Monthly Archive: 11月 2010

目の前にはぐれメタルが現れたら…?w

 はぐれメタル。
 この名称を聞いて意味がわからない人はドラクエを全く知らない人だろうと思う。
 だが、少なくとも40歳以下の人なら半分くらいの人は知ってるんじゃないかと思うし、40歳以上でもドラクエ3以降をプレイした人なら知っているハズだ。
 はぐれメタルはあまり現れないレアモンスターでありながら、倒す事が出来れば大量の経験値を得られるという、実にレベル上げをするにあたって有効なモンスターだが、どんな攻撃ではクリティカル以外は1ダメージしか与えられない上になかなかヒットしないという、堅さ極上の代名詞でもある。まぁ、どくばりを使えば確実に1ダメージは入れられるが、倒しきる前に逃げられる事も多々あり、倒せればラッキー、倒せなければひじょうに悔しい思いをするモンスターである。
 だが、それはあくまでもドラクエというゲームの中での話。
 もし、リアルにはぐれメタルが目の前に現れたら、どうなるのか?
 こんなバカげた事を本当にやってしまった者が現れた。


 …まぁ、ホンモノじゃないから、いきなり攻撃するヤツなんかいないのは当たり前の話だが、街中でいきなりはぐれメタルと出会ったならば、私なら、体制として構えてしまう事間違いない。

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この動きをオンラインゲームで再現できるのか?

 私が今一番注目しているオンラインゲームは、まさしく“Blade&Soul”である。
 韓国NC softの次期主力MMORPGと言われている本作だが、正直、これが日本発でない事をこんなに悔やむ事はない。
 実によく動くし、何より演出を心得ている。残念ながら私はまだゲームプレイがどのようになるのかまではわからないのだが、プロモーションビデオを見ている分だと、どうやってゲームとして動かすのか、未だに疑問に思えてくる。
 それほどまでにいろんなアクションがあり、またそれ故に多彩な戦術に変化する事が予測される。
 これをどうやってMMORPGとして成立させるのか? アクション含めて疑問である。
 そんな“Blade&Soul”だが、11月18日から韓国で行われる、韓国最大のゲームショー“G-Star2010”で、プロモーションビデオがまた公開されるようだ。




 新たにAssassin(暗殺者)というクラスが登場する事が伺える。
 姿を消し、相手に攻撃を加えるような動きになるようだが、このムービーだけ見るとAssassinがあまりにも強力に見える。おそらくこれに対抗するようなクラスやスキルが登場するのではないかと思われる。
 これだけの動きをどう操作として再現するのかも気になるが、どういう問題があるにせよ、期待だけは高まる一方である。
 あまりにも時間をかけすぎ、また方向性が見えなくなって、最終的には開発凍結…なんて事がない事を、ホント、祈るばかりである。
公式サイト
http://www.bladeandsoul.com/

雀龍門2

 ゲームの中でも幅広い客層と根強い人気を持つものの中にテーブルゲームというジャンルがある。
 テーブルの上で遊ぶゲームという意味なのだが、要するにトランプを使用したゲームやオセロ、将棋、麻雀などである。UNOなどカードゲームや、モノポリーなどのボードゲームもテーブルゲームの中に含まれる事が多い。
 私はこのテーブルゲームというジャンルが昔から好きで、特に独特の雰囲気と面白さを持つボードゲームはかなり好きだったりする。しかし、ゲームそのものがPCやコンシューマ機など電源を使用するものが主流となった今では、ボードゲームがあまり流行らない。多人数が一堂に会さないといけないという制約も廃れていった原因かもしれない。
 まぁ、ボードゲームはそんな流れになっているのだが、電源を必要とする時代になっても、オンライン化でテーブルゲームはまだまだ根強い人気がある。
 特にオンライン化した麻雀などは人気が高く、こちらは4人が一堂に会さなくてもプレイできるという手軽さが逆に人気を呼び込んだとも言える。
 そんなオンライン麻雀ゲームの一つに、無駄に物理演算などを導入した雀龍門というゲームがある。私も過去数回プレイした事があるが、無駄に牌の動きを物理演算で計算していたり、手のグラフィックがリアルだったりして、麻雀とは全く関係の無い所に力の入ったゲームであった。
 その雀龍門が雀龍門2にアップデートした。

