仮想化を勉強中

システムエンジニアじゃないけれど。

結局私か…

今、会社の管理システムの関係で、サーバの仮想化を勉強中だったりする。
もっとも、専門家ではないので、完全無比なまでの知識を身に付けてどうこうする、という事はないのだが、今までのシステム構築や管理が杜撰だった事もあって、今回新規に立ち上げるシステムは、それなりの未来性を考えた構築をする為に、私が勉強中、という事だったりする。
そもそも、私がシステム管理者をやっている事そのものが、危うい橋を渡っているという事を会社側は理解していないのかもしれないが、私より詳しいものがいないという、唯それ一点によって、私が勉強せざるを得ない状況になっている。
…私の仕事とは一体何なんだ?(-_-;)

受発注と在庫を管理していたシステムがダウンして、既に1年以上が経過したが、未だにちゃんとしたシステムの復旧に至っていない。
何故なら、何とか日常業務が運用できるレベルまで復帰させた事で、そのシステムで運用ができているからだが、どうせちゃんとした事をするならば、ちゃんとしたシステムを新たに入れた方がいい、という事から、今まで完全復旧を引っ張ってきているという現状がある。
だが、よくよく考えて欲しいのは、今立ち上がっているシステムは、あくまでも臨時で復旧させただけのものであり、冗長性も何もあったものではない。が、誰もそこに危険性を感じていないのか、危ういまま運用してしまっている。
私からすると、今の運用方法では安心もできなければ保証もできないわけで、早い所、新サーバに生産管理システムくらいは入れてしまいたいところなのだが、会社側からは「基幹システムを見直せ」という、実に重いミッションを与えられてしまい、その中の一環として生産管理システムを組み込んでの立上げという方向で、今話が進んでいる。
…ホント、今の臨時サーバが落ちたらどうなるんだろう(-_-;)

既に私では限界…

で、今その基幹システムという実に幅広い内容で、システムの構築プランを計画している。
製造業で必要なシステムなので、生産管理システムはまず必要になるのだが、生産効率だの原価率だの受注率だのを生産管理システムで蓄積したデータで分析できる事はできるのだが、それを分析する場合、SQL Serverのデータとして排出するだけだと、社内の人間で分析しきれない事から、別のシステムが必要になる。
その為、独自の運用が可能なシステムを開発したりする事になるのだが、別のシステムを混在させる場合、ハードウェア的には一つのシステムの中に複数のシステムを混在させるのは、あまり良い方法とは言えない。最近はこの部分を仮想化したシステムで複数のシステムを走らせ、別々のシステムとして運用していくというのがトレンドらしいのだが、こういった事を計画・設計していくとなると、どうしてもある程度仮想化の知識と、それに伴うネットワークの知識が必要になる。
今まで、個人レベルではいろいろと知識を溜め込んではきたが、これが企業レベルのちゃんとした知識となると、もう今の私のレベルでは全く足りない知識になる。
そこで仮想化の勉強を始めたわけだが、中々にして難しく、私の理解を超え始めた。
しかも、こういったシステムを構築していくにあたって、Server OSの知識も必要になるし、そのOSのライセンスの知識も必要になったりする。
アプリケーションレベルの話をすれば、今度は同時アクセスできるCALの事を理解しなければならないし、最終的にはそれらを理解した上で、徐々に足りなくなるIPの解決方法を知る為にネットワークの知識も必須になる。
一体私は何屋になろうというのか?(爆)
正直、守備範囲が広すぎて付いていけなくなってきた(-_-;)
ここまで広いと、一つ一つのワーキングクォリティが下がり続ける事になるのだが、このあたりは、誰が面倒を見てくれるのだろうか?

中小企業

まぁ、中小企業ではこういった事がよく起きるというのはもちろん理解はしている。
結局やるしかないからやらざるを得ないワケだが、やればヤルほど深みにはまり、理解も追いつかないまま進行させるしかなくなるワケで、それで良好な結果は中々にして難しい。
何かこう、どうせやるなら、独学でなく、システム管理者としての知識をちゃんと専門的に勉強したいとも思うのだが、実際にはそんな時間も労力も掛けられないわけで、結局また燻るのか…とモチベーションだだ下がり。
米国みたいに「仕事に人を割り当てる」という考えに至ってくれれば良いのだが、ウチでは完全に日本企業らしく「人に仕事を割り当てる」という、業務ブッキングを非常に起こしやすい業務割り当てが横行している。
このあたり、改善して欲しいのだが…無理なのかなぁ(-_-;)

とまぁ、マイナス的な事ばかり言っているが、自分でやらなければならない事は理解しているつもりである。
問題はそこに追いつく為にどうするか? という事を考え、実践しなければならないわけだが、おそらくそれを解決しようとしたら、きっと私の業務時間は一日あたり24時間では足りなくなる事だろう。
さて、どうしたものかいな…。

また悩む日が続くな、これは…(-_-;)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version