論。
Microsoft Storeで購入したWindows10 Proのプロダクトキーを入力したのだが、その後、HomeからProへと機能拡張する必要があると出たので、そちらを選んだところ、今はそれができない、という表示が出て、結局Parallels Desktop上のWindows10のアクティベートは完了せず、しかも再度プロダクトキーを入力したところ、そのプロダクトキーは使用出来ない、と言われてしまった。
コレ、どうするんだよ?(-_-;)

情報が食い違っている

Microsoft StoreのWindows10のページを見ると、ちゃんとWindowsもしくはMac1台にインストールできる、と記載されている。
だから購入したOSをMacで使用する事そのものは問題がないし、Microsoft側もそのような使われ方を想定している。
念の為、Microsoftアカウントのページに行くと、私のアカウントに紐付いた内容で、デバイス管理を見たところ、Macが表示されていて、「Parallels Virtual Platform」という名称で仮想OSとして登録されていた。しかし、そのエディションはHomeになっている。
Microsoftよ…何がどうなってるのだ?しかし、実機のMacBook Pro上で動作させているWindowsはHomeでもアクティベートされておらず、Microsoftアカウントの情報とも合致していない状態になっている。
アカウント管理上での情報と、実機での情報で一致しているのは「Parallels Virtual Platform」で登録されているという事のみで、しかし実機ではその登録通りにアクティベートもされておらず、しかも購入したPro版にはなっていない、という、実にMicrosoft側の問題ではないか? とすら思える不具合状態になってしまっている。
ココまで来ると、Microsoft製品そのものに対しての不信感しか生まれてこないのだが…。

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