 …猫の手で麻雀。ありえないだろw

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3TBの世界に突入したHDD

 私が今のPCを組んだ時は、たしかまだ2TBのHDDが出たばかりの頃で、買うにしても高価だった時期だったと記憶している。
 その後1年くらいで2TBのHDDは1万円半ばくらいの価格になり、1.5TBのHDDが1万円を割り込みはじめた。
 随分と安くなったなぁと感じるとともに、大容量になったなぁと感じたものだった。
 さらにその半年後くらいになると、今度は2TBのHDDが1万円前後くらいになり、1TBのHDDは6,000円台に突入していた。
 さすがに1TBのHDDはそこからの価格下落はほとんど止まってしまった感じがあるが、2TBのHDDは現在7,000円台後半にまで落ちてきた。
 これらすべてバルクHDDの話ではあるが、それだけ大容量なHDDが安価に出回っているという事である。
 この価格下落の最大の原因は、やはりSSDの進出が大きいと言えるが、こうしたハードウェアは価格下落には底というものがあり、今の1TBのHDDなどは完全に底に到達した価格設定になっていると言える。
 詳しい価格動向はコチラに任せるとして、今のHDDがとうとうここまで来たという3TBの世界の話をしたい。

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マリシアスに見るゲーム市場の変化

 最近、ソーシャルゲームなどの影響でゲームの価格崩壊が始まっている。
 iPhoneをはじめとしたスマートフォンでのゲームがその火付け役とも言えるが、要するに多数の人間が購入する可能性を秘めた市場は、ゲーム価格が従来よりも安くても採算がとれる…という事なのだが、問題はソーシャル系ゲームは無料なんてのもあるわけで、そうなると従来のパッケージ販売におけるビジネスモデルでは太刀打ちできない状況になる。
 もっとも、そのパッケージ販売されるゲームとソーシャル系のその内容では、そもそもボリュームも違えば開発期間も違う。要するに最初の予算からして違うわけで、それを横一列で見るのは間違いというものだ。
 だが、残念ながら消費者サイドから見えているものが必ずしもそれと一致するかといえば、そうではない。
 ゲームというものの本質を問われる昨今において“おもしろさを感じるゲーム”が、イコール“予算の掛かっているゲーム”とならない。
 それ故、ゲーム開発は昔から比べて格段に難しくなっている。
 その中で、そんな事を本気で感じさせるゲームに出会った。
 マリシアス(MALICIOUS)。
 PS3のダウンロード専売のゲームで、その価格は800円。
 しかして、その内容はといえば、おそらくほとんどの人が800円は安い(お買い得)、もしくは安すぎる(大丈夫か?)と感じる事だろう。

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寒くなるとかからないエンジン

 11月も半ばにかけてくると、さすがに朝方は冷え込む。
 私の住んでいる山梨は、それはもう寒暖の差が激しく、それ故に特産物である桃や葡萄の生育に適しているワケだが、冬が近づくと朝方の冷え込みは北国並である。
 そんな冷え込みの中、ただでさえ始動性が悪いと言われている我がKSR110のエンジンは、当然の事ながらなかなかエンジンがかからないという状態になる。
 新車…とは言わないが、メンテを行い、交換部品は全て交換した上での乗り出しであるから、プラグも新品だし本来ならもっとすんなりエンジンが始動する環境にあるハズなのだが…そういうワケにはいかないのがKswasaki車(…いや、KSR110だけなのか?)である。
 キック始動であるため、まずキックをしなくても済むようにする、という方向性で、まずセルモーター化する話が浮上するが、それはもうまとまっているため、次は純粋に点火系を見直す必要があるのかもしれない。

 よく聞く点火系チューンに「電極プラグをイリジウムに変えると良い」というのがある。
 画像は、左がイリジウムプラグで、右がノーマルプラグ。明らかに電極の形状が異なる。
 イリジウムプラグは、一般的に“腐食しにくく低電圧でも強力に発火する”と言われており、しかも火花が発生する電極部分が一般のものよりも細くスパークが集中する事で着火性が向上する事から、全体的に安定した燃焼を可能にする。
 つまり、エンジンの始動時の付きの良さを向上したり、アイドリングを安定化する、と言われる効果が得られるらしい。
 …らしい、としたのはそこに問題があるから。
 良くなった、という声もあれば、変わらないという声もあるのである。

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ドミニオン

 ドミニオンと聞いて、何を連想するだろうか?
 まぁ、人によっていろいろだろうと思う。
 場合によっては天使階級第4位の主天使を連想する人もいれば、士郎正宗のコミックを連想する人もいるだろう。ミリタリーマニアならイギリス海軍のキング・エドワード7世級の戦艦を連想するだろうし、ガンダムSEED好きならアークエンジェル級2番艦を連想するだろう。
 とにかく人によっていろいろ連想するものが異なるくらい、ドミニオンという言葉は広く使われている。
 今回、私の言うドミニオンは、これらのどれでもなく、2009年にホビージャパンから40周年記念商品として日本語版が発売されたカードゲームの事である。

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筆鉛筆とは何ぞや?

