iPadの充電

 第3世代iPadを使い始めて1週間ほど経過したが、実に使い勝手もよく、iPhoneよりはずっと私に向いているという事がわかり始めた。iPhoneを電話として使用しない私からすると、たしかに画面がより大きいiPadの方が向いているのは間違いない。
 なので最近はiPhoneの出番があまりない。電話として使わない以上、電話は専用でdocomoのフィーチャーフォンがあり、モバイル端末としてiPadがあれば、iPhoneの存在価値がないに等しい。
 なので…iPhoneはあと1~2ヶ月で解約してしまおうと思っている。
 これも2年使った後の一つの決断である。

 で、そのiPadだが使い始めて実は不思議に思っていたことがある。
 それが充電に関する事で、iPhone4はPCのUSB端子に接続ケーブルで接続すれば同期と同時に充電してくれていたのだが、iPadは同期こそすれ、充電しないのである。
 今は、コンセントに差し込むUSB充電コネクタ(iPad同梱品ではない)を使用しているが、それだと充電できるのに、PCからでは充電ができない。
 Appleの製品だからPC充電できると安易に思っていたのだが…マニュアル等が海外版なので全くみていないのも問題なのだが、ずっと疑問に思っていた。
 ところがこんな製品が発売される事を知った。

 グリーンハウスから8月中旬に発売される、PCのUSBポートからiPadへの給電を可能にするUSBアダプタ“GH-UAD-IPADA”である。

公式サイト 製品情報
http://j.mp/OLseXQ


 通常のPCのUSBポートはの出力が5V/500mAという事は知っている。これでは電力不足になるという事でUSB3.0規格規格ではこの部分が強化
されたと聞いている。つまり、iPadはもっと電力を必要としている、という事なのだろうが…まさか5V/1,100mA程度必要だとは思わなかった。こ
れでは充電できるハズもない。

 この“GH-UAD-IPADA”を使えば、充電と同期を切り替える事も可能らしい。
 切り替えは本体上部のボタンで行い、本体横のランプの色で充電モードなのか同期モードなのかがわかるようになっている。
 これはこれで一つあると便利なアイテムかもしれない。必ずしもコンセントがある環境ばかりとは言えないし、何よりUSBの方が私の場合はコンセントより多く出会う生活をしている。

 だが、一つ疑問に思うことがある。
 もともとPCのUSB端子は前述したように5V/500mAという仕様のハズである。
 なのにこのアダプタは仕様として最大入出力がDC5V/1.4Aとなっている。仕様はイイとして、入力がPCからの5V/500mAなのに、どうしてiPadに充電できるんだろうか?
 電気の事にあまり詳しくないから疑問に思うだけなのかもしれないが、ひょっとしてiPadが要求する電力がなくても、その相手側の出力キャパシティがiPad要求分あると認識できれば、5V/500mAでもゆっくりながら充電できる…という事なのだろうか?
 電気関係に詳しい人、教えて下されm(_ _)m

 何はともあれ、私の生活がiPadによって変わりつつある。
 iPadを快適に使えるようにする為に、こういうアイテムを持っておく方がいいのかもしれない。ちなみにバッテリーの消費はiPhone4よりはゆっくりかもしれない。
 ただ、通信を頻繁に使うと減りが早いのはiPhone4と同じ。Siriなんか使うときっとあっという間に減っていくんじゃないかと思う。
 たしかiOS6ではiPadでもSiriが使えるようになるらしいが…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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