HDDがカッツンカッツン…

昨日からイヤな予感はしていた。
PCを起動していると、ケースの中から「カツン、カツン」などという、普段あり得ない音がしていたのである。
心の中で「あ、きてしまったか…」と思っていたのだが、その影響が即座に来るとは思っていなかった。
この音がする時というのは、殆どがHDD関係の問題だ。
しかも物理的な事が多い。
要するに、クラッシュ寸前というヤツだ。
すぐにクラッシュするわけではない。言わば、この音は警告音のようなもので、これを放置しすぎるとホントに壊れる。
まぁ…経験上の話である。
で、あまりにも音が激しいため、試しにマイコンピュータを開いてみた。
すると…マウントしているHDDが一つ、認識していなかった。
orz
考えていたよりずっと早い展開で事は進んでいたようである。


マイコンピュータを何度か開いたり閉じたりしていると、消えていたHDDアイコンがふと表示された。
今のウチにデータを別のところに待避するかとアクセスしたら、今度はExplorerがフリーズした(爆)
まぁ、予測していた事ではある。
フリーズしたので、タスクマネージャかフリーズしたExplorerを強制終了させようとしたが、結果的に何の反応も示さなかった。
こりゃ本格的にまずいぞと思ったが、時既におそし。
もうリセットボタンを押すしかない所まで来ているようだった。
仕方がないのでリセットボタンを押し、再起動を試みるが今度はOSが立ち上がらない。
マヂかっ!?
多分、デバイスを認識する際に壊れたHDDを認識しきれず、延々とアタッチしているのだろう。
これは困った…と思ったが、結局は立ち上がるのを期待するか、WindowsのブートROMを光学ドライブから起動するしかない。
ブートROMを出すのが面倒だったので(ぉぃw)、とりあえず起動する事を期待して放置してみた。
すると…運良くWindowsが認識がうまくいかないHDDをチェックディスクし始めた。
これは思いっきりLuckyだったとしか言いようがな…いや、普通こうなるか(爆)
チェックディスクで異常が出るHDDがチェックされると、異常が出ている事がズラズラと画面に出てくる。
カタコトの英語も理解できない私は、あーなるほど、とテキトーな相槌を打つ。どうも不良セクタが出ているような感じで、物理的な問題ではないような感じだった。
結局、チェックディスクによって修復されたHDDは、その後何の問題も無いように認識され、今も普通に稼働している。
ただ、HDDが消耗品である以上、このような問題が出たならば新しいHDDに換装するのが良策だ。
なのでこういうときの御用達であるドスパラで、1TBのHDDを通販する事にした。購入するHDDはもちろんWestern Digital製のものである。
とりあえず、しばらく今のHDDを使っていても問題はないだろう。
しかし、こういう変な挙動をしたら、やはりHDDは交換した方がいい。
メーカー製PCなどを使っている人はHDDの交換に抵抗があるかもしれないが、HDDは明かに消耗品であり、本来バルク状態であれば購入後10ヶ月しか保証されないのである。
流石によほど悪い個体に当たらなければ数年は持つがそれでも5年くらい経つと壊れる方が普通だ(もちろんもっと長持ちするケースもある)。
今ではバルクで8,000円ちょっとで1TBモデルが購入できるため、ヤバイと思ったら交換する時期と考えた方が賢明…と今余裕が多少ある私は思っている…生活に余裕がなければその8,000円が出ないのだが。
何はともあれ、あとはHDDが届くのを待つばかりである。
320GBから1TBへの換装である。
またディスク容量が増えることになるが…多分そんなに経たないウチにまた一杯になるだろう(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    カッツンカッツン、キチキチ、カリカリ…。
    HDDの悲鳴って怖いですよねw
    私も過去に2~3台物理的に寿命を迎えたHDDがありましたが、この音が断末魔なのかどうか分からないところが一番怖いです(いつかは壊れますがw)。
    20回以上もOS再インストールしたHDDは不良セクタが64MByteを越える壊れっぷりでしたっけ。
    つい最近1TByte×2を買いましたが、信頼性に欠ける古いDVD-Rにバックアップしたデータを復旧させたらあっという間に半分埋まりましたw
    買い足さないとだめかも…。

  2. 武上 より:

    今回、ウチのHDDは物理的な破壊ではないようです。
    ディスクチェックを通したところ、その後は普通に稼働しました。
    再フォーマットしてセクタの選別をしない限りは安心できないので、
    新HDDには交換しますが、
    フォーマット後も別ドライブとして使用する事はできそうです。
    ウチには…使ってないCPU(E6700)、320GBのHDDが
    残る事になるのですが…
    これってサブPCを組めって事ですか?(爆)

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