 文具マニア…って程ではないが、文房具やオフィスサプライなんかに興味のある私にとって、この筆鉛筆なる鉛筆の存在を知ったとき、多少なりとも衝撃を受けた。
 というのも、この鉛筆、いわゆるJIS規格で定められた鉛筆の硬度である、9Hから6Bまでの17段階に存在しない、10Bというとんでもない柔らかさの鉛筆だからだ。
 6Bの鉛筆を初めて見た時にも「やわらかいっ!」と感じたのだが、要するにそれ以上の柔らかさなワケであり、どんだけ減りが早いのよ…と使わなくてもその消耗する姿が想像できてしまうくらいである。
 この筆鉛筆、その名前の通り、筆のようなトメ、ハネ、ハライが書けてしまう。というのも、その芯の太さが通常の約2倍である4mmもあるのだ。
 柔らかくて太い。
 この双方の特性が、トメ、ハネ、ハライを可能にしているのである。
 ちなみに、筆鉛筆そのものの外径は通常の鉛筆と同じであるため、普通の鉛筆削りで削る事が出来る。

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ちと古い仕様なのが問題で…

 先日からKSR110にて通勤し始めた。
 覚悟を決めて乗らないと、結局寒さに負けてKSR110で通勤しなくなるため、半ば自分に強制力を働かせてバイク通勤を慣行しはじめた。
 まぁ、距離的にそんなに長い距離ではないため、苦にはならないのだが、こうやって本格的に乗り始めると、今まで見えてこなかった“今一歩”な部分が見えてきた。
 一番大きな“今一歩”は、もちろんセルスターターでない事だが、これはもう解決済み。あとはメンテしてもらうのと同時にセルモーターを取り付けてもらえば済む事である。
 次に目立った“今一歩”が、実は些細な事だが結構めんどくさい、ウィンカー問題。
 KSR110のハンドル左スイッチには、ウィンカーとライトのHi&Low、そしてホーンとチョークレバーが付いている。このウチ、問題となるのがウィンカースイッチで、今時のウィンカーとしてはちょっと仕様が古いんじゃないの? 的なタイプだったりする。
 というのは、今時のバイクはほとんどがプッシュキャンセル式といって、右ないし左にウィンカーを入れた後、そのボタンを押してやるとスイッチが元にもどってウィンカーがニュートラルになるというスイッチが搭載されている。
 ところがKSR110のウィンカーは、未だに右にスライドしたら左にスライドさせて元に戻す、逆もまた然りという仕様。何で今時? と思えてくるぐらい古い仕様である。
 まぁ、そんな事を言い出すとチョークレバーがある時点で今時ではなくなるが(最近はキャブでなくインジェクションが多い為)、とにかくこのウィンカースイッチがめんどくさい。

 できれば、こんなプッシュスイッチ式にしたいところなのだが…

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ヘッドホンにこだわる

私は貧乏なクセに結構モノにこだわる所がある。
…いや、ホントに金ないから orz
でもPCで言えば、元パワーユーザーだったりするし、金回りが良ければほぼ確実に浪費するタイプである事は間違いない。
そんな私が、特にこだわっていたりするのが“音”に関する部分。但し、本格的にこだわって高級オーディオに走っている人からすれば、私など足元にも及ばない。
私がこだわる“音”は、コストパフォーマンスに徹している。つまり、今聞こえている音が値段分以上の価値を奏でているか? という所に集約される。
なので、アンプにこだわる事は最終的な話になる。このblogでも商品紹介としてDR.DAC2 DXというヘッドホンアンプを紹介しているが、コレは稀な事であり、まず最初に紹介するのは決まってヘッドホンである。
スピーカーをお薦めしないのは、日本の家庭事情でスピーカーでガンガン音を聞ける人は少ないだろうという考えから。私自身もそうだし、そんな高級なスピーカーで良い音を聞こうと思ったら、まずちゃんと音を聞くための部屋から考えないといけなくなる。それならば、耳元ですべてが完結するヘッドホンが、良い音場を作るもっともコストの掛からない環境となる。つまりそういう事である。
そんなヘッドホンの最近の主流はカナル型である。いわゆるイヤホンタイプのヤツで、最近は性能がうなぎのぼりによくなってきている。
そんなカナル型の中でも高級機と言われているのがShureというメーカーのもの。特に価格的に5万円以下で購入できるSE535というモデルは、手が出せる範囲の中のカナル型としては非常に高性能なモデルである(まぁ万人が手が出せるかといえばそうでもないが…)。
このShureのSE535は、バランスドアーマチュア型のモデルで、2ウェイのツイータ1基、ウーファ2基で構成されているマルチウェイタイプのモデルである。なんだか聞いているだけでスゴそうなヘッドホンに聞こえるが、実際スゴイ性能を持っている。
だが、このバランスドアーマチュア型でも必ずしも万能という事はない。それは音質もそうだし、コストもそうである。実際問題、もっと格安で作れるダイナミック型であっても、良い音は出せるのである。

