Flash非対応にはちょっと困りもの

 先日、自分のサイトをiPhoneで見てみたら…YouTube以外の動画が見られないという事に気がついた。
 ああ、iPhoneってFlash非対応だったなと、その時に思い出したのだが、その時まではFlash非対応である事など全く気にしていなかった。しかし、いざ自分がそういう場面に出くわすと「何でiPhoneはFlash非対応なんだよ!」と激しく突っ込んでみたくなった。
 Appleの見解では、Flashのセキュリティホールを気にしてFlashに代わるHTML5を採用する(している)そうだが、それは未来の話であり、今の話ではない。
 今はまだまだFlashは圧倒的な強さを持っているし、コンテンツを作る側もFlashに慣れている。
 AppleはAdobeのFlashのセキュリティホールを気にしているが、Apple製品も言っているほどセキュリティホールがないわけでもない。今更Flashのあげ足取りやって何をしたいんだろう?
 と、自分が対応サイトを作れていない事を棚にあげてFlash非対応である事を非難した訳だが、blogエンジンにしてもFlashでない動画をアップするための手法はどんな方法があるのか? という所が不明。
 自分のサーバ領域に置いたMovable Typeなどのblogエンジンであれば、JW Playerとかで対応できるだろうが、私が使っているJUGEMなどの場合は、果たしてどうやればいいのやら…。
 おそらく、blogサービスを行っている他の所も同じ問題があるのではないかと思うが、この世からFlashを使わない方向に持っていくためには、いろんな所が対応していかないとそうはならない。
 iPhoneやiPadの為に、そうしたベクトルをAppleは与えたわけだが、そのベクトルが強いものなのかどうかも今後に大きく左右してくる。

 MMD研究所が10月21日に「スマートフォンの所有率、及びスマートフォンユーザーのインサイト調査」と題した調査結果を発表したが、やはりFlash非対応が問題とユーザーは認識している。おサイフケータイの使い勝手をスマートフォンに求める要望もあるが、世界的に汎用させるにはかなり厳しい要望ではある。日本のケータイキャリアが対応製品を投入する(実際している)が、おそらく世界に向けての機種ではなく、国内ベースの製品になってしまうだろう。
 そうなると、全世界に同じハードウェアを展開しているAppleは国内外にまだまだ圧倒的な強さを見せるだろうから、日本市場だけの為にいろんな事はしてこない。結局ガラパゴスはガラパゴスと割り切るしかない訳だが、Flash対応は日本だけの要望ではないだろうから、Appleがより良い柔軟性でもってユーザーに接してくれれば解決できる問題なのではないかと。
 何はともあれ、ちょっとblogなんてサイトを運営している以上、動画が普及機で見られない状態があるという事に強く抵抗感を感じている。
 何とかしたいと思っているが、対策が見当たらないため、難儀している。
 JUGEMで動画を公開する方法、知ってる人がいたら教えてください。
 …YouTubeとかニコ動にアップしてリンク…なんて方法はナシって事でw

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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