イシュガルドへの準備

FF14の拡張キットである蒼天のイシュガルドの準備が整った

PC&PS4で準備完了

…とは言っても、PC版はまだ製品が手元に届いていないため、予約が完了している、という意味である。
PC版はAmazon.co.jpでFF14の基本プログラムと蒼天のイシュガルドがセットになったものを購入した。これについては以前このBlogにも書いている。
今回新たに対応したのはPS4版で、先日からPS StoreでようやくDL版の販売が始まったのである。
私はPS4版に関しては基本プログラムもDL版を購入している。今回の蒼天のイシュガルドをDL版として購入したのは、この流れの一貫である。
PS Storeで予約購入という形かと思ったら、いきなりダウンロードが始まるという予想外の流れになった事に驚いたが、おそらくは基本的なプログラム自身は既に完成していて、あとは修正パッチをアーリーアクセス前に配付するという方法なのかもしれない。ちなみにCE版だと購入タイミングで特典インゲームデータもインストールされる(私が買ったのはCE版)。
データがダウンロード、インストールされていても、当然イシュガルドには行けないとは思う。…私はメインクエストをそこまで進めていないので確認ができないのである。

占星術師が気になる

今回の蒼天のイシュガルドで追加になるジョブは3つ。
暗黒騎士と機工師と占星術師である。
暗黒騎士は盾を持たない両手剣騎士で、機工師はメカ専門の銃使いである。どちらも魅力的ではあるものの、私が一番気になるのはやはり占星術師だ。

占星術というぐらいだから、やはり占い要素があるのか? というと、どうやら実に“占い”らしい「運」要素もありそうだ。但し、ある程度コントロールできるようなので、そこを上手く使い分ける事ができるかどうかが占星術師の見せ所になりそうな感じ。
基本的に占星術師はヒーラーに区分されるジョブであるため、白魔導師や学者と同じ要素を持つジョブではあるものの、占星術師ならではの部分はかなりプレイヤースキルを要する部分に思われる。
学者も同じように召喚した妖精を自在にコントロールする事ができれば非常に優秀なヒーラー&バッファーになり得るが、最悪妖精のコントロールができなくても妖精はAIによって自動的に回復を行ってくれる。学者が部分的にプレイヤーとして「楽」なのは、この自動活動をしてくれるという事に尽きるのだが、占星術師はこの部分のほとんどをプレイヤーが補う事になる。占星術師が面白そう占星術師には「カード」というものがあり、このカードを30秒に1度「ドロー(引く)」する事でそのカードの効果を発動させる事ができる。但し効果発動はあくまでもドローしたカードを使用した時だけだから、自動発動する事はない。
つまり、少なくとも学者よりはずっとプレイヤースキルを要するのではないか? と考えられる。

カードゲームファンには面白いかも

この占星術師が扱う「カード」は、何も「ドロー」するだけではない。
他にもドローしたカードを捨てて次のカードの効果を強化する「ロイヤルカード」、ドローしたカードを一端キープしておく「キープ」、カードを即座にリドローする「シャッフル」という技もある。これらのスキルを組み合わせる事で、自分が狙っているカードを出せるようコントロールする事ができるのである。
コントロールする、という事は、この時点で結構なプレイヤースキルが必要になる。何しろ、このかーどの扱いをしながらヒーラー&バッファーとしての通常操作をするのだから。
学者の妖精のように自動発動するようであれば、カードを使う事を忘れて発動しなかった、なんて事はないだろうが、今の所これらは全てプレイヤー自らが発動させる必要がある為、プレイのハードルは学者よりは高いと言えるだろう。

他にも要素が満載

占星術師だけでなく、暗黒騎士も機工師ももちろん従来のジョブにはない面白さを持ったジョブだが、こうしたジョブだけが「蒼天のイシュガルド」の面白さではない。
既存ジョブもレベルキャップが60まで開放されていて、劇的な変化を遂げている。
PS4版のダウンロード&インストールが既に行われたと前述したが、既に基本的な所は完成されていて、今はそのレベル50~60までの追加されたスキルなどのバランス調整を行っているのだろう。そのバランスが取れた段階で修正パッチを配付、そのままアーリーアクセスへと突入するものと思われる。
それと、今の所「蒼天のイシュガルド」と同時にDirectX11対応クライアントが提供されるとされている。

DirectX11対応版は、FF14の吉田PによるとGeForce GTX760以降を推奨するという話である。もちろん、もっと下位のビデオカードでも動作はするのだが、推奨としてはGTX760という事のようだ。
私の環境で使用しているGTX670は…性能的にGTX760と同程度か僅か下回るといったところ。現販売製品でいうとGTX960がGTX760と同程度であるため、GTX970辺りが欲しい所である。
ただ…先日公開された「蒼天のイシュガルド」のベンチマークソフトをウチの環境で走らせたとき、最高設定であったにも関わらずスコアとしては6000超えだったため、そう慌ててビデオカードの交換という事にはならないだろう。ビデオカードそのものがDirectX11に対応していれば、負荷は以前より軽くなっている…というのが吉田Pのコメントにもあったので、ベンチマークソフトで悪くない結果がでるようであれば、それを信じるのが最も現実的と言える。

どちらにしても、この「蒼天のイシュガルド」でFF14はまた大きく変化する事になる。
どのように進化し、深くなっていくのか楽しみである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    最近プレイして無いですが、コレを機会に復帰しようかなと思ってます。
    タンカーの私にとって、やはり気になるのは暗黒騎士。
    盾が無い代わりに、ファイターの様にDPSを稼いでヘイト管理するジョブみたいですね。
    ただでさえヘイト管理、HP管理、位置取りや進行等やることが多いタンカーに、MP管理が必要になるとか。
    暗黒を使ったスキルがゴッソリMP消費するとかで、テクニカルさはかなりのもの。
    取りあえず作るけど、しんどそうだなぁ…(´д`)

    • アバター画像 武上 より:

      私もプレイしていると言ってもクラフターやギャザラーばかりで、メインクエストは全然進んでませんよ。
      未だに真・蛮神戦もクリアしてないしw

      暗黒騎士はナイトよりも攻撃的…というわけではないようです。というのも、ナイトも50以降に追加されるスキルで変化するようなので、とりあえずどちらもレベルを上げていけば良いのではないかと思います。あと戦士も頑張ってみるとか…って全部タンカーですなw

      私は相変わらず全ジョブ完遂を目指して地道に進めていきます。基本、ヒーラーですけどね。

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