(左奥「MDR-EX1000」右奥「MDR-EX600」手前「MDR-EX510SL」)
SONYがこの秋に発売した(する)3機種「MDR-EX1000」「MDR-EX600」「MDR-EX510SL」は、ダイナミック型のヘッドホンだが、バランスドアーマチュア型にも負けないぐらいの性能を秘めたモデルである(特にEX1000)。

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免疫低下からくる可能性

 今日、病院に行った。
 先日の11月3日に救急医療にかかった、顔面神経麻痺と思しき症状の再診である。
 救急外来にかかった時は、当直医が外科だった事もあり、平日に再診にくるよう言われていたため、今日正式に受診した、というわけである。
 ちなみに診察はいつもの担当医だったため、担当医からすると反対側まで顔面神経麻痺と同じ症状が出る事に多少驚いていたようであった。
 というのは、通常顔面神経麻痺というのは、ほとんどのケースで片側しか発症しないかららしい。もちろん、すべてが片側という事はなく、左右同時に発症するケースもないわけではないが、ほとんどは片側で、しかも片側が発症した後の半年以内に反対側が発症するケースはさらに稀らしい。
 稀なのにはもちろん理由がある。
 通常顔面神経麻痺、通称ベル麻痺は、免疫低下によってヘルペスウイルスが顔面神経を圧迫する事で発症するのだが、治療中は当然免疫低下の状態からある程度は回復しているはずであり、その状態で反対側が発症するケースは考えにくいのである。だから両側に発症する時はほぼ同時なのであり、片側治療中に反対側…というケースは可能性としては低いのである。
 で、私の場合だが…医師は発症経過時期から考えて脳梗塞の可能性は限りなくゼロに近いと診断、代わりに免疫が低下する何かしらの原因があるのかもしれない、という判断を下した。

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ビデオカード買いたいけれど…

 タイトルにある購買意欲は、実は私のものではない。
 とある知人の購買意欲…と言うわけではないが、知人からビデオカードは何を選んだらいいのよ? という質問を受けたので、それなら一度情報を整理してみようかと思い、考えてみた。
 といっても、大凡の情報はこのblogに今まで書き続けてきたものがベースなので、そこから予算別に掘り下げるくらいの話。
 まぁ、その予算ってのが一番の問題なワケですが。
 実のところ、個人的に感じている所では今ビデオカードは買い時ではない。
 というのは、NVIDIA、AMD共に新シリーズの全容が見えにくいからだ。
 NVIDIAは11月9日にGeForce GTX 580を発売するという情報があり、それは姿を見せる事になるが、それに連なる廉価版(もしくは機能省略版)の話が見えてこない。つまり、ハイエンドは見えていてもミドルレンジやバリューセグメントが見えてこない。
 また、AMDにしてもRadeon HD 69xxシリーズが控えているが、未だ革新的な情報が出てこない。挙句の果てにRadeon HD 7xxxシリーズの話が先行して出てきているほど。これでは正しい情報など探るべくもない。
 とりあえず、今分かっている所だけで考えても、NVIDIAもAMDもGPUのシュリンクが40nmと昨年と変わらないため、性能はいいところ1.5倍(平均すれば1.2倍程度)の上昇に留まるだろうと思われる。
 見えている部分と見えていない部分合わせて、今は情報が非常に混線している為、今市場にある製品レベルでどの製品がいいのか? という事を比較するしか道がない。
 私はいつも半年~1年先の状況を見ての最適な製品を考えているのだが、今回はその予測はできないという事を前提に、今買うとしたら…というifで話をまとめたい。

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