どう見てもジャパネットたかた社長？

どこかのタイミングで買いたいと思っていたソフトがある。
PS3の“みんなでスペランカー”である。
スペランカー(Spelunker)を知らない人はとりあえずココへ。
ファミコン版を始めてやった時の衝撃は今でも覚えている。
ゲームスタート時にゴンドラに乗っているのだが、そこからジャンプして降り立つのをミスして1ミス。
続いてすぐ右横の溝に落ちて1ミス。そしてその先にあった階段でジャンプして降りた際、自分の身長より高いポイントから落ちたと判定されて1ミス。つまりここでゲームオーバーだった。
何という難しさ。何という理不尽さ。でもその難しさが面白さに変わるまでにそんなに時間はかからなかった。
今のアクションゲームに慣れた人がプレイしたなら、多分途中でブチ切れるんじゃないだろうかというぐらいに難易度が高い…というか理不尽。
それでも、難しいからこそクリアしたくなる、そんな心理を見事に突いた作品といえるのが“スペランカー(Spelunker)”である。
そのスペランカーがリニューアルし、オンラインマルチプレイに対応したのが“みんなでスペランカー”である。

そしてこの写真に写っている赤いヘルメットキャラがその主人公である。
…どう見てもジャパネットたかたのCMに出てくる社長である(爆)

とりあえず公式サイトはココ。

元祖みんなでスペランカー公式
https://tozaigames.co.jp/products/gansospelunker/
(現在はPS4/Nintendo Switch用としてリニューアル済み)

PS3の有料ダウンロードコンテンツとして2,400円というプライスが付いているが、私からするとこの値段は妥当、もしくは安いかなと思っている。
感覚としてPSP版ソフト“勇者のくせになまいきだ”シリーズと同じレベルの価格、もしくはソレより安いぐらいが妥当な金額だと思う。
ただ、知らない人からするとこの2,400円は高いか安いかはなかなか判断できないと思う。
何しろ主人公はゲーム史上最弱の主人公と言われたほどのゲームである。買ったはいいが、遊べなかったらどうしよう…と迷うはずだ。
だがハッキリ言おう。2,400円分はキッカリ遊べるハズだ。
ゲームの難易度は、見た目のコミカルさやトリッキーさが十二分にカバーしてくれる。ミスしても「マジ？！」と驚きつつ笑い、そして次に挑戦しようという気にさせてくれるだろう。
何より、スペランカーでもっとも難しいと言われているロープ渡りを補正＆サポートしてくれる初心者機能が付いている。
ミスするからイヤな気分になるのではなく、ミスしたから次は何とかクリアしたいという気分になる。
こんなゲームは珍しいのではないかと思う。
ま、最初から最弱主人公ってのが分かってる段階で、ミスして当然みたいなところがあるのだから、気楽に行くしかないのである。
ちなみに。
私はみんなでスペランカー購入後初プレイで、2つ目のゴンドラに到達しなかった(爆)
いきなりジャンプボタンを押すタイミングをミスしてゴンドラから落ちるというバカみたいなミスをして、次にジャンプボタンと間違えて攻撃(幽霊を吹き飛ばすファンがついている銃)ボタンを押してゴンドラの中で一人戦闘したwww
ちゃんとジャンプしてゴンドラから下りたはいいが、やはり穴に落ちてミスしたし、自分で打ち上げたフラッシュに当たってミスもした。
まぁ、なんてお約束w
今回のみんなでスペランカーは、主人公が何mまで探索したかというのが一つのランキングになっているが、100m到達できなかったというのも笑い話にしかならないハズ。ま、私の初回プレイなんてのはそんなもんだw
PS3所有者は“みんなでスペランカー”を買うべきじゃないかなと思う。
2,400円を惜しんでこんな名作をプレイしないのはもったいない。
みんなでジャパネットたかた社長を操作して最深部を目指そう！(